土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

2017年10月16日

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土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

2017年10月16日

通販コーヒー豆のレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。

「土居珈琲」と検索すると「まずい」「評判」「口コミ」などのワードが出てきます。

土居珈琲は、いろんなブログなどで高評価されていますが、実際にどんな味なのか?

そこで今回は、土居珈琲のコーヒー豆19種類を飲んだので、正直な感想をレビューします。

この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。1,000種以上の通販コーヒーをレビュー。

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土居珈琲とは

創業40年以上のコーヒー専門店

土居珈琲 焙煎機

創業40年以上の土居珈琲は、「ネット通販でコーヒー豆を販売する」という試みをかなり早い段階で行っていた、通販コーヒー豆専門店の先駆け的な存在です。

コーヒーの品評会で1位を受賞した豆や、カップオブエクセレンス受賞農園のコーヒーなどを取り扱っています。

 

料理王国100選に10年連続で選出。ヤナセ・レクサスの会員誌でも紹介される

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

「料理王国100選」という品評会では、10年連続で土居珈琲のコーヒー豆が選ばれています

また、ヤナセやレクサスの会員誌でも、土居珈琲の商品が紹介されています。

 

土居珈琲の4つの特徴

1.1つの農園で収穫されたコーヒーのみを販売

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

一般的には、いろんな農園の豆をブレンドして「ブラジル」「モカ」として販売します。

しかし、土居珈琲では1つの農園で収穫されたコーヒーのみを販売しているのが特徴です。

このようなコーヒー豆を「シングルオリジン」と言います。

他の農園の豆が混じっていないので、その農園だけの個性的な味を楽しむことができます。

 

2.6台の焙煎機を使い分けて甘いコーヒーに仕上げる

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

土居珈琲は、コーヒーの甘味にこだわっています。

一般的には、1台のマシンで全てのコーヒー豆を焙煎します。

しかし、土居珈琲ではそれぞれの豆の甘味を適切に引き出すため、6台の焙煎機を使い分けています

 

3.コーヒーの香りが強い

イエメン モカマタリ No.9

▲どのコーヒー豆を購入しても、ドリップ時に粉がドーム状に膨らむ

土居珈琲では豆を注文後に焙煎するため、新鮮なコーヒーを楽しめるのが特徴です。

一般的なコーヒー豆の販売店では、ストックしてある焙煎豆を発送しますが、土居珈琲では焙煎豆をストックしません。

そのため、他店のコーヒーと比較して香りが強いのが特徴です。

 

4.焙煎度合いを指定できる

土居珈琲では、苦味と酸味のバランスを決める「焙煎度合い」を指定できるのが特徴です。

酸味を強くしたり、苦味を強くしたり、好みに合わせて味のバランスを決めることができます

 

土居珈琲のコーヒー豆19商品をランキング形式で紹介

土居珈琲のコーヒー豆

実際に飲んだ土居珈琲のコーヒー豆19商品をランキング形式で紹介します。

このレビューは全てペーパードリップで飲んだ感想を掲載しています。

 

番外:デカフェ ビヨンド コロンビア

土居珈琲 デカフェビヨンド

価格 ¥1,458
内容量 100g
豆の産地 コロンビア
焙煎度合い 深煎り(フルシティロースト・フレンチローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆の味わいを5段階評価 香り:3
コク:3
苦味:3
甘味:3
酸味:3

「デカフェ ビヨンド コロンビア」は通常の3倍の時間をかけてカフェインを取り除いています。

正直デカフェと言われなければ、カフェインレスのコーヒーだと気づかないほど完成度が高いです。

コクのある味わいとコロンビアらしいマイルドな苦味があり、軽やかな甘味が感じられます。

カフェイン含有率は0.068%。

土居珈琲 デカフェビヨンド

▲コロンビアで最高グレードの「エクセルソ」を使用したデカフェ

 

エクセルソは、コロンビアコーヒーの中でも最高グレードの豆です。

その格付けにふさわしい「豊かな甘味」「旨味」が、デカフェでも感じられます。

本当に美味しいデカフェをお探しの方には、自信を持っておすすめできる一品です。

ただ、一つだけ正直にお伝えしておくと、コーヒーが冷たくなると風味がガクッと落ちます。

(通常のカフェイン入りコーヒーのような香ばしい香りや旨味、甘味が薄くなる)

そのため作り置きには向きません。

 

18位:コロンビア エメラルドマウンテン

土居珈琲 コロンビアエメラルドマウンテン

価格 ¥3,186
内容量 200g
100g単価 ¥1,593
豆の産地 コロンビア アンデス山脈の標高1,600m以上の山腹で栽培
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:2

コロンビア エメラルドマウンテンは、豊かな甘みを含んだ「ふくよかな味わい」が印象的です。

苦味、酸味ともに主張するわけでもなく、コロンビアらしいバランスの良い「マイルドな味わい」が感じられます。

コーヒー抽出

重厚感のあるコクと甘みが口に広がり、体に染み渡ります。

どっしりとした味のコーヒーが好きな方におすすめです。

コーヒーの熱が冷めてくると、やや酸味が全面に出てくる印象を受けます。

このマイルドな酸味が良いアクセントになります。

土居珈琲のコロンビアエメラルドマウンテン

総評すると、万人受けしそうなバランスの良い味わいが最後まで楽しめます。

しかし、「これでグラム単価1500円か」と正直に感じました。

欠点はありませんが、100gあたり1500円は高いです。

 

17位:イエメン モカマタリ No.9

イエメン モカマタリ No.9

価格 ¥3,132
内容量 200g
100g単価 ¥1,566
豆の産地 バニーマタル地方
焙煎度合い 浅煎り〜中煎り(ミディアムロースト・ハイロースト・シティローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:2
苦味:1
甘味:3
酸味:3

高級コーヒー豆として知られる「イエメン モカマタリ No.9」。

フルーティーな酸味と「モカフレーバー」と呼ばれる、ワインを感じさせる独特の香りが特徴です。

イエメンで生産される豆のなかでも最高峰の「No.9」規格のものを使用しています。

イエメン モカマタリ No.9

このモカマタリは、ドリップをしている間にもワインのような芳香が感じられます。

実際に飲むと、透明感のある味わいと、ぶどうを思わせるフルーティーなフレーバーが感じられます。

イエメン モカマタリ No.9

コーヒーの熱が冷めてくると、甘みがより際立ち、ブドウのような風味が強まります。

飲み始めも、冷めた後も、いつまでも上品な香りが感じられます。

 

16位:ゴールデンマンデリン

土居珈琲 ゴールデンマンデリン

価格 ¥2,592
内容量 200g
100g単価 ¥1,296
豆の産地 インドネシア スマトラ島北部(トバ湖周辺の小規模農家が栽培)
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:1

3ヶ月もの期間、熟成させて作りあげた「ゴールデンマンデリン」。

一口飲むと、まるでバターを溶かしたような「まろやかさ」と「深いコク」が印象的です。

マイルドな苦味と豊かな甘みがあり、ほどよい酸味が味全体のバランスを整えています。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

重厚感のある「ふくよかな味わい」で、マンデリンらしさを十分に堪能できるコーヒー豆です。

ただし、100g 約1,300円という値段と味のバランスを考えると「別のお店のマンデリンでも良い」と感じました。

 

15位:マンデリンG1

土居珈琲 マンデリンG1

価格 ¥2,052
内容量 200g
100g単価 ¥1,026
豆の産地 インドネシア・アチェ地区
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:2
コク:2
苦味:3
甘味:2
酸味:4

土居珈琲のマンデリンG1は、チェリーのようなフルーティーな味わいが特徴です。

同店のコーヒー豆の中では珍しく酸味がしっかり感じられます。

土居珈琲 マンデリンG1

苦味は控えめで、ほのかにスパイス感とハーブのような風味が感じられます。

まるで南国のリゾートで優雅なカフェタイムを楽しんでいるかのような、エキゾチックな気分にさせられます。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

マンデリンらしいどっしりしたコク、濃密な甘味を求める方は「ゴールデンマンデリン」の方がおすすめです。

 

14位:コクを楽しむブレンド

コクを楽しむブレンド

価格 ¥1,998
内容量 200g
100g単価 ¥999
豆の産地 インドネシア、コロンビア、グァテマラ
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(シティロースト・フルシティロースト・フレンチローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:5
苦味:3
甘味:3
酸味:1

 

土居珈琲のロングセラー「コクを楽しむブレンド」。

名前のとおり非常に強いコクが特徴です。

「コーヒーにおけるコクとは何なのか?」を知るにはぴったりの銘柄で、ここまでコクのあるコーヒーを飲んだことはありません。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

このコーヒーはしつこさがなくて飲みやすく、ほどよい苦味、ほどよい甘み、ほのかな酸味があります。

実にバランスの取れた味わいに仕上がっていて、万人受けしそうな銘柄です。

他店ではあまり飲むことができない、非常ユニークな味わい。

100gあたり1000円を下回るため試しやすい豆です。

 

13位:甘いブレンド

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

価格 ¥1,944
内容量 200g
100g単価 ¥972
豆の産地 ブラジル、コロンビア、メキシコ
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(ハイロースト、シティロースト・フルシティローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:2
苦味:2
甘味:5
酸味:1

創業者の土居博司が理想とするコーヒーの味を具現化するために作られた豆です。

その名の通り、飲んだ瞬間から「豊かな甘み」が感じられるのが特徴です。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

「本当に美味しいコーヒーは砂糖を入れなくても十分な甘みがある」と言われます。

このコーヒーは本当に砂糖を入れなくても非常に強い甘みがあります。

ちなみに、僕の友人に淹れた際には「こんな美味しいコーヒーを飲んだのは初めて」と評判でした。

こちらも100グラム単価1000円を下回るため、試しやすいです。

 

12位:ブルーマウンテンNo.1

土居珈琲 ブルーマウンテンNo.1

価格 ¥12,420
内容量 200g
100g単価 ¥6,210
豆の産地 ジャマイカ ブルーマウンテンエリアで栽培された豆
焙煎度合い 浅煎り〜中煎り(ミディアムロースト・ハイロースト・シティローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:2
苦味:2
甘味:4
酸味:4

ブルーマウンテンNo1の特徴的な、「透明感のあるクリアな味わい」「コクと甘み」がしっかりと感じられます。

まるでお米を噛んだ時のような「優しい甘味」が口に広がるのが印象的でした。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

一口目はグレープフルーツを思わせる甘酸っぱさが感じられ、コーヒーの熱が冷めてくると次第に甘みが強く感じられます。

1口目から最後まで、どこまでも澄んだ味わいが堪能できる一杯ですが、非常に高価なのがネック。

世界最高峰とも言われる高級コーヒー豆なので、贈答用などに選ぶと喜ばれそうです。

 

11位:モカブレンド

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

価格 ¥2,052
内容量 200g
100g単価 ¥1,026
豆の産地 モカ、コロンビア、ブラジル
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(ハイロースト・シティロースト・フルシティローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:3
苦味:3
甘味:4
酸味:3

土居珈琲のモカブレンドは、お湯を注ぐと花のような、果物のようなフルーティーな香りが広がるのが特徴です。

一般的なモカの「クセのある風味」を控えめにして、多くの人が飲みやすいように複数産地の豆がブレンドされています。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

一口飲むと、ハチミツのような甘みが口に広がり、徐々にマイルドな苦味が口に広がります。

一般的なカフェなどで楽しめるモカと比較すると酸味が控えめなため、多くの方にとって飲みやすい「モカの入門」のようなコーヒー豆でした。

逆に、強いモカフレーバーを求める方にとっては、ちょっと物足りないかもしれません。

 

10位:エチオピア イルガチェフェ

エチオピア イルガチェフェ

価格 ¥2,484
内容量 200g
100g単価 ¥1,242
豆の産地 エチオピア イルガチェフェ村
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:5
コク:4
苦味:3
甘味:3
酸味:3

土居珈琲のイルガチェフェも、モカ特有の「華やかなフレーバー」が強く感じられるのが特徴です。

ペーパードリップで飲むと、赤ワインのような味わいが感じられます。

フルシティローストで注文すれば酸味が少なく、ほどよい苦味と深煎りコク、なめらかな舌触りが楽しめます。

いずれの抽出方法でも個性が際立って美味しく楽しめますが、フレンチプレスで飲んだコーヒーも印象的でした。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

フレンチプレスで抽出すると、「赤ワインを思わせるなめらかさ」と旨味、ジューシーな味わいが三味一体となって口に広がります。

決して「酸っぱい」と感じるような酸味とは異なり、非常に爽やかなアフターテイストが秀逸。

いつもと違うコーヒーが飲みたい時に選びたい「ワインのようなコーヒー」です。。

 

9位:バリアラビカ神山

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

価格 ¥2,052
内容量 200g
100g単価 ¥1,026
豆の産地 インドネシア バツール山
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:3

バリアラビカ神山は、インドネシア産のコーヒーの中でもトップクラスの品質と言われている銘柄です。

数ある土居珈琲の商品の中でも、個人的に好きな一品です。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

いざ飲んでみると、苦味と酸味、そして豊潤な甘みが高いレベルでひとつにまとまっている印象を受けます。

フルシティローストですが、しっかりと酸味も感じられます。

ひとくち飲んだ瞬間「誰もが旨さを感じるであろうコーヒー」という印象。

飲み進めるたびに「どっしりとしたコク」が感じられます。

重量感のあるマンデリンのようなコーヒーが好きな方におすすめです。

 

8位:ブラジルアマレロ

土居珈琲 ブラジルアマレロ

価格 ¥2016
単品定期便:¥2043
内容量 200g
100g単価 ¥1008
豆の産地 ブラジル ミナスジェライス州カンポ・ダス・ヴェルテンテス地域ボンスセッソ
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:3

土居珈琲のロングセラー「ブラジルアマレロ」。

キャラメルを思わせる香ばしい甘みと深いコクが感じられるコーヒーです。

多くのコーヒーファンに愛されているのもわかる「万人受けするおいしさと飲みやすさ」が特徴です。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

いざ飲むと、苦味と酸味のバランスが美しすぎるまでに整っています。

本当に「欠点が一切感じられないコーヒー」という印象でした。

決して安いとは言えませんが、ワンランク上の上質な美味しさが感じられます。

 

7位:浅煎りブレンド

軽い味わいの浅煎りブレンド

価格 ¥1944
単品定期便:¥1886
内容量 200g
100g単価 ¥972
豆の産地 ブラジル、コロンビア、グァテマラ
焙煎度合い 浅煎り〜中煎り(ミディアムロースト・ハイローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:2
苦味:2
甘味:4
酸味:3

浅煎りブレンドを抽出すると、「チョコレートやカカオマスを思わせるビターな香り」と、「はちみつのような甘い香り」が感じられます。

酸味は強くないので、多くの人にとって飲みやすい味です。

軽い味わいの浅煎りブレンド

さっそく飲んでみると、透き通るような雑味のない味わいと、優しい苦味が感じられます。

コーヒーの熱が冷めてくると、次第に甘みが強く感じられます。

この浅煎りブレンドは「軽い味のコーヒーが好きだけど、酸っぱいコーヒーは苦手」という方に好まれそうな味わいです。

 

6位:パプアニューギニア シグリ農園

土居珈琲 パプアニューギニア シグリ農園

価格 ¥2052
内容量 200g
100g単価 ¥996
豆の産地 パプアニューギニア西部 ワギ・バレー
焙煎度合い 中煎り〜深煎り(ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストから選択可能)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:4
苦味:3
甘味:3
酸味:2

パプアニューギニアで一番有名な「シグリ農園」が手がけるシングルオリジン。

こちらはブルーベリーやカシスのような香りが特徴のコーヒー豆です。

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

ペーパードリップして飲むと、ナッツのような香ばしい風味とベリーのような酸味が感じられます。

どっしりしたコクの中に爽やかさもあり、立体感のあるおいしさが印象的です。

まるでフルボディの赤ワインを彷彿とさせる味わいが、ペーパードリップでは楽しめます。

土居珈琲 パプアニューギニア シグリ農園

フレンチプレスで淹れると、ほどよい苦味とフルーティーな甘酸っぱさが印象的な味わいに仕上がります。

甘くフルーティーで、ワインのようなテイストも感じられ「リッチな味わい」が楽しめます。

 

5位:モンドノーボ ドライオンツリー バウ農園

土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介

価格 ¥2052
単品定期便:¥1991
内容量 200g
100g単価 ¥1026
豆の産地 ミナスジェライス州 セラード地区 ラゴア・フォルモサ市
焙煎度合い 中煎り〜深煎り

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:2

 

日系2世のオーナーが経営する「ファセンダ バウ農園」で作られる「モンドノーボ ドライオンツリー」。

ほどよい酸味とコク、マイルドな苦味と甘みが美しいほどバランス良く整っており、洗練された上質な美味しさが特徴です。

土居珈琲 バウ農園

実際に飲むと、ほどよい酸味とコク、マイルドな苦味と甘みがバランス良く整っています。

洗練された上質な美味しさが感じられます。

後味もスッキリとキレが良く、「もうひとくち」「もう一口」と何度も口に運びたくなるクセになる美味しさがあります。

 

4位:ブラジル ダテーラ農園

土居珈琲ブラジルダテーラ農園

価格 ¥2268
内容量 200g
100g単価 ¥1134
豆の産地 ミナスジェライス州  パトロシーニョ市
焙煎度合い 中煎り〜深煎り

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:4
苦味:3
甘味:4
酸味:2

 

ブラジルダテーラ農園はカラメルのような甘みと香ばしさ、ビターな旨味が感じられます。

土居珈琲 ブラジル・ダテーラ農園

お湯を注ぐと、カラメルのような甘い香りが広がり、飲み手の鼻腔と脳が刺激されます。

そして、「早く飲みたい」という衝動に駆られます。

いざ飲むと、カラメルの香ばしい甘みとビターな旨味が感じられます。

ブラジルアマレロと同じく、非の打ちどころがない「完成された味わい」という印象です。

 

3位:コスタリカ エル・ペドレガル農園

土居珈琲コスタリカ エル・ペドレガル農園

価格 ¥2454
内容量 200g
100g単価 ¥1227
豆の産地 インドネシア スマトラ島北部(トバ湖周辺の小規模農家が栽培)
焙煎度合い 中煎り〜深煎り

 

コーヒー豆を5段階評価
土居珈琲とは?特徴と実際に飲んだ19種類のコーヒーを紹介 香り:4
コク:5
苦味:3
甘味:4
酸味:3

コスタリカは良質な生豆を生産することで有名ですが、50%以上が「スペシャルティコーヒー」として取引されるほどの国です。

さらに、この「エル・ペドレガル農園」は世界で最高のコーヒーを決める品評会COE(カップオブエクセレンス)の受賞実績もある優良農園です。

イエメン モカマタリ No.9

お湯を注いでいくと、香り成分を含んだ炭酸ガスが放出され、チョコレートのような甘い香りが広がります。

カップに顔を近づけると、蜂蜜のような甘い香りとハーブのような、若干スパイス感のある香りも感じられます。

いざ飲むと、どっしりとしたコクのある味わいと、芳醇な甘みが印象的です。

土居珈琲コスタリカ エル・ペドレガル農園

このコーヒーは「旨味」に満ちています。

本当に非の打ちどころがなく、苦味、甘み、コク、ほどよい酸味の一体感が絶妙です。

 

2位:エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園

エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園

価格 ¥2052
内容量 200g
100g単価 ¥1026
豆の産地 エルサルバドル西部サンタアナ
焙煎度合い 中煎り〜深煎り

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:5
コク:3
苦味:2
甘味:5
酸味:3

エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園は、オレンジやグレープフルーツを思わせる風味が特徴です。

フルーティーなコーヒーかと思いきや、実際に飲むとビターチョコレートを思わせる甘みが感じられるのが印象的です。

こちらもCOE入賞農園の銘柄です。

エルサルバドル ラ・レフォルマ農園

一口飲むと、ほのかな酸味と苦味、口に広がる豊かな甘みの一体感がとても印象的です。

ビターチョコレートのような「ほろ苦い味わい」もありますが、飲み進めていくうちに柑橘系のフレッシュな酸味や、豆本来の「甘み」が際立ちます。

アフターテイストのチョコレート風味も印象的で、いつまでも甘い香りの余韻を感じられます。

 

1位:グァテマラ・カペティロ農園

グァテマラ カペティロ農園

価格 ¥2268
内容量 200g
100g単価 ¥1134
豆の産地 グァテマラ アンティグア地区
焙煎度合い 中煎り〜深煎り

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:4
コク:5
苦味:3
甘味:5
酸味:3

生豆品評会で3度にわたり1位を受賞している「グァテマラ カペティロ農園」。

このコーヒー豆は、特別感のある「華やかな美味しさ」が感じられます。

土居珈琲 グァテマラ カペティロ農園

コーヒー豆は美しく均一に整っていて「欠点豆」が一切ありません。

実際に飲んでみると、ビターチョコレートを思わせる甘み、ほどよい苦み、マイルドな酸味のバランスが上品に整っています。

コーヒーが喉を通ると、鼻から抜けるアーモンドのような香ばしい風味がふわっと鼻腔をくすぐります。

土居珈琲 人気銘柄セット

土居珈琲の豆を初めて試すなら「初めてのセット」という飲み比べセットも用意されています。

このセットにはグァテマラと、COE入賞「エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園」が入っています。

世界で評価されるコーヒーを一度に試せる贅沢なセットです。

異なる味を気分によって飲み分けたい人におすすめです。

セット内容

  • 豆の量:100g×2種類=合計200g
  • 価格:2,376円
  • 100gあたりの価格:1,620円

 

土居珈琲
初めてのセット

公式サイトを見る

 

総評

味の好みは人によるので、一概に美味しい、まずいとは断言できません。

同価格帯のミカフェート、猿田彦珈琲などの商品と比較すると、甘味やコクが土居珈琲の方が強いと感じました。

ただし、上記2つのお店と比較してフルーティーな酸味は少ないです。

土居珈琲は、酸味が少ないコーヒーが好きな人に向いています。

逆に、爽やかなコーヒーが好きな人には向かないと思います。

 

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