200g 32,400円のコーヒーを飲んだり、焙煎(ばいせん。生豆を焼くこと)も行うコーヒーブロガー山口が、森彦のドリップコーヒーを飲んだ感想を正直に述べます。
はじめに:森彦のコーヒー豆やお店での珈琲は最高においしい
はじめにお伝えしておくと、僕は森彦のコーヒーを愛しています。
森彦で購入できるコーヒー豆はすべて飲んできましたし、森彦系列それぞれの店舗限定で飲めるコーヒー豆もすべて飲んできました。
直火で焙煎された森彦のコーヒーは、そのどれもが非常に味わい深く、豊かな旨みと甘みが感じられる高品質なコーヒーです。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、森彦は日本でトップクラスに美味しいコーヒーを提供している専門店だと感じています。
そんな森彦が手がけるドリップコーヒー(ドリップバッグ)を購入して飲んだのですが、今まで飲んできた森彦のコーヒーとあまりにも味わいがかけ離れすぎていたので、飲んだ感想を正直に述べます。
森彦のドリップコーヒーは美味しくない?飲んだ感想を正直に述べる
森彦のドリップコーヒーはエチオピア、ブラジル、グァテマラ産のコーヒー豆がブレンドされています。
エチオピア モカの華やかでフルーティーな香りと、ブラジルのシャープな苦味、グァテマラ特有のチェリーのような甘酸っぱさが楽しめそうだと期待が高まります。
コーヒー粉は10gなので、濃いめに飲みたいなら100mlのお湯を注いで飲みます。
あっさりした味わいが好みならお湯を160mlほど注いで飲むことをおすすめします。
味わいの感想
森彦(ドリップバッグ)のブレンドの風味を5段階でみる
中挽きにされた森彦のドリップバッグのなかに、85度に設定したお湯を静かに落としていく。
すると、エチオピア モカ特有の華やかでフルーティーな香りが広がります。
さっそく一口飲んでみると、強い酸味が際立っています。酸味が強いので相対的に苦味は控えめに感じられます。
札幌の名店と言われる森彦が手がけたドリップコーヒーですが、スーパーマーケットで購入できる一般的なドリップコーヒーと同じようにコクが浅く、旨味や甘みがほとんど感じられないのが残念でなりません。
僕は濃厚な味わいのコーヒーが好きなのでお湯100ccを注いで抽出したのですが、それでもやはり味が薄く、森彦らしい濃厚な味わいは感じられません。
ドリップバッグはコーヒー器具がなくてもお湯だけで手軽にコーヒーが飲める便利なグッズですが、コーヒー豆と比較して香ばしさや風味が抜けてしまうという欠点があります。
森彦のコーヒーを愛するファンとして、今回のレビューでは本当に残念な気持ちになりましたが、この味わいが森彦のコーヒーなのだと勘違いして欲しくありません。
森彦のコーヒー豆「マイルドブレンド」は日本トップクラスの美味しさ
森彦で一番人気のコーヒー豆「No.2マイルドブレンド」は、タンザニアを代表するコーヒー豆「キリマンジャロ」や、華やかな風味が特徴のエチオピア産の「モカ」がブレンドされています。
一口飲むと、ほのかにオレンジのような甘みと爽やかな酸味、深いコクとほどよい苦味が感じられます。
僕はこれまで1,000を超えるコーヒー豆を通販などで購入して飲んできましたが、日本でもトップレベルの美味しさが味わえる銘柄だと感じています。
もし、森彦の本当の味わいを楽しみたいならコーヒーを味わいたいなら、一度このNo.2マイルドブレンドを飲んで欲しいです。
実食レポ:森彦のコーヒー豆「マイルドブレンド」を4つの器具で飲み比べ
また、森彦本店で飲むコーヒーも格別の美味しさが味わえます。
実食レポ:森彦の定番コーヒー「No.1フレンチブレンド」を飲んでみた
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