【2017年11月発売】ローソンのトアルコトラジャを本気レビュー
投稿日:2017年11月9日 更新日:
コーヒーブロガー山口が、いま話題のコーヒーを飲んで本気レビューする企画。
今回はローソンのマチカフェ(Machi Cafe)から2017年11月7日に販売開始となったシングルオリジンシリーズ「トアルコトラジャ・プルプル」を飲んでみた。
1日14件のカフェを巡ったり自分で焙煎したコーヒーを飲んだりしている僕の経験を活かして、ローソンのトアルコトラジャ・プルプルはどんな風味が楽しめるのか?
また、300円というコンビニコーヒーにしてはちょっと高級といえる値段なので、それに見合った価値のあるコーヒーなのかも合わせてお伝えしていく。
コーヒーの風味をテキストでお伝えするのは難しいのだが、できるだけコーヒーに関する専門用語や、わかりにくい表現はせずにお伝えしていきたい。
ローソンのトアルコトラジャ・プルプルとは
2017年11月7日(火)から数量限定で販売されているローソン・マチカフェのシングルオリジンシリーズの新作で価格は300円(税込)となっている。
ローソンが独自に世界中の産地から厳選したシングルオリジンシリーズのなかでも特に優れた味わいと、また幻のコーヒーともいわれている。
トアルコトラジャ・プルプルは、標高1,600m~1,800mの高地に位置するインドネシアのプルプル村という場所で、昼夜の大きな寒暖差の中で栽培されている。
標高が高いところで生産されるコーヒーは風味が良くなる。
昼夜の寒暖差が大きいとコーヒーチェリーの中の種子である生豆(なままめ)が硬く締まることで味がぎゅっと凝縮されるのだ。
トアルコトラジャ・プルプルの精選方法や焙煎度合いは次のとおり。
生産国:インドネシア共和国
生産地:スラウェシ島 北トラジャ県プルプル村
グレード:GRADE1
精選方式:ウォッシュド(水洗式)
焙煎度合い:ハイロースト/シティロースト
僕の自宅の近所(函館)のローソンで買ったのだが、紙カップはローソンのサイトにあるようなカッコ良いカップではなく、普通のマチカフェのものだった。
黒いフタをあけると、トアルコトラジャの香りが十分に楽しめる。
どんな風味なのか、これから詳しくお伝えしていく。
トアルコトラジャ・プルプルの風味を5段階でみる
フタをあけてみると、コーヒーとは思えない花やフルーツを思わせる華やかな香りが立っていて、コンビニコーヒーながらも高貴な印象を受けた。
さっそく一口飲んでみると、かなり強めの酸味が口に広がり、やさしい甘みが後を追ってくる。そしてほんのりとした苦味を感じられる。コクは軽め。
苦味はかなり控えめなので、日頃あまりコーヒーを飲まないような人でも飲めてしまいそう。
ほんのりと感じられる甘みは、まるでフルーツを思わせるやさしくて自然な甘み。後に残るようなしつこさやクセがない。
そしてこの個性的な酸味は、まるでレモンを絞ったかのような、かなり強めの酸味。
だが突き刺さるような酸っぱさではなく甘みと上手に絡み合っていて、まろやかな酸味という印象。
よく熟した柑橘系のフルーツの甘酸っぱい味わいに近いかもしれない。
ただ、この酸味はコーヒーを飲んだあと口にしばらく残る感じがあり、しつこさや嫌味に感じるかもしれない。
少なくとも僕は、正直あまり好みの味わいのコーヒーではない。というよりコーヒーを飲んでいる感じがしない。
ただ、今回もマチカフェクオリティはすごいの一言だろう。
コンビニコーヒーとしてのクオリティは他社と比較してもずば抜けて高く、それどころかカフェ顔負けの一杯に仕上がっている。
値段も300円と普通のブレンドコーヒー3杯分だが、それだけの価値は十分に感じられるコーヒー。
酸味と甘みの一体感が見事な仕上がりの一杯だった。
普段モカや、キリマンジャロなど酸味が印象的なコーヒーを好んで飲んでいるなら、きっと気にいる味わいではないだろうか。
興味があればぜひ一度、お近くのローソン(マチカフェ)で試してみてほしい。
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