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カフェ・ド・ランブルのコーヒー豆「スマトラ」を飲んだ感想を正直に述べる

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200gで32,400円という破格の超高級コーヒーを飲んだり、おいしいコーヒーを飲むために自分で焙煎(ばいせん。生豆を焼くこと)も行うコーヒーブロガー山口が、東京・銀座の名店カフェ・ド・ランブルに訪れ、「スマトラ(深煎り)」というインドネシア産のコーヒー豆を自宅に持ち帰って飲んでみたので、味の感想を正直に述べる。

カフェ・ド・ランブルといえば、コーヒーを語るうえでは外せない歴史ある純喫茶で、創業1948年の老舗である。

店舗では、コーヒー豆を10年以上寝かせた「オールドコーヒー(エイジングコーヒー)」が味わえるのが特徴で、僕もいただいてきたが正直、特別に美味しいコーヒーだとは感じなかった。

しかし、店舗で購入したグァテマラ産の豆を自宅に持ち帰って飲んだ時は、値段に見合った満足度の高いコーヒーであった。※レビューはこちら

今回飲んだスマトラは、グァテマラを超える美味しさは感じなかったが、カフェ・ド・ランブルでの豆購入を考えているなら参考になる記事であると自負しているので、最後まで読んでほしい。

カフェ・ド・ランブルの「スマトラ」

カフェ・ド・ランブルで楽しめる10年以上エイジングを行ったコーヒーは、多くのお客さんに提供したいという理由から豆販売は行っていない。

よって、こちらの「スマトラ」はエイジング期間10年未満のコーヒーということになる。

また、カフェ・ド・ランブルでコーヒー豆を売ってもらうには、「ネルドリップで飲むことが条件」と公式ホームページに記されている。

しかし実際は購入する時に「ネルドリップで飲みますか?」などと訊かれたりはしないので、どなたでも購入することができるだろう。


▲先日飲んだグァテマラと同じく、豆の粒は均一にキレイに揃っており、焼きムラや欠点豆も見られない。

芯からしっかり焙煎されたスマトラ(マンデリン)は、ただでさえスクリーンサイズ(豆の大きさ)が大きいのに、より一層ふくよかな見た目に仕上がっている。個人的には非常に美味しそうな見た目に感じた。これは期待も高まるというもの。


▲ちなみに左がスマトラ、右がグァテマラなのだが、スマトラ(マンデリン)はコーヒー豆のサイズがこのように大きいのが特徴。

スマトラの値段(税込)

870円

スマトラの容量

100g

スマトラの生産地

インドネシア

スマトラの焙煎度合い

フルシティロースト(深煎り)

スマトラの風味を5段階でみる

「スマトラ」を3つの方法で飲み比べ


▲左から
・HARIO(ハリオ)V60ドリッパー
・HARIO(ハリオ)ウッドネック ネルドリッパー(丸太衣料(マルタ)4枚接ぎネルフィルター)
・bodum(ボダム)フレンチプレス

今回は、まずペーパードリップの定番であるハリオV60で抽出して飲んでみて、さらに美味しく飲むために、ほかの2つのコーヒー器具を厳選した。

こんな感じで豆を挽いたりしました

豆の挽き具合:中挽き(カリタ・ニューカットミル:ダイヤル3にセット)

豆と湯の量:16g 160cc

お湯の温度:85℃

その他コーヒー器具:タカヒロ製コーヒードリップポット雫 0.9L

HARIO(ハリオ)V60ドリッパーで抽出

中挽きにしたカフェ・ド・ランブルのスマトラを、ハリオV60ドリッパーにセットし、タカヒロ製ドリップポットで静かにお湯を落としていく。

すると、コーヒー粉はグァテマラほどではないが、ドーム状に膨らむ。これは「そこそこの鮮度」であることを示している。

さっそく一口飲んでみると、これまであまり飲んだことのないスマトラの味わい。

最初の一口目は、強くシャープな苦味が舌に染み込み、次にじんわりと甘みが口に広がる。

少し間を置いて、もう一口飲むと、今度は苦味と甘みが絶妙にバランスを取り合っているせいか、苦味が感じられない。

さらにもう一口飲むと、今度は黒蜜のような甘みが口に広がり、旨みが余韻が残る。

カフェ・ド・ランブルのオーナーである関口一郎氏が語っているように、本当に美味しいコーヒーというのは砂糖を入れなくても十分に甘い。

これは僕も以前からずっと述べてきたことだが、今回飲んでいるスマトラは舌にズシンと乗しかかるような重厚な甘みが印象的だ。

一方でコクやボディ感は強くないので、ミルクと合わせて飲むのはおすすめしない。

このスマトラは、一般的なマンデリンのような「ふくよかな」風味のコーヒーではなく、繊細な味わいのコーヒーなので、ミルクの強い風味にコーヒーの風味がかき消されてしまう。

カフェ・ド・ランブルのスマトラはブラックで飲んでほしい一杯である。

次は、フレンチプレスで抽出しよう。

フレンチプレスは、品質の高いコーヒーを飲むうえで絶対に外したくない抽出方法で、コーヒー豆本来の香味を最大限に引き出してくれる。

フレンチプレスで抽出

中挽きにしたカフェ・ド・ランブルのスマトラをフレンチプレスで抽出して飲んでみると、豆本来のナッツのような香味が強く感じられるようになった。

これまでの経験から、少し酸味も抽出されて味に広がりが出るかと予想したが、酸味はほとんど抽出されず、ハリオV60ドリッパーで淹れた時より少しあっさり目の味になった。

これはこれで美味しいが、最後に究極の抽出方法と関口さんも語る「ネルドリップ」を行う。

HARIO(ハリオ)ウッドネック ネルドリッパーで抽出(マルタ製ネルフィルター)

カフェ・ド・ランブルのスマトラをマルタ製ネルフィルターで抽出して飲んでみると、透明感のあるクリアな味わいの中に豆本来の甘みがあり、ナッツを思わせる香味が鼻から抜けていく。

黒蜜のようなしっとりとした甘い余韻が残る。

あまりに澄んだこの味わいは、ネルドリップとは思えないあっさり感がある。

そしてこの口当たりは、カフェ・ド・ランブルのお店で飲んだセレベス(トラジャ)に似ている。

あの時も、正直「濃厚と言っているわりに、あっさりしたコーヒー」だと感じたが、オールドコーヒーをネルドリップすると、ニュークロップの味わいとは一味違った印象に仕上がる。

まとめ

さて、今回はカフェ・ド・ランブルのスマトラを3つの抽出方法で飲んでみた。

個人的にはもっとも重厚な甘みを感じたハリオV60ドリッパーで淹れたコーヒーが、もっとも旨みがあって美味しいと感じた。

しかし、トラジャ・マンデリンの特徴である「ふくよかな味わい」とは異なる。スマトラ(マンデリン)に限った話をすれば、丸山珈琲の「スマトラ・セミウォッシュト深煎り」のほうが美味しいと僕は感じた。

そもそも、エイジングコーヒーは好みがハッキリ分かれる味なので、コーヒー豆の通販購入で失敗したくないなら別の豆をおすすめする。

100g870円を出せば、僕が普段飲んでいる土居珈琲や、丸山珈琲でも豆が買える。

僕が心からオススメしたいコーヒー豆は、つぎの記事にまとめたので参考になればうれしい。


コーヒーブロガー山口が厳選する本当に美味しいオススメのコーヒー豆


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プロフィール

こんにちは!

1日に最大14件のカフェをハシゴするくらい、コーヒーやカフェ巡りが好きなコーヒーブロガー山口です。

上の写真のとおり焙煎経験もありますが、僕はカフェオーナーでもなければ、カフェでのバイト経験すらありません(笑)

ただのコーヒー好きです。

いろんなコーヒーを飲んできた僕の経験が少しでも多くの人のためになればと考えて当ブログを開設しました。

コーヒー豆の通販サイトで買える「100gで16,200円もする超高級コーヒー豆」や「100gで700円以上のチョット高級なコーヒー豆」などのレビューをしています。

コーヒー豆をネット通販で買うときに参考になればうれしいです。

また、北海道をはじめとする全国にあるカフェのレビューや、コーヒー関連のニュースも配信中。