ポストコーヒーのレビューを簡単にまとめました。
値段 | 初回500円/135g 2回目以降 1,598円/月(送料無料) |
鮮度 | ★★★★☆(焙煎後7日以内) |
豆の種類 | 毎回3種類 |
焙煎度合い | 浅煎り・中煎り・深煎りお好みで |
お店の特徴 | 自分好みのコーヒー13杯分が毎月届く(1杯10gで計算) |
結論から言うと、ポストコーヒーは浅煎りコーヒー、中煎りコーヒーが好きな人におすすめです。
実際にポストコーヒーのサブスクを1年継続していますが、浅煎りは非常にフルーティーで、中煎りはどれも甘みが強いです。
ポストコーヒーで54種類飲んでいますが、満足しています
深煎りは、一般的なコーヒーのように「苦味が強い」というよりも、コクと甘みが強いです。
そのため、苦いコーヒーが好きな人には向かないかも知れません。
深煎りはチョコレートやキャラメルのような甘みが目立ちます
また、デカフェのクオリティも非常に高く、ここまで華やかなコーヒーは珍しいと感じました。
毎回送料が無料で、値段と品質のバランス(コスパ)も悪くないと思います。
なお、ポストコーヒーは下記のクーポンを使うと初回500円で注文できます。
▼ポストコーヒーのクーポンコード
coffee-t7yp9w
この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリアの元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。
ポストコーヒーのレビュー
「初回コーヒーBOX」の内容は以下のとおり。
- コーヒー豆3種類(各45g、計135g)
- ペーパーフィルター9枚
- 折りたたみドリッパー1個
1杯あたりコーヒー豆を10g使うと仮定して、13杯分入っています。
公式では9杯分となっていますが、1杯15gだと味が濃いので、1杯10g換算しています。
1.ブラジル サンタエレナ
まずは、ポストコーヒーの提携ショップ「エートスコーヒー」のブラジルをレビューします。
エートスの焙煎技術は海外でも高く評価されていて、豆の状態でもフルーティーな香りがかなり強く感じられます。
実際に飲むと、グァバやオレンジのような味がハッキリと感じられます。
酸味はほどほどにありますが、甘みが強いのでマイルドになっています。(酸っぱくない)
コーヒーが少し冷めてくると、桃のような甘みが感じられます。
2.ルワンダ ルリ
次にレビューするのは、ポストコーヒーが自社で焙煎したコーヒー豆です。
ルワンダは、キリマンジャロで有名な「タンザニア」と隣接し、気候も似ているため、似たような柑橘系の風味が感じられます。
飲み進めると、黒蜜のような甘みが追随し、コーヒーが冷めてくると、桃のような甘みが感じられます。

3.ポストコーヒーブレンド
冒頭でレビューした「ポストコーヒーブレンド」は、オレンジやピーチなどの風味が感じられます。
苦味は少なく、濃厚な甘さとフルーティーな香りがとても印象的です。
誰もが「おいしい」と感じそうな「バランスが良いコーヒー」という印象を受けました。
ポストコーヒーの深煎り豆もレビュー
深煎りのタンザニアは甘味がかなり強く、深煎りなのに苦味がマイルドで美味しいです。
しかも、ほのかにオレンジのような酸味が感じられ、これが味全体を上品に仕上げています。
かなり上手に焙煎されている印象で、同価格帯のミカフェートや猿田彦の豆と比較しても、頭ひとつ抜けていると感じました。
デカフェのレビュー
ポストコーヒーのデカフェも4種類飲みましたが、正直デカフェと言われなければ気づかないクオリティの高さです。
通年販売している「デカフェ チルブレンド」をレビューします。
1.デカフェ チルブレンド
ホンジュラスとエチオピアのコーヒーをブレンドしていて、華やかな風味と、シナモンやハーブのような香りが感じられます。
実際に飲むと、チョコレートのようなコクのある甘みが印象的です。
日本ではスタバのデカフェコーヒー豆が人気ですが、ポストコーヒーは一口で感じられるフレーバーの多彩さに優れている印象です。
正直、ここまで美味しいデカフェを飲んだのは初めてかもしれません。
ポストコーヒーの口コミと評判
客観的にポストコーヒーの価値を判断できるよう、Twitterなどの口コミや評判をまとめました。
良い口コミ | 微妙な口コミ |
高級感もあって満足度高かった | 値段が高め |
こんな風味のデカフェは初めてかも。感動 |
もう少し酸味が抑えられている方が好み |
飽きっぽいから3種類少量届くのが本当に楽しい!色んなロースターさんのやつ飲めるのめちゃくちゃ良いな |
味に関しては、ほとんどの方が「美味しい」とコメントしていて、まずい、微妙という声は見られませんでした。
ただ、「もう少し酸味が抑えられている方が好み」というコメントがあったので、これの解決法を述べます。
酸味がないコーヒーを選ぶ方法
初回の「無料コーヒー診断」で、以下のように回答すれば、酸味のあるコーヒーは届きません。
▲この回答で味の方向性が決まります
コーヒーの苦味と酸味のバランスは「焙煎(ばいせん。豆を炒ること)」によって95%決まります。
残りの5%を占めるのが豆の産地とコーヒーの品種ですが、ほぼ焙煎で決まると考えてOKです。
▲豆が黒いほど酸味がない
「深煎り」は酸味がほとんどなく、コクと甘みが目立つ焙煎度なので、酸味が苦手なら深煎りを選びましょう。
微妙な口コミ「値段が高め」
「値段が高め」という口コミがあるので、実際に他社のコーヒーと比較してみます。
ポストコーヒーは値段は初回500円、2回目以降は1,598円/月です。(送料無料)
コーヒー13杯分で1,598円なので、1杯あたり123円になる計算です。
コンビニコーヒーが1杯110円と考えると、そこまでコスパは悪くないように感じます。
参考までに、他社のコーヒー豆サブスクとも比較しました。
月額料金 | 1杯あたり | 縛り |
TAILORED CAFE 2,160円/150g |
144円 | なし |
珈琲きゃろっと 3,680円/400g |
92円 | なし |
ミカフェート 4,000円/320g |
125円 | 1年縛り。原則、途中解約できない |
ポストコーヒー 1,598円/135g |
初回38円 2回目以降:123円 |
なし |
上記のお店のコーヒー豆を数種類ずつ飲みましたが、おいしさとフレーバーの多彩さでは、ポストコーヒーに軍配が上がる印象です。
きゃろっとはコスパが良いですが、中煎り〜深煎りがメインのお店で、フルーティーさよりも香ばしさ、コク、甘みを重視したお店です。
ポストコーヒーに味が近いのはTAILORED CAFEか、ミカフェートになりますが、ミカフェートは1年間の継続が必須で、途中解約できません。
TAILORED CAFEも美味しいですが、ポストコーヒーの方がコスパの面で優れています。
この比較から、ポストコーヒーのコスパはそんなに悪くないと言えます。
ポストコーヒーのクーポン
通常1,598円のセットですが、下記のクーポンを使えば500円でお試しできます。
先述の通り「縛り」がないので、初回だけ試すことも可能です。
▼ポストコーヒーのクーポンコード
coffee-t7yp9w
ポストコーヒー解約方法
ポストコーヒーの解約方法は以下の通りです。
マイページの「定期便の解約」をタップすれば解約できます
もし、解約するのを忘れた場合、公式サイトのチャットからキャンセル可能です。
定期便(サブスクリプション)をタップすれば手続き完了します
注意点
- 定期便の解約は発送予定日の5日前までに手続きする
- 発送予定日の5日前を過ぎると、予定されている決済が行われる場合あり
ポストコーヒー注文の流れ
最後に、ポストコーヒーの利用手順をまとめます。
▲「まずは好み診断をスタート」をタップ
▲好きなデザートの好みなど、4択から選びます
▲飲みやすさ重視なら南米、アジアがおすすめです
▲診断をやり直す場合は、右下の「再診断はこちら」をタップします。
▲上記のセットが届きます
▲コーヒーが余りそうな時はスキップ可能です
コーヒーを「豆のまま」か「粉」、「ドリップバッグ」から選べます。
粉はハンドドリップ用、フレンチプレス用、コーヒーメーカー用、エアロプレス用から選べます。
決済画面で、次のクーポンコードを入力します。
coffee-t7yp9w
▲初回の請求額が500円になります。