スタバのおすすめコーヒー豆は?年間260回以上スタバに通うマニアが語る
投稿日:2018年6月10日 更新日:
スターバックスから登場している定番コーヒー豆と、季節限定コーヒー豆のほぼ全てを飲んできた僕が、実際に飲んだ感想を正直に述べていきます。
僕は、おいしいコーヒーを飲むために自分で焙煎(ばいせん。生豆を焼くこと)をしたり、32,400円のブルーマウンテンNo.1を飲んだりと、様々な経験をしてきました。
そんな僕の経験を活かして、あなたに合った美味しいコーヒー豆選びを提案できれば幸いです。
まずは、スタバのおすすめコーヒー豆について書いていきます。
目次
スタバのおすすめコーヒー豆は?
スタバのコーヒー豆だけに限定するなら、個人的にはグァテマラ・アンティグアが飲みやすいと感じました。
▲グァテマラ・アンティグア250g 1,364円
スタバ特有の苦味が控えめで、すっきりとした味わいが感じられます。
甘みやコクはかなり控えめなので、お砂糖やシロップを入れて飲むのも良いかと思います。
スタバのコーヒー豆は品質が高いアラビカ種を100%使用
スターバックスでは高品質な「アラビカ種」というコーヒー豆を100%使用しています。
コーヒー豆だけでなく、店内で提供しているスターバックスラテなどもアラビカ種100%のコーヒー豆を使用しています。
そして、2019年2月にはスターバックスジャパン初の焙煎施設「スターバックスリザーブロースタリー東京」が誕生しました。
僕もロースタリー東京で焙煎されたコーヒーをいただきましたが、従来のスターバックステイストのコーヒーよりも飲みやすくなっていて「日本人好みのテイストに近づいた」と感じました。
アラビカ種など、コーヒー豆の種類を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
コーヒー豆の種類や味の違い|お気に入りの豆を探すたった1つのコツ
正直、コーヒー豆の鮮度はよくない
▲お湯を注いでもあまり膨らまず、鮮度がよくないことを示している
ですが、じつは今でもスタバで販売されているほとんどのコーヒー豆は、アメリカで焙煎されたコーヒー豆を使用しています。
さらに、そのコーヒー豆を船便で約1ヶ月かけて日本へ輸送している、という状況です。
アメリカから輸送されたコーヒー豆はすぐに店頭に並ぶわけではなく、残っている古いコーヒー豆から順に販売されるため、僕たちが口にするコーヒーはどうしても鮮度が落ちたものになってしまいます。
鮮度が落ちると、どうしてもコーヒーの香りが薄くなったり、風味も薄くなってしまうことが残念です。
虫食いなどの欠点豆は取り除くのがおすすめ
また、スタバでたくさんのコーヒー豆を購入して分かったのですが、スタバのコーヒー豆には「虫食い豆」や「割れ・欠けの欠点豆」が、ほぼ全ての商品に混入していました。
この「欠点豆」は良豆と一緒に焙煎すると、上の写真のようにコーヒー豆の一部が焦げてしまいます。
スタバのコーヒー豆の味が濃かったり苦いと感じるのは、この焦げた欠点豆が混入しているためです。
なので、飲む前に全て手作業で取り除くと、よりすっきりした味わいのコーヒーが楽しめます。
どうしても焦げたコーヒーの味が気になる場合は、ミルクやシロップなどを入れて飲むとマイルドな味わいになります。
スタバのコーヒーギフトはおすすめ?
スタバのコーヒーギフト
- スターバックス オリガミ
- スターバックス ヴィア
など、粉の状態で販売されているコーヒーギフトはあまりおすすめしません。
なぜなら、コーヒーは粉にしてしまうと空気と接する面積が増えてしまいます。
空気に触れたコーヒー粉は酸化が一気に進み、鮮度が悪くなります。
ギフトを渡すならスターバックスカードの方がおすすめです。
ちょっと高価かもしれませんが、本当に美味しいコーヒーギフトをプレゼントしたいなら下記をご覧ください。
スタバのコーヒー豆のレビューまとめ
パイクプレイスロースト
値段(税込)
1,231円
※100gあたり492円
容量
250g
生産地
ラテンアメリカ
焙煎度合い
スターバックス ミディアムロースト
※中煎り。一般的にハイローストからシティローストと呼ばれる焙煎度合い
味・香りを5段階でみる
感想
パイクプレイスローストは、スターバックス発祥の地シアトル「パイクプレイス・マーケット」で生まれたコーヒー。
スターバックスの元CEOの「ハワード シュルツ」が感銘を受けたコーヒーが原点になっている商品です。
ハンドドリップで抽出すると苦味が強く、深みに欠けるが、フレンチプレスで抽出すると豆本来のアーモンドのような風味が感じられ、苦味も控えめになって飲みやすくなります。
レビュー:スタバのパイクプレイスローストはまずい?自宅でおいしく飲む方法を徹底検証
ケニア
値段(税込)
1,339円
※100gあたり535円
容量
250g
生産地
ケニア
焙煎度合い
スターバックス ミディアムロースト
※中煎り。一般的にハイローストからシティローストと呼ばれる焙煎度合い
味・香りを5段階でみる
感想
ケニアは、酸味が非常に際立っていて好き嫌いの好みがハッキリと分かれる味わいです。
スタバの店舗に行けば試飲させてもらえるので、購入前に一度味見するのが良いかと思います。
レビュー:スタバのコーヒー豆「ケニア」はおすすめ?飲んだ感想を正直に述べる
カフェベロナ
値段(税込)
1,339円
※100gあたり536円
容量
250g
生産地
- インドネシア
- ラテンアメリカ
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
カフェベロナを僕はブラックで飲んだのですが、とてもエグ味が強く感じられ、ちょっと飲みにくいと感じました。
カフェベロナはミルクやクリームを入れて飲むと味がマイルドになって飲みやすくなります。
レビュー:スタバのコーヒー豆「カフェベロナ」をおすすめしない理由を述べる
アフリカキタム
値段(税込)
1,436円
※100gあたりの価格は575円
容量
250g
生産地
- エチオピア
- ケニア
- 他
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
アフリカキタムはフルーティーな「エチオピア モカ」がブレンドされているため、柑橘類フルーツのような風味が感じられます。
飲み進めていくと、段々と渋みが口に残る点が気になりましたが、スタバのコーヒー豆にしては珍しいテイストの商品だと感じました。
このコーヒー豆は日本国内で焙煎されれば、より高く評価できそうなコーヒー豆だと感じました。
レビュー:スタバのコーヒー豆をメリタのドリッパーで飲んでみた
グアテマラ・カシ・シエロ
値段(税込)
1,954円
※100gあたりの価格は782円
容量
250g
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
グアテマラ・カシ・シエロは、くるみのような香り、浅めのコク、ほどよい苦みと強い酸味があるコーヒーです。
スタバのコーヒー豆のなかでは、とてもクセが少なくて飲みやすい味わいですが1,954円とお値段が少し高いです。
もし、スタバにこだわらず美味しいコーヒー豆が欲しいなら同価格帯の土居珈琲の人気銘柄セットがおすすめです。
ハウスブレンド
値段(税込)
1,134円
※100gあたりの価格は454円
容量
250g
焙煎度合い
スターバックスロースト
※中煎り。
味・香りを5段階でみる
感想
ハウスブレンドは、バランスの取れた味でクセが少ないコーヒー豆です。
お求めやすい値段なのでスタバのコーヒー豆の中でも人気が高い商品です。
店頭で買うよりもプレミアムミックスで注文した方が安いのでおすすめです。
レビュー:スタバのコーヒー豆「ハウスブレンド」を飲んだ感想を正直に述べる
スマトラ
値段(税込)
1,231円
※100gあたりの価格は492円
容量
250g
生産地
インドネシア
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
スマトラは、黒々と深煎りされており、数あるスタバコーヒー豆の中でも特に苦味や焦げた味が強く感じられました。
ブラックで飲むよりもミルクや生クリームなどを入れて飲むのが良いかと思います。
レビュー:スタバのコーヒー豆スマトラはおすすめできる?4つの抽出器具で味を検証
グアテマラ・アンティグア
値段(税込)
1,339円
※100gあたりの価格は536円
容量
250g
生産地
グアテマラ
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
グアテマラ・アンティグアは、スターバックス特有の燻煙臭さが少なくて苦味も控えめで、飲みやすいコーヒー豆です。
甘みや旨みはそこまで感じられませんが、スタバのコーヒー豆の中では味や価格面においても選びやすい商品だと感じました。
レビュー:スタバのコーヒー豆グアテマラ・アンティグアはおすすめできる?一番おいしく飲む方法を検証してみた
コモドドラゴン
値段(税込)
1,339円
※100gあたりの価格は536円
容量
250g
生産地
- インドネシア
- パプアニューギニア
焙煎度合い
スターバックスダークロースト
※深煎り。フルシティ〜イタリアンローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
コモドドラゴンは、アーシーな風味(土臭い、泥臭い)が強く感じられるコーヒー豆なので、好き嫌いの好みは分かれるかと思います。
ブラックで飲むよりも、ミルクや生クリームを入れて飲むのに適しているコーヒー豆です。
レビュー:スタバのコーヒー豆「コモドドラゴン」を飲んだ感想を正直に述べる
ブレックファーストブレンド
値段(税込)
1,134円
※100gあたりの価格は454円
容量
250g
生産地
コロンビア
焙煎度合い
スターバックスミディアムロースト
※中煎り。ハイロースト〜シティローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
ブレックファーストブレンドは、スタバの中では珍しい浅煎りコーヒーで、苦味よりも酸味が強いです。
スタバのコーヒー豆の中では非常にあっさりとした味わいで個人的には飲みやすいと感じました。
レビュー:スタバのコーヒー豆「ブレックファーストブレンド」飲んだ感想を正直に述べる
エチオピア
値段(税込)
1,436円
※100gあたりの価格は575円
容量
250g
生産地
- エチオピア シダモ
- エチオピア リム
焙煎度合い
スターバックスミディアムロースト
※中煎り。ハイロースト〜シティローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
エチオピアは、深めに焙煎されているため一般的なエチオピア モカのフルーティーな酸味はなく、ほんのりとした苦味が特徴のコーヒー豆です。
エチオピアコーヒーも僕は好きなのでちょっと期待していたのですが、本音を言うともう少し旨味や甘み、コクが欲しかったです。
エチオピア モカは焙煎次第で酸味が甘みや旨味に変化するので、機会があれば色んなカフェで飲んでほしいコーヒー豆です。
レビュー:スタバのコーヒー豆「エチオピア」をおすすめしない理由を述べる
ライトノートブレンド
値段(税込)
1,134円
※100gあたりの価格は454円
容量
250g
生産地
- コロンビア
- ブラジル
焙煎度合い
スターバックスブロンドロースト
※浅煎り。ミディアムロースト〜ハイローストまでを指す。
味・香りを5段階でみる
感想
ライトノートブレンドは、苦味と酸味のバランスが良く、スタバの豆特有の燻煙臭さや渋み、えぐみを感じません。
スッキリした味わいのコーヒーを好む日本人向けの商品だと感じました。
飲み手を選ばない口当たりですが、甘みや旨みがもうちょっと欲しかったというのが正直なところ。
レビュー:スタバのコーヒー豆「ライトノートブレンド」をおすすめしない理由を述べる
フレンチロースト
値段(税込)
1,134円
※100gあたりの価格は454円
容量
250g
生産地
- コロンビア
- ブラジル
焙煎度合い
フレンチロースト
味・香りを5段階でみる
感想
フレンチローストは、これまで飲んだ豆の中でも燻煙臭さや、焦げた風味が特に際立っていました。
ミルクやクリームを入れて飲むのに適したコーヒー豆です。
レビュー:スタバのコーヒー豆【フレンチロースト】はおすすめ?感想を正直に述べる
コロンビア
値段(税込)
1,231円
※100gあたりの価格は492円
容量
250g
生産地
コロンビア
焙煎度合い
スターバックスミディアムロースト
※中煎り。ハイロースト〜シティローストまでを指すが、実際はフルシティ〜フレンチくらいの焙煎度合いであった。
味・香りを5段階でみる
感想
僕が買ったコロンビアは、焼きすぎたのか焦げたトーストを思わせる味わいで、ちょっと飲みにくいと感じました。
レビュー:スタバのコーヒー豆「コロンビア」はおすすめ?年間260回スタバに通うマニアが語る
ウィローブレンド
値段(税込)
1,050円
※100gあたり420円
容量
250g
生産地
- コロンビア
- エチオピア
焙煎度合い
スターバックス ブロンドロースト
※浅煎り。一般的にミディアムローストからハイローストと呼ばれる焙煎度合い
味・香りを5段階でみる
感想
ウィローブレンドは、酸味が中心の味わいで苦味は控えめです。
ミルクを入れて飲むよりもブラックで飲むのに適したコーヒー豆だと感じました。
コーヒープレスを使って飲むと、あっさりした味わいの中にも甘みが感じられます。
レビュー:スタバのコーヒー豆【ウィローブレンド】を飲んだ感想を正直に述べる
スタバのコーヒー豆を飲んだ感想まとめ
さて、今回は「スタバのおすすめコーヒー豆は?年間260回以上スタバに通うマニアが語る」という内容でした。
- スタバのポイント(スター)を使ってお得にコーヒー豆を買いたい
- スタバでコーヒー豆を買ってポイントを貯めたい
などの場合は、スタバでコーヒー豆を購入する意味もあるかと思います。
本当に美味しいコーヒーを飲みたいなら、僕が厳選したコーヒー豆ランキングをご覧ください。
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