銀座パウリスタの豆「森のコーヒー」抜群のコスパで満足度が高い一品
投稿日:2019年7月18日 更新日:
32,400円のコーヒーを飲んだり、焙煎(ばいせん。生豆を焼くこと)も行うコーヒーブロガー山口が、東京・銀座の老舗「カフェーパウリスタ」の「森のコーヒー」はおすすめできるコーヒー豆なのか?
飲んだ感想を正直に述べます。
同じコーヒー豆でも、使う器具によって味が変わるため、ペーパードリップ、コーヒープレス、ネルドリップの3つの抽出方法で飲んでレビューします。
銀座パウリスタとは
銀座カフェーパウリスタは明治44年に誕生した歴史ある喫茶店。
芥川龍之介が常連だったことでも知られる。
他にも与謝野晶子、高村光太郎、森鴎外、アインシュタイン等が訪れており、さらには、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻が三日三晩訪れたりと、そうそうたる顔ぶれが通い詰めていた。
銀座パウリスタを代表する豆「森のコーヒー」は農薬、除草剤、化学肥料を一切使っていないため、クリアな旨味があり、身体に優しく、環境にも優しいコーヒーだと注目され続けてきた。
銀座パウリスタの豆「森のコーヒー」
森のコーヒーは、銀座パウリスタで次のように紹介されている。
味、香り、ともに優れたバランスをもつたぐいまれなコーヒーです。
発売以来、多くの方に愛され続ける理由のひとつに、「農薬不使用」があげられます。
出典:銀座カフェーパウリスタ
値段
1,188円(税込)
※100gあたり 594円
容量
200g
コーヒー豆の種類
- ブラジル
- エチオピア
焙煎度合い
ハイロースト〜シティロースト
(中煎り)
豆の状態
森のコーヒーは粒が小さいものの、きれいに均一に揃っている。
きめ細かく丁寧にハンドピックされているため欠点豆が一切ない。
コーヒー豆の状態は良好といえる。
味・香りを5段階でみる
森のコーヒーを3つのコーヒー器具で飲み比べ
▲左から
- ハリオV60ドリッパー
- ハリオ ウッドネック ネルドリッパー
(フィルターはマルタ製の4枚接ぎ。一人用を使用) - ハリオ カフェプレス スリム
はじめにペーパードリップの定番である「ハリオV60ドリッパー」で抽出して飲んで、味の変化がしっかり感じられる2つの器具で飲んでいく。
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:17g
- お湯の量:150cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
- 使うコーヒーポット:カリタ製ホーローポット
ハリオV60ドリッパー
中挽きにした銀座パウリスタの豆「森のコーヒー」を、ハリオV60ドリッパーにセットして、お湯を静かに注いでいく。
湯に触れたコーヒー粉は、ふわっと膨らみ、鮮度が良いことを示している。
さっそく一口飲んでみると、オレンジのような甘みと、フレッシュな酸味が口に広がる。
ほどよい苦味とコクがありつつ、長く続く甘い余韻に上品さを感じる。
雑味がなく透明感のある味わいで、何杯でも飲めそうなコーヒーだ。
すっきりとした味わいなので、ケーキやスコーンなど幅広いスイーツと相性が良い。
次はコーヒープレスで淹れてみよう。
コーヒープレス
粗挽きにした「森のコーヒー」をコーヒープレスで抽出して飲むと、オレンジのような甘酸っぱさと、ほのかにナッツのような風味が香る一杯に仕上がった。
ペーパードリップでの抽出時よりキレも良く、スッキリとした口当たりで「食後のコーヒー」に選びたい。
紅茶を飲んでいるような感覚で楽しめるため、普段コーヒーを飲まない人にも受け入れられそうだ。
最後にネルドリップして飲んでみよう。
ネルドリップ
中挽きにした「森のコーヒー」をネルドリップして飲んでみると、甘くまろやかなショコラオレンジュを思わせる味に仕上がった。
味全体がぎゅっと濃縮された印象で、コーヒー本来のビターな旨味が際立っている。
そこに、オレンジのような甘酸っぱいフレーバーも加わり、味に立体感や上品さが生まれた印象だ。
まとめ
さて、今回は銀座カフェーパウリスタの豆「森のコーヒー」を3つの抽出方法で飲んでみた。
いずれの飲み方でも、オレンジのような甘くフレッシュな酸味が感じられるコーヒーであった。
すっきりとキレの良い苦味と、ほどよい酸味があり、飲み手を選ばないバランスの良い味わいが楽しめる。
そして、長く続く甘い余韻も印象に残った。
森のコーヒーは、飲み手を優雅な気持ちにさせてくれる上品さがあるので、ケーキやスコーンなどのスイーツと一緒に味わって欲しい、そんな銘柄だ。
【おすすめできるコーヒー豆か?】
おすすめできる。
森のコーヒーは100gあたり594円。スターバックス並みの値段でありながら、それ以上の満足感が得られる。
ポピュラーな抽出方法であるペーパードリップで美味しく飲めるので、ぜひ一度お試しいただきたい。
森のコーヒーを初めて飲むなら、初回限定セットの注文を強くおすすめする。
内容は、コーヒー豆360g(およそ36杯分)+グッズ5品がセットで、値段は1,801円。
▲森のコーヒー定期コースの初回内容。
このセットは定期コースで購入する場合のみ貰えるが、安心して欲しい。
とりあえず初回限定セットだけ試してみて、もし想像していた味と違ったら、定期コースを中止することも可能。
その場合、商品到着後に「お問い合わせフォーム」から定期コースの解約手続きをすればOK。
こうすれば、1,801円以上お金はかからない。
↓
定期コースの解約は簡単なので、とりあえず飲んでから解約 or 継続を決めれば良い。
ちなみに、同梱のマグカップは和食器で有名な「京都たち吉」のペアマグ。
マグを使わない場合、1500円くらいで売れるので、実質もっと安く飲める。
【不要なグッズはメルカリで売れる】
グッズを売却した場合、コーヒー豆360gが実質1,000円くらいで手に入る。
100gあたりに換算すると277円。カルディ並みの安さである。
トートバッグも500円で売却可能。
3つのグッズが計2,848円で売却できた。
- メルカリへの手数料10%(285円)
- グッズの送料
(1,000円ちょっと。発送方法で前後するが定形外で送るのが一番安い)
は別途かかるが、360gの美味しいコーヒー豆が実質1,000円くらいで飲める。
カルディ並みの値段でありながら、その何倍もの味わいが楽しめるコーヒーなので、ぜひ一度味わっていただきたい。
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