全国のタリーズコーヒーで現在提供しているプラスチックストローを、バイオマスプラスチックを25%配合したストローに切り替え、プラスチックおよびCO2削減に取り組む発表が行われました。
▲上が現在のストロー、下が新ストロー。
バイオマスプラスチックとは
バイオマスプラスチックとは、サトウキビなどのバイオマス(生物資源)を原料に作られるプラスチックのこと。
昨年12月にレストランの「ガスト」が、バイオマスストローの導入を発表したこともあり、いま話題になっているプラスチックです。
今回、タリーズが新しく導入するストローには、このバイオマスプラスチックが25%配合されています。
さらに、現行のストローよりも長さが3cm短くなっており、プラスチック使用量の削減に取り組む姿勢を見せています。
導入時期
まずは、7月から関東の一部店舗で試験導入を行い、10月からタリーズコーヒー全店で導入予定です。
気になる使い心地は?
調べてみたところ、実際に使った口コミは見られませんでしたが、バイオマスプラスチックについて詳しく書かれた記事によると、「寿命や使用方法などは従来のものと変わらない」とあります。
非生分解性のバイオマスプラスチックには、サトウキビを原料とするバイオポリエチレンや、バイオPETなどがあります。従来のポリエチレンやPETの特性をもつように開発されているので、寿命や使用方法などは従来のものと変わりません。
出典:バイオプラスチックで問題は解決?-海洋プラスチック汚染の対策
ガストでは、バイオマスストローがすでに導入されているようですが「使いにくい」といった口コミは見られなかったので、従来のものと変わらず使えるのではないかと思われます。
僕の住む函館のタリーズでも10月から導入開始される予定なので、実際の使用感を後日レビューしたいと思います。