ブログ管理人の山口です。
今回は、実際に飲んだブルーマウンテンをランキング形式で23商品ご紹介します。
また、ブルーマウンテンの特徴や選び方などの「基本情報」も初心者の方に向けてわかりやすく解説します。
今回のコーヒー豆は、次のお店から選びました。
- Amazon、楽天で人気のブルーマウンテン
- 有名ブランドのブルーマウンテン
- スーパーでも買える市販のブルーマウンテン
ブルーマウンテンは、上記のようにさまざまな場所で販売されていますが、実際にどれが美味しいのか?
値段が安いブルマンと高価なブルマンは味が違うのか?
これらを知りたい人も多いと思うので、各コーヒー豆の美味しさを数値化して、ランキングを作りました。
※本記事に記載の価格はすべて税込みです。
※コーヒー豆に関する情報は各ショッピングモールおよび公式サイトから引用しています。
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タップできる目次
- ブルーマウンテンの基本情報
- ブルーマウンテンはなぜ値段が高い?
- ブルーマウンテンNo1とブルーマウンテンブレンドは味がどれくらい違う?
- ブルーマウンテンは本物と偽物がある?
- ブルーマウンテンの選び方
- 通販で買えるブルーマウンテンおすすめ23選(コーヒー豆、粉、市販も)
- 検証のポイント
- 1位:HORI COFFE:極上ブルマンブレンド
- 2位:ヨシモトコーヒー ブルーマウンテン
- 3位:自家焙煎コーヒー マウンテン ブルーマウンテンブレンド
- 4位:銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 セントピータース
- 5位:ゴールドキャッスルコーヒー ブルーマウンテンNo1
- 6位:成城石井 ブルーマウンテン ブレンド
- 7位:銀河コーヒー ドリップバッグ ブルーマウンテンNo1 セントピータース 8バッグ
- 8位:assez COFFEE ジャマイカ ブルーマウンテン No.1 シンコナ
- 9位:土居珈琲:ブルーマウンテンNo.1
- 10位:加藤珈琲店 ブルーマウンテンNo.1
- 11位:ヒロコーヒー ブルーマウンテン NO.1
- 12位:ベアーズコーヒー ブルーマウンテンNO.1
- 13位:しげとし珈琲 ブルーマウンテンNO.1 リソース農園
- 14位:パオコーヒー:ブルーマウンテンNO.1
- 15位:澤井珈琲 ブルーマウンテンNo.1 ギフト セット
- 16位:パオコーヒー ブルマンブレンド
- 17位:UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド
- 18位:UCC ブルーマウンテンセレクションギフト(3本)
- 19位:カルディ ブルーマウンテンブレンド
- 20位:FRESH ROASTER珈琲問屋 ブルーマウンテンNo.1
- 21位:UCC 香り煎り豆 ブルーマウンテンブレンド (豆)
- 22位:UCC 珈琲探求ブルーマウンテンブレンド (粉)
- 23位:澤井珈琲 プレミアムブルマンブレンド ドリップバッグ セット
- 人気のブルーマウンテンを徹底比較
- ブルーマウンテンの美味しい飲み方
- ブルーマウンテンに似ているコーヒー豆は?
- ハワイ、パプアニューギニア、ケニア、コンゴ、カメルーン、ハイチなどでもブルーマウンテンが栽培される?
- ブルーマウンテンコーヒーとハワイコナならどっちが美味しい?
- ブルーマウンテンをエスプレッソ用に焙煎したら美味しい?
- ブルーマウンテンの歴史
- ブルーマウンテンの栽培環境
- ブルーマウンテンの精製方法は「ウォッシュド(水洗式)」
- ブルーマウンテンの等級(グレード)は5つに分けられる
- 3つの「ノン・ブルーマウンテン」とは?
- ジャマイカの有名コーヒー農園は「7つ」
- 「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」とは?
- ジャマイカ人もブルーマウンテンを飲む?
- 76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】
ブルーマウンテンの基本情報
ブルーマウンテンの基本情報を簡単にまとめました。
産地 | ジャマイカ ブルーマウンテン山脈 |
フレーバーの特徴 | 香り高い・しっかりしたコク・おだやかな酸味・ チョコレートのような甘み・バランスがよい |
精製方法 | ウォッシュド式 |
標高 | 標高800~1,200mm以上 |
栽培品種 | ティピカ |
年間降雨量 | 1250~7000 mm |
収穫時期 | 9月~11月 |
ブルーマウンテンの産地は、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈です。
その中でも、「ブルーマウンテン・エリア」でのみ採れたコーヒー豆を「ブルーマウンテン」と呼ぶことができます。
ブルーマウンテン・エリアとは、山脈の内側の標高800〜1,200mのエリアのことを指し、このエリアはジャマイカ政府によってはっきりと区別されています。
ブルーマウンテンの特徴
ブルーマウンテンは「コーヒーの王様」と呼ばれ、高級豆としても広く知られています。
苦味・酸味・甘味・コクの全てがバランスよく調和された味わいが特徴で、「黄金バランス」とも言われます。
もともと繊細な味のコーヒー なので、その持ち味を生かすために、酸味が残る「浅煎り」または、甘みが際立つ「中煎り」で焙煎されます。
苦味は少ないので、ミルクを加えるよりもブラックで飲むのに適しています。
ブルーマウンテンはキリマンジャロ、コナと並ぶ世界三大コーヒー
ブルーマウンテン・キリマンジャロ・コナは、どれも品質に見合ったブランドが確立されていて、高級なコーヒーとして知られています。
ただし、この3つを「世界三大コーヒー」と呼ぶのは日本独特です。
ブルーマウンテンは8割が日本に輸出されているため、日本で特に有名なブランドです。
ブルーマウンテンが高品質のコーヒーであることに変わりありませんが、海外ではブルーマウンテンよりも、ニカラグアやスマトラ(マンデリン)などのコーヒーが人気の上位になることもあります。
関連記事:キリマンジャロコーヒーおすすめ11選!特徴や品種ごとの味の違いを紹介
関連記事:マンデリンのコーヒー豆おすすめ23選!特徴や品種、精製などを解説
ブルーマウンテンはなぜ値段が高い?
ブルーマウンテンの値段が高い理由は、品質に見合ったブランド化に成功しているためです。
1944年、ジャマイカ政府はブルーマウンテンの地域で栽培されたコーヒーの可能性に着目し、ブランド化の必要性を認識しました。
そこでまず、政府は1950年にコーヒー産業委員会 (CIB)を設立し、「ジャマイカ・ブルーマウンテンJamaica Blue Mountain® 」を商標登録しました。
次に、ブルーマウンテンの産地を下記エリア内の標高800~1200mに限定しました。
- セントアンドリュー(Saint Andrew)
- セントトーマス(Saint Thomas)
- ポートランド(Portland)
- セントメリー(Saint Mary)
上記は、ジャマイカの中でもブルーマウンテンの山麓に位置する4地区です。
さらに、コーヒー豆の大きさ・欠点豆の数・カッピングテストなど厳しい審査を経て等級に分けました。
グレードが高い「No1」「No2」「No3」と「ピーベリー」は一般的な麻袋ではなく「樽詰め」で出荷されます。
日本ではちょうど戦後復興の始まった時期にブルーマウンテンの直接輸入が始まり、1970年代半ばには、ブルーマウンテンの需要が大幅に増加しました。
当時、ジャマイカがイギリス領であったことから「英国王室御用達」というイメージが生まれ、日本のコーヒー会社はブルーマウンテン=高級品として位置付けました。
このような品質管理と一貫したマーケティングが、「ブルーマウンテン」ブランドの確立につながったと言えます。
ブルーマウンテンNo1とブルーマウンテンブレンドは味がどれくらい違う?
高価な「ブルーマウンテンNo1」と、比較的お手頃価格で購入できる「ブルーマウンテンブレンド」は味がどれくらい違うか気になるかと思います。
まず、「ブルーマウンテンブレンド」として販売するには、ブルーマウンテンが30%以上ブレンドされていないと「ブレンド」と記載できません。
つまり、ブルーマウンテン3割:他のコーヒー豆7割という割合での配合が基本となります。
※一部のお店では、ブルーマウンテンを50%以上の割合で使用している商品もあります。
味の違いですが、結論から言うと70%は他の豆が混ざっているため、100%ブルーマウンテンのコーヒーとは別物と捉えたほうがよいでしょう。
例えば、インドネシアの豆をブレンドしたブルーマウンテンは野生的な風味と、より力強いコクが生まれます。
ブルーマウンテン自体にフルボディのコクがあるものの、風味は穏やかなで「野生味」はないため、良くも悪くも「ブルーマウンテンらしさ」はほとんど感じられません。
100%ブルーマウンテンのコーヒーよりも、ブレンドの方がしっかりした味になりやすいです。
豆知識
ブルーマウンテンNo1は非常に香り高く、コクと甘みが強いため、通常は他の豆と混ぜずにストレートで販売されます。
高価な「No.1」をブレンドに使って販売する店もありますが、その場合は「No.1」使用と記載されています。
しかし、大部分の「ブルーマウンテンブレンド」は等級の記載がなく、実際は「No.2」以下の豆が使われていることが多いです。
ブルーマウンテンは本物と偽物がある?
ブルーマウンテンは高級品のため、一部の販売者は「ブルーマウンテン」の名で他の製品を販売することもあります。
本物か偽物かを見分けるには、CIB発行の認証マークが手がかりになります。
CIBとは、コーヒー産業委員会(Coffee Industry Board)のことです。
CIBが発行する「ジャマイカブルーマウンテン(Jamaica Blue Mountain®)」 と「ジャマイカ ハイマウンテン スプリーム( Jamaica High Mountain Supreme®)」は、日本を含む約51カ国で認証マークとして登録されていて、他の地域では商標として登録されています。
また、本物か偽物かを見分けるコツとして、価格も手がかりになります。
日本で販売されるブルーマウンテンの焙煎豆は100gで約2000円以上が相場です。
この値段よりも安すぎる場合は注意が必要です。
ブルーマウンテンの選び方
ストレートのブルーマウンテン
100%ブルーマウンテンのみを使用したコーヒーを「ストレート」と呼びます。
繊細な味わいですが、 ひと口飲んだ瞬間に「力強いコク」と「甘味」が感じられるのが特徴です。
また、クリアな味わいで雑味がないのも特徴です。
その証拠に、何杯飲んでも「渋み」や「えぐみ」が口に残りません。
ブレンドのブルーマウンテン
ブルーマウンテンを30%以上使用していれば、「ブルーマウンテンブレンド」として販売できます。
基本的には全体の70%をブラジルやコロンビア、インドネシアなどの豆をブレンドしているため、100%ブルーマウンテンのコーヒーとは全くの別物と言えます。
しかし、価格がストレートよりもグッと抑えられているため、手が届きやすいのがメリットです。
ピーベリーのブルーマウンテン
「ピーベリー」とは、通常のコーヒーの実を収穫する際に、ほんのわずかしか採れない丸豆のことを指します。
ブルーマウンテンの中でもさらに希少性の高いコーヒーで、手間もかかっているため高価です。
通常のコーヒーの実は、種子が2つ向かい合っているのに対し、ピーベリーは種子が1つしかなく、丸い形をしているのが特徴です。
2つの種子に行き渡る栄養が、ピーベリーは1つの種子のみに行き渡っているため、通常のものより栄養が多く、味わいも香りも強いのが特徴です。
また、 エスプレッソを楽しみたい人には、ピーベリーのブルーマウンテンがおすすめです。
通販で買えるブルーマウンテンおすすめ23選(コーヒー豆、粉、市販も)
検証のポイント
今回のランキングに入れたのは、次のようなお店のコーヒー豆です。
■Amazonや楽天で買える通販コーヒー豆(澤井珈琲、加藤珈琲店など)
■カルディ、成城石井など有名店のブルーマウンテン
■スーパー、ドラックストアで購入できるブルーマウンテン
上記のブルーマウンテンを全てペーパードリップで飲みました。
品質の検証項目は次の3点です。これらの総合点で順位付けをしています。
- 甘みが強い
- 香りの強さ
- コク(旨味)の強さ
この3つの項目と、コスパの良さも考慮しています。
ランキングの例
1位:ブルーマウンテン 1900円 香り4 コク4 甘み3
2位:ブルーマウンテン 2800円 香り4 コク4 甘み3
「味がそんなに変わらないなら値段が安いブルーマウンテンのほうが良い」という考え方です。
▼抽出環境・条件
- 抽出方法:ペーパードリップ
- 豆の挽き具合:中挽き
- 使用ミル:フジローヤル R-220 みるっこ
- コーヒー豆の量:15g
- 抽出量:150cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:60秒
- 抽出時間:60秒(合計120秒)
順位 | 商品画像 |
味わい (タップで拡大) |
商品名(タップして レビューを見る) |
値段 豆の量 100g単価 |
販売先 | 焙煎度合い 精製方法 品種 |
豆の産地 |
1位 | ![]() |
![]() |
HORI COFFE 極上ブルマンブレンド |
2,600円 200g 1300円(お得) |
Amazon Yahoo |
中深煎り(シティロースト) ウォッシュドなど ティピカなど |
ジャマイカ、コロンビア、インドネシア、他 |
2位 | ![]() |
![]() |
ヨシモトコーヒー ブルーマウンテン |
2,980円 200g 1,490円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
浅煎り(ミディアムロースト) ウォッシュド ティピカ100% |
ジャマイカ |
3位 | ![]() |
![]() |
自家焙煎コーヒー マウンテン ブルーマウンテンブレンド |
2,688円 300g 896円(お得) |
Amazon 楽天 Yahoo |
中煎り(ハイロースト) ウォッシュドなど ティピカなど |
ジャマイカ、パナマ、コロンビア |
4位 | ![]() |
![]() |
銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 セントピータース |
1,480 円 100g |
Amazon 楽天 Yahoo |
中深煎り(シティロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ |
5位 | ![]() |
![]() |
ゴールドキャッスルコーヒー ブルーマウンテンNo1 100% |
4,464円 200g 2,232円 |
楽天 |
中煎り(ハイロースト) パカマラ |
ジャマイカ |
6位 | ![]() |
![]() |
成城石井 ブルーマウンテン ブレンド |
1,610円 200g 805円(お得) |
楽天 Yahoo |
浅煎り(ミディアムロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ、ブラジル他 |
7位 | ![]() |
![]() |
銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 ドリップバッグ |
2,980円 12g×8 1杯373円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
中深煎り(シティロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ |
8位 | ![]() |
![]() |
assez COFFEE ブルーマウンテン No.1 シンコナ |
4,760円 200g 2,380円 |
Amazon |
中煎り(シティロースト) 記載なし ティピカ |
ジャマイカ |
9位 | ![]() |
![]() |
土居珈琲 ブルーマウンテンNo.1 |
7,142円 100g |
Amazon 楽天 Yahoo |
中煎り(ハイロースト) ウォッシュド ティピカ100% |
ジャマイカ |
10位 | ![]() |
![]() |
加藤珈琲店 ブルーマウンテンNo.1 |
1,890円 100g |
楽天 Yahoo |
中煎り(ハイロースト) 記載なし ティピカ |
ジャマイカ |
11位 | ![]() |
![]() |
ヒロコーヒー ブルーマウンテン NO.1 |
3,888円 200g 1944円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
浅煎り(ミディアムロースト) ウォッシュド ティピカ |
ジャマイカ |
12位 | ![]() |
![]() |
ベアーズコーヒー ブルーマウンテンNO.1 |
3,350円 200g 1,675円 |
Amazon Yahoo |
中煎り(ハイロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ |
13位 | ![]() |
![]() |
しげとし珈琲 ブルーマウンテンNO.1 リソース農園 |
2,700円 100g |
楽天 |
中煎り(ハイロースト) ウオッシュ ティピカ |
ジャマイカ |
14位 | ![]() |
![]() |
パオコーヒー ブルーマウンテンNO.1 |
3,570円 200g 1,785円 |
Amazon Yahoo |
中煎り(ハイロースト) ウォッシュド ティピカ100% |
ジャマイカ |
15位 | ![]() |
![]() |
澤井珈琲 ブルーマウンテンNo.1 ギフトセット |
5,400円 100g×2缶 2,700円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
中煎り(ハイロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ |
16位 | ![]() |
![]() |
パオコーヒー ブルマンブレンド |
1,887円 200g 944円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
浅煎り(ミディアムロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ、ブラジル、コロンビア他 |
17位 | ![]() |
![]() |
UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド |
2,480円 12パック 1杯207円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
中煎り(ハイロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカなど |
18位 | ![]() |
![]() |
UCC ブルーマウンテン セレクションギフト |
3,340円 500ml×3本 1本3,340円 |
Amazon 楽天 Yahoo |
中深煎り(シティロースト) ウォッシュドなど ティピカなど |
ジャマイカなど |
19位 | ![]() |
![]() |
カルディ ブルー マウンテンブレンド |
1,998円 200g 999円 |
Amazon |
浅煎り(ミディアムロースト) 記載なし 記載なし |
記載なし |
20位 | ![]() |
![]() |
FRESH ROASTER 珈琲問屋 ブルー マウンテンNo.1 |
1,760円 100g |
楽天 Yahoo |
中深煎り(シティロースト) ウォッシュド 記載なし |
ジャマイカ |
21位 | ![]() |
![]() |
UCC 香り煎り豆 ブルーマウンテン ブレンド (豆) |
1,598円 160g 999円 |
Amazon Yahoo |
中煎り(ハイロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ、ブラジル他 |
22位 | ![]() |
![]() |
UCC 珈琲探求ブルー マウンテンブレンド (粉) |
1252円 200g 626円(最安) |
Amazon |
中煎り(ハイロースト) 記載なし 記載なし |
ジャマイカ、ブラジル他 |
23位 | ![]() |
![]() |
澤井珈琲 プレミアム ブルマンブレンド ドリップバッグ セット |
4,104円 25パック 1杯164円 |
Amazon |
浅煎り(ミディアムロースト) 記載なし 記載なし |
記載なし |
1位:HORI COFFE:極上ブルマンブレンド
価格 | 2,600円 |
コーヒー豆の量 | 200g |
100g単価 | 1,785円 |
焙煎度合い | 中深煎り(シティロースト) |
精製方法 | ウォッシュドなど(詳細情報なし) |
豆の品種 | ティピカなど(詳細情報なし) |
豆の産地 | ジャマイカ、コロンビア、インドネシア、他 |
昭和44年創業の老舗コーヒー専門店「HORI COFFE(珈琲ホリ)」は、市場でわずか5%しか流通しないスペシャルティコーヒーのみを取り扱う専門店です。
「ブルーマウンテンNo.1」のほかに、コロンビア、インドネシアのコーヒー豆など7種類のコーヒー豆をブレンドしています。
甘みと旨味が濃縮されたような味わいと、キレのよい苦味が印象的です。
一般的なブルーマウンテンブレンドとは異なる味を楽しみたい方におすすめです。
2位:ヨシモトコーヒー ブルーマウンテン
価格 | 2,980円 |
コーヒー豆の量 | 200g |
100g単価 | 1,490円 |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト) |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | ティピカ100% |
豆の産地 | ジャマイカ |
沖縄で創業30年以上、地域に愛されるヨシモトコーヒーのブルーマウンテン。
同店では鮮度を大切にし、コーヒー豆の持つ個性や特徴を引き出す焙煎にこだわっています。
すべてのコーヒーの良さをあわせ持つとブルーマウンテンらしい、バランスの良い美味しさと力強いコクが楽しめます。
Amazonでも111件のレビューがあり、星4つと高評価を得ており、多くの方に支持されています。
お得にブルーマウンテンだけの味を楽しみたい方におすすめです。
3位:自家焙煎コーヒー マウンテン ブルーマウンテンブレンド
価格 | 2,688円 |
コーヒー豆の量 | 300g |
100g単価 | 1,785円 |
焙煎度合い | 中煎り(ハイロースト) |
精製方法 | ウォッシュド(詳細情報なし) |
豆の品種 | ティピカなど(詳細情報なし) |
豆の産地 | ジャマイカ、パナマ、コロンビア |
ジャマイカ、パナマ、コロンビアの豆をブレンドしたブルーマウンテンです。
パッケージを開封した瞬間や、挽いた豆をドリッパーにセットする時、抽出時、カップから立ち上る湯気、全ての工程で香気が感じられます。
一口飲むと、わずかにフルーティーで爽やかな甘い酸があり、うっすらとコクも感じられます。
雑味が一切ないので、コーヒー本来の甘み、旨味が引き立っており、「誰が飲んでもおいしいブルーマウンテン」を目指したブレンドだと感じました。
Amazonレビューでも56件中、星4つ。非常に高い評価を得ていますが、それも納得の味わいです。
価格も手ごろなので、お得にブルーマウンテンを試したい方におすすめです。
4位:銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 セントピータース
価格 | 1,480円 |
豆の量 | 100g |
焙煎度合い | 中煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア セントアンドリュー教区セントピータース |
煎りたてのコーヒー豆が購入できる「銀河コーヒー」のブルーマウンテンです。
ブルーマウンテンエリアにある古くからの生産地「セントピータース」で栽培されたコーヒー豆で、挽く前から漂う香りで鮮度のよさが感じられます。
甘みと酸味のバランスがとれていて苦味がほとんどなく、万人受けする飲みやすいコーヒーです。
5位:ゴールドキャッスルコーヒー ブルーマウンテンNo1
価格 | 4,464円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 2,232円 |
焙煎度合い | 中煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | ティピカ |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア |
ゴールドキャッスルコーヒーは、大阪市箕輪市のスペシャルティコーヒー専門店で、楽天市場では2021年に2回「月間優良ショップ」を受賞した実績があります。
同店のブルーマウンテンNo1は「パカマラ」という栽培品種のコーヒー豆です。
中煎りで引き出された爽やかな酸味のある味わいが特徴で、後から甘みが感じられます。
ギフト対応もできるので、爽やかなコーヒーが好きな方に向けた「プレゼント用コーヒー豆」としてもおすすめです。
6位:成城石井 ブルーマウンテン ブレンド
価格 | 1,610円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 805円 |
焙煎度合い | 浅煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ、ブラジル他 |
成城石井のブルーマウンテンブレンドは、ブルーマウンテンを含むジャマイカやブラジル産のアラビカ種のコーヒー豆をブレンドしたものです。
実際に飲むと、酸味が控えめで飲みやすく、果実味のある甘みがほんのりと感じられます。
親しい人とのコーヒータイムなどでブルーマウンテンを楽しみたいときにおすすめのコーヒーです。
7位:銀河コーヒー ドリップバッグ ブルーマウンテンNo1 セントピータース 8バッグ
価格 | 2,980円 |
豆の量 | 12g×8袋 |
1杯単価 | 373円 |
焙煎度合い | 中煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア セントアンドリュー教区セントピータース |
先ほど紹介した銀河コーヒーのブルーマウンテンNo.1の「ドリップバッグ」です。
ドリップバッグでも焙煎したての珈琲豆を使っているため、非常に新鮮な香りが漂います。
調和のとれた味わいとスムーズな飲み口のため、どんどん飲めてしまいます。
しかもドリップバッグ1杯分に12gとたっぷりのコーヒー粉が入っているため、コクのある味わいがハッキリと感じられます。
手軽に本格的なブルーマウンテンが楽しめるので、贈答用にも喜ばれるでしょう。
8位:assez COFFEE ジャマイカ ブルーマウンテン No.1 シンコナ
価格 | 4,760円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 2,380円 |
焙煎度合い | 中煎り(シティロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | ティピカ |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア セントアンドリュース教区 シンコナ農園 |
仙台のロースター「assez COFFEE」のジャマイカ ブルーマウンテン No.1は「シンコナ」という農場のティピカを使用しています。
シンコナ農場は、有名な農園や生産者組合が集まるセントアンドリュース教区の標高1300m前後に位置する農場で。
良質なコーヒー豆を生産することで世界的にも知られています。
実際に飲むと、シロップやリンゴのような甘みが感じられ、酸味はマイルドです。
assez COFFEEのスタッフは、Qグレーダーなどの資格を取得しており、農園へ直接出向いて栽培や精製のみでなく労働者や環境への配慮も考慮したうえで買い付け先を厳選しています。
焙煎機は、空気を汚さない米国の「DIEDRICHI」を使用し、焙煎士の経験とコンピューターのデータを組み合わせて安定した味わいを生み出しています。
9位:土居珈琲:ブルーマウンテンNo.1
価格 | 7,142円 |
コーヒー豆の量 | 100g |
100g単価 | 7,142円 |
焙煎度合い | 浅煎り〜中深煎りから選択可能 |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | ティピカ100% |
豆の産地 | ジャマイカ |
創業から40年以上も全国のファンに愛され続ける土居珈琲のブルーマウンテンNo.1。
一口飲むと、ヘーゼルナッツのような香ばしさと、キャラメルのような「まろやかな甘み」があり、後味に「フレッシュな酸味」を感じます。
苦味や酸味のバランスが上品に整っても良い、非常に透明感のあるクリアな美味しさを堪能できます。
コーヒーの熱が少し冷めてくると、甘みが強く感じられ、時間の経過とともに異なる表情を見せるコーヒー豆です。
クリアなおいしさの中にある「甘み」や、心地よい「爽やかな酸」が秀逸。
味覚に優れた日本人が好むのも納得できる一杯です。
焙煎度合いはミディアムロースト、ハイロースト、シティローストから選べますが、味のバランスを重視するならハイローストがおすすめです。
チェリーのようなフルーティーさを楽しむなら、浅煎りの「ミディアムロースト」がおすすめです。
10位:加藤珈琲店 ブルーマウンテンNo.1
価格 | 1,890円 |
豆の量 | 100g |
焙煎度合い | 中煎り(ハイロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | ティピカ |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア ウォーレンフォード、 クライスデール、フラムステッド、アンバー他 |
加藤珈琲店は喫茶店の激戦区である名古屋市中心部に店舗を構えるコーヒー専門店です。
ジャマイカのコーヒー産業委員会(CIB)より「ブルーマウンテン優秀賞」を受賞していますが、 この賞はブルーマウンテンを長年輸入し続けてきた業者に贈られるもので、同店のブルーマウンテンが本物であることの証明です。
加藤珈琲のブルーマウンテンNo.1は、有名な「ウォーレンフォード農園」など、ブルーマウンテンエリアの有名な農園や産地で生産された最高等級No.1のコーヒー豆です。
開封したときから抽出時まで甘く香ばしい香りが続き、口の中で甘みがしっかり感じられます。
11位:ヒロコーヒー ブルーマウンテン NO.1
価格 | 3,888円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 1,944円 |
焙煎度合い | 中浅煎り |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | ティピカ |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア セントアンドリュー教区クライスデール農園 |
ヒロコーヒーは焙煎後9日以上経ったコーヒー豆は販売しないというルールがあり、非常に鮮度の高いコーヒー豆が届きます。
中浅煎りに仕上げてあり、ほどよいコクとオレンジの甘酸っぱさ、アーモンドの香ばしさと優しい甘みも感じられます。
有名な農園の高品質なコーヒーを求める方、爽やかな味わいを好む方におすすめです。
同店では、代表自らジャマイカの生産地でカッピングを行い、農園の環境も含めた評価を行って契約を決めています。
サンプルはQグレーダー(CQI Licensed Q Grader)の資格を持つ焙煎士などを中心にカッピング審査が行われ、ここで80点以上の点数を得たコーヒー豆のみ契約します。
12位:ベアーズコーヒー ブルーマウンテンNO.1
価格 | 3,350円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 1,675円 |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア |
ベアーズコーヒーは大阪府泉南郡に店舗を構えるコーヒー専門店です。
焙煎職人は25年間使い込んだ焙煎機で丁寧に煎り上げ、焙煎してから2週間以内の新鮮なコーヒーのみを販売しています。
実際に飲むと、香ばしいナッツのような香りと、柑橘系の軽やかな酸味があり、コクもほどよくあります。
バランスが取れたオーソドックスな味わいで、幅広い方々に好まれそうなブルマンです。
100gあたり2,000円以下で購入できるので、新鮮なブルーマウンテンNo.1のコーヒー豆をお得な値段で試してみたい方におすすめです。
13位:しげとし珈琲 ブルーマウンテンNO.1 リソース農園
価格 | 2,700円 |
豆の量 | 100g |
焙煎度合い | 中煎り |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | ティピカ |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア セントアンドリュー教区 クリフトンマウント農園およびクライスデール農園 |
ブルーマウンテンエリアでも有名な「クリフトンマウント農園」と「クライスデール農園」から買い付けた最高等級No1の豆です。
同店では、生産者に完熟チェリーのみを摘み取ってもらうように働きかけているため、後味の雑味が一切なく、甘い余韻が続きます。
2002年にジャマイカのコーヒー産業委員会(CIB)よりブルーマウンテン優秀賞を受賞しており、自宅だけでなく贈答用にも安心して注文できます。
14位:パオコーヒー:ブルーマウンテンNO.1
価格 | 3,570円 |
コーヒー豆の量 | 200g |
100g単価 | 1,785円 |
焙煎度合い | 中煎り(ハイロースト) |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | ティピカ100% |
豆の産地 | ジャマイカ |
東京の自家焙煎店「パオコーヒー」のブルーマウンテンは、先ほど紹介した土居珈琲と同じく、注文後に焙煎して発送するので鮮度の良いコーヒー豆が買えます。
実際に飲むと、苦味、甘味、酸味のバランスがよく、繊細な味わいを楽しむことができます。
苦いコーヒーを好んで飲む方には、物足りないと感じるかも知れませんが、とてもマイルドな飲み心地が特徴です。
15位:澤井珈琲 ブルーマウンテンNo.1 ギフト セット
価格 | 5,400円 |
豆の量 | 100g×2缶 |
100g単価 | 2,700円 |
焙煎度合い | No.1:浅煎り(ミディアムロースト) No.1ブレンド:中煎り(ハイロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア ウォーレンフォード農園 他 |
澤井珈琲は創業39年の老舗コーヒー店です。
ドイツのプロバット社の焙煎機を使用し、最近では注文を受けてから焙煎するようになりました。
このギフトセットは、ブルーマウンテンの最高等級No.1の豆100%の缶と、ブルーマウンテンNo.2をブレンドしたコーヒー豆をそれぞれ100gずつ缶に詰めたものです。
ブレンドもスムーズな口あたりで香り高く、おいしく飲めますが、No1はさらに洗練された味わいです。
苦味や酸味が抑えられているため、万人にとって飲みやすく、贈答用にぴったりです。
16位:パオコーヒー ブルマンブレンド
価格 | 1,887円 |
豆の量 | 300g |
100g単価 | 944円 |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ、ブラジル、コロンビア他 |
先ほど紹介した「パオコーヒー」のブルーマウンテンブレンドです。
ブルーマウンテンNo1を含むジャマイカ・ブラジル・コロンビアなどの豆をブレンドしていて、ふくよかな味わいに仕上がっています。
焙煎度はミディアムローストのため、穏やかな酸味と甘みが感じられ、苦味はほとんど感じられません。
ブルーマウンテンを飲んでみたいけれど、NO.1は価格が高くて手が出せないという方におすすめのコーヒーです。
17位:UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド
価格 | 2,480円 |
コーヒー豆の量 | 120g(12パック) |
1杯単価 | 207円 |
焙煎度合い | 中煎り(ハイロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカなど(詳細情報なし) |
コーヒーギフトにおすすめの一品。こちらは、ブルーマウンテンの中でも、最高等級豆「No.1」を使用したブレンド。
品質の高い豆を手軽に飲みやすいようにドリップバッグにしたもので、爽やかな酸味と香り、すっきりした後味が特徴です。
送るお相手がコーヒー器具を持っていないくても、手軽にブルーマウンテンコーヒーが楽しめます。
大切な方へのコーヒーギフト・贈り物としておすすめです。
18位:UCC ブルーマウンテンセレクションギフト(3本)
価格 | 3,340円 |
コーヒー豆の量 | 500ml×3本 |
1本単価 | 1,113円 |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | ウォッシュドなど(詳細情報なし) |
豆の品種 | ティピカなど(詳細情報なし) |
豆の産地 | ジャマイカなど(詳細情報なし) |
こちらも、コーヒーギフトとして選びやすい一品。
最高グレードの「ブルーマウンテンNo.1」を使用したブレンド豆から旨味を抽出し、それを瓶に詰めて鮮度をキープしたもの。
内容は、ブルーマウンテンブレンド(無糖)500ml×2本、ブルーマウンテンNo.1ブレンド(無糖)瓶500ml×1本。
味わいはもちろん、見た目にも特別感のあるギフトです。
19位:カルディ ブルーマウンテンブレンド
価格 | 1,998円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 999円 |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | 記載なし |
カルディーのブルーマウンテンブレンドは、焙煎度が浅いため苦味は少なく、香り・酸味・甘み・コクが適度に感じられます。
ただし、カルディのコーヒー豆は工場で焙煎した後1か月以内に出荷というルールがあり、上記で紹介してきたコーヒー専門店と比べると鮮度の点で劣ることは否めません。
オンライン通販で購入する場合、焙煎日を購入前に問い合わせても工程が複雑で回答できないとのことですが、購入した袋には印字されています。
ブルーマウンテンのバランスのよさを手ごろな価格で楽しみたい方にコーヒーです。
カルディ
ブルーマウンテンブレンド
20位:FRESH ROASTER珈琲問屋 ブルーマウンテンNo.1
価格 | 1,760円 |
豆の量 | 100g |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト・指定可) |
精製方法 | ウォッシュド |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブルーマウンテンエリア |
「FRESH ROASTER珈琲問屋」は関東を中心に国内16か所・海外2か所の店舗を展開するコーヒー豆専門店です。
同店のブルーマウンテンNo1は、袋を開ける前から上品な香りが漂います。
実際に飲むと、酸味と苦味のバランスが取れていて、ほどよい甘みと中程度のコクがあります。
口あたりもまろやかで、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい味わいです。
21位:UCC 香り煎り豆 ブルーマウンテンブレンド (豆)
価格 | 1,598円 |
豆の量 | 160g |
100g単価 | 999円 |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブラジル他 |
UCCは1981年にジャマイカのブルーマウンテンエリアに直営農場を設立し、コーヒー栽培を行っています。
このブルーマウンテンブレンドは、ジャマイカやブラジルなどのコーヒー豆をブレンドしたものです。
香りがしっかり感じられ、コーヒーが冷めても香ばしさが続きます。
日常飲むコーヒーとして、少し特別な気分のときに飲みたいブレンドです。
22位:UCC 珈琲探求ブルーマウンテンブレンド (粉)
価格 | 1,252円 |
豆の量 | 200g |
100g単価 | 626円 |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | ジャマイカ ブラジル他 |
ブルーマウンテンのコーヒー豆を含むジャマイカ、ブラジルなどの豆をブレンドして粉に挽いた商品です。
開封すると、甘さと香ばしさの入り混じった香りが感じられます。
雑味も少なくて飲みやすく、すぐ入れられるので疲れているときなどでもブルーマウンテンを気軽に味わえるのがポイントです。
挽いたコーヒーは豆の状態より風味の劣化が速いので、おいしく飲める鮮度が2週間と言われていますが、その間も風味はどんどん落ちて行きます。
開封後は密閉容器に入れて冷凍保存すると香りが長持ちします。
23位:澤井珈琲 プレミアムブルマンブレンド ドリップバッグ セット
価格 | 4,104円 |
豆の量 | 8g×25パック |
100g単価 | 1杯164円 |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト) |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | 記載なし |
豆の産地 | 記載なし |
先ほど紹介した「澤井珈琲」が提供する、ブルーマウンテンブレンドのドリップバッグです。
ドリップバッグの商品も注文後に焙煎して発送するため、到着後にすぐ飲めば二酸化炭素の泡が勢いよく出て、新鮮さが実感できます。
ブルーマウンテンの芳醇な香り、マイルドな甘みにミディアムローストの酸味がほのかに感じられます。
ブレンドした豆でしっかりしたボディと旨味を加えてあり、ブルーマウンテン100%に比べて飲みごたえがあるので、お菓子などと合わせてもよいでしょう。
職場など外出先に携帯すれば、1杯164円という缶コーヒー並みの価格で、淹れたてのブルーマウンテンを味わうことができます。
人気のブルーマウンテンを徹底比較
今回は、Amazonや楽天などの通販コーヒー豆を中心に、カルディや成城石井などの有名店で買えるブルーマウンテンを実際に飲んで、本当に美味しいコーヒーだけを厳選しました。
品質の検証項目は次の3点です。これらの総合点で順位付けをしました。
- 甘みが強い
- 香りの強さ
- 鮮度の良さ
1.甘みが強い
コーヒーの味は生豆の品質(土壌、標高、精製)と、生豆を加熱する「焙煎」という工程によって決まります。
高品質なコーヒーは冷めても雑味がなく、お米のような「優しい甘味」を感じられるのが特徴です。
今回のランキングでは、淹れたばかりの味だけでなく25℃(常温)まで冷ましたときの味を検証し、冷めた時に甘みがあるコーヒーを「美味しいコーヒー」と定義しています。
来客時など、ゆっくりとコーヒーを飲むようなシーンでは、冷めたコーヒーを口にすることもあります。
そんな時でも、甘味を感じられて「おいしい」と思えるようなブルーマウンテンを選びました。
2.香りが強い
同じ値段のコーヒーでも実際に飲み比べてみると、香りが強いものと控えめなものがあります。
香りが強いコーヒーは、液体を飲み込んだ後に感じられる「余韻(風味)」がしっかりと感じられます。
今回のランキングでは、香りが強い(風味がある)ブルーマウンテンを高く評価しています。
3.コク(旨味)の強さ
香りと同じく、同じ値段のコーヒーでも、実際に飲み比べてみると「コク(旨味)」の強さに差があることも多々あります。
今回のランキングでは、コク(旨味がある)コーヒー豆を高く評価しています。
ブルーマウンテンの美味しい飲み方
ブルーマウンテンコーヒーは豆の焙煎度合いや、コーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。
ここから、ブルーマウンテンの美味しい飲み方を紹介します。
おすすめの焙煎度合いは浅煎り〜中煎り
ブルーマウンテンコーヒー豆のおすすめの焙煎度合いは、ミディアムロースト〜ハイローストです。
苦味が強くなると繊細な味わいを楽しめなくなるため、浅煎り〜中煎りで飲むのが一般的です。
関連記事:コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説
おすすめの挽き方は「中挽き」または「中細挽き」
ブルーマウンテンの繊細な味わいを引き出すには、「中挽き」または「中細挽き」がおすすめです。
中挽きでは「えぐみ」や「渋み」が出にくく、豆本来の甘みが存分に楽しめます。
人によっては「薄い」と感じるかもしれませんので、その場合は「中細挽き」をお試しください。
中細挽きだと「コクの強い味」になりやすいので、少量のコーヒー豆でボディ感を強くしたい場合におすすめです。
おすすめの淹れ方は「ペーパードリップ」
ブルーマウンテンコーヒーのおすすめの淹れ方は、ペーパードリップ方式。
淹れ方には好みがありますが、ペーパードリップは雑味が出にくいため、初心者の方にもおすすめの抽出方法です。
お湯の温度は85度〜90度が理想
お湯の温度は85度〜90度が理想です。
コーヒーの酸味を抑えたい場合は、お湯の温度を90度に設定するのがおすすめです。
コーヒーの苦味成分はお湯の温度が高いほど溶けやすいので、相対的に酸味が控えめに感じられます。
逆に、甘みや酸味を引き立たせたい場合は、お湯の温度を85度に設定するのがおすすめです。
【例】カップ1杯分(150ml)の抽出方法
- お湯の温度を85℃前後にします。(沸騰したお湯を常温のケトルに移せば一気に85℃前後まで下がる)
- カップ、サーバーをお湯で温めておく。(ネルドリップの場合、フィルターを湯通しし、水気を切ってからシワを伸ばしておく)
- 中細挽きにした粉15gをフィルターに入れ、表面が平らになるよう揺すって整える。
- 初めに少量のお湯を全体に湿らせるように注ぎ、1分蒸らす。
- 150mlに達するまで、1分かけて抽出する
このやり方は、お湯を細く注いで、豆本来の旨味をじっくり抽出する方法です。
お湯を注ぎすぎてコーヒーの粉が浮かないようにすると、旨味を抽出できます。
▼ドリップの参考動画
この動画で使用しているスリーフォードリッパーは、腕を回す必要がありません。
時間を測りながら一定の湯量を注ぐだけなので、簡単に味を安定させることができます。
ブルーマウンテンに似ているコーヒー豆は?
パプアニューギニアのコーヒーは、穏やかな酸味と果実の香りを持ち、しっかりしたコクやバランス感など味わいの特徴がブルーマウンテンに似ています。
パプアニューギニアでのコーヒー栽培は、1930年代にジャマイカのブルーマウンテンから苗木が移植されて始まりました。
樹齢が数十年に達する古い木が今も栽培されていることから、当時のブルーマウンテンで植えられていたティピカ系の木に近いと言えます。
関連記事:パプアニューギニア産コーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介
ハワイ、パプアニューギニア、ケニア、コンゴ、カメルーン、ハイチなどでもブルーマウンテンが栽培される?
ハワイやケニア産のコーヒー豆で見かける「ブルーマウンテン」の表示は、栽培品種の名前です。
ジャマイカのブルーマウンテンで栽培されていたコーヒーの種や苗木が海外へ持ち出された先で、品種名として「ブルーマウンテン」と名づけられたのです。
それに対して「ジャマイカ ブルーマウンテン」は銘柄名です。
ハワイでは、1990年にジャマイカから入手した種がハワイ大学で育てられ、ハワイ農業研究所と共同でカウアイ島に植えられたことが始まりです。
ハワイで育種した際に交雑しているため、独特な花の香りと柔らかな果実味があります。
ケニア・コンゴなど東アフリカの国々やカメルーンなどでは、1894年にジャマイカからマラウイを経由して東アフリカに導入されたことが始まりです。
当時、ジャマイカで栽培が確認できていた品種はティピカのみだったため、ケニアなどのブルーマウンテンはティピカ系であると考えられています。
東アフリカのブルーマウンテンもバランス感がありますが、ボディが強く、コンゴなどナチュラル式で精製された豆はジャムのような甘みがあります。
ウォッシュド精製されたケニア産のブルーマウンテンは、グレープフルーツのような酸味など、産地や精製方法によって異なる特徴があります。
ジャマイカの隣国ハイチでは、ティピカが栽培の中心でしたが、1980年の虫害と2012年のさび病で壊滅的な被害を受けたため、より耐病性のある品種の1つとして「ブルーマウンテン」が導入されました。
ジャマイカ産に比べてコクが控えめでマイルドな味わいです。
関連記事:ケニアコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介
ブルーマウンテンコーヒーとハワイコナならどっちが美味しい?
ブルーマウンテンとハワイコナなら、どちらを選ぶべきか迷う人もいるかと思います。
結論として、どちらも香りと甘みが豊かで、苦味が少なく飲みやすいコーヒーです。
好みや気分に合わせて選ぶとよいでしょう。
関連記事:コナコーヒーの特徴|産地と味わいから、おすすめまでを一挙紹介
ブルーマウンテンをエスプレッソ用に焙煎したら美味しい?
ブルーマウンテンの等級には「#1」「#2」「#3」「ピーベリー」「トリアージ」があり、ピーベリーの豆は、伝統的にエスプレッソに使用されています。
ピーベリーは粒が厚くて密度が高いため、焙煎に時間がかかることから、高温で長時間ローストする「極深煎り」に向いています。
関連記事:エスプレッソ用コーヒー豆おすすめ20選|豆の選び方を専門家が解説
ブルーマウンテンの歴史
引用:https://www.jamaicablue.ca/history
ジャマイカでコーヒー栽培が始まったのは1728年ですが、ブルーマウンテンの由来となった出来事は、1943年、カナダがジャマイカ産コーヒーの輸入を打ち切ったことです。
1940年代初頭、カナダと米国はブルーマウンテンの主要な輸出先でしたが、販売は個々の業者に任されていたため、値下げ競争が激化しました。
ジャマイカ最大の輸出業者ですら、サンプルより著しく低品質のコーヒーを出荷するなど、不正を行うことで利益を確保せざるをえなくなり、急速な品質の低下が輸入停止を招いたのです。
米国の一部でも、ジャマイカのコーヒーの輸入を拒否する動きがありました。
ジャマイカは大量の在庫を抱えましたが、折り悪くヨーロッパでは第二次世界大戦が勃発し、ヨーロッパ市場に参入することもできない状況でした。
当時まだイギリスの統治下にあったジャマイカでしたが、当局はついに国の主要な産業であるコーヒー生産への介入を決定しました。
まずは品質を一定に保つため、輸出用のコーヒーの洗浄・選別・配送センターが設立されました。
また、それまでは生豆を一般的な農産物の業者に出荷していましたが、コーヒー市場に直接販売できるように産業として確立する必要がありました。
そこで、1950年に技術指導や規制を担うコーヒー産業委員会 (CIB:Coffee Industry Board) が設立されました。
▲引用:CIB
CBIはジャマイカから輸出されるコーヒーの品質を保証する「証明書」を発行することになりました。
「ジャマイカブルーマウンテン」は商標登録され、栽培にかける手間や品質に見合った高値で取引されるようになりました。
日本へジャマイカのコーヒーが最初に直送されたのは、この直後の1952年のことです。
戦後の経済復興が始まったタイミングだったこともあり、輸入はその後30年以上着実に増加しました。
日本は1980年代後半までに、ブルーマウンテンの9割を輸入するようになり、現在でも約8割は日本が輸入しています。
ブルーマウンテンの栽培環境
栽培環境
ブルーマウンテンは高い標高と冷涼な気温に加え、寒暖の差が激しく、さらに火山灰土壌で、高品質なコーヒー栽培に最適な条件を備えています。
コーヒーの木が植えられているのは山の急な斜面です。
水はけがよいためコーヒーの生育には適していますが、斜面での作業は重労働です。
コーヒー栽培は苗木を育てる所から始まります。
約10か月で畑に植えられ、実をつける始めるまで3年間かかり、安定した収穫が見込めるのは5年目からです。
栽培品種は「ティピカ」
ブルーマウンテンの品種は「ティピカ種」です。
ティピカは病害・虫害に弱いため栽培が難しい品種ですが、200以上あると言われているコーヒー品種の中でも、特に優れた風味と美味しさを有します。
ティピカ種は世界中で人気があるため高値で取引され、そのぶん販売価格も高くなる傾向にあります。
収穫方法
2~3月に開花した後、コーヒーの実は4月~6 月、8月~11月の2回の雨季を経て成長します。
コーヒーの開花から収穫までは、一般的に8か月ですが、ブルーマウンテンは冷涼な気候の中で育つため、10か月かけてゆっくり成長します。
急な山の斜面のため、収穫は手作業で行います。
熟練した作業者が真っ赤に成熟したチェリーだけを巧みに摘み取ります。
ブルーマウンテンの精製方法は「ウォッシュド(水洗式)」
コーヒー豆の収穫から出荷までの作業のことを「精製」と言います。
コーヒー豆の精製方法はおもに、ナチュラル、ウォッシュド、パイプドナチュラル、スマトラ式と4種類あります。
ブルーマウンテンは、「ウォッシュド(水洗式)」と呼ばれる方法で精製されています。
ウォッシュドは、収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)の果肉を一度洗い流すことから、そのように呼ばれています。
果肉を取り除いた後は乾燥させ、脱穀機にかけて、生豆にして出荷します。
ウォッシュドで精製されたコーヒー豆は、余計なものが洗い流されるため、「透明感のあるおいしさ」が感じられます。
関連記事:コーヒーの精製方法とは?ナチュラル、ハニーなど発酵で変わる味の特徴を解説
ウォッシュドはジャマイカで誕生した精製方法
グァテマラやケニアなどでも「ウォッシュド」という精製方法が採用されています。
実はこの「ウォッシュド」は、1845年にジャマイカで誕生した精製法です。
ブルーマウンテンの等級(グレード)は5つに分けられる
▲コーヒー生豆をふるいにかけて選別し、等級を決めます。
ブルーマウンテンは「スクリーン」と呼ばれる豆の大きさによって等級が決まります。
等級は大きく5つに分けられ、豆が大きく高級なものから次のようになります。
- ブルーマウンテンNo.1
- ブルーマウンテンNo.2
- ブルーマウンテンNo.3
- ピーベリー
- トリアージA
- スペシャルトリアージ
- ファインズ
ブルー・マウンテンNo.1の規格基準は、以下のようになっています。
- スクリーン17〜19の大粒豆
- 欠点豆の混入率が3%未満
- 水分含有量10〜12.5%
- 国家資格を有する3人以上の検査官による6項目の味覚検査に合格すること
No.1の検査に合格するのは全体の約30%です。
ブルーマウンテンNo.1は3つのグレードのなかでも、厳正な検査を通り抜けた最高級豆で、主に「ストレートコーヒー」として使われます。
一方で、No.1よりも下位グレードの「No.2」と「No.3」は主にブレンドで使われます。
また、これらの次に「ピーベリー」「トリアージ」という等級分けになっています。
ちなみに「トリアージ」は「ブルーマウンテンセレクト」とも呼ばれ、樽詰めではなく、ブルーマウンテン以外の豆と同様に麻袋で出荷されます。
3つの「ノン・ブルーマウンテン」とは?
ノン・ブルーマウンテンとは、ジャマイカ産コーヒー豆のうち、「ジャマイカ ブルーマウンテン(Jamaica Blue Mountain®)」以外の豆のことです。
ここから、3つの「ノン・ブルーマウンテン」を紹介します。
ジャマイカ ハイマウンテン スプリーム
「ジャマイカハイマウンテンスプリーム( Jamaica High Mountain Supreme®)」の名でCIBにより認証されています。
上記のブルーマウンテン4地区以外で、標高1000m~1200mの地域で栽培されたコーヒーです。
ジャマイカ・プライム
ジャマイカ・プライムとは、上記のブルーマウンテン4地区以外の標高1,000m以下の場所で栽培されたコーヒー豆です。
ジャマイカ・セレクト
ジャマイカ・セレクトとは、欠点豆が許容範囲の割合で、スクリーンサイズが15以上のコーヒー豆です。
ジャマイカの有名コーヒー農園は「7つ」
ここから、ジャマイカの有名なコーヒー農園を7つ紹介します。
1.ウォレンフォード エステート
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 600m以上 |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 1250~3700 mm以上 |
収穫時期 | 9月~11月 |
ウォレンフォード 農園(エステート)は、古くからジャマイカブルーマウンテン・ジャマイカハイマウンテンの最大の生産業者です。
約20㎢の広大な土地は、ブルー マウンテン内のセント アンドリュー教区とポートランド教区、およびハイマウンテンにあたる 3つの教区にまたがっています。
洗浄・皮むきを行う2か所の加工場と、乾燥・仕上げ加工場は、ブルーマウンテンの公式な工場として認定されています。
2.メイビス バンク
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 900m~1500m |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 約1900mm |
収穫時期 | 2月~3月 |
正式名はメイビス・バンク・コーヒー・ファクトリーで、1885年にコーヒー農園を購入したイギリス人が始めた農園です。
1920年代に、現在のブルーマウンテン内セントアンドリュー教区に土地を購入し、会社が設立されました。
1978年にブルーマウンテンの公式工場に認定され、上記の「ウォレンフォードエステート」と共に有名なコーヒー栽培加工業者です。
3.クリフトン・マウント
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 約1300m |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 1900mm |
収穫時期 | 2月~3月 |
クリフトンマウント農園は、ブルーマウンテンの中心部でも標高の高い場所にある農園です。
ジャマイカで最も古いコーヒー農園の 1 つであり、1790年代から高品質な豆を生産してきました。
ピーベリーのブルーマウンテンを販売していることで有名です。
4.クライズデール
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 平均約1000m |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 1900mm |
収穫時期 | 2月~3月 |
クライスデール地区はブルーマウンテンの中央に位置するコーヒーの生産地です。
かつて、セントアンドリュー教区内に存在したクライスデール農園は、1800年にジャマイカを旅行で訪れた後、永住を決めた英国人コリン・マクラーティー博士によって創設されました。
博士の農園を見て、近隣の農民たちにもコーヒー栽培が広がり、一大産地となりました。
クライスデール農園は、コーヒーを商業ベースで生産した最初の農園の1つで、1800年代始めにはすでに輸出されていました。
精製工場、乾燥場、水車は200年経った今も現存して当時の雰囲気を知ることができます。
5.クレイトン
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 800m~900m |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 1900mm |
収穫時期 | 2月~3月 |
クレイトン農園(UCC Craighton Estates)は1981年にUCCが開設した直営農園で、セントアンドリュー教区に位置します。
アメリカ・ジャマイカの両政府から農水省に寄せられた栽培技術援助の要請がきっかけです。
ブルーマウンテンコーヒーは高品質ながらも生産量少なく、おもな輸出先である日本においても、消費量は1%にも満たなかったため、ブルーマウンテンの安定した供給を目的として開設されました。
6.フラムステッド
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 約1170m |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 1900mm |
収穫時期 | 2月~3月 |
フラムステッド農園(Flamstead Estate)はブルーマウンテン内のセント アンドリュース教区に位置します。
1764年からコーヒー栽培を始め、1982年に外交官カーライル ダンクリー氏によって農園として設立されました。
日本ではあまり知られていない家族経営の小規模な農園ですが、熟練した作業で品質の高さを誇っています。
7.グリニッジ
エリア | ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗 |
標高 | 不明 |
栽培品種 | Typica(ティピカ) |
精製処理 | ウォッシュド(水洗式) |
年間降雨量 | 不明 |
収穫時期 | 2月~3月 |
1947年に設立されたグリニッジ マウンテン農園(Greenwich Mountain Estate Ltd)は、ブルームフィールド一家による家族経営の農園です。
規模が小さいこともあり、日本ではほとんど知られていませんが、一家は100%自給自足の生活を営みながらオーガニックのコーヒー豆を栽培し、加工施設まで環境に配慮したコーヒー生産を行っています。
「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」とは?
「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」は1月9日です。
1967年の同日に、1,400袋のジャマイカ産コーヒーを積んだ貨物船がキングストン港を出港しましたが、これはその年の全収穫量の60%以上に相当する量でした。
両国にとって非常に重要な取引であったことから、翌日のジャマイカでは新聞のトップ記事となるほどでした。
ジャマイカ コーヒー日本輸入業者協会 (AJIJC) は、日本に初めて大量のジャマイカ産コーヒー豆が出荷されたことを記念して、毎年1月9日を「ジャマイカ ブルー マウンテン コーヒーの日」として祝うよう日本政府に働きかけました。
日本政府もそれを承認して2国間で記念日が制定され、2019年に最初の式典が行われました。
ジャマイカ人もブルーマウンテンを飲む?
ジャマイカ国内でもブルーマウンテンは高品質でおいしいコーヒーとして認知されていますが、高級なため飲む機会はほとんどありません。
ジャマイカでは、コーヒーよりもお茶のほうが一般的な飲み物で、伝統的にハーブティーやフレーバーティーを飲む習慣があります。
ただし、一部の地元のカフェ(Cannonball Cafe)など、手ごろな価格(304ジャマイカドル=約280円)のブルーマウンテンを販売している店もあります。
76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】
人気のコーヒー豆76種類を飲み比べ、ランキング一覧表にまとめました。
全部紹介すると長くなるので、1位〜20位までのコーヒー豆の味わい・特徴をわかりやすく解説しています。
▼送料無料、初回500円など、お得なコーヒー豆を掲載しています