MORIHICO.TSUTAYA美しが丘のフレンチマンデリン
投稿日:2017年7月30日 更新日:
「コーヒーと一緒に1日ひとりでここにいていいよ」
この言葉は札幌の美しが丘にあるMORIHICO TSUTAYA美しが丘店のキャッチフレーズ。
こちらのお店は欧米のカフェカルチャーと日本の純喫茶文化の融合を目指して作られたそうで森彦代表の市川草介さんが長い間温めてきたコンセプトとのこと。
欧米のカフェカルチャーのひとつに、複数のコーヒー豆をブレンドせずに産地にこだわったシングルオリジンや、大量生産せずコーヒー1杯を丁寧に作るスタイルを特徴とするサードウェーブが挙げられます。
コーヒー豆をブレンドしないことで産地や農園、また栽培方法による味の違いをワインのような感覚で楽しむことができるのもサードウェーブの特徴です。
純喫茶とは一般的には酒類を扱わない純粋な喫茶店のことを指しますが、ここでは深い背もたれの向かい合わせになっているソファーが置かれ、木のテーブルがあるような古き良き時代の喫茶店という意味にも捉えられます。
▲入り口を入って左手にあるのがMORIHICO.
どことなく青山のブルーボトルコーヒーに近い印象を受けるこのお店、すべてのコーヒーをハンドドリップで淹れてくれます。僕がいままで行った森彦系列のお店はネルドリップだったのに対し、こちらのお店はペーパードリップで抽出します。
今回はフレンチマンデリンを注文します。価格はレギュラーサイズで¥550
ハンドドリップで1杯ずつ作られますが、森彦本店やアトリエモリヒコのように出てくるまで時間はかからず、おおよそ3分もあればコーヒーを受け取ることができます。
▲コーヒーを受け取って店内へ
▲現代のカフェと古き良き純喫茶が自然な形で融合されているように感じました
フレンチマンデリン(MORIHICO.TSUTAYA美しが丘)
森彦のマンデリンで楽しめるビターチョコレートのような香りは正直感じませんでしたが野性味のあるマンデリンらしい香り。
苦味とほどよい甘みがあり、コクもそれなりにあります。
ただ濃厚さやコクの深さ、もったりとした森彦でしか味わえない、あのまろやかさはやはりネルドリップで抽出している本店やアトリエモリヒコに軍配が上がります。
そのぶん確かに価格も200円ほど安くなっていますしコーヒーが提供されるまでの時間も短いのですが、味わいが大きく犠牲になっている感は否めません。
味わいの違いは抽出の方法だけではないのかも知れませんが「ここまで違うものか」と感じたというのが正直なところです。
今回はこちらのお店の記事でした。
MORIHICO.TSUTAYA美しが丘店
http://morihiko-coffee.com/shop/morihico-utukusigaoka/
住所 :北海道札幌市清田区美しが丘3条4-1-10
営業時間 :8:00~翌1:00
定休日 :なし
駐車場 :あり
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