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タンザニアコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介

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タンザニアコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介

タンザニアのコーヒーは標高1500~2500m付近の高地で栽培され、個性的な風味とアフリカらしい力強い酸味が特徴です。

これらのコーヒーは約90%が小規模農家で栽培されており、生産されたコーヒーの9割以上が日本に輸出されています。

本記事では、日本で広く親しまれているタンザニアコーヒーの魅力に迫るとともに、タンザニアのおすすめコーヒー豆も紹介していきます。

おすすめコーヒー豆ランキング15選

実際に飲んだ1000種類以上の中から、おすすめコーヒー豆を紹介しています。

※ランキングは随時更新しています。

コーヒーの産地タンザニアとは

コーヒー産地タンザニアとは

コーヒーの名産地タンザニアは、アフリカ大陸の東部に位置し、8か国(ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ、ザンビア、マラウイ、モザンビーク)もの国境と接している国です。

面積は日本の約2.5倍です。アフリカでも有数の大自然に恵まれており、アフリカで一番高い山「キリマンジャロ山」や、アフリカで一番大きい湖「ビクトリア湖」などがあります。

正式名称はタンザニア連合共和国で、1964年にタンガニーカとザンジバルが合邦して命名されました。

法律上の首都はドドマですが、事実上の中心都市はダルエスサラームにあります。

タンザニアの産地について

タンザニアの産地について

タンザニアという産地は、中央アフリカ東部に位置する赤道に近い国です。

サバンナ気候と呼ばれる熱帯に属し、はっきりとした雨季と乾季に分かれています。

国土の大半は1,000m~2,000mの高原地帯で、土壌は肥沃な赤土でコーヒーの栽培に適しています。

あまりコーヒーに詳しくない人やタンザニアコーヒーと言われてもピンとこない方でも「キリマンジャロ」という銘柄は聞いたことがあるのではないでしょうか。

タンザニアにおけるコーヒー栽培の歴史

タンザニアにおけるコーヒー栽培の歴史

タンザニアにおけるコーヒー栽培の歴史は、300年以上も前に、ウガンダのブニョロ族がビクトリア湖の西にあるブコバ地方にコーヒーの種子を持ち込んだのが始まりと言われています。

1890年代にドイツが植民地にしていた東アフリカで本格的に産業として始まりました。

当初は雨の多い地域でコーヒーノキのプランテーション栽培を始めたため、栽培は上手くいかず失敗に終わりました。しかし、その後も試行錯誤を繰り返し、1900年代初めには200万本以上のコーヒーノキが栽培されるようになりました。

当時は知名度が低く、イエメンに運ばれてから「モカ」ブランドとしてヨーロッパで流通していましたが、今では日本での知名度も高く「キリマンジャロ」という銘柄で人気があります。

タンザニア産コーヒー豆の栽培環境

タンザニア産コーヒー豆の栽培環境

タンザニア産コーヒー豆の栽培環境は、大きく3つに分けられます。

主な産地はキリマンジャロ州とアルージャ州のある北部高地、ムベヤ州とルブマ州のある南部高地、キゴマ州のある西部地域です。

タンザニアでは、生産されたコーヒーのうち9割以上が輸出されており、その最大の相手国が日本です。

タンザニア産コーヒー豆の生産状況

タンザニア産コーヒー豆の生産状況は、コーヒー年間生産量は51,529トン。コーヒー生産国量ランキング21位となっています。

90%以上は小規模農家によって生産されていて、その内の40万戸以上の農家にとって直接的な収入を得ることができる大切な収入源となっています。

タンザニア産コーヒー豆の等級・グレード

タンザニア産コーヒー豆の等級・グレード

タンザニア産コーヒー豆の等級・グレードについて解説します。

タンザニアでは、スクリーンサイズ豆の品質によってグレードが決められています。

スクリーンサイズとはコーヒー豆の大きさのことです。コーヒー豆を専用のふるいにかけてサイズを計測・評価します。

サイズが大きいほど品質が高いとされていて、上から順に

  • AA:スクリーンサイズ6.75mm以上
  • A:スクリーンサイズ6.25mm以上~6.75mm未満
  • B:スクリーンサイズ6.15mm以上~6.25mm未満
  • C:スクリーンサイズ5.90mm以上~6.15mm未満
  • AF:「AA」「A」のスクリーンサイズの豆の中で軽い豆
  • TT:「B」のスクリーンサイズの豆の中で軽い豆
  • F:「AF」「TT」の豆の中でもさらに軽い豆

と等級付けされます。

また、タンザニアの格付けでは豆の品質によってもグレードを判断しています。上から順に、

  • FINE
  • GOOD
  • FAIR GOOD
  • FAQ+
  • FAQ
  • FAQ-
  • POOR FAIR
  • POOR
  • VERY POOR

と等級付けされます。

タンザニア産コーヒーの特徴

タンザニア産コーヒーの特徴

ではここから、タンザニア産コーヒーの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。

コーヒー産地ごとの味や香りの特徴が分かると、自分好みのコーヒー豆を選びやすくなるので、チェックしてみてください。

タンザニア産コーヒーの精製方法

タンザニア産コーヒーの精製方法は、生豆を水洗いする「ウォッシュド」が主流です。

しかし、一部では非水洗式のアラビカ種やロブスタ種も栽培されています。なお、日本でも有名なキリマンジャロは水洗式で精製されています。

タンザニア産コーヒーの味わい・香りの特徴

タンザニア産コーヒーの味わいの特徴は、上質な酸味とコクです。また、芳醇な風味も人気の理由です。

フルーツや花を連想させる存在感のある香りも特徴に一つです。

タンザニア産コーヒーの品種・種類

タンザニア産コーヒーの品種・種類

ここから、タンザニア産コーヒーの品種・種類について解説します。

タンザニアで栽培されるコーヒー豆はアラビカ種ロブスタ種の2種類。比率は7割~8割がアラビカ種で残りの2割~3割がロブスタ種です。

アラビカ種

ブルボン種:ティピカ種と並ぶ有名なアラビカ種の優良品種で、ティピカ種から突然変異してできたコーヒー豆です。小粒で丸みのあるのが特徴です。

ティピカ種:アラビカ種の中で最も古い品種です。生産性が低く病虫害にも弱いために育てにくいのですが、最近では高級品向けとしての栽培が増えています。豆はやや細長いのが特徴です。

ケント種:インドで生まれた突然変異種です。名前は発見された農園の持ち主から付けられました。コーヒーの大敵であるサビ病への耐性があるため、生産性が高いのが特徴。

ロブスタ種

カネフォラ種の変種の一つで、世界で生産されているコーヒーの約30%がロブスタ種です。

繊細なアラビカ種とは違い、病気や害虫に強く、また標高300~800mの低地でも栽培できるのが特徴です。

しかし、アラビカ種と比べるとコーヒーらしい苦味や渋みが感じられるものの、酸味や風味はやや弱く独特な香りを持つため、味わいの面で大きく異なります。

タンザニア産コーヒーの美味しい飲み方

タンザニア産コーヒーの美味しい飲み方

品種や種類について理解を深めたところで、次はタンザニア産コーヒーの美味しい飲み方を紹介します。

タンザニア産コーヒーは豆の焙煎度合いや、コーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。

おすすめの焙煎度合い

タンザニア産コーヒーのおすすめの焙煎度合いは、中浅煎り(ミディアムロースト)から煎り(ハイロースト)です。豆本来の上質な甘味、酸味が楽しめます。

おすすめの挽き具合

タンザニア産コーヒーのおすすめの挽き具合は中挽き。中挽きにすることでタンザニア産コーヒーのバランスの良さを引き立てます。なお、深いコクを味わいたい方には細挽きをおすすめします。

おすすめの淹れ方

タンザニア産コーヒーのおすすめの淹れ方は、ペーパードリップもしくはネルドリップです。80℃~85℃の湯温で抽出することで、ひとくち目から「上質な甘い酸」を感じられます。

タンザニアのおすすめコーヒー豆3選

ここから、タンザニア産のおすすめコーヒー豆3選を紹介します。

今回は、Amazonなどの通販や市販で気軽に買えるタンザニア産コーヒーをセレクトしました。

辻本珈琲:グルメドリップコーヒーキリマンジャロ

辻本珈琲:グルメドリップコーヒーキリマンジャロ

最初におすすめするのは、コーヒーを手軽に楽しめるドリップタイプのキリマンジャロ。

甘くてフルーティーな香りと、キレの良い爽やかな酸味と豊かなコクを楽しめるおすすめコーヒーです。

神戸ファクトリーナコーヒー:リッチ タンザニア 中深煎り

神戸ファクトリーナコーヒー:リッチ タンザニア 中深煎り フルシティーロースト

独自の焙煎理論に基づき、自家焙煎を行う神戸ファクトリーナコーヒーのコーヒー豆。

タンザニアAAを中深煎りに焙煎しており、芳醇な香りと重量感のある味わいが特徴です。

UCC上島珈琲:ROAST MASTER  タンザニア・アビブ農園

UCC上島珈琲:ROAST MASTER 豆 タンザニア・アビブ農園

最後におすすめするのが、UCC上島珈琲の焙煎職人が焼き上げたコーヒー豆。厳選された農園指定豆を100%使用しており、フローラルな香りと甘みが特徴のおすすめコーヒー豆です。

タンザニア産コーヒーの特徴まとめ

今回は、タンザニア産コーヒーの特徴について解説してきました。

タンザニアのコーヒーと言われてピンとこなくても、「キリマンジャロ」と言われたら、聞いたことがあるのではないでしょうか。

タンザニア産のキリマンジャロは、現在も日本でとても親しまれているコーヒーです。

ぜひご家庭やお仕事の合間などに、タンザニア産コーヒーでゆったりしたひとときを過ごしてください。

タンザニアコーヒー以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。

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