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モカマタリのコーヒーの特徴|産地と等級、味わいから、おすすめまでを一挙紹介



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モカマタリのコーヒーの特徴|産地と等級、味わいから、おすすめまでを一挙紹介

イエメンで生産されるモカマタリは、古くから栽培されているモカの中でも高級品で、フルーティーな香りと味わいで人を魅了し続けているコーヒーです。

そんなモカマタリの特徴や他のモカとの違い、おすすめのモカマタリを紹介します。

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※ランキングは随時更新しています。

コーヒーの産地モカマタリとは

モカマタリの産地

モカマタリの産地、イエメン共和国はアラビア半島の南西端に位置しています。

「モカマタリ」の「マタリ」とは産地バニーマタルのことです。

本来はイエメンの中でもバニーマタルが生産地のものをモカマタリと言いますが、最近ではイエメン産のコーヒー全般をモカマタリと呼ぶことが多くなっています。

モカマタリのコーヒー|主な産地

モカマタリは、イエメンの西部にあるバニーマタルの標高1,000m~3,000mもある山岳地帯で、急斜面を利用してコーヒー豆が栽培されています。

また、「バニーマタル」という名はアラビア語で「雨の子孫達」という意味です。

降雨量が少ないイエメンに比べ、バニーマタルは雨に恵まれやすく良質なコーヒーの産地となっています。

モカマタリのコーヒー|等級・グレード

次に、モカマタリの等級・グレードについて解説します。

モカマタリの等級は欠点豆の多さによって決められており、最高級の「アールマッカ」から順番に「モカマタリNo.9」、「モカマタリNo.8」、「モカマタリNo.7」、「モカマタリNo.6」と続きます。

アールマッカは手作業によって大きく質の良い豆のみが選別されており、モカの中でも最上級です。

グレードが1つ下がるとはいえ、モカマタリNo.9も欠点豆の混入が少なく高品質とされています。

ただ、モカマタリはサイズが不揃いであることが特徴で、モカ全体として他のブランドと比べると欠点豆が多いため、ハンドピックが必要です。

モカマタリのコーヒー|モカ(シダモ)との違いは「生産された地域」

モカマタリとモカ(シダモ)との違いは「生産地域」です。

エチオピアでは、コーヒー豆の名称が産地ごとに異なります。シダモで生産されたコーヒー豆を「モカシダモ」と呼ぶように、”ハラー”、”イルガチェフ”で生産されたコーヒー豆にも、地域の名前が付きます。

一方、イエメン産のコーヒー豆の中でも、「バニーマタルで栽培されたコーヒー」だけが「モカマタリ」と呼ばれます。

モカマタリのコーヒーの特徴|精製から味わい、香り

モカマタリの特徴
ではここから、モカマタリの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。

コーヒー産地ごとの味や香りの特徴が分かると、自分好みのコーヒー豆を選びやすくなるので、チェックしてみてください。

精製方法

モカマタリの精製方法はナチュラル(乾式)で、コーヒーチェリーを自然乾燥させて乾燥後に脱穀します。

ナチュラルは乾燥させられる環境が整っている必要があり、イエメンの他にはブラジルやエチオピアで主に採用されている方法です。

ウォッシュド(水洗式)に比べ、選別工程が少ないため欠点豆が多くなりやすい特徴がありますが、果肉を乾燥させるナチュラルは、ウォッシュドには出せないフルーティーで甘い味わいと香りを生み出すことができます。

味わい・香りの特徴

ナチュラルで精製されたモカマタリの味わいは、爽やかな酸味があることが特徴で、フルーティーな味わいを存分に楽しむことができます。

酸味だけでなく豊かなコクとふんわりとした甘味も感じられ、バランスのとれたコーヒーです。

香りには「モカフレーバー」と言われるモカ特有のワインのような華やかさと、独特の甘くフルーティーな香りがあり、モカフレーバーの虜になる人も多いです。

モカマタリは上品な味わいと香りから「コーヒーの貴婦人」と呼ばれており、とても人気があります。

モカマタリ以外のモカコーヒー

モカマタリ以外のモカコーヒー

ここから、モカマタリ以外のモカコーヒーについて解説します。

ゴールデンマタリ(バニーマタル)

モカマタリの中でも、本来の産地であるバニーマタルで生産されたものをゴールデンマタリと呼ぶ場合があり、黄金のような豆が混ざることからその名がつきました。

バニーマタルのコーヒーノキはほぼ原生種であり、原生種にしかない香りや味わいを持ちます。

最高級と言われるゴールデンマタリは、サウジアラビア王室やイエメン王室で愛飲されています。

モカ・イスマイリ

モカ・イスマイリはバニーイスマイリ地方で生産されており、生産量が少なく希少な品種です。

モカマタリと同様に最高級モカと言われ、昔からアラビアの貴族たちに好まれていました。

スパイシーで独特な香りが特徴で、味は優しい甘さとコクがあります。

モカ・ハラーズ

モカ・ハラーズはハラズ地区で生産されている品種で、モカの中では欠点豆が少なく、高品質で雑味が少ないという特徴があります。

モカ特有の果実のような香りと他にない甘さがあり、後味も上品な一品です。

モカ・シダモ

これまで紹介してきたイエメン産のモカとは異なり、モカ・シダモはエチオピアで生産されています。

なめらかな酸味と豊かな香りが特徴的で、優しい味わいで飲みやすさがあるモカ・シダモは、シダモ地方で栽培されるエチオピアの代表的な品種です。

モカ・ハラー

モカ・ハラーはエチオピアのハラール地方で生産され、モカフレーバーを存分に楽しめる香りと、モカらしい甘さと酸味を感じられる品種です。

モカ・ハラーの中で豆が大きいものだけを選んだ高品質なものをボールドグレインといい、エチオピアコーヒーの最上級と言われています。

イルガチェフェ

名前の通りエチオピアのイルガチェフェで生産されているイルガチェフェは、エチオピアコーヒーの最高級品で、フローラルで華やかな香りがあります。

モカには珍しくナチュラルだけでなくウォッシュドという方法でも精製されているため、安定した品質で出荷されており、味わいもクリアです。

モカマタリの美味しい飲み方

モカマタリの美味しい飲み方

品種や種類について理解を深めたところで、次はモカマタリの美味しい飲み方を紹介します。

モカマタリは豆の焙煎度合いや、コーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。順番に見ていきましょう。

おすすめの焙煎度合い

モカマタリのおすすめの焙煎度合いは、ハイロースト~シティローストです。

ハイロースト(中煎り)なら、モカマタリの酸味とフルーティーな香りが楽しめ、シティローストなら苦味と酸味のバランスがとれた味わいが楽しめます。

おすすめの挽き具合

モカマタリのおすすめの挽き具合は中挽きです。

これは、モカマタリをすっきりした味わいにしやすいためです。

おすすめの淹れ方

モカマタリのおすすめの淹れ方は、ペーパードリップです。

モカマタリのフルーティーで爽やかな酸味が感じられ、すっきりとした味わいが楽しめます。

より甘味を感じたい場合、手間はかかりますが「ネルドリップ」もおすすめです。

モカマタリのおすすめコーヒー豆5選

最後に、モカマタリのおすすめコーヒー豆5選を紹介します。今回は、Amazonなどの通販や市販で気軽に買えるモカマタリをセレクトしたので、ぜひチェックしてみてください。

PRINCE COFFEE:モカマタリNo.9

th_プリンスコーヒー ブルーマウンテンブレンド2

モカマタリの優良等級である「モカマタリNo.9」を飲み頃の状態で届けてくれます。香り高いモカマタリを楽しみたい方におすすめのコーヒーです。

ばいせん工房珈琲倶楽部:モカマタリ アールマッカ

アールマッカモカマタリの中でも最高級「アールマッカ」。気品あふれる香りと味わいを楽しめます。ワンランク上のモカマタリを楽しみたい方におすすめのコーヒーです。

コーヒーシティ:モカ飲みくらべセット モカシダモ×モカマタリ

コーヒーシティ:モカ飲みくらべセット モカシダモ×モカマタリ

イエメン産のモカマタリと、エチオピア産モカシダモのセット。イエメン、エチオピアを代表する2つのモカを味わうことができ、両者の違いを楽しめます。

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bears coffee:モカマタリ

bears coffee:モカマタリ

質の高い「モカマタリNo.9」を安く購入でき、量も多くコスパに優れた一品です。

珈琲物語:モカマタリ

珈琲物語:モカマタリ

シティロースト仕上げのモカマタリは、酸味が苦手な方におすすめ。ほどよい苦味とコク、甘みのバランスが楽しめます。

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モカマタリのコーヒー|特徴まとめ

本記事では、モカマタリのコーヒーの特徴を解説しました。

モカマタリは華やかな香りと酸味、甘味を存分に楽しめるコーヒー豆。日本人の口にも合いやすく、人気の高い一品です。

ぜひご家庭やお仕事の合間などに、モカマタリでゆったりしたひとときを過ごしてください。

モカマタリ以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

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