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土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルアマレロ」の感想を正直にレビュー

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土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルアマレロ」の感想を正直にレビュー

忖度なしのレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。

今回は大阪のロースター、土居珈琲「ブラジルアマレロ」の正直な感想をレビューします。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラムを掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

【土居珈琲】ブラジルアマレロの基本情報

コーヒー豆の特徴

土居珈琲 ブラジルアマレロ

イエローブルボンと呼ばれる品種の「ブラジルアマレロ」。

優れた風味を持つため世界中で人気の「ブルボン種(アラビカ種の1つ)」が変異したものがアマレロです。

ポルトガル語で「黄色」を意味するアマレロは、ごく少量しか収穫できない品種です。

アマレロのコーヒーの樹から収穫される豆は、独特の甘みと香りを持ち合わせています。

しかし、アマレロの木は害虫や気候の変動に弱く、栽培に手間がかかることに加え、栽培できる場所も限られています。

そのため、ごく少量しか収穫できません。

土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルアマレロ」の感想を正直にレビュー

普通ならコーヒーの実は完熟すると赤く染まりますが、アマレロのコーヒーの実は完熟すると黄色く染まるのが特徴です。

そんなアマレロの特徴的な甘みや香りは、世界中のコーヒー愛飲家の心をつかんで離さず、土居珈琲の中でも人気のコーヒー豆です。

焙煎度合いは深煎り(好みの焙煎度合いに指定できる)

土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルアマレロ」の感想を正直にレビュー

ブラジルアマレロの焙煎度合いは「深煎り」が標準で、コクのある甘味とまろやかな口当たりを引き出しています。

焙煎度合いとは、苦味と酸味のバランスを決める工程のこと。

コーヒー豆の焙煎度合い

ブラジルのコーヒー豆は、苦味と酸味のバランスが良いものが多く、浅煎り〜深煎りにまで全ての焙煎度合いで異なる美味しさが楽しめます。

チェリーのような甘味を味わうならハイロースト、フルーティーさとビターな味を楽しむならシティロースト。

酸味が苦手な人はフルシティローストがおすすめです。

焙煎度合いを指定できる

ブラジルアマレロは、次の4つから焙煎度合いを選べます。

  1. ハイロースト(中煎り)
  2. シティロースト(中煎り)
  3. フルシティロースト(深煎り)

値段、豆の量、産地など

土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルアマレロ」の感想を正直にレビュー

価格 2106円/200g
1159円/100g
単品定期便:2043円/200g
豆の産地 ブラジル ミナスジェライス州ボンスセッソ ボンジャルディン農園
品種 アラビカ種
精製 ハニープロセス(半水洗式)
焙煎度合い 中煎り〜深煎りから選べる
通販 公式サイト

ブラジルアマレロは100gのお試しサイズから購入できます。

また、毎月自動的に届けてくれる「単品定期便」だと、さらにちょっと安くなります。

定期便の場合でも「○○回以上購入しないとダメ」という縛りはないので、200gで買うなら定期便で購入しましょう。

(解約は公式サイトのマイページからできます)

ブラジルアマレロは店頭、オンラインで購入できます。

店頭購入の方法

店頭で購入する場合、堺市西区浜寺元町4-495-1の「オフィス棟」で受け取ることができます。

注文受付は電話のみ:072-262-6100

通販の場合

通販の場合は公式オンラインストア、もしくはAmazon(どちらも送料550円)で購入できます。

ただしAmazonで買うと300円ほど高いので、公式で買いましょう。

コーヒー豆の鮮度ですが、店舗・オンラインどちらで購入しても変わりません。

土居珈琲では注文を受けてから生豆を焙煎するため、非常に新鮮なコーヒー豆を受け取れます。

ブラジルアマレロは、次の状態で購入できます。

  • 豆の状態
  • ペーパーフィルター用の細挽き
  • コーヒーメーカー用の中挽き
  • カフェプレス用の粗挽き
  • エスプレッソ用の極細挽き

豆、粉いずれも値段は同じです。

レビュー

土居珈琲 ブラジルアマレロ
コーヒー抽出
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抽出環境・条件

豆の量:15g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:150cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:60秒

パッケージを開封すると、割れたり欠けたりの欠点豆が見られず、豆の状態は良いです。

コーヒー豆の粒も美しく均一に整っており、丁寧に焙煎されていることが分かります。

ペーパードリップすると、コーヒー粉がドーム状にフワッと大きく膨らみ、豆の鮮度が良いことを示しています。

実際に飲むと、キャラメルを思わせる甘みと深いコクが感じられます。

苦味と酸味のバランスが整っており、欠点のないコーヒーという印象。

クセがなく、万人受けするオーソドックスな味です。

フレンチプレスで飲むと、クルミを思わせる美味しさが感じられます。

ペーパードリップよりも重量感が控えめになり、軽い口当たりになったものの深いコクや甘みは健在です。

やや酸味が前に出た印象の味わいですが、ほどよく苦味も感じられてバランスが良い。

ネルドリップして飲むと、キャラメルのような甘みが濃厚に感じられ、さらにアーモンドのような風味も加わります。

総評

土居珈琲のブラジルアマレロは、100gで約1000円と安くはないですが、非の打ちどころのない完璧なコーヒーの一つと言えるでしょう。

苦味と酸味のバランスが良く、クセのない味わいとコクある甘味が高いレベルで一体にまとまっています。

土居珈琲には30種類以上のコーヒー豆が用意されていますが、中でもアマレロはブレンド並みのお手頃価格なので、初めての人にもおすすめです。

土居珈琲を初めて試す人におすすめのセット

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価格 2,376円
内容量 100g×2種類
豆の産地 グァテマラ・エルサルバドル
焙煎度合い 深煎り(フルシティロースト)

土居珈琲で一番人気の「グァテマラ」と「エルサルバドル」のセットは、初回購入の人に一番選ばれている商品です。

グァテマラは国際品評会で3度にわたり1位を獲得した豆で、チョコレートのような甘味が感じられ、苦味と酸味のバランスの良さが特徴です。

エルサルバドルは、 世界で最も有名な品評会「カップオブエクセレンス/COE」3位受賞の農園が手がける豆です。

オレンジのような風味が特徴。酸味が少ないフルーティーな豆を試したい人におすすめです。

それぞれで味が異なるので、気分によって飲み分けられます。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

実際に飲んだレビューはこちらをご覧ください。

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