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スタバのパイクプレイスローストはまずい?自宅でおいしく飲む方法を徹底検証

投稿日:2018年2月27日 更新日:


スターバックスで長く販売されている定番コーヒー豆「パイクプレイスロースト」を自宅に持ち帰り、僕が所有する業務用コーヒー器具の数々を駆使して、なんとかおいしく飲むことはできないかと試みた研究レポートをお伝えしていく。

僕が以前書いた記事でスターバックスのコーヒー豆は自宅で飲んでも美味しくないことは、すでに実証済みだが、それでも「ギフトでいただいた」「福袋に入っていた」など様々な理由で自宅に眠っているかもしれない。

フレーバーシロップを入れれば美味しく飲めるのは事実だが、甘いのが苦手だったり「そもそも嘘くさいフレーバーのコーヒーなんて飲みたくない」ということもあるかもしれない。

そこで今回はオーソドックスにコーヒー抽出器具のみを変えて美味しく飲む方法を検証していく。また値段に見合ったコーヒー豆なのかという点についても言及していく。

まずは、スターバックスのパイクプレイスローストがどんなコーヒー豆なのか一緒に見ていこう。

スターバックスのパイクプレイスローストとは?


▲スターバックス パイクプレイスロースト(250g) 1,140円
※100gあたり492円(税込)

パイクプレイスローストは、ココアや煎ったナッツのようなほのかな香ばしさに、バランスのとれたなめらかな口あたりが特徴のコーヒーとのことで、一日を通して、また毎日でも楽しめるような飽きのこない味わいに仕上がっていると公式サイトには記されている。

100gあたりの価格は税込492円で、通常これだけのお金を払えば程々に満足できるコーヒー豆を買うことができる。価格的には有名コーヒーチェーンのドトールで購入できる豆と同じくらい。炭火焙煎珈琲で全国的に有名な南蛮屋のコーヒー豆も500円あれば購入可能。

焙煎度合い:スターバックスミディアムロースト
生産地 :テンアメリカ
加工方法:水洗式
キーワード:SMOOTH(なめらかな)
BALANCED(バランスの良い)
風味 酸味:MEDIUM
コク:MEDIUM
相性のよいフレーバー:ナッツ、チョコレート、シナモン

欠点豆の量が半端じゃない

スターバックスのパイクプレイスローストは250g入っているが、うち50gは欠点豆じゃないか?と思えるほどに欠点豆だらけ。

※欠点豆とはコーヒーの風味を損ねる、割れたり欠けたりしている豆のこと。これを一つひとつ手作業で取り除くことをハンドピックという。

このハンドピックを行って丁寧に取り除いていくが、気が遠くなる作業。「お金ならもっと払うからこんな作業したくない」という気持ちに駆られてしまう。

僕が普段飲んでいるコーヒー豆専門店では、このような欠点豆は一粒も入っていない。ほかの有名な丸山珈琲や堀口珈琲などのスペシャルティコーヒー専門店でも当然こんな豆は一粒も入っていない。

そういう高級豆と比べると安価でお手頃価格のパイクプレイスローストだが、こういう手間がかかってしまう。僕はハンドピックが好きではないので、そういう作業の必要ない豆を最初から購入するようにしている。

パイクプレイスローストを4つのコーヒー器具で飲みくらべ


▲(右から)ハリオV60ドリッパー
・ハリオ製ウッドネック ネルドリッパー
・bodum製フレンチプレス
・カリタ3つ穴ドリッパー

今回は、まずペーパードリップの定番でるハリオV60で抽出して飲んでみて、さらに美味しく面白く飲むために、ほかの3つの器具を厳選。

こんな感じで豆を挽いたりしました

焙煎度合い:スターバックスミディアムロースト(中深煎り)

豆の挽き具合:やや細挽き(カリタ・ニューカットミル:ダイヤル2にセット)

豆と湯の量:16g 160cc

お湯の温度:85℃

その他コーヒー器具:タカヒロ製コーヒードリップポット雫 0.9L

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ハリオV60ドリッパーで抽出

スターバックス パイクプレイスローストの風味を5段階でみる

カリタ製ニューカットミルでやや細めに挽いたスターバックスのパイクプレイスローストを、タカヒロ製ドリップポット雫で静かにお湯を落としていく。

するとパッケージに記されているとおり、かすかにココアのようなほろ苦さをイメージさせる香りとローストナッツを思わせる芳ばしい香りが広がる。

さっそく一口飲んでみるとナッツのような風味が感じられ、苦味が際立ったコーヒー。コーヒー豆は熱風焙煎されたような味わいで、深みに欠ける。

ただ購入時にたっぷりと混入していた欠点豆は、ハンドピックを行って除去したため正直スターバックス店舗で飲む一杯よりも美味しい。

やはり手作業で丁寧に淹れた一杯は味わいにハッキリと違いがあらわれる。店舗ではスピーディーに対応するためマシンで素早くコーヒーを抽出する。すると、どうしても雑味が目立って味わいにも角が立ってしまう。簡単に言うとちょっと飲みづらい味わいに仕上がってしまうのだ。

その点、ハンドドリップで抽出すると湯量のコントロールを行うことで味わいを自在に変えることができるため嫌味の少ない、なめらなか味わいの一杯に淹れることが可能だ。

しかしスターバックスのパイクプレイスローストは、甘みや旨味、酸味などの要素が今のところほとんど感じられないコーヒー豆なので、苦味が突出しているように感じられる。

したがって万人受けするようなコーヒー豆の味わいではないといえる。

スターバックスファンの一人である僕が言うのもアレだが、ギフトなどの贈り物としては適さない一品。

次は、カリタ3つ穴ドリッパーで抽出してみよう。ハリオV60ドリッパーよりもあっさり目に抽出しつつ、旨味を引き出すのが狙いだ。

カリタ3つ穴ドリッパーで抽出

カリタ3つ穴ドリッパーで抽出したパイクプレイスローストを飲んでみると、先ほどよりもあっさりした口当たりだが、苦味が突出した感じは変わらず、旨味も正直とくに感じられない。

ただハリオV60ドリッパーで抽出した時よりも、さらに口当たりがなめらかで飲みやすい。店舗で飲む一杯とは比べものにならないほど舌に馴染む一杯ではあるが、もともと旨味成分の少ない豆なのか、あくまで「飲みやすい」だけなのだ。

僕はほぼ毎日スターバックスのコーヒーを口にしているので、味に飽きているのもあるが、正直飲んでいて面白みがない。

なので、次はフレンチプレスで抽出してみよう。もともとの豆の味わいを良くも悪くも最大限に引き出すコーヒー抽出器具なので、どんな味になるのか?いろんな意味で楽しみだ。

フレンチプレスで抽出

スターバックスのパイクプレイスローストをフレンチプレスで抽出すると、まず香りがこれまでと全く異なり、野性味あふれる豆本来のアーモンドのような風味が感じられるように。

この香りは好みが分かれるだろうが僕は好きだ。

さっそく一口飲んでみると、これは大正解の抽出方法のようで、これまででもっとも豆本来がもつ旨味が抽出されて面白みのある味わいに。

ただ誤解してはいけない。今までが「つまらなさ過ぎる」味わいだったので、ようやく一般的なコーヒーの味わいに到達できただけ。いや、それも言い過ぎか。

この豆は甘みが少ないので、味わいのふくよかさや豊かさがなく単調なコーヒーで飽きてしまうのだ。

そのため店舗ではフラペチーノやラテにして飲むのが主流で、普通のドリップコーヒーとして飲むことをあまり考えていないように感じる。※少なくとも通常のスターバックス店舗においては。

最後にネルドリップで抽出してみよう。ネルドリップで淹れると雑味が少ない味わいに、もったりと濃厚な一杯になるのが特徴だ。

ネルドリップ抽出

スターバックスのパイクプレイスローストをネルドリップ抽出すると、ややまろやかな口当たりに仕上がる。

そして酸味が濃く抽出されるので味わいのバランスが取れた一杯になる。そのため突出したような苦味はマイルドに感じられ、より一層飲みやすい一杯になった。

ただ、旨味や面白みなどは、フレンチプレスで淹れたコーヒーのほうが優れている。

まとめ

スターバックスで長く販売されている定番コーヒー豆「パイクプレイスロースト」を自宅で美味しく飲むために業務用ミルやコーヒーポット、そして4つの抽出器具を駆使しておいしいコーヒー豆に仕上げてみた。

味わいのバランスを重視するならネルドリップ、味わいの面白みや豆本来の野性味あふれる味わいや、わずかな旨味を楽しむならフレンチプレスで抽出するのがおすすめ。

どちらも持っていない場合は、カリタ3つ穴ドリッパーで飲むかコーヒー豆をやや粗めに引いてあっさりと飲むことをおすすめする。

しかしハンドピックの手間や風味の品質を振り返ると、やはり100gで492円は高く、値段に全く見合っていないコーヒー豆といえる。

いきなり100gで数千円の豆を購入しろとは言わないが、これにお金を出すのは本当にもったいないので購入を控えるのが賢明だ。僕がおすすめするコーヒー豆は別記事にまとめたので美味しいコーヒー豆選びの参考になればうれしい。


コーヒーブロガー山口が厳選する本当に美味しいオススメのコーヒー豆


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プロフィール

こんにちは!

1日に最大14件のカフェをハシゴするくらい、コーヒーやカフェ巡りが好きなコーヒーブロガー山口です。

上の写真のとおり焙煎経験もありますが、僕はカフェオーナーでもなければ、カフェでのバイト経験すらありません(笑)

ただのコーヒー好きです。

いろんなコーヒーを飲んできた僕の経験が少しでも多くの人のためになればと考えて当ブログを開設しました。

コーヒー豆の通販サイトで買える「100gで16,200円もする超高級コーヒー豆」や「100gで700円以上のチョット高級なコーヒー豆」などのレビューをしています。

コーヒー豆をネット通販で買うときに参考になればうれしいです。

また、北海道をはじめとする全国にあるカフェのレビューや、コーヒー関連のニュースも配信中。