コーヒー豆のレビュー

森彦(Morihico)の名物「No.4深モカ」を飲んでみた感想を正直に述べていく

2017年12月26日

コーヒーブロガー山口が通販で買えるコーヒー豆をレビューする企画。

今回は、札幌の自家焙煎コーヒー専門店「森彦(Morihico)」のコーヒー豆「No.4深モカ」を飲んでみた正直な感想をお伝えしていく。

森彦が手がける深モカは、名前のとおり深煎りされたエチオピア産モカで、森彦の深煎りシリーズの中でもひと際個性的なコーヒーという位置付けだ。

モカはそもそも「深煎りにすると風味が損なわれて台無しになる場合が多い」と、森彦の代表でもあり、焙煎士でもある市川草介氏が語るように、僕も深煎りされたモカというものを販売されているのをあまり見たことがない。

モカは浅煎りにするからこそ、あの鼻から抜ける華やかな香りや果実感あふれるジューシーな酸味が楽しめる。

そんなモカを深煎りに仕上げたらどんな味になるのだろうと、胸を躍らせながら今回こちらの深モカをいただいた。

森彦(Morihico)のNo.4深モカとは


▲森彦(Morihico)深モカ 200g 1,512円(税込)

札幌にある森彦の自社工場で直火焙煎された豆からは、スモーキーで芳ばしい香りとともに、かすかにモカを感じさせるオレンジのような果実感が漂っている。

豆は粒もキレイに揃っており、欠点豆も焼きムラも見られず美しい。

パッケージにはチョコのような風味が楽しめると記されている。土居珈琲のグァテマラ・カペティロのような風味なのかと期待が膨らむ。

関連記事:土居珈琲のグァテマラをHARIO V60ドリッパーで飲む

森彦のNo.4深モカを4つのコーヒー器具で飲んでみた

    左から、

  • カリタ3つ穴ドリッパー
  • bodum(ボダム)製フレンチプレス
  • ハリオ製ウッドネック・ネルドリッパー(森彦で製造されたオリジナルのネルフィルターを使用)
  • ハリオV60ドリッパー

まずは、ペーパードリップの定番ともいえるハリオV60で飲んでみる。

こんな感じで豆を挽いたりしました

焙煎度合い:
フレンチロースト(深煎り)
豆の挽き具合:
中挽き(カリタニューカットミル:ダイヤル3にセット)
豆と湯の量:
16g 160cc
お湯の温度:
85℃
その他コーヒー器具:
タカヒロ製コーヒードリップポット雫 0.9L


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ハリオV60ドリッパーで抽出

森彦「No.4深モカ」の風味を5段階でみる

森彦のNo.4深モカをハリオV60ドリッパーにセットし、お湯を静かに落としていくと、まるでチョコレートのような甘くビターな香りが辺りに広がる。

さっそく一口飲んでみると、やや強めの苦味と深いコク、余韻の長さが印象的な一杯。

香りを嗅いだ時のビターチョコレート感は実際に口をつけると、また違った味わいに感じられる。

モカ特有のフレッシュ感のある、オレンジのような味わいが苦味の少し後ろのほうで感じられる。

フレンチローストされているので、普通のモカのような酸味はまるでない。

長い余韻のなかでナチュラルな甘みがほんのり感じられる。

森彦の深モカは、香りと味わいの意外性が感じられ、おいしくて面白みのあるコーヒー豆だと正直に感じた。

次はカリタ3つ穴ドリッパーで抽出してみて、ややすっきり目に淹れてみたいと思う。

カリタ3つ穴ドリッパーで抽出

森彦の深モカをカリタ3つ穴ドリッパーで抽出すると、苦味がやや控えめになる代わりに直火焙煎されたコーヒー豆特有の香ばしい風味がより際立った一杯に。

全体の味わいはすっきりとクリアになるのだが、ズシンと重みのあるスモーキーな味わいが印象的。

その後ろで、モカのオレンジのような味わいがほのかに感じられるが、これを黙って提供されたらモカだとは気づかないのではないだろうか。

モカを深煎りにすることで新しい面白みを見出した、そんな風に感じらせる一杯。

あまり苦味が得意でなければ、カリタ3つ穴ドリッパーのようなすっきり目に淹れられる器具で抽出すると美味しく飲める。

次はフレンチプレスで抽出してみよう。

フレンチプレスで抽出

森彦の深モカをフレンチプレスで抽出すると、これまででもっともすっきりした味わいに仕上がりながらも、モカの爽やかさがほんのり感じられる、フレッシュな風味の一杯に淹れることができる。

苦味もコクもかなり控えめになり、あっさりした味わいだが僕は一番おいしいと感じている。

あっさりした味わいながらもフレンチプレス特有のコーヒーオイルが染み渡ったなめらかな口当たりで、かつフレッシュな一杯に仕上げられる、おすすめの抽出方法だ。

最後に、森彦のコーヒーでは に欠かすことのできないネルドリップで抽出してみる。

ネルドリップ(森彦オリジナル・4枚接ぎフィルター)

森彦の深モカをネルドリップするとペーパードリップでは感じられず、フレンチプレスとも異なる、なめらかな舌触りとまろやかな味わいが印象的な一杯に。

ペーパードリップの時に強く感じられた苦味が丸く優しいものになり、かなり飲みやす。

やはり、フレンチプレスよりもネルドリップのほうが美味しいと改めて感じた。

正直、ペーパードリップとネルドリップでここまで味わいに違いが出るとは思わなかった。

それほど、ネルドリップで淹れた森彦の深モカは格別であった。

まとめ

さて、森彦の深モカを4つの器具で抽出したが、僕はネルドリップで淹れた一杯がもっとも美味しいと感じた。

やさしい苦味とまろやかな口当たり、これぞ森彦のコーヒーと心から感じられる一杯が堪能できた。

だがフレンチプレスで淹れた一杯も、すっきりクリアなフレッシュ感が楽しめるオススメの抽出方法だ。

森彦の深モカを濃厚に、まろやかに楽しむならネルドリップ。

すっきり目に楽しむならフレンチプレスで淹れることをオススメする。

通販における送料、代引き手数料

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    (合計金額が5000円以上)

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    ※離島は別途加算。詳しくはこちら

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  • ホームページに記載なし

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  • この記事を書いた人

フラペチーノ山口(山口 誠一郎)

日本安全食料料理協会(​JSFCA)認定コーヒーソムリエ / 焙煎士。1,000種以上の通販コーヒーを飲む。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。TV出演。

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