スタバのコーヒー豆【ウィローブレンド】を飲んだ感想を正直に述べる
投稿日:2019年6月23日 更新日:
32,400円のコーヒーを飲んだり、焙煎(ばいせん。生豆を焼くこと)も行うコーヒーブロガー山口が、スターバックスの「ウィローブレンド」はおすすめできるかコーヒー豆なのか?
飲んだ感想を正直に述べます。
同じコーヒー豆でも用いる抽出器具によって出来上がりの味が変わるため、今回は
- ペーパードリップ
- コーヒープレス
- ネルドリップ
上記3つの抽出方法で飲んでレビューします。
ウィローブレンド
ウィローブレンドは、スターバックスコーヒーで次のように紹介されている。
鮮やかな酸味と、わずかに感じられるシトラス感や深みが、複雑ながらも美しく響き合う、さわやかで優雅なコーヒーです。
出典:スターバックスコーヒー
値段(税抜)
1,050円
※100gあたり420円
容量
250g
コーヒー豆の種類
- コロンビア
- エチオピア
焙煎度合い
スターバックス ブロンドロースト
※浅煎り。一般的にミディアムローストからハイローストと呼ばれる焙煎度合い
豆の状態
ウィローブレンドを開封すると、割れたり欠けたりの欠点豆がチラホラ見られるが、スタバのコーヒー豆にしては数が控えめだ。手作業で取り除いても大した手間は感じないだろう。
味・香りを5段階でみる
ウィローブレンドを3つのコーヒー器具で飲み比べ
▲左から
- ハリオV60ドリッパー
- ハリオ ウッドネック ネルドリッパー
(フィルターはマルタ製の4枚接ぎ。一人用を使用) - ハリオ カフェプレス スリム
はじめにペーパードリップの定番である「ハリオV60ドリッパー」で抽出して飲んで、味の変化がしっかり感じられる2つの器具で飲んでいく。
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:16g
- お湯の量:160cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
- 使うコーヒーポット:カリタ製ホーローポット
ハリオV60ドリッパー
中挽きにしたウィローブレンドを、ハリオV60ドリッパーにセットしてお湯を静かに注いでいく。
湯に触れたコーヒー粉はドーム状に膨らむことなく、焙煎してから一ヶ月以上は経っていると思われる。
さっそく一口飲むと、スターバックスの豆にしては珍しく酸味が強調されており、苦味は控えめ。
飲んだ瞬間にナッツのような風味がほんのり感じられる。
後味はすっきりしていてキレがよく、飲みやすい。
コクや甘みは控えめなので、アメリカンコーヒーような薄い味わいが好きなら、ウィローブレンドを試しても良いかも知れない。
次はコーヒープレスで淹れてみよう。
コーヒープレス
粗挽きにしたウィローブレンドをコーヒープレスで抽出して飲むと、チェリーのような甘酸っぱさが感じられる。
強かった酸味は少し抑えられ、甘みが感じられるようになった。
苦味やコクは控えめ。クセもなく飲みやすい一杯である。
最後にネルドリップして飲んでみよう。
ネルドリップ
ウィローブレンドをネルドリップして飲むと、コーヒープレスでの抽出時より多少苦味や酸味がアップしたものの、すっきりした味わいになる。
コーヒープレスとペーパードリップの間を取ったような味わいだ。
コーヒープレスでの抽出時と同じく飲みやすいのは確かだが、まろやかな旨味や深いコクを出すのが得意なネルドリップと、ウィローブレンドは相性が良い組み合わせに思えなかった。
まとめ
さて、今回はスタバのコーヒー豆「ウィローブレンド」を3つの抽出方法で飲んでみた。
いずれの飲み方でも酸味が中心の味わいで苦味は控えめで、ミルクを入れて飲むよりもブラックで飲むのに適したコーヒー豆だと感じた。
ウィローブレンドを飲むならコーヒープレスを使うのがもっとも適していると感じた。あっさりした味わいの中にも甘みが感じられたので、試し飲みするなら店舗でプレスコーヒーを注文するのが良い。
【おすすめできる?】
安くてあっさりしたコーヒー豆を探しているならおすすめ。スタバポイントを貯めると貰える「リワードチケット」を使えば税抜350円で買えるので、お買い得感が強いのではないだろうか。
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