1日14件のカフェをハシゴするほどコーヒーが好きなブロガー山口が、新しくなったファミマカフェのブレンドコーヒーを飲んでみたので、感想を正直にお伝えしていきます。
今まで販売されていたブレンドコーヒーを飲んだ感想は別記事にまとめてあるので、あとで読んでほしい。
ファミマカフェの新ブレンドコーヒーとは
画像提供:ファミリーマート
ファミリーマートは好評を得ている挽きたてコーヒー、FAMIMA CAFE(ファミマカフェ)のブレンドコーヒーを新しい商品に改良して、10月10日から全国のファミリーマート・サークルK・サンクス約1万8000店で販売開始した。(一部地域(宮崎県、鹿児島県、沖縄県)・店舗を除く。
挽きたてコーヒーは、今やコンビニエンスストアの代表的な商品となっているのはあなたも感じているかもしれません。
僕をはじめ日々多くの消費者の嗜好品としてコンビニコーヒーは好評を得ています。
今回ファミリーマートでは、温かい商品のニーズが高まる秋冬に向けて「毎日飲んでも飽きない」なおかつ「本格的な味わい」を楽しんでもらえるようコーヒー豆の配合・焙煎を新しく改良した。
ファミマカフェのブレンドコーヒーでは初となるタンザニア産の豆を使用することで、甘く芳ばしい香りの強化をはかり、さらにアイスコーヒーで使用しているコロンビア産の豆をブレンドコーヒーにも採用することで、飲みごたえのある深い味わいにすることを目指す。
これまでのキレの良い後味と、酸味を抑えた味わいはそのままに、より甘い風味と深いコクのあるブレンドコーヒーに生まれ変わったようです。
これまでのファミマカフェのブレンドコーヒーには2種類の豆を使っていたが、新ブレンドコーヒーには4種類のコーヒー豆を使っています。
旧ブレンドコーヒー:グァテマラSHB、ブラジルNo.2
新ブレンドコーヒー:グァテマラSHB、ブラジルNo.2、コロンビア、タンザニア
配合だけを見ると、確かにこれまでのブレンドよりも深みがありそうに感じます。
さて、実際はどんな風味が楽しめるのだろうか。
ファミマカフェ新ブレンドコーヒーの風味は?
ファミマカフェ新ブレンドコーヒーの風味を5段階で見る
飲む前にまずどんな香りがするのか鼻を近づけて確認するが、正直以前のブレンドと比べても変化が感じられません。
とくにフルーティーな香りがするわけでもなく、芳ばしい香りがするわけでもなく、缶コーヒーをレンジで温めたような匂い。
一口飲んでみるが、匂いの通りで味もこれといった特徴がない。
苦味はかなり控えめなので、飲み手を選ばないでしょう。
甘みや旨味、コクといったブラックコーヒーにおいて重要な要素も、残念ながらほとんど感じられず、飲んでいてワクワクしない。
コーヒーの熱が冷めるにつれて酸味が感じられるようになってきますが、これも控えめ。酸味のあるコーヒーが苦手でも全然飲めるレベル。
豆本来のナッツのような味が、よーく、精神を集中させて感じようとすれば本当にわずかながらですが「ナッツ…か?」といった具合に感じられます。
しかし普通に飲んでたらまず気付かないだろうレベル。
もっとも残念なのは、紙カップの風味が強くてコーヒーに染み付いてしまっていることです。
このファミマカフェの新ブレンドコーヒーは、後味にビニールのようなケミカルっぽさがある。これは致命的で、少なくとも僕はまた飲みたいと思わなかった。
新ブレンドというからには美味しくリニューアルしたのだろうと期待していただけに半端じゃないガッカリ感と、ケミカル風味が印象的な一杯でした。
カップの風味なんか気にしないのであれば、味に角がなく飲みやすいブレンドコーヒーと言えます。コンセプト通り毎日飲んでも飽きない味といえるかも知れません。
100円という価格を考えれば贅沢は言えないが、やはりローソンのマチカフェのような超ハイクオリティのブレンドコーヒーを飲んでしまうと、どうしてもこれを美味しいとは感じられません。
以前のファミマカフェのブレンドとの違いも、僕にはわからなかった。
おそらくあなたも「新ブレンドコーヒー」という風には感じられないのではないだろうか。
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます↓