高島屋珈琲のブラジルサントス
投稿日:2017年7月24日 更新日:
今回も、備長炭を使った直火焙煎を行っている高島屋珈琲さんに行きました。こちらのお店に初めて行った時に飲んだのがエチオピアのカッファG1とブラジルのトミオ・フクダでした。
ブラジルサントスは定番中の定番と言えるほど、どのお店にも置いてあるコーヒーです。僕はどこへ行っても、いつもついマンデリンを頼んでしまいますが、今後はブラジルコーヒーも飲み比べていって、美味しいお店をレビューしていきたいと思います。
サントスとは、ブラジルの東南部に位置するサンパウロ市から車で1時間半走らせた場所にある南米最大の港の名前です。
また、このサントス港からは世界でもっとも多い量のコーヒー豆が輸出されています。ブラジル全土からコーヒー豆が集まり、このサントス港から輸出される豆は麻袋にSantosとスタンプが押されてブラジルサントスになります。
100年以上前の、1908年から日本人の移民が始まり、彼らが最初にたどり着いたのもこのサントス港と言われています。
ブラジルの国土は日本の約23倍、地域によって寒暖の差が激しいのですが年間平均気温は24度前後という温暖な気候です。
世界一のコーヒー生産国として知られているブラジルですが経済の発展と共に1人あたりのコーヒーの消費量も急速に増え、ここ数年で日本の消費量を上回り世界第3位のコーヒー消費国となりました。
日本でも古くから飲まれているブラジルサントスは嫌みのない上質な酸味と香りを持ち、まろやかな風味があります。突出する苦味や酸味、クセもないのでブレンド豆としても使われます。
ブラジルサントス(高島屋珈琲)
炭火焙煎のフルシティロースト。
高島屋珈琲さんのブラジルサントスはスモーキーな香りとコーヒー豆そのものの強い香りが立っています。
熱いうちに飲むと強い苦味が口に広がり、熱さが落ち着いてから飲み進めると甘みがグっと増し深いコクを感じるように。またナッツのような風味に変わっていくのも面白く、鼻から抜けるスモーキーさとナッツのような香りが混じったこの感じは高島屋珈琲さん独自の風味といって良いのではないでしょうか。
後味はすっきりしていて、冷めても酸味はほとんど感じません。
当たり前の話ですが、いつも飲んでいるマンデリンとは明らかに違い、ブラジルサントスは味が引き締まっているという印象。マンデリンは味に広がりがあり旨味が豊富なのだと感じました。
今回は、こちらのお店の記事でした。
高島屋珈琲 ↓ネット通販でも豆が購入できます。
https://takashimaya.thebase.in/
https://ja-jp.facebook.com/takashimaya.coffee/
住所:北海道北斗市本郷2-28-16
営業時間:12:00~17:00(日曜営業)
定休日:なし
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