岐阜県の鉄工所「杉山製作所」と、土岐市の陶器メーカー「カネコ小兵製陶所」がコラボして誕生した、おしゃれな「ドリッパースタンドビスケット セット」が2022年05月6日(金)より発売されます。
インテリアを素敵に彩るおしゃれなデザインも魅力的ですが、誰でも美味しくコーヒーを入れられる設計になっています。
ドリッパースタンド ビスケットセットとは
カップをセットする部分がビスケットみたいでかわいらしい形なので「ドリッパースタンド ビスケットセット」と名付けられています。スタンドの素材は鉄。錆びにくい「粉体焼付塗装」を施してマットな黒色に仕上げています。
好きな場所に持ち運んでコーヒーを淹れられるように、アームの部分は握りやすい緩やかなカーブになっています。
カップを乗せるベース部分は安定感を重視して厚めの鉄材を使用。お手持ちのサーバーをセットすることもできそうですが、基本的には付属のカップにコーヒーを落とすよう設計されています。
ドリッパーとカップの間に空間がありすぎると抽出したコーヒーが跳ねて周りが汚れてしまいがちですが、このドリッパースタンドは空間を縮めて作っているのがポイント。
ドリッパーとマグカップは陶器製
ドリッパーとマグカップは、地元の「カネコ小兵製陶所」と関市の自家焙煎珈琲店「カフェ・アダチ」が監修。
カリタのウェーブドリッパーや、オリガミドリッパーのような波状のリブが特徴。この形状はペーパーフィルターとドリッパーがくっつきにくく空気が入りやすいです。
空気の抜け道が多いと湯の通りが良くなります。注湯のスピードにあわせて素早い抽出ができるので、浅煎り、中煎りのコーヒーなど比較的高温で、かつ短時間で抽出するコーヒーに向いています。
また、空気層があることで粉もよく膨らむので、抽出不足になりにくい。つまり、誰でも美味しく入れられる設計のドリッパーと言えます。
ドリッパーの角度は55度
通常の円すい形ドリッパーの底部設置角度が60度であるのに対し、このセットのドリッパーは55度なので、ややじっくり目に抽出できる設計です。
お湯がコーヒー粉の間を通過する時間が長くなるほど、より多くの旨味が出てくる傾向にあります。
角度はやや浅めにしてコクや旨みが出しやすくし、リブでは雑味が出ないことを狙っています。
なお、フィルターは市販の円錐ドリッパー用のペーパーフィルター(1〜2人用)が使えます。
ドリッパーとマグカップは3カラー展開
- ブルーグレー:やさしい青みが特徴
- グレー:鉄の色をイメージ
- オリーブグリーン:関市の色「わかくさ色」をイメージ
どの色も淵は錆色になっていて味があります。
インテリアにもスッと馴染む落ち着いた色合いがおしゃれ。釉薬は1点ずつ手作業で塗っているため、1点1点異なった風合いが楽しめます。
【セット内容】
ドリッパースタンド×1、ドリッパー×1、マグカップ×1
【サイズ】
スタンド:幅175mm 奥行130mm 高さ137mm
ドリッパー:直径110mm 高さ95mm
マグカップ:直径85mm 幅110mm 高さ90mm
【素材】
スタンド:鉄 粉体塗装(サンドブラック)
ドリッパー・カップ:陶器