森彦の定番コーヒー「No.1フレンチブレンド」を飲んでみた
投稿日:2017年12月1日 更新日:
コーヒーブロガー山口が北海道の有名カフェのコーヒーをレビューする企画。
今回は北海道をはじめ全国にファンがいる札幌の自家焙煎カフェ「森彦(Morihico)」を訪れ、定番コーヒーの「No.1フレンチブレンド」を飲んでみた。
僕が以前訪れた際に、ネルドリップ抽出された超濃厚なフレンチマンデリンに舌鼓を打ち、機会があればまた訪れたいと思っていた。
▲森彦本店 入口
以前訪れたのは夏だったので緑に囲まれた外観だったが、冬の森彦の外観もまた味があっていい。
ちょうどオープンの11:00、平日ということもありお客さんは僕のみだった。
さっそく中へお邪魔すると2階へと案内された。
▲森彦本店 2階
築50年以上の古民家をリノベーションしたという森彦本店の内観は、どこかホッとする温かみのある空間。
テーブル席のイスもそれぞれ違うものが置かれていたり、照明も違うものが取り付けられていたりと風情を感じさせる造りとなっている。
このあとすぐに2人組のお客さんが入店、さらに15分後には満席になるという、平日にもかかわらず流石の人気ぶり。
森彦本店でゆったりと過ごすなら、やはりオープンと同時に訪れるのが良さそうだ。
▲森彦本店のメニュー
看板コーヒーと思われる「森の雫」は本店でしか飲むことができない限定メニュー。
飲んでみたいという思いはあったが、今回は店舗でも通販でも買える「No.1フレンチブレンド」にチーズトーストをつけたセットを注文。
こちらで提供しているパンは森彦本店の近くにある有名なパン屋さん「円麦」のものを使用。
オーガニックの北海道小麦にくわえ北海道の良質な素材で作られた円麦のパンは、良質な小麦の味わいが口に広り、もっちり柔らかい食感が楽しめるそう。
しばらくすると、先ずトーストが運ばれる。
▲チーズトーストセット 1,000円(税込)
チーズがたっぷり乗った4枚切りの厚いトーストを一口食べてみると、耳のカリカリ食感と身のモチモチ感が楽しめる。
また、身はほんのり甘くて旨みが詰まっている。そして耳の香ばしい風味も美味しい。
こちらは森彦本店で一番人気のセットメニューだというが、納得感のある味わい。
そんな美味しいトーストを堪能していると、いよいよフレンチブレンドが運ばれてくる。
森彦No.1フレンチブレンドの風味を5段階でみる
森彦の定番コーヒー「No.1フレンチブレンド」は自社工場で直火焙煎されたコロンビア、マンデリン、エチオピア・モカが配合されており個人的には夢のようなブレンド。
4枚接ぎのネルフィルターで抽出されたコーヒーからは、深煎り豆のビターで芳ばしい香りが感じられる。
また、ほんのりと感じられるモカの華やかさが心地いい。
これは森彦でしか感じられない風味で、飲む前からワクワクしてしまう。
さっそく一口飲んでみると、どっしりとした苦味と深めのコク、ネルドリップ特有の濃厚でまろやかな舌触りが特徴の一杯。
モカはスパイス程度に配合されているため、コロンビア、マンデリンのビターな味わいを邪魔することなく、また酸味もほとんどない。
苦味に尖った感じや嫌味はないが主張は強めなので好みは分かれそう。
あまり苦いのが得意でなければ「No.2マイルドブレンド」がおすすめ。使われている豆は違うが、味のバラエティに富んだバランスのいいコーヒー。
また、No.1フレンチブレンドより浅煎りの「森の雫」も良さそう。
以前、マンデリンフレンチを飲んだ時と同様、相変わらずずっしりと重たい一杯だが、キレの良い味わいで口やノドに残るしつこさはない。
少し冷めてくると、より甘みが感じられるようになるので時間をかけて楽しんでほしい。
ちなみに森彦ではコーヒー1杯(160cc)につき豆を22gと、通常のおよそ2倍の量を使う。ネルドリップの効果も相まってここまで濃厚な口当たりに。
森彦の味わいを自宅で再現する際に参考になればうれしい。
道外から札幌を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてほしいお店。
また北海道でおすすめのカフェに訪れた際には感想をお伝えするので楽しみにしてほしい!
森彦本店の店舗情報
森彦本店(Morihico)
公式オンラインストアはこちら
住所:札幌市中央区南2条西26丁目2-18
営業時間:平日・祝日 11:00〜21:30 (ラストオーダー21:00)
土日 10:00〜21:30 (ラストオーダー21:00)
定休日:なし(年末年始は休み)
駐車場:店舗前に5台
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