スターバックスを利用する際に、とても便利なスタバカードですが、人気なのは機能性だけではありません。
スタバカードは、定番デザインから季節や地域限定、さらには人気ブランドとのコラボレーションなど、多種多様なデザインが展開されています。
そのため、使用目的に限らず、カードをコレクションしている人も多いのではないでしょうか。
さくらやクリスマスシーズンなどの人気デザインは、販売終了日を待たずに完売してしまうカードもあるほどです。
そのなかでも、非売品や数量限定発売など知る人ぞ知る「激レア」と呼ばれるカードがあることをご存じでしょうか。
今回は、持っていたら自慢したくなってしまうような激レアカード8選を紹介します。
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目次
激レア「スタバカード」8選
1.何度でもお代わり自由「ゴールドカード」
海外のスタバにも、日本と同じようにスターを貯める会員制度「スターバックス リワード」があります。
制度の内容は国によって多少異なりますが、アメリカのスタバでは利用回数や購入金額など、一定の条件を満たすと、ゴールド会員にランクアップします。
ゴールド会員となれば、名前入りのゴールドカードが授与され、さまざまな特典が受けられます。
また、韓国など一部の国ではゴールドカードに好きな文字を刻むこともできます。

韓国スタバのゴールドカード
おもな国のスター獲得の条件や、特典を簡単に紹介します。
スターの貯め方
- 北米:50セント/スター
- イギリス:1来店/スター
- オーストラリア:1ドリンク/スター
北米は、日本と同じように購入金額に応じてスターが付与されるのに対して、イギリスやオーストラリアでは来店回数やドリンクの数でスターがたまります。
ゴールド会員の条件
- 北米:300スター
- イギリス:50スター
- オーストラリア:ステータスの違いなし
上記のスターを1年で貯めるとゴールド会員へランクアップできます。
また、ゴールド会員になってから1年間でまた同じ数のスターを集めると、翌年もゴールド会員を継続できます。
ただ、オーストラリアにはそもそもグリーン、ゴールドのようなステータスの違いはありません。
グリーン会員特典
- 北米:誕生日にフリードリンクorフード、コーヒー・紅茶のおかわり無料、クーポンやスペシャルオファー
- イギリス:15スターごとにフリードリンク、クーポンやスペシャルオファー
- オーストラリア:9スターごとにフリードリンク、誕生日にフリードリンク、クーポンやイベント
ご覧の通り、日本にはない特典もあり、国によってさまざまなことが分かります。また、オーストラリアはステータスの違いがないので、会員登録すれば全員これらの特典が受けられます。
ゴールド会員の特典
- 北米:スター獲得数に応じて対象商品と引き換え、月1回スターが2倍、ゴールドカードの進呈
- イギリス:シロップ、エスプレッソショット、ホイップクリーム、ココナッツミルクが無料
- オーストラリア:ステータスの違いなし
これらは、グリーン会員の特典にプラスして利用できます。
特典の内容や、スター獲得条件は変更されることがあるので、興味がある人は各国スターバックスのホームページを確認してください。
残念なのは、日本にはこの制度がないことです。そのため、使用もできません。
ちなみに、日本で発行されたスタバカードも海外では使用できないのでご注意を。
しかし、対象の国だけで発行される名入りのオンリーワンなカードは持っていたら自慢したくなってしまいます。
2.返品専用「リターンカード・返品カード」
リターンカードとは、スタバカードで支払った商品を何らかの事情で返品した際に、返金分の金額がチャージされた専用カードです。
そもそも返品しなければ発行されないため、目にしたことがある人は少ないのではないでしょうか。
返品専用のカードなので、チャージして繰り返し使用することはできず、Web登録もできません。
紛失や盗難の際も再発行できないので、手にした際には取り扱いに注意してください。
また、リターンカードでの商品購入はスター付与対象外です。
その代わり、返品商品を購入した時にスターが付与されているので、損するということはありません。
3.fragment フラグメント 藤原ヒロシ
3つ目は、藤原ヒロシ主宰のフラグメントデザインとコラボしたスタバカードです。
藤原ヒロシ氏は、1990年代から原宿カルチャーを牽引し、今現在もクリエーターとして日本だけでなく世界的に影響力のある存在として知られています。
2011年には、スターバックス表参道B-SIDE店(2019年3月26日閉店)の全面リニューアルオープンにも携わっています。
翌年の2012年からは、ステンレスボトルやスタバカードなど、定期的にコラボ商品が発売されました。
写真のスタバカードは、2012年に全店舗(一部店舗を除く)で期間限定発売されたデザインです。
またフラグメントデザインは、スターバックスだけでなく、ルイ・ヴィトンやナイキなど数多くのブランドや企業とコラボレーションを行っており、コラボアイテム発売の際には、行列ができることも。
フラグメントデザインがあしらわれたスタバカードの中には、表参道B-SIDE店限定や数量限定といったものもあり、希少価値が高く、ネットオークションやフリマサイトでは高値で取引されています。
4.ホリデー スペシャルエディション 2016
スタバカードには、キャンペーンなどでのみ配布される限定カードがあります。
配布限定カードのため、ほとんどのものがレアカードなのです。
中でも、このカードは2016年11月に開催された「Myスターbucks会員限定 スターバックスカードホリデースペシャルエディションプレゼント」の当選品です。
ホリデーシーズンにぴったりな、赤にゴールドをあしらった華やかで心躍るデザインで、他のカードよりも細長いデザインになっているのが特徴です。
抽選は2回行われ、各回500枚、計1000枚の限定発行なので、当たった人はかなりラッキーかと思います。
5.バレンタイン限定の激レアカード「天使・エンジェル」
こちらは、2002年のバレンタインシーズンに限定発売されたものです。
ほかのシーズン限定デザインと違って激レアと呼ばれる理由は、ビジネスギフトセンターのみで扱われていたというところです。
大量注文用であるギフトセンターでしか購入できないこのデザインは、持っている人はとても少ないのではないでしょうか。
また、2002年は日本国内にスタバカードを導入した年でもあります。
現在のスタバカードには、有効期限がありませんが、2012年6月5日以前に3年間利用(入金・残高照会・カードによる商品購入及び発行時の入金を指す。)がなかったカードは無効となり、利用できません。
そのため、現在でも利用できる状態のカードであれば、なお激レアと言えるでしょう。
6.サザビーリーグ社員限定カード
1995年から2014年までスターバックスコーヒージャパンは「サザビーリーグ」が運営を担っていました。
しかし、アメリカのスターバックスに完全子会社化することになり、その際にサザビーリーグの社員限定で配布されたのがこちらのカードです。
当然非売品であり、当時の社員でなければ手にすることができないデザインのため、まさに激レアと言って良いでしょう。
7.スターバックス25周年記念 限定カード
このカードは、日本にスタバが上陸してちょうど25年になる2021年に、アニバーサリープロモーションとして発売されたカードです。
またこの年は、アメリカシアトルに1号店ができた50年目の年でもあります。
節目である25周年を記念したアニバーサリーデザインのスタバカードは、ほかにも発売されましたが、このカードが激レアと呼ばれる理由は、オンライン抽選のみの販売だったことです。
このカードの特徴は、メタル素材でできているため、ほかのプラスチックのカードとは違い、特別感が感じられる1枚になっています。
また、デザインには、遠く離れた産地から、たくさんの人々の手を渡って私たちのもとに届くという、産地から一杯のコーヒーになるまでのコーヒー豆の旅と人とのつながりが表現されています。
カードは専用のボックスに入っており、価格は10,700円(本体価格7,700円税込+3,000円入金済)と、カードの価格としては高額ですが、コレクターにとっては手に入れたい1枚ではないでしょうか。
8.スターバックスリザーブ限定「マットブラック カード」
スターバックスリザーブとは、普通のスタバよりワンランク上のコーヒーを楽しみたい人のためのブランドです。
バリスタと会話を楽しみながら最高の1杯を楽しめます。
国内で、スターバックスリザーブを展開している店舗はいくつかありますが、他の店舗とは一線を画す、コンセプトストアが存在します。
それが「スターバックス リザーブ ロースタリー」と「スターバックス リザーブ ストア」です。
そのスターバックスリザーブストアで、2014年に事前告知なしで配布されたのがこのカードです。
黒と金のみのシックなデザインになっています。
配布直後はコーヒーセミナーに参加することでも入手できたようですが、その場に居合わせなければ手に入れられない激レアなカードです。
ネットオークションなどでは、スタバカードの中で一番高額で取引されており、1万円を超えるものもあります。
スタバカード裏面の「レアマーク」の意味
スタバカードには裏面のPIN番号の横に、ごく稀に「◆」や「●」のような記号や文字が印字されていることがあります。
あまり知られてはいませんが、これはレアマークと呼ばれており、ネットオークションやフリマサイトなどでプレミアム価格で取引される傾向にあります。
意味について調べてみましたが、これといった答えは見つけることができませんでした。
カード番号がゾロ目、語呂合わせになっているなどの情報もありますが、僕が持っているレアマーク付きのカードはゾロ目でもないですし、語呂合わせにもなっていません。
ただ、レアであることは間違いないので、持っているカードや今後新しいカードを手に入れた際には、裏面をチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、デザインが豊富なスタバカードの中でも、激レアと呼ばれる8種類のカードについてまとめました。
コレクションしている人の中には、喉から手が出るほど欲しいというカードもあったのではないでしょうか。
今回紹介したものは、非売品であったりすでに販売が終了しているものなので、気になるものやどうしても欲しいデザインは、ネットオークションやフリマサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ただ、激レアカードと呼ばれるカードは、PIN番号が削ってあるものも多くみられます。
PIN番号は、チャージ金額を管理する大事な番号です。
コレクション目的なら心配なさそうですが、チャージしたお金が抜き取られる可能性もあり得るので、実際に使用したい場合はPIN番号見削りのものを選ぶようにしましょう。
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