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セブンカフェ【高級キリマンジャロブレンド】正直な感想|青の贅沢感なし?

ジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆や、40年以上寝かせたコーヒー豆など1,000種以上のコーヒーを飲む「コーヒーブロガー山口」です。(@yamaguchicoffee

これまで、セブンカフェから登場する新作ドリンクも全て飲み、当ブログでレビューしてきました。

今回も、セブンカフェから登場した待望のスペシャルティコーヒー【青の贅沢 高級キリマンジャロブレンド】を飲んだので正直な感想を述べます。

結論からいうと「リピートはしない」というのが個人的な感想です。

セブンカフェ【高級キリマンジャロブレンド】

セブンカフェ【高級キリマンジャロブレンド】
値段:R110円 L160円

セブンカフェから新登場した【高級キリマンジャロブレンド】は、酸味と苦味のバランスの良さと、力強いコクが感じられる高級志向のコーヒー、というコンセプトで開発されました。

キリマンジャロというコーヒー豆は、タンザニアで収穫されたコーヒー豆全般を指します。

タンザニアのコーヒー農園といえば、2000年代前半にスターバックスが購入していた「ブラックバーン農園」が日本では有名かもしれません。(現在はLCFが購入)

キリマンジャロ(タンザニア)の特徴としては「柑橘系フルーツのような酸味」「透明感のある旨味」「キレの良い苦味」といえます。

しかし、実際は農園によっても異なる個性がある上、収穫年によっても味が異なるため、一概に上記の味が全てのキリマンジャロで楽しめるか?と問われると、そうでもありません。

ですが、やはり「柑橘系フルーツのような酸味」は、キリマンジャロの醍醐味だと個人的には感じます。

そんなキリマンジャロをセブンカフェが手がけると、一体どんな味に仕上がるのか?

心を弾ませながら、高級キリマンジャロブレンドを注文します。

カップの蓋を開けると、香ばしさとナッツのような香りが広がります。

この時点では、従来の「白の定番」と大きな差は感じません。

さっそく一口飲んでみると「キリマンジャロらしさ」ともいえる柑橘系の酸味はほとんど感じません。

キリマンジャロはハイロースト(中煎り)で飲むことが多いのですが、高級キリマンジャロの焙煎度合いはシティローストくらいでしょうか。

クセもなく飲みやすいのですが若干、苦味が強いように感じます。

正直に感じたことは、酸味が特徴のキリマンジャロを深く焙煎しているため、酸味よりも苦味が中心の味わいになっている。

そのため「従来のブレンドコーヒーと明確な差別化ができていない」このように感じました。

従来のブレンドコーヒーと同時に飲み比べなければ、違いに気づきにくいコーヒー、というのが正直な感想です。

従来のコーヒーに「プラス10円出せば手に入る贅沢感」がウリのコーヒーですが、僕はリピートはしないでしょう。

高級キリマンジャロブレンドをリピートしない決定的な理由

ここから、高級キリマンジャロブレンドをリピートしない決定的な理由を述べます。

実はセブンカフェでは、2017年に「高級モカブレンド」というスペシャルティコーヒーが登場していました。

名前のとおり、エチオピア産の「モカ」という品種と従来のコーヒー豆をブレンドした商品です。

セブンイレブンでは一部新商品のテストマーケティングを北海道で行います。

そのため、僕が住む函館でも、この「高級モカブレンド」が販売されていました。

高級モカブレンドは、従来のブレンドコーヒーと飲み比べなくても、明らかな違いがあったのです。

カップのフタを開けた瞬間、エチオピア・モカ特有の華やかなでフルーティーな香りが感じられ、一口飲むとフレッシュな酸味が感じられたのです。

個人的に「コンビニコーヒー史上最高の一杯」と位置付け、心底惚れ込んでリピートしましたが、残念ながら全国販売は行われませんでした。

その理由は明らかになっていませんが、おそらく「エチオピア・モカ」というコーヒーの品種の知名度の低さにあると考えています。

おそらく、「キリマンジャロ」と「モカ」どちらを飲んだことがあるか?と聞かれたら、多くの人は「キリマンジャロ」と答えるのではないでしょうか。

日本において、キリマンジャロの方が多くの人に知られているコーヒーであり、少なくともモカよりも「高級」というイメージがキリマンジャロにはあるように感じます。

「高級モカブレンド」という商品名で売るにあたって「エチオピア・モカ」は適切な銘柄ではなかったのだろうと考えています。

そこで、日本でも知名度が高く、一部では「ブルーマウンテンと並んで高級」と評されている「キリマンジャロ」を、セブンイレブンは選んだのではないか?と考えています。

個人的に思うことは、キリマンジャロを選ぶのは良いのですが「高級キリマンジャロ」という商品名にふさわしい贅沢感をもう少し演出してくれれば、リピートしたかった。

今回の高級キリマンジャロブレンドには、「高級モカブレンド」を超える特別感を期待していましたが、期待値を下回る結果だったと正直感じています。

今後の「高級キリマンジャロブレンド」のリニューアルに期待したいです。

低価格で高級コーヒーの味が楽しめるおすすめ銘柄

せっかくなので、今回はキリマンジャロの特徴的な「オレンジのような甘みと酸味」が低価格で味わえるコーヒーを紹介します。

「森のコーヒー」という、通販で手に入るコーヒー豆(粉)です。

こちらは、キリマンジャロ好きにおすすめのコーヒーで、柑橘系の甘みと酸味が楽しめます。

森のコーヒーは農薬、除草剤、化学肥料を一切使っていないオーガニックコーヒーで、身体に優しいクリアな旨味が特徴。

あの芥川龍之介や、ジョン・レノンが惚れ込んだ味わい、というのも納得で、スタバやカルディ並みの値段にもかかわらず、高級感のある味わいが感じられます。

実際に森のコーヒーを飲んだ感想と、ちょっとお得に飲む方法を下記にまとめています。


  • この記事を書いた人

フラペチーノ山口(山口 誠一郎)

日本安全食料料理協会(​JSFCA)認定コーヒーソムリエ / 焙煎士。1,000種以上の通販コーヒーを飲むほか、カフェ・ド・ランブルで40年熟成コーヒー、天皇陛下に珈琲を点てたコフィア門脇氏(もか・標交紀氏の1番弟子)のネルドリップコーヒーなどを味わう。TV出演、文藝春秋などに取材協力。

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