ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

2021年10月9日

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ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

2021年10月9日

このブログでは、1,000種類の通販コーヒーを自腹で購入して、レビューしています。

今回は、東京や京都に店舗を構える「ブルーボトルコーヒー」のおすすめコーヒー豆を10商品、紹介します。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎

TV出演、文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。

1,000種類の通販コーヒーを飲むマニア。

ブルーボトルコーヒーとは

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

世界中で人気のブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)。

2015年に日本に上陸し、第1号店の「清澄白河店」がオープンして以来、大人気となっています。

こちらのお店は、焙煎後48時間以内のコーヒーだけを販売するというこだわりが特徴。

また、スターバックスやタリーズコーヒーは機械で抽出するのに対して、Blue Bottle Coffeeでは一杯ずつ丁寧にハンドドリップしたコーヒーを提供します。

ブルーボトルコーヒーの歴史は2002年にカリフォルニア州でスタートします。

創業者のジェームス・フリーマン氏が自らコーヒー焙煎をし、焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆を最もおいしいピーク時に提供するという歴史的な誓約を立てました。

自宅の裏のガレージで焙煎し、販売を始めてから15年、今では世界で人気のコーヒーチェーンになっています。

現在、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、東京、大阪、京都、神戸に店舗を展開しています。

ブルーボトルコーヒーのお店

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

注文を受けてから一杯ずつ丁寧にハンドドリップで抽出するブルーボトルコーヒー。

チェーン店でありながら個人店のような温かみがあり、淹れたてのコーヒーの香りが店内を包みます。

白を基調としたシンプルで落ち着きのある店内。

1号店の清澄白河店は、焙煎所とカフェの両方を兼ねていて、他のコーヒー店にはない雰囲気が楽しめます。

入り口はガラス張りで開放感があり、シンプルな中にスタイリッシュさを感じます。

店の奥には大型の焙煎器が置かれ、カウンターには様々なコーヒー器具やマシンが並びます。

ブルーボトルコーヒーのおすすめコーヒー豆ランキング10選

【1位】ベラ ドノヴァン

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

価格 ¥1,620
内容量 200g
100g単価 ¥810
1杯単価 ¥81
豆の産地 エチオピア、グアテマラ、他
焙煎度合い 中煎り
フレーバー ラズベリー/チョコレート/モラセス

創業当初からブルーボトルコーヒーで最も人気のベラ・ドノヴァン。

キャラメルのような香りに加え、ベリー系の果実やオレンジを思わせる、甘くさわやかでフルーティーな香りが特徴です。

少し浅めの焙煎度合いで、爽やかな酸味が感じられます。

ブルーボトルコーヒーの特徴的な味を知るのに、ぴったりのコーヒー豆です。

迷ったら、まずはこのベラ・ドノヴァンをおすすめします。

普段エチオピア モカや、イルガチェフェなどを好んで飲む方にもおすすめです。

酸味が苦手な方は、次に紹介する「ジャイアント ステップス」が良いでしょう。

【2位】ジャイアント・ステップス

ブルーボトルコーヒー ジャイアント・ステップス

価格 ¥1,620
内容量 200g
100g単価 ¥810
1杯単価 ¥81
豆の産地 ウガンダ、グアテマラ
焙煎度合い 中深煎り
フレーバー ココア/トーストされたマシュマロ/グラハム

ブルーボトルコーヒーの中で最も力強い味のコーヒーです。

このお店の中では深めの焙煎で、苦味と酸味のバランスがよく飲みやすいです。

それでいて、ブルーボトルコーヒーの豆らしい華やかでフルーティーな香りが鼻から抜けていきます。

しっかりとしたコクもあり、ミルクとの相性も良く、チョコレートなどのスイーツとの相性も良いです。

【3位】スリー・アフリカズ

ブルーボトルコーヒー スリー・アフリカズ

価格 ¥1,620
内容量 200g
100g単価 ¥810
1杯単価 ¥81
豆の産地 エチオピア、グアテマラ、他
焙煎度合い 中煎り
フレーバー ゴールデンレーズン/ワイニーブルーベリー/レモンゼスト

スリーアフリカズは、名前の通り3種類のアフリカ産コーヒー豆のブレンドです。

このコーヒー豆はチョコレートのようなアロマが特徴です。

ほどよいボディとクリーンな後味が特徴で、多くの人にとって飲みやすい味わいに仕上がっています。

ベリーのような甘みと爽やかなシトラス、チョコレートのような風味が複雑に重なり、すっきりとした後味のブレンドコーヒーです。

【4位】ヘイズバレー・エスプレッソ

ブルーボトルコーヒー ヘイズバレー・エスプレッソ

価格 ¥1,620
内容量 200g
100g単価 ¥810
1杯単価 ¥81
豆の産地 グアテマラ、コロンビア
焙煎度合い 深煎り
フレーバー ベーキングチョコレート/オレンジゼスト/ブラウンシュガー

ブルーボトルコーヒーの商品の中で、最も深煎りのコーヒー豆です。

ショットで飲むと、ずっしりした重さ、濃厚な赤茶色のクレマだけでなく、シルキーさを感じられます。

ミルクを加えると、お砂糖入りのココアのような甘みが感じられ、わずか90mlのマキアートにも360mlのラテの中にもその存在を強く感じられます。

ドリップで淹れれば、まろやかなダークチョコレートのような甘みを感じられます。

ミルクとの相性も良いので、カフェオレにもおすすめのコーヒー豆です。

【5位】ブルーボトルコーヒー ボールド ブレンド

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

価格 ¥1,458
内容量 200g
100g単価 ¥729
1杯単価 ¥73
豆の産地 グァテマラ 80% / パプアニューギニア 20%
焙煎度合い 深煎り
フレーバー チョコレート、ヘーゼルナッツ、マシュマロ

ボールドブレンドは、グァテマラのコーヒー豆をベースとした、飲みやすいブレンドです。

深めの焙煎によって、ココアやキャラメルのようなフレーバーが感じられます。

また、このコーヒー豆はオーガニック認証を受けたものを使用しています。

【6位】ブルーボトルコーヒー ブライト ブレンド

ブルーボトルコーヒー ブライトブレンド

価格 ¥1,458
内容量 200g
100g単価 ¥729
1杯単価 ¥73
豆の産地 ウガンダ 70% / エチオピア 30%
焙煎度合い 浅煎り
フレーバー ブルーベリー、ゴールデンレーズン、レモンゼスト

ブライト ブレンドは、東アフリカのコーヒー豆をベースにした、フルーティーで爽やかな酸味のあるブレンドです。

浅煎りで、フルーティーさと華やかさが特徴です。

ほどよく苦味もあり、バランスのとれたコーヒーなので浅煎りの入門としてもおすすめの一品です。

こちらのコーヒー豆も、オーガニック認証を受けています。

【7位】エチオピア アガロ カタ ムドゥガ

エチオピア アガロ カタ ムドゥガ

価格 ¥1,944
内容量 200g
100g単価 ¥972
1杯単価 ¥97
豆の産地 エチオピア
焙煎度合い 浅煎り
フレーバー オレンジブロッサム、紅茶、レモンゼスト

複雑かつ繊細な味のエチオピア産コーヒー豆だけを使用した浅煎りコーヒー豆。

オレンジのような果実の香りをしっかり感じられ、フルーティーさの後に感じられる紅茶のような後味が特徴。

華やかさの中に、ほのかな甘みも感じられるコーヒー豆です。

エチオピア・アガロ・カタ・ムドゥガ

【8位】コスタリカ・チリポ・リベンス ブラックハニー

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

価格 ¥1,944
内容量 200g
100g単価 ¥972
1杯単価 ¥97
豆の産地 コスタリカ
焙煎度合い 中煎り
フレーバー ブラックベリージャム /メープル / ヌガー

「ブラックハニー」は、ハニープロセスコーヒー(パルプドナチュラル)と呼ばれる精製方法の一つです。

このコーヒー豆は濃厚な甘味が特徴ですが、実は「ハニープロセスコーヒー」とは、味わいではなく乾燥したパーチメントの見た目から名付けられます。

ハニープロセスは、ウォッシュド(水洗式)と同じようにデパルパー(果肉除去機械)にコーヒーを通しますが、ミューシレージ(粘液)を洗い流さず、そのまま乾燥させる方法です。

この、ミューシレージの残存率に応じて名前が異なります。

残存率50%はイエローハニー、残存率100%はレッドハニー、残存率100%かつ糖度が高いものを「ブラックハニー」と呼びます。

このコーヒーは苦味がほとんどなく、花や甘い果実のようなフレーバーが感じられます。

コーヒーの甘みを楽しみたい方におすすめです。

コスタリカ・チリポ・リベンス ブラックハニー

【9位】リコレクション ブレンド

リコレクション ブレンド

価格 ¥1,836
内容量 200g
100g単価 ¥918
1杯単価 ¥92
豆の産地 エチオピア(70%)、コロンビア(30%)
焙煎度合い 中浅煎り
フレーバー ハチミツ /キャラメル

エチオピアとコロンビア産、2種類のウォッシュドコーヒーを組み合わせた香り豊かなブレンドです。

やや深めに焙煎したエチオピアのコーヒー豆からは、ハチミツやキャラメルのような重厚なボディを感じ、浅煎りのコロンビアからはハーブ、りんごのような香りが感じられます。

ブルーボトルコーヒーらしい、華やかさの中にコクと甘みを感じられるコーヒー豆です。

リコレクション ブレンド

【10位】グァテマラ・アティトラン・ラ ボス

グァテマラ・アティトラン・ラ ボス

価格 ¥1,944
内容量 200g
100g単価 ¥972
1杯単価 ¥97
豆の産地 グアテマラ
焙煎度合い 中煎り
フレーバー ブラウンシュガー/ナツメググリーンアップル

先ほど紹介した「ヘイズバレー」の濃厚なチョコレートの風味は、この農園のコーヒーから生み出されています。

このグァテマラは、ひとくち飲むと甘みとほどよい酸味のバランスの良さを感じます。

繊細なシトラスの風味の上品な口当たりが印象的です。

また、チョコレートのようなマイルドな甘みもあります。

甘く爽やかなコーヒーが好みの方におすすめです。

グァテマラ・アティトラン・ラ ボス

FAQ(よくある質問)

Q:ブルーボトルコーヒーって本当にコーヒー本来の味なのですか?

アイスコーヒーが香り良すぎて香料でも使っているのかと思いました。

A:コーヒー本来の風味です。同じコーヒーでもブラジルとエチオピアでは香りが全く異なります。

エチオピアは特有の華やかさがありますが、これと同じです。

ブルーボトルコーヒーに限らず、どんなコーヒー豆も栽培の段階から、意図してフレーバーを作っています。

焙煎度合いが浅い(酸味がある。苦味が少ない)ほうが、コーヒー豆本来のフレーバーが発揮しやすいため、近年では浅煎りコーヒーが好まれる傾向にあります。

 

Q:ブルーボトルコーヒーでは1杯作るのに豆30gも使うのですか?

通常は10〜20gが一般的ですが、公式サイトには30gと書いてありました。

なんだかもったいない気もしますが…それにそれだけ使っているわりには薄い気がします。

元が薄すぎるため30g推奨なのでしょうか?

A:350mlの抽出で30g使用と記載があります。つまり、およそ2杯分で30gなので、1杯分にすると15gになります。

味が薄い場合は、抽出時間が早い可能性があります。蒸らし1分、抽出1分の合計2分で淹れてみてください。

また、豆を粗挽きにすると味が薄くなります。ペーパードリップは中細挽きがおすすめです。

 

Q:ブルーボトルコーヒーの豆は店内で購入できますか?

A:はい、購入可能です。

コーヒー豆の旨味が引き立つ淹れ方

ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ

美味しく淹れるコツは、時間を測って淹れること。

蒸らし1分、抽出1分の合計2分を目安に淹れてみてください。

【例】マグカップ1杯分(150ml)の抽出方法

  1. お湯の温度を85℃前後にします。(沸騰したお湯を常温のケトルに移せば一気に85℃前後まで下がる)
  2. カップ、サーバーをお湯で温めておく。(ネルドリップの場合、フィルターを湯通しし、水気を切ってからシワを伸ばしておく)
  3. 中細挽きにした粉15gをフィルターに入れ、表面が平らになるよう揺すって整える。
  4. 初めに少量のお湯を全体に湿らせるように注ぎ、1分蒸らす。
  5. 150mlに達するまで、1分かけて抽出する

このやり方は、お湯を細く注いで、豆本来の旨味をじっくり抽出する方法です。

お湯を注ぎすぎてコーヒーの粉が浮かないようにすると、旨味を抽出できます。

 

▼ドリップの参考動画

動画のとおり、ペーパードリップでは腕を回す必要はありません。

腕は回さず、一定の湯量で2分かけて抽出すれば良いです。

まとめ|ブルーボトルコーヒーの味を自宅で楽しもう

さて、今回はブルーボトルコーヒーのおすすめコーヒー豆10選を一挙紹介しました。

ブルーボトルコーヒーらしい華やかな甘いフレーバーが楽しめるのは、やはり1位の「ベラ ドノヴァン」でしょう。

 

酸味が苦手な方には、2位の「ジャイアント・ステップス」をおすすめします。

本当に美味しいコーヒーをお探しの方へ

私はこれまで、およそ1,000種類の通販コーヒー豆を購入してきました。

その中から、とくに美味しかったおすすめコーヒー豆を15銘柄、厳選しています。

ブルーボトルコーヒーは酸味のあるコーヒーが多いですが、下記では苦味と酸味のバランスが良い豆を中心に紹介しています。

飲みやすいものだけを選んだので、コーヒーギフトをお探しの方にもおすすめです。

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