世界で最も古いコーヒー豆の種類である「モカ」は、コーヒーについてあまり詳しくない方でも、その名前を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そもそも「モカ」とはどういう意味なのか?また「カフェモカ」とはどのような違いがあるのか?
本記事では、モカの特徴や魅力を解説し、モカのおすすめコーヒー豆も紹介します。
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目次
- モカコーヒーとは?
- モカコーヒーの美味しい飲み方
- モカコーヒーのおすすめコーヒー豆15選
- 1:パウリスタ|森のコーヒーお試しパック
- 2:ヒロコーヒー:オーガニック モカ イルガチェフェ
- 3:ode エチオピア オーガニックモカ
- 4:パロットコーヒー|モカ エチオピア
- 5:銀河コーヒー|エチオピア ゲイシャ モカ
- 6:銀河コーヒー|水出しコーヒー ゲイシャ モカ
- 7:BEANS TALK|モカブレンド
- 8:Tasogare de cafe|モカブレンド
- 9:TOKYO COFFEE|エチオピア モカ カフェインレス
- 10:辻本珈琲|カフェインレスコーヒー デカフェ モカ
- 11:カカシコーヒー|モカ・イルガチェフェG1 ナチュラル
- 12:カカシコーヒー|キリマンジャロ・モカ・ブラジルブレンド
- 13:マウンテンコーヒー|エチオピア・モカ・コチャレ
- 14:サザコーヒー|サザモカ
- 15:欅Cafe&焙煎|マンデリン・モカ・ブラジル コーヒー豆セット
- モカの「G1・G2」は、どんな違いがある?
- まとめ|香り高くフルーティなモカを楽しもう
- 本当に美味しいコーヒーをお探しの方へ
モカコーヒーとは?
モカは世界で最も古いコーヒー豆の種類で、そのほとんどが「アラビカ種」という品種のコーヒー豆です。
モカコーヒーの『モカ』とはアフリカ・エチオピアの港「モカ港」のことであり、コーヒーの精製方法などとは実は関係がない言葉です。
モカの名前の由来
モカとは、その昔イエメン共和国で栄えていた港の名前です。
15世紀ごろ港を利用していた商人たちの手によってコーヒーが世界へ広まり、イエメン産とその向こう岸にあるエチオピア産のコーヒー豆のことを「モカ」と呼ぶようになりました。
現在モカは、コーヒー豆を輸出する港ではなくなってしまいましたが、このことからモカはコーヒー発祥の地と言われています。
モカとモカマタリの違い
モカには、エチオピア産と「イエメン産」があり、イエメンの「バニーマタル」という地方で栽培されたモカは「モカマタリ」という名前です。
この2つの主な違いは、香りや風味です。
イエメン産モカマタリは独特な酸味と香りを持つコーヒーで、苦味は少なく後味がスッキリとしています。
エチオピア産のモカは収穫地域の名前がそのままブランド名になることが多く、モカ・シダモ、モカ・ハラーなどが有名です。
また、エチオピア産のモカには様々な種類があり、香りが華やかで甘味が強いのが特徴です。
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ワインフレーバーと呼ばれるモカの味わい・香り
モカコーヒーの味わいの特徴は「ワインフレーバー」と呼ばれる独特の風味で、その名のとおり「ワインのように芳醇な味わい」が感じられます。
また、華やかな香りと甘味を伴うのもモカの大きな特徴です。
ただし、スーパーなどで購入できる大手メーカーのモカは、飲みやすさを重視しているため、豆の個性を出さず平均的な味のものが多い傾向にあります。
モカらしい華やかなフレーバーを試すなら、専門店(自家焙煎店)で購入するのがおすすめです。
モカとゲイシャはどんな関係があるの?

ゲイシャ(Geisha)エスメラルダ農園 ウォッシュド 100g ¥6,000
ゲイシャとは、モカの産地エチオピアの「ゲシャ村」で発見されたことを由来に名付けられたコーヒーの品種です。
ゲシャ村から発見され、世界に広がりましたが栽培が難しく、収穫量が少ないため栽培する農家は極めて少ないのが現状です。
ゲイシャ種のフローラルな甘酸っぱい香り、フルーツを思わせる風味が特徴で、通常のモカとは異なる、柑橘系の風味が後味を一層引き立て、余韻の素晴らしさが特徴です。
世界的に高い評価を得ており、国際品評会では世界各国の審査員が驚愕し、オークションにて史上最高値で落札されました。
話題沸騰のコーヒーですが、少量しか生産されない幻の希少コーヒーのため値段も非常に高価で100g 2000円することがほとんどです。
※以前、私が実際に飲んでレビューしたゲイシャはパナマ産でしたが、100g 6,000円でした。
ゲイシャはパナマが有名ですが、価格が極めて高く、数量も少ないことから、ほとんど流通していません。
リーズナブルなゲイシャを楽しみたい方に、エチオピアのゲイシャが選ばれています。※ここでも後に紹介します。
モカとカフェモカの違い
モカコーヒーとカフェモカは、素材に違いがあります。
先ほどお伝えしたように、モカコーヒーはイエメン産 or エチオピア産のコーヒー豆のこと。
「モカと呼ばれるコーヒー豆」から抽出されたコーヒーを指します。
対してカフェモカは、チョコレートソースやホイップクリームを乗せた、エスプレッソをベースにした飲み物のこと。
モカを使っていないのに、このような名前になった理由は、カフェモカの風味がコーヒー豆のモカに似ているからであると言われています。
モカコーヒーの美味しい飲み方
産地や品種について理解を深めたところで、次はモカコーヒーの美味しい飲み方を紹介します。
モカコーヒーは、豆の焙煎度合いやコーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。
おすすめの焙煎度合い
一般的にモカは、フルーティーな酸味や、華やかな香りを活かすために浅煎り〜中煎りで焙煎されることが多い豆ですが、深煎りにも適しています。
ミディアムローストなどの浅い焙煎度にすると、モカ特有の華やかな香りと酸味、フルーティーな甘味が楽しめます。
ハイロースト、シティローストなどの中煎り以上になると、コーヒーらしいコクが強くなり、苦味と酸味のバランスが良い味わいになります。
フルシティロースト、フレンチローストなどの深煎りにすると、甘みが強くなり、それでいて華やかな香りと香ばしさも楽しめるようになります。
すべての焙煎度合いで異なる美味しさが楽しめるのは、モカの大きな魅力の一つです。
おすすめの挽き具合
モカコーヒーの挽き具合は、細挽きから粗挽きまで幅広くおすすめできます。
モカは、様々なコーヒー器具によって異なるおいしさが楽しめるコーヒーです。
例えば、ペーパードリップなら中細挽き、ネルドリップなら中粗挽き、フレンチプレスで飲む場合は微粉で口当たりが悪くならないよう粗挽きにするのがおすすめです。
おすすめの淹れ方
モカのおすすめの淹れ方は、味のバランスを重視するならペーパードリップ。
豆本来のフルーティな酸味を味わうならフレンチプレスなど金属製フィルターを利用した抽出方法がおすすめです。
ペーパードリップで淹れた場合、抽出時にコーヒー豆から出る「コーヒーオイル」を紙のフィルターが吸収し、液体にあまり混じりません。
※コーヒーオイルには、豆本来の味わいが詰まっています。
そのため、ペーパーフィルターではすっきりした味わいに仕上がりやすいのです。
フレンチプレス(コーヒープレス)や、金属製フィルターは、コーヒーオイルをそのまま落とすことが可能なので、豆本来の個性的な味わいを楽しむことができます。
有名なスペシャルティコーヒーの専門店・丸山珈琲では、「豆本来の個性的な味を楽しんでほしい」と、フレンチプレスでの抽出を推奨しています。
※店舗でもフレンチプレスで提供しています。
数あるコーヒー豆の中でも、特に個性が強いモカは、同じ豆でもハンドドリップ、フレンチプレス・金属製フィルターそれぞれで異なる美味しさが楽しめます。
なお、モカはミルクを入れて飲むよりもブラックで飲むのに適したコーヒーです。
モカコーヒーのおすすめコーヒー豆15選
ここから、モカコーヒーのおすすめコーヒー豆15選を紹介します。
今回は、Amazon、楽天、Yahooショッピングなどのネット通販で気軽に購入できるモカコーヒーをセレクトしました。
1:パウリスタ|森のコーヒーお試しパック
価格 | ¥1,998 |
内容量 | 400g(200×2) |
100g単価 | ¥500 |
1杯単価 | ¥50 |
豆の産地 | ブラジル・エチオピア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | オレンジ・ベルガモット |
銀座の「カフェーパウリスタ」は明治44年に誕生した歴史ある老舗の珈琲店。
芥川龍之介が常連だったことは有名ですが、他にも与謝野晶子、高村光太郎、森鴎外、アインシュタイン等が訪れていました。
さらには、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻が三日三晩訪れたりと、そうそうたる顔ぶれが通い詰めていたお店です。
この「森のコーヒー」は、私も一時期どハマりして何度も購入しましたが、農薬、除草剤、化学肥料を一切使っていないオーガニックコーヒーです。
そのため、何度も飲みたくなるような「身体に優しいおいしさ」が特徴的です。
欠点豆もなく、見事なまでに粒がきれいに美しく整っています。
一口飲むと、オレンジのような豊かな甘みと、フレッシュな酸味が口に広がり、爽やかな味わいを感じます。
その後に、ほどよい苦味とコクが追随し、長く続く「甘い余韻」に上品さを感じます。
雑味がなく透明感のある味わいで、本当に何杯でも飲めてしまいます。
苦味と酸味のバランスが良いブラジル産のコーヒー豆と、華やかな酸味と甘みを持つエチオピア モカを絶妙なバランスで配合しており、ブレンダーの技術が光る一品でもあります。
正直、モカは選ぶ種類によって「酸っぱいコーヒー」も多いのですが、こちらは苦味と酸味のバランスが良いため、「モカの入門」としてもおすすめのお試しパックです。
2:ヒロコーヒー:オーガニック モカ イルガチェフェ
価格 | ¥1,080 |
内容量 | 200g |
100g単価 | ¥540 |
1杯単価 | ¥54 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 浅煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | シトラス、フローラル、ティーライク、ミント |
シトラスを思わせる華やかな香りとキャラメルのような甘味を伴うフレーバーを持つ、イルガチェフェという地区で収穫されたコーヒー豆です。
この地区で作られた生豆は、パフューム(香水)の表現で「イルガチェフェライク」と評されるほど強い香りが感じられるのが特徴。
アフリカ最高品質豆のひとつとして有名な一品です。
また、野趣と上品さを兼ね備えたJAS有機認証のモカで、コーヒー種子の持つフルーツとしての爽やかな酸と香味を堪能できる様に浅煎りにした「カフェドフルッタ」シリーズ※。
※フルーツのように味わうコーヒーのこと。
焙煎度合いがライトローストなので、モカの酸味や甘味をメインに味わいたい方に向いています。
3:ode エチオピア オーガニックモカ
価格 | ¥2,199 |
内容量 | 400g |
100g単価 | ¥550 |
1杯単価 | ¥55 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 深煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | ビタースィート チョコレート、レッドワイン、ストロベリー |
こちらは、有機栽培のオーガニックコーヒーを手がける「Tokyo Coffee」がプロデュースするブランド。
同店のオーナーは元々コーヒーが苦手で、その理由は「頭痛」がしたり気持ち悪くなったりしたことがきっかけでした。
その後、試しにオーガニックコーヒーを飲んだところ、頭痛や気持ち悪さが解消したそうです。
自分と同じような人のために、オーガニックコーヒーを広めようと生豆の焙煎や、コーヒー豆の販売を始めた経緯があります。
実際に飲むと、モカらしいワインのような芳醇な甘味と、口に広がる「なめらかな旨味」が印象的です。
フルシティロースト仕上げなので、苦味と酸味のバランスが良く、深いコクも楽しめます。
4:パロットコーヒー|モカ エチオピア
価格 | ¥2,484 |
内容量 | 400g |
100g単価 | ¥621 |
1杯単価 | ¥62 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | ¥100 |
風味特性 | ワイン・クランベリー |
群馬県にある通販コーヒー専門の自家焙煎店・パロットコーヒーでは、ガスを熱源とした直火式焙煎を行っています。
この焙煎方式は、コーヒー豆の甘みや香りをしっかりと引き出すことが可能で、ふくよかな味わいとキレの良い後味が特徴的なコーヒーになります。
実際に飲んでみると、上質なワインや日本酒のような癖になる味わいが感じられ、クランベリーのような余韻があります。
また、こちらのお店では注文後に焙煎して発送してくれるので、常に新鮮で香り高いモカを楽しむことができます。
5:銀河コーヒー|エチオピア ゲイシャ モカ
価格 | ¥1,680 |
内容量 | 150g |
100g単価 | ¥1,120 |
1杯単価 | ¥112 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | フローラル・ジャスミン |
千葉県の市川真間に焙煎所と店舗を構えるコーヒー豆の専門店「銀河コーヒー」。
ここで取り扱うモカは、コーヒー好きなら見逃せない、アラビカ種の中でも特に希少性の高い「ゲイシャ種」のモカです。
ジャスミンを思わせる華やかな香りが非常に特徴的で、果実のような甘味と穏やかな苦味が感じられます。
また、モカの中でも最高グレードの「G1」の生豆を使用しており、雑味も一切なく非常にクリアな美味しさが楽しめます。
ゲイシャ種のコーヒーは100g 2,000円を超えることも珍しくないので、お得に希少な銘柄を購入したい方におすすめです。
パッケージ開封後も、閉じるのが簡単なチャック袋なので、空気を抜いて閉じれば新鮮さが持続しやすくなります。
6:銀河コーヒー|水出しコーヒー ゲイシャ モカ
価格 | ¥1,840 |
内容量 | 160g |
100g単価 | ¥1,150 |
1杯単価 | ¥115 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
先ほどご紹介したゲイシャのモカを、水出しコーヒー用にパックにしたもの。
水出しコーヒーとはその名のとおり水で淹れるコーヒーのことで、お湯で淹れるのとは異なり、すっきりした酸味が際立つ風味が楽しめます。
こちらを水に浸すだけで美味しいモカのアイスコーヒーが作れます。
7:BEANS TALK|モカブレンド
価格 | ¥3,888 |
内容量 | 2kg (500g×4) |
100g単価 | ¥194 |
1杯単価 | ¥19 |
豆の産地 | エチオピア・コロンビア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
エチオピアのモカを中心に、コロンビアなどの豆をブレンドした、爽やかな味わいのブレンドコーヒーです。
1袋が500g入りなので、家族みんなでたっぷり飲みたい方にもおすすめです。
正直、これまで紹介してきたストレートコーヒー(ブレンドしていないコーヒー)と比べると、味や香りは劣ります。
しかし、1杯あたり19円という激安ぶりを考慮すると、個人的には十分に「アリ」な一品です。
このブレンドは、各国のプレミアムグレードのコーヒー豆を最適な焙煎度合いに焼き上げているため、それぞれの輪郭がはっきりと感じられます。
酸味はもちろん、コクや旨味も大事にしているバランスの取れたコーヒーなので、飲み手を選ばないのも特徴です。
パッケージは、コーヒー豆から放出されるガスを袋の外に逃がし、外気は遮断する「ワンウェイバルブ」を採用しています。
本来ならキャニスター(保存容器)に移し替えるのがベターですか、500gの大容量に対応しているキャニスターは少ないため、こういう配慮はありがたいです。
空気が出入りするタイプのシールではなく、鮮度を保つために袋にもこだわっています。
8:Tasogare de cafe|モカブレンド
価格 | ¥3,213 |
内容量 | 100パック |
1杯単価 | ¥32 |
豆の産地 | エチオピア・他 |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
大阪・心斎橋にあるコーヒースタンドのドリップコーヒー。
甘い香りが魅力的で、特有の酸味や甘味もしっかりと楽しめるモカブレンドです。
この商品はドリップパックになっているので、忙しい朝でもお湯を注げば手軽に飲むことができます。
味ももちろんですが可愛らしいパッケージなので、コーヒーが好きな友人や家族へのプレゼントとしてもおすすめです。
9:TOKYO COFFEE|エチオピア モカ カフェインレス
価格 | ¥2,194 |
内容量 | 400g |
100g単価 | ¥549 |
1杯単価 | ¥55 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 深煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | ビターチョコレート、レッドワイン、ストロベリー |
オーガニックコーヒーの中でもかなり珍しい、エチオピア・モカのシングルオリジン(単一農園で栽培されたコーヒー豆)をカフェインレスにしたもの。
「スイス式水抽出法」と呼ばれる方法でカフェインを97%取り除いており、この方法だとコーヒー本来の美味しさや風味・香りが損なわれにくいのが特徴です。
実際に飲むと、モカらしい華やかさはそのままに、オーガニックコーヒーらしい優しい味わいが感じられます。
焙煎度合いはフルシティローストと深煎りですが、ほどよく酸味も残っており、芳醇な甘み、深いコクと旨味がバランスよくまとまっています。
妊娠中や授乳中、夜遅くにモカコーヒーを飲みたい方におすすめです。
焙煎工場から直送されるので、新鮮なコーヒー豆が届くのもおすすめポイントです。
10:辻本珈琲|カフェインレスコーヒー デカフェ モカ
価格 | ¥2,680 |
内容量 | 50p |
1杯単価 | ¥54 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中煎り |
送料 | 無料 |
大阪の南部にある小さなコーヒー工場「辻本珈琲」が手がけるカフェインレスのモカ。
「液体二酸化炭素抽出法」と呼ばれる方法でカフェインを除去しています。
この方法は、コーヒーの味わい・香りを残したままカフェインだけを効率よく取り除けるため、モカ特有の華やかさや甘味が感じられます。
手軽に楽しみたい方向けのドリップパックなので、豆を挽く手間がなく、お湯を注げばすぐにカフェインレスのモカコーヒーが完成します。
時間がない朝や、忙しい方にもおすすめのコーヒーです。
11:カカシコーヒー|モカ・イルガチェフェG1 ナチュラル
価格 | ¥2,080 |
内容量 | 300g |
100g単価 | ¥693 |
1杯単価 | ¥69 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | ミカン・ベリー系 |
さいたま市でコーヒー豆の焙煎・販売を行うカカシコーヒー。
こちらのお店の焙煎は、豆の中心部までしっかりと火が通るよう低温からゆっくりと加熱するのが特徴。
ゆっくりと火を入れながら豆の水分を抜き、芯までふっくらとムラのない状態を作ります。
こうすることで、ふくよかな香味を出すことができます。
一口飲むと、ナッツのような香味と柑橘系の酸味があり、爽やかなフレーバーが感じられます。
軽い口当たりのコーヒーなので、朝のモーニングコーヒーや、食後などさっぱりとしたコーヒーが飲みたいときにおすすめです。
12:カカシコーヒー|キリマンジャロ・モカ・ブラジルブレンド
価格 | ¥1,050 |
内容量 | 280g |
100g単価 | ¥375 |
1杯単価 | ¥38 |
豆の産地 | タンザニア・エチオピア・ブラジル |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
先ほど紹介したカカシコーヒーが手がけるお手頃価格のモカブレンドコーヒー。
モカ、キリマンジャロ(タンザニア)、ブラジルをブレンドしているのですが、酸味と苦味のほどよいバランスが感じられ、飲み飽きない美味しさが楽しめます。
「スペシャルティコーヒーだと値段も高いし、もっと気軽に買える安いモカで良い」
「スーパーやコンビニコーヒーよりちょっと良いコーヒーが飲みたい」
そんな方におすすめの一品です。
13:マウンテンコーヒー|エチオピア・モカ・コチャレ
価格 | ¥2,007 |
内容量 | 300g |
100g単価 | ¥669 |
1杯単価 | ¥67 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 浅煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | ラズベリー |
大阪の珈琲店「マウンテンコーヒー」では注文後に焙煎し、新鮮なコーヒー豆を発送して届けてくれます。
ここでは、GRN社製の完全熱風式の焙煎機を使用し、直火焙煎とは一味違うテイストが楽しめるのが特徴。
浅煎りは雑味がなくクリアなディテールが表現され、中煎り前後では旨みとコクのある味わいを生み出せるのが特徴。
さっぱりした口当たりコーヒーや、軽やかなコーヒーが好きな方に向いている焙煎方式です。
エチオピア・モカ・コチャレを一口飲むと、ラズベリーのようなフルーティな風味が感じられ、コーヒーが喉を通ると「花のような風味」が鼻腔を抜けます。
300gの大容量でたっぷり飲める点も魅力的です。
14:サザコーヒー|サザモカ
価格 | ¥1,300 |
内容量 | 200g |
100g単価 | ¥650 |
1杯単価 | ¥65 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
風味特性 | 完熟みかん、桃、ぶどう |
1969年創業、茨城県ひたちなか市に本店を構える人気コーヒーチェーン「サザコーヒー」。
こちらのお店では、ドイツ製の最高峰焙煎機「PROBAT(プロバット)」を使用し、さらに自分たちが美味しいと感じる最高のコーヒー豆を作るため、コロンビアに自社農園を有しています。
焙煎機と生豆、それぞれに強いこだわりを持つサザのモカは、熟したオレンジのようなジューシーさと、ぶどうのような香りが感じられます。
日本人の舌に合うように、やや深めの焙煎(シティロースト)で仕上げているため、酸味が控えめで甘味とコクが強く感じられます。
一般的なモカと比べて、香ばしさが強いので、どっしりとした味わいのコーヒーが好きな方におすすめです。
15:欅Cafe&焙煎|マンデリン・モカ・ブラジル コーヒー豆セット
価格 | ¥2,180 |
内容量 | 200g×3種類 |
100g単価 | ¥727 |
1杯単価 | ¥73 |
豆の産地 | インドネシア・エチオピア・ブラジル |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
さいたま市のロースター・欅Cafe&焙煎では、注文を受けてから焙煎するため、鮮度の高いコーヒーが楽しめます。
同店で購入できるコーヒー豆セットには、中庸系(ブラジル)、苦味系(マンデリン)、酸味系(モカ)の3種類がセットになっています。
「モカだけ200グラムは飲み飽きるかも」という方にぴったりの内容で、気分に合わせて飲みたいコーヒーを選択できます。
ブラジルは飲み飽きない味わい、マンデリンはシナモンのようなスパイシー感があります。
実際に飲み比べてみると、産地によるコーヒーの味の違いがわかりやすいので、自分の好みがよくわからない方におすすめのお試しセットです。
モカの「G1・G2」は、どんな違いがある?
モカ・イルガチェフェは欠点豆の割合で次のように格付けされ、次の5つのグレード(等級)に分けられます。
- G1:300g中の欠点豆が0~3個(最高品質)
- G2:300g中の欠点豆が4~12個
- G3:300g中の欠点豆が13~27個
- G4:300g中の欠点豆が28~45個
- G5:300g中の欠点豆が46~90個
実際にはG9までありますが、輸出されるのはG5までです。
日本にはG4より下のグレードが入ってくることはほとんどありません。
なお、エチオピア国内では、ナチュラルプロセスのトップグレードをG3と表記し、水洗処理を施すウォッシュドをG1と表記します。
なお、ナチュラルプロセスとは、コーヒーの実のまま、果肉をつけた状態で乾燥させる精製方法のことで、コーヒーの甘みや風味が強くなるのが特徴です。
完熟した果実のような味わいが好きな方には、ナチュラルプロセスのモカがおすすめです。
透明感のあるクリアさを求める方は、ウォッシュドのモカがおすすめです。
まとめ|香り高くフルーティなモカを楽しもう
今回は、モカコーヒーの味や香りの特徴をお伝えしながら、モカのおすすめコーヒー豆15選を一挙紹介しました。
最後におすすめ商品一覧をまとめます。
商品 | 価格 | 容量 | 100g単価 | 1杯単価 | 焙煎度 |
1:パウリスタ お試しパック |
¥1,998 | 400g | ¥500 | ¥50 | 中煎り |
2:ヒロコーヒー オーガニック イルガチェフェ |
¥1,080 | 200g | ¥540 | ¥54 | 浅煎り |
3:ode エチオピア オーガニック モカ |
¥2,199 | 400g | ¥550 | ¥55 | 深煎り |
4:パロットコーヒー モカ エチオピア |
¥2,484 | 400g | ¥621 | ¥62 | 中煎り |
5:銀河コーヒー エチオピア ゲイシャ モカ |
¥1,680 | 150g | ¥1,120 | ¥112 | 中煎り |
6:銀河コーヒー 水出しコーヒー ゲイシャ モカ |
¥1,840 | 160g | ¥1,150 | ¥115 | 中煎り |
7:BEANS TALK モカブレンド |
¥3,888 | 2kg | ¥194 | ¥19 | 中煎り |
8:Tasogare de cafe モカブレンド |
¥3,213 | 100パック | - | ¥32 | 中煎り |
9:TOKYO COFFEE モカ デカフェ |
¥2,194 | 400g | ¥549 | ¥55 | 深煎り |
10:辻本珈琲 デカフェ モカ |
¥2,680 | 50パック | - | ¥54 | 中煎り |
11:カカシコーヒー イルガチェフェG1 ナチュラル |
¥2,080 | 300g | ¥693 | ¥69 | 中深煎り |
12:カカシコーヒー モカ ブレンド |
¥1,050 | 280g | ¥375 | ¥38 | 中深煎り |
13:マウンテンコーヒー エチオピア・モカ・コチャレ |
¥2,007 | 300g | ¥669 | ¥67 | 浅煎り |
14:サザコーヒー サザモカ |
¥1,300 | 200g | ¥650 | ¥65 | 中深煎り |
15:欅Cafe&焙煎 コーヒー豆セット |
¥2,180 | 200×3種類 | ¥727 | ¥73 | 中深煎り |
モカコーヒーはコーヒー発祥の地で生まれ、最も古い歴史を持つと言われているコーヒーです。
モカ以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。あわせてチェックしてみて下さい。
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