アメリカンコーヒーとは?コーヒーとの違いやおすすめコーヒー豆も紹介

2021年6月4日

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アメリカンコーヒーとは?コーヒーとの違いやおすすめコーヒー豆も紹介

2021年6月4日

喫茶店で「アメリカンコーヒー」というメニューを見たことはあるけれど、どのようなコーヒーなのか詳しくは知らない、という人も多いかと思います。

実はアメリカンコーヒーにはカフェインが多く含まれているので、眠い朝や仕事中などにぴったりです。

本記事では、アメリカンコーヒーの魅力に迫りつつ、アメリカンコーヒーにおすすめの浅煎りコーヒー豆を5つ紹介します。ぜひチェックしてみて下さい。

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アメリカンコーヒーとは

アメリカンコーヒーとは?コーヒーとの違いやおすすめコーヒー豆も紹介

アメリカンコーヒーは"薄いコーヒー”というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、正式には「浅煎りで焙煎したコーヒー豆」で淹れたコーヒーのことを指します。

また、抽出したコーヒーをお湯で薄めたものを指す場合もあります。

浅煎りコーヒーの特徴

焙煎とは生のコーヒー豆を煎る加熱作業の事です。

焙煎される前のコーヒー豆には味が無く、飲むことが出来ません。

この焙煎という工程を経ることで、コーヒー豆に香り、苦味、酸味、甘味といったコーヒー独特の風味が生まれます。

コーヒーの焙煎は大きく「深煎り」「中煎り」「浅煎り」の3つに分類され、アメリカンコーヒーは基本的に浅煎りです。

浅煎りのコーヒーは苦味が控えめで、コーヒー豆そのものの酸味や軽めの口当たりが特徴です。

また、「コーヒーの苦味が好みじゃない」という方でも抵抗なく飲めるのが浅煎りコーヒーの特徴であり、アメリカンコーヒーの特徴です。

アメリカンコーヒーの由来

アメリカンコーヒーは、戦後にアメリカ人がよく飲んでいたコーヒーの淹れ方であることが、その名の由来です。意外にも原産国や品種の名前は由来に関係していません。

アメリカ人が浅煎りのコーヒーをよく飲んでいたのは、戦後当時のアメリカでは”パーコレーター”という器具を使ってコーヒーを淹れていたため、浅く焙煎されたものが好まれたという説や、アメリカ人はコーヒーを飲む量が多いから、など諸説あります。

実は、このアメリカンコーヒーという名称は日本で作られた和製英語です。

アメリカでは「弱めのコーヒー」を意味する「weak coffee(ウィークコーヒー)」と呼ばれています。

アメリカンコーヒーという言葉は存在しないので、現地を訪れた際のオーダーには注意してくださいね。

ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違い

ブレンドコーヒーとは、複数のコーヒー豆を混ぜ合わせたコーヒーのことを指します。

コーヒー豆は種類によって特徴が異なります。複数のコーヒー豆を混ぜ合わせることで、コーヒー豆各種の特徴を活かしたコーヒーを作ることができます。

ブレンドコーヒーはアメリカンコーヒーと違い、焙煎度合いの定義がないため、「深煎りブレンド」「浅煎りブレンド」など、味の方向性が様々。

一方、アメリカンコーヒーとは「浅煎りコーヒー」のことを指すため、「酸味がメインの味わい」であると言えます。

ブレンドコーヒーとアメリカーノの違い

アメリカーノはアメリカンコーヒーと名前が似ていますが、この2つは全くの別物です。

アメリカーノはエスプレッソをお湯で割り、ドリップコーヒーと同じくらいの濃さにしたものを指します。アメリカンコーヒーのように薄く感じることはありません。

アメリカーノはエスプレッソから作られているので、コーヒーオイルが多く含まれており、しっかりとした口当たりが特徴。

アメリカーノの名前の由来は、コーヒーを薄めて飲んでいたアメリカ人がエスプレッソも薄めて飲んでいたため、イタリア人が嘲笑する意味合いでアメリカーノと名付けたと言われています。

アメリカンコーヒーの作り方

アメリカンコーヒーとは?コーヒーとの違いやおすすめコーヒー豆も紹介

ではここから、アメリカンコーヒーの作り方を解説します。

浅煎りコーヒー豆を使う方法

・浅煎りのコーヒー豆を中細挽きか中挽きにしたものを用意する

湯だまりの原因となるため、細かすぎる粉は避けましょう。(しつこい味になりやすく、酸っぱくなりやすい)

お湯で割る方法

・コーヒーを濃い目に抽出する

普段ドリップコーヒーを作るときの1.5倍の豆を使って、やや濃いめに抽出します。いつも150mlを抽出しているなら、お湯割りの際は75mlだけを抽出。残り75mlはお湯を加えます。すると旨味はそのままに、クリアな美味しさアメリカンコーヒーが完成します。この方法は本当においしいので筆者もよく行っています。

アメリカンコーヒーにおすすめの浅煎り豆5選

ここから、アメリカンコーヒーにおすすめの浅煎り豆5選を紹介します。

今回は、Amazonなどの通販や市販で気軽に買えるアメリカンコーヒーもセレクトしました。

土居珈琲 エルサルバドル ラ・レフォルマ農園

土居珈琲 エルサルバドル ラ・レフォルマ農園

土居珈琲
エルサルバドル ラ・レフォルマ農園

オレンジのような風味と、キレの良い苦味のバランスが良い飲みやすいコーヒーです。

「浅煎りだと酸味が強すぎて飲みにくい」という人にもおすすめの銘柄。

ワンランク上のアメリカンコーヒーを飲みたい方におすすめです。

コーヒー豆、コーヒー粉どちらも注文可能です。

公式サイト

ベラ・ドノヴァン

アメリカンコーヒーを作るのにおすすめのコーヒー豆と粉

豆の状態でも感じられる華やかな香りが特徴のブレンドコーヒーです。

ベリー系の果実のような甘みを、酸味と苦味を伴いながら感じる複雑な味わいが特徴。

温度が高い状態だとスッキリとしていますが、時間の経過とともにどんどん甘みが増していきます。

ブルーボトルコーヒーで最も人気のあるブレンドコーヒーであり、コーヒー初心者にもおすすめです。

ブルーボトル インスタントコーヒー

アメリカンコーヒーを作るのにおすすめのコーヒー豆と粉

お湯を注ぐと香り高いアロマとチョコレートのようなコクを感じます。

インスタントである事を忘れてしまうほどの、本格的な味わいです。ミルクとの相性も抜群です。

1杯およそ300円となかなか強気な価格設定に思えますが、一口飲めば納得できるほどの高い完成度です。

忙しい朝にも美味しいコーヒーが飲みたいという方はぜひ一度お試しください。

銀河コーヒー モカ イルガチェフ ナチュラル

アメリカンコーヒーを作るのにおすすめのコーヒー豆と粉

ベリーや柑橘系の華やかなフルーツフレーバーです

カップから立ちのぼる香り、口内から抜けるフルーティ感は、他のコーヒーでは味わえない魅力です。

モカらしい、やわらかな甘みと良質な酸味があり、苦味が控えめで飲みやすいため、女性にも人気のコーヒーです。

品質規格9段階の中で最高等級の希少なG1規格ですが、お手頃な価格設定となっています。

ドトールコーヒー ドリップパック モカブレンド

アメリカンコーヒーを作るのにおすすめのコーヒー豆と粉

エチオピア、ブラジル産のコーヒー豆をメインにバランスよくブレンドされたブレンドコーヒーです。

じっくりと丁寧にコーヒー豆が焼きあげられており、香り高く、味わい深いコーヒー本来の美味しさが最大限に引き出されています。

風味豊かな味わいと深みのある酸味を持った個性派のコーヒーです。

アメリカンコーヒーの特徴まとめ

今回は、アメリカンコーヒーの特徴について解説してきました。

アメリカンコーヒーは「お茶のようなコーヒー」とも呼ばれていて、さっぱりとした酸味が特徴です。

外で美味しい空気を吸いながら口にすると気分が晴れやかになり、仕事や勉強により集中することができますよ。

ぜひご家庭やお仕事の合間などに、アメリカンコーヒーでゆったりしたひとときを過ごしてください。

アメリカンコーヒー以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。あわせてチェックしてみて下さい。

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