新コンセプトカフェ!?「上島珈琲店No.11」が東京・御成門にオープン
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コーヒーブロガー山口がコーヒーに関する情報をお伝えしていく。
UCCフードサービスシステムズが展開するカフェ「上島珈琲店」。
ダブルネルドリップや黒糖コーヒーなどで知られる有名店であるが、このたび新しいコンセプトのカフェとして、2017年10月1日「上島珈琲店No.11(ナンバーイレブン)」を東京・御成門にオープン。9月29日にはオープニングレセプションが行われた。
オープニングレセプションは、上島成介社長の挨拶でスタート。
まずはじめに2003年、東京・神保町に1号店をオープンしてからの上島珈琲店の歩みを紹介し、今回の「上島珈琲店No.11」に込めたコンセプトを語った。
ほかのカフェと違い、日本ならではの特徴を生かしつつ、大人のためのコーヒー店として展開してきた上島珈琲店だが、上島珈琲店No.11では、あらためて日本の喫茶文化の伝統に立ち戻り、全てのドリップをハンドドリップで提供するという。
店名の「No.11」とは、1と1が並ぶ姿でお客様とコーヒーを提供するスタッフが向き合う様子を表現し、さらに10点満点のコミュニケーションを超えた「もう一段上質のサービスコミュニケーション」を目指すという願いが込められているという。
また、日の丸のようにも見えるロゴの赤い円は、完熟したコーヒー果実の色と、コーヒーに向き合うスタッフの情熱を象徴しているとのこと。
また、社長室の馬場道博企画部長からは、店頭で提供するコーヒーについての紹介がされた。
コーヒーはトラディショナルな味わいの深煎りタイプと、モダンな味わいの浅煎りタイプ、それぞれシングルオリジンとブレンドの計10種類をハンドドリップで提供していく。
そのドリップ法は、初めての試みとなる「2段階式ハンドドリップ」という、コーヒー粉を2回通過することでコク深いコーヒーを抽出するというものなのだが、どうだろう?逆に雑味が出たりしないだろうかと考えてしまう。
また、フードメニューでは、焙煎したコーヒー豆、オイル、ナッツ、スパイス、香味野菜から作った「コーヒーオイル」を様々な形で活用して、コーヒーの力を忍ばせた新しい味覚づくりに取り組んだそう。
コーヒーが持つ力を様々な形で楽しんでもらおうというコンセプトであるという内容だ。
「上島珈琲店No.11」の店舗を取り仕切る岩峪友美マネージャーからは、サービスコミュニケーションについての説明があった。
店内に設置した印象的な7角形のアイランドカウンターは、スタッフがコーヒーを抽出する姿などを楽しめるよう、あえて低めにしているのだとか。
さて、店舗の説明を聞いた後に気になるのは、やはり提供されるコーヒーだろう。
ジャパン・ハンドドリップ_チャンピオンシップ 2012の優勝者、甲田栄二氏による2段階式ハンドドリップの実演が行われた。
画像提供:ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社
ドリッパーが縦に2つ重なった独特の器具を使い、静かにお湯を置いていく。
上の段で抽出されたコーヒーで、さらに下の段でコーヒーを抽出するという形で、今までの上島珈琲店でおなじみのダブルネルドリップと同じ、コクのあるコーヒーを抽出することができるのだそう。
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