忖度のないレビューを消費者目線で行う「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回は、堀口珈琲のコーヒー豆「ブレンド#3」の感想を正直にレビューします。
著者のプロフィール
♯3 MILD&HARMONIOUS シティロースト
ブレンド#3は“立体感”を表現するため、バランスの良さとまとまりのある味わいが特徴です。
柑橘系フルーツの酸と甘さが特徴のコスタリカをベースに、コロンビアとペルーの豆を使っています。
異なる味の豆を混ぜて風味と質感を補い、味に奥行きを出しています。
値段と豆の量
値段:1,836円(税込) 200g
引用:堀口珈琲
※100gあたり918円
※5000円以上の購入で送料無料になります。
ブレンド#3は次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粉に挽く
豆、粉の状態いずれも値段は同じです。
粉の挽き具合は指定できません。
焙煎度合い
中煎り(シティロースト)
※苦味と酸味のバランスが良い焙煎度合いです。
レビュー
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:16g
- 豆の挽き具合:中挽き
- お湯の量:160cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
コーヒーにお湯を注ぐと、チョコのような甘い香りが感じられます。
さっそく飲むと、フルーティーで爽やかな甘酸っぱさが口に広がります。
酸味がやや強めではありますが、豊かな甘みが酸味をマイルドにしています。
後味がすっきりとキレが良く、舌の上でスーッと消えていきます。
そして、チョコレートの余韻が長く続くのが面白いです。
チョコレートの香りに始まり、チョコレートの余韻で終わるというストーリー性が面白いです。
それぞれの豆の個性を感じられる、緻密に計算されたブレンドです。
カリタのドリッパーで飲むと、酸味も甘みも控えめになります。
あっさりとしたアメリカンコーヒーのような味が好みなら、カリタ3つ穴ドリッパーでの抽出がおすすめです。
メリタのドリッパーもすっきりした味になります。
酸味が柔らかくなって飲みやすいです。
優しい味のコーヒーが好きな人におすすめです。
総評
値段は安くないですが、ワンランク上の上質なブレンドを飲みたい人におすすめです。
ブレンドとして非常に完成度が高く、フルーティーさとコーヒーらしさのバランスが絶妙です。
やや酸味は強いですが、何度も口をつけてしまう美味しさがあります。
同価格帯の有名どころだと「猿田彦珈琲」が挙げられます。
味の奥行き、豆ごとの個性を重視するなら、堀口のブレンドに軍配が上がります。
飲みやすさやコスパを重視するなら猿田彦でも良いです。
ただ、猿田彦は値段の割に味はそこそこなので、「サザスペシャルブレンド」など、グラム単価600円〜700円の価格帯のコーヒーで良いでしょう。
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