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クリスタルマウンテンの特徴|おすすめコーヒー豆も一挙紹介

2021年6月9日

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クリスタルマウンテンの特徴|おすすめコーヒー豆も一挙紹介

2021年6月9日

キューバの最高級のコーヒーであるクリスタルマウンテンは、まろやかで甘いコク、カリブ海特有のナッツの風味が味わえる希少価値の高いコーヒーです。

今回は、日本人も好む気品のある優雅なクリスタルマウンテンを紹介していきます。

クリスタルマウンテンの産地とは

クリスタルマウンテンコーヒーの特徴

クリスタルマウンテンコーヒーの産地はおもにキューバ共和国です。

キューバ共和国(以下、キューバ)はカリブ海の大アンティル諸島(西インド諸島)に位置している国で、キューバ本島とその周辺の1600ほどの島嶼からなる社会主義共和制国家です。

キューバの面積は日本の約半分の10.9万平方キロメートルで、島全体が山岳地帯で亜熱帯気候かつ海洋性気候です。キューバの首都ハバナは北西沿岸のフロリダ海峡に接する地点に位置している、カリブ海地域における最大の都市です。

ここからは、産地の特徴やコーヒーの栽培環境を解説します。

クリスタルマウンテン|主な産地

クリスタルマウンテンは標高1,000メートルを超えるエスカンブライ山脈で栽培されます。

この山脈地帯は水晶の産地であることから「クリスタルマウンテン」という名に由来しており、別の名を「水晶の山の褐色の神酒」ともよぶ人気の高いコーヒーです。

クリスタルマウンテン|栽培の歴史

キューバのコーヒーの歴史は、18世紀にスペイン人のドン・ホセ・ヘラルドがハイチのコーヒー農園から豆を持ち帰り、ハバナに植えたのが始まりで、その後スペインからの移民によって栽培が全島に広がったと言われています。

また、東部の山岳地帯にコーヒー農園をつくったフランス人によりヨーロッパ中に知れ渡るようになりました。

キューバはカリブ海に浮かぶ太陽の楽園と言われています。ここでとれたコーヒー豆は酸味や苦み、コクのバランスがよく、上品な味と香りがあります。

しかし、ハリケーンの被害など気候の変動を受けやすい地域であるため、生産量はなかなか安定しません。

水晶の産地エスカンブライ山脈で、朝露が陽光に反射し光ることからここでとれたコーヒー豆を現地の人々がクリスタルマウンテンと呼ぶようになりました。

生産量が不安定なキューバコーヒーの中でも、クリスタルマウンテンは全体のわずか3~4%しかとれない希少価値の高いコーヒーです。

飲みやすいと日本でも人気が高いクリスタルマウンテンコーヒーは、日本とフランスが主な輸入先です。

クリスタルマウンテン|栽培環境

キューバ産のクリスタルマウンテンは、内陸シエンフエゴス州のエスカンブライ山岳地方の段々畑の雨量が多く肥沃な土壌で、太陽の光をいっぱいに受けて栽培されます。

ミネラル分が多く含まれた生豆はエメラルドグリーンの色で、粒が大きく形が整っているのが特徴です。

収穫期には真っ赤に熟したコーヒーチェリーの実をひとつひとつ手摘みで収穫し、工場に運ばれて水洗され、天日干しで丁寧に乾燥させていきます。

果肉を機械でむいたあと、清らかな水をふんだんに使い水圧のある流水で洗い流す作業が採用されています。

東部では70%、中部では20%、西部では10%の割合で生産されています。キューバは他国と比べるとコーヒー豆の栽培に適した国で、栽培環境が最も良いと言われています。

クリスタルマウンテン|生産状況

クリスタルマウンテンの生産状況は、年間約1千トンで全体のわずか3%です。キューバ産コーヒー豆が年間約3万から3.4万トンなので、とても貴重な種類だといえます。

クリスタルマウンテン|等級・グレード

キューバのコーヒー豆はスクリーンサイズ(豆の大きさ)と欠点規格により等級づけられており、大きい豆ほどその評価は高くなります。

等級は全部で3つあり、スクリーン18以上がETL, スクリーン17以上がTL, スクリーン16以上がALです。なかでもクリスタルマウンテンは最上位に位置します。

クリスタルマウンテンの特徴|精製から味わい、香り

クリスタルマウンテンコーヒーの特徴

ではここから、クリスタルマウンテン産コーヒーの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。

コーヒー産地ごとの味や香りの特徴が分かると、自分好みのコーヒー豆を選びやすくなります。ぜひチェックしてみてください。

精製方法

クリスタルマウンテン産コーヒーの精製方法は、セミウォッシュド(水洗処理方式)です。これはウォッシュド方式のひとつで、収穫したコーヒーチェリーを水で洗い流してから乾燥させる方法です。この際「ミューシレージ」という粘液質を機械で一気に除去します。

セミウォッシュド処理されたクリスタルマウンテンは、クリーンで均一性があり、欠点豆が少なく高品質なのが特徴です。

水を大量に使い、粒の揃ったきれいな豆ができるため、この精製方法で行うとクリーンな酸が味わえます。

味わい・香りの特徴

キューバ産コーヒーの味わいの特徴は、苦みが少なく甘い香りとまろやかな口あたりです。なかでもクリスタルマウンテンは日本人にとって飲みやすいコーヒーです。

クリスタルマウンテンにはほのかな酸味があり、あとから甘味とほどよいコクが口の中でいっぱいに広がります。

白ワインのような甘味と、カリブ海ならではのナッツの香りも感じられる、上品で豊潤な味わいのクリスタルマウンテンは「カリブ海の真珠」とも称されています。

クリスタルマウンテン|品種・種類

クリスタルマウンテンコーヒーの特徴

ここからは、クリスタルマウンテン産コーヒーの品種・種類について解説します。

カツーラ種 ブラジル

味わいの質は極めて高く、やや渋みがありますが豊かな酸味が特徴です。多産で生産性も高い品種です。

カツアイ種 コロンビアから中南米

カツーラ種とムンドノーボ種の交配種で、病虫に強く環境適応性が高い品種です。味わいはやや単調ではありますが、収穫量の多さと安定している点が特徴です。

ブルボン種 イエメン、ブルボン島、ブラジル

ティピカ種と味わいが似ており、コクや香りのクオリティが高い品種です。生産性の低さから交配種が作られています。

ティピカ種 中南米

アラビア原種に最も近く、優れた酸味を持っています。さび病に弱く生産性が低いため、現在は品種改良が多く作られています。

クリスタルマウンテン産コーヒーの美味しい飲み方

クリスタルマウンテンコーヒーの特徴

品種や種類について理解を深めたところで、次はクリスタルマウンテン産コーヒーの美味しい飲み方を紹介します。

クリスタルマウンテン産コーヒーは豆の焙煎度合いやコーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。順に見ていきましょう。

おすすめの焙煎度合い

クリスタルマウンテン産コーヒーのおすすめの焙煎度合いはミディアム〜ハイロースト。これは、クリーンな酸味の後に甘味がやってくるような、フルーティーさが楽しめるためです。

おすすめの挽き具合

クリスタルマウンテン産コーヒーのおすすめの挽き具合は中挽き。豆本来の甘みが引き立ちます。

おすすめの淹れ方

クリスタルマウンテン産コーヒーのおすすめの淹れ方は、ペーパードリップです。クリスタルマウンテン特有のバランスのとれたコクと甘みのある良い風味が楽しめます。

クリスタルマウンテンのおすすめコーヒー豆3選

最後に、クリスタルマウンテン産のおすすめコーヒー豆3選を紹介します。

今回は、Amazonや楽天市場などの通販や市販で気軽に買えるクリスタルマウンテン産コーヒーをセレクトしました。

珈琲問屋:クリスタルマウンテン

珈琲問屋

水晶の山の”褐色の神酒”と呼ばれるクリスタルマウンテン。ミディアムロースト仕上げで、クリスタルマウンテン本来の甘味と酸味が楽しめます。

珈琲倶楽部:クリスタルマウンテン

ばいせん工房 珈琲俱楽部

コク・苦味・酸味のバランスが良いクリスタルマウンテン。お好みにあわせて焙煎度と挽き具合を選べます。

松屋コーヒー クリスタルマウンテン

松屋コーヒー本店 名古屋 大須

口に含んだその瞬間に、熱帯カリブの豊かな太陽と眩しい光が思い浮かぶブレンドです。豆のままか挽いた状態かを選べるのもおすすめできるポイントです。

クリスタルマウンテン|まとめ

高品質なキューバ産コーヒーの中で、クリスタルマウンテンコーヒーは希少価値が高い最高級品です。クリーンな酸味と甘いコク、ナッツの風味と、日本人にも好まれるまろやかで上品な味わいが特徴です。

ぜひご家庭やお仕事の合間などに、クリスタルマウンテン産コーヒーでゆったりしたひとときを過ごしてください。

クリスタルマウンテンコーヒー以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。


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