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南蛮屋のコーヒー豆おすすめ5選|ファンが各銘柄の魅力を徹底解説

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南蛮屋のコーヒー豆おすすめ5選|ファンが各銘柄の魅力を徹底解説

忖度のないレビューを行う「山口的おいしいコーヒーブログ」です。

今回は、厚木市に本店を構える炭火焙煎の専門店「南蛮屋」のコーヒー豆おすすめ5選を紹介します。

南蛮屋は、フジローヤル製の直火焙煎機を南蛮屋仕様にアレンジし、紀州備長炭という白炭を使ってコーヒー豆を焙煎します。

炭火は強い遠赤外線を発し(ガス火の4倍)、コーヒー生豆を芯からふっくらと焼き上げることができます。そのため、煎りムラが生じにくいのが大きな特徴です。

南蛮屋のもう一つの特徴は、コーヒー豆が比較的安価なこと。

現在、コーヒー豆の価格が高騰しているため、どこのお店でも軒並み値上げしています。(この値上げは今後もさらに続く見通し)

そんな中、南蛮屋ではコーヒー豆が100g 500円台で買えるものがいくつかあり、お財布に優しい価格設定も大きな魅力でしょう。

さっそく、私が実際に飲んで美味しかった南蛮屋のおすすめコーヒー豆を5つに絞って紹介します。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ5選

1:うまか珈琲

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ|うまか珈琲

価格 ¥648
コーヒー豆の量 100g
コーヒー豆の産地 コロンビア・インドネシア・エチオピアをブレンド
焙煎度合い 中深煎り
風味特性(フレーバー) 黒蜜
送料 ¥770(5,400円以上購入で本州 送料無料)
いつ届く? 日特に配達日の希望がない場合、注文後2~3日

南蛮屋で人気ナンバーワンの銘柄「うまか珈琲」。

こちらは苦味・酸味・甘味の調和が絶妙で、飲み手を選ばない美味しさがあります。

コロンビアの特長を最大限に生かしたブレンドで、芳ばしい香りと濃厚なコクが印象的です。南蛮屋が自画自賛する「ウマイ珈琲」で、同店の代表的なブレンドです。

南蛮屋はブレンドの種類が豊富ですが、どれか迷ったらまずこちらを試すのがおすすめです。

豆を開封すると「香ばしさ」に加え、エチオピア・モカの華やかな香りがふわっと広がります。

このモカの華やかさが、コーヒー豆全体に上品さをもたらしています。

いざドリップすると、黒蜜を思わせる甘い香りが感じられます。

一口飲んでみると、濃厚で深いコクが口に広がります。苦味はそこまで強くなく、豊かな甘みが苦味を包み込んでいてマイルドにしている印象を受けます。

甘みと旨味がぎゅっと凝縮された味わいで、1杯で十分な満足感が得られます。

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ|うまか珈琲

なお、南蛮屋は注文後焙煎(注文を受けてから焙煎すること。最高の鮮度で手元に届く)ではありませんが、焙煎を終えたコーヒー豆は、すぐさま専用パック袋にパッキングされるので鮮度はどれも良く、豆もしっかり膨らみます。

粗熱の取れた状態ですぐに小分けされ、8℃に保たれた冷蔵庫で最低24時間寝かせてから豆が出荷されます。

南蛮屋のコーヒーは正直どれを飲んでも美味しいですが、同店の味を知る上で「うまか珈琲」は外せない一品だと思います。

うまか珈琲の通販ページ

2:ブラジル 樹上完熟 ~ナカオ・セレクト(ブラジル ショコラ)

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ|ブラジル 樹上完熟 ~ナカオ・セレクト

価格 ¥594
コーヒー豆の量 100g
コーヒー豆の産地 ミナスジェライス州 セラード地域のセーラ・ネグラ農園のシングルオリジン
焙煎度合い 中深煎り
風味特性(フレーバー) チョコレート
豆のグレード SC17-18(かなり良い)
生産農園・標高 セーラ・ネグラ農園(標高1,150m)
農園所在地 ミナスジェライス州 セラード地域 パトス・デ・ミナス市
品種・精製 ムンドノーボ種・ナチュラル精製・樹上完熟、サンドライ、マシーンドライ

次におすすめするコーヒー豆は、ブラジルの産のコーヒー豆だけを使った銘柄「ブラジル 樹上完熟 ~ナカオ・セレクト」。

こちらのコーヒー豆は、生産者の中尾ファミリーの情熱が詰まった南蛮屋オリジナルのブラジル産コーヒーで、南蛮屋のファンに愛されている一品です。

セーラ・ネグラ農園とは?

セーラ・ネグラ農園は345haの土地を有するセラード地区の農園。ブルボン種、ムンドノーボ種のコーヒーを栽培していて、ほど良いビター感と長い余韻、甘みが特徴。

ここで生産されるコーヒーは、品質がもっとも高い「スペシャルティコーヒー」として世界中で取引されています。

スペシャルティコーヒーとは

※COEとは「カップ・オブ・エクセレンス」の略。このレベルの豆は100gで2,000円以上するのが一般的です。

名前から想像できるように、「重量感あふれるショコラのような甘味」にこだわり抜いた一品で、本当にチョコレートやココアのような甘い香りが、豆の状態でも感じられます。

ドリップすると、キャラメルのような甘い香りが広がり、一口飲むと、すっきりとした苦味のなかに重厚感のある甘さを感じます。

豊かな甘味が味全体をまろやかにしていて、どっしりとした存在感のあるコクも秀逸です。

コーヒーが少し冷めてくると、ほんのり酸味が感じられるようになります。ゆっくりと飲むことで異なる味わいが楽しめる点も、飲んでいて面白いです。

この品質にして税込594円という価格は、個人的にはお手頃だと感じました。

常備用のコーヒーとしておすすめですし、来客用として出しても喜ばれるコーヒーだと思います。

チョコレートのようなフレーバーを味わいたい方におすすめの一品です。

ブラジル 樹上完熟 ~ナカオ・セレクトの通販ページ

3:スペシャルブレンド

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ5選|ファンが各銘柄の魅力を徹底解説

価格 ¥508
コーヒー豆の量 100g
コーヒー豆の産地 ブラジル・コロンビア・インドネシア
焙煎度合い 中深煎り
風味特性(フレーバー) カカオ

南蛮屋3つ目のおすすめ銘柄は、最安値の「スペシャルブレンド」。

100g 508円という値段の安さも魅力的ですが、炭火焙煎ならではの芳ばしい香りもしっかり堪能できる一品です。

このコーヒー豆は、インドネシアで生産されるロブスタ種がわずかに入っているため、アラビカ種100%の他の銘柄よりも、ちょっとお買い得な商品です。

参考までに説明すると、ロブスタ種は缶コーヒーやインスタントコーヒー、市販のコーヒー豆やレギュラーコーヒーに使われる豆のこと。

味も香りもアラビカ種に劣りますが、ロブスタ種は害虫に強く、大量生産が可能なので値段が安いです。

また、ロブスタ種には特有の「強い味わい」があり、スペシャルブレンドのように、ほんの少量ブレンドすることで、個性的なコクと力強さが生まれます。

メインで使われているブラジルやコロンビア、マンデリンがもたらす「ふくよかな味わい」に、パンチを加えたようなコーヒーが、このスペシャルブレンドです。

実際に飲んでみると、まろやかな美味しさの中に、インパクトがありながらも突出していない苦味を感じます。

個人的にこれはかなり好きな味わいです。抽出器具によっても味が変わりますが、ペーパードリップではパンチのある味わい、ネルドリップでは苦味の角が取れて、中庸的な味わいが楽しめます。

フレンチプレスでは、豆本来のナッツのような香味が強く抽出されて、これもなかなかインパクトのある味わいです。

個人的にはどれも好きですが、まずはオーソドックスなペーパードリップが良いかと思います。

ちょっとお得に南蛮屋のコーヒーを試したい方に、スペシャルブレンドはおすすめの銘柄です。

スペシャルブレンドの通販ページ

4:特上ブレンド

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ|特上ブレンド

価格 ¥616
コーヒー豆の量 100g
コーヒー豆の産地 ブラジル・コロンビア・インドネシア
焙煎度合い 中深煎り
風味特性(フレーバー) ビターチョコレート

4つ目におすすめする南蛮屋のコーヒー豆は「特上ブレンド」。

こちらも南蛮屋を代表するブレンドコーヒーです。同店でも「珈琲通の御用達になること間違いなしの自信の逸品。南蛮屋ビギナーの方には、まずこのコーヒーを」と言うほどの自信作です。

その自信もこの美味しさあってのことか、と納得できるほど味のクオリティは高く、一口飲むとビターチョコレートのような大人の甘味と、コクが感じられます。

ペーパードリップで抽出すると、重厚感がありながらも、キレの良い甘みが印象的です。苦味とコクがあり、煎れたてでは酸味をほとんど感じません。

コーヒーの熱が冷めてくると、若干の酸味が表情をあらわし、味のバランスをより上品に整えている印象を受けます。

このコーヒー豆は、苦味や甘味の「キレの良さ」が特徴的で、「大人のスイーツ」のような上品な口当たりが感じられます。

日本人好みのすっきりした深煎りコーヒーで、多くの人にとって飲みやすい味わいに仕上がっています。

ネット通販では5400円以上で送料無料になるので、こちらもぜひ抑えておきたい銘柄の1つです。

特上ブレンドの通販ページ

5:鑑定士ブレンド

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ|鑑定士ブレンド

価格 ¥745
コーヒー豆の量 100g
コーヒー豆の産地 グァテマラ・エチオピア・コロンビア
焙煎度合い 中煎り
風味特性(フレーバー) オレンジ・アールグレイ

これまでの南蛮屋にはない、華やかなフレーバーのコーヒーを作るため試行錯誤して完成したと言われる「鑑定士ブレンド」。

この銘柄は、南蛮屋に在籍するブラジルコーヒー鑑定士(クラシフィカドール)が配合したブレンドコーヒーです。

ブラジルコーヒー鑑定士とは?

ブラジルではコーヒー鑑定士は『クラシフィカドール』と呼ばれており、ブラジル政府が公認する国家資格です。コーヒー鑑定士(クラシフィカドール)になるにはブラジル国内の鑑定士コースの課程を修了し試験に合格する必要があります。

生豆の粒の大きさ、均質性、欠点豆の混入率といった見た目の品質判定や、カップテスト(味見)による風味の判定、取引での商品の価値決定などに大きな役割と権限をもつ、いわばコーヒーの品質を見極める『コーヒーの味の番人』と呼ばれています。

いざ飲むと、オレンジやベルガモッドといった柑橘系のフレーバーを思わせる風味と、チョコレートのような甘味が織りなすハーモニーが秀逸です。

南蛮屋の安定感のある美味しさはそのままに、これまでの銘柄とは一味異なる華やかさと上品さを兼ね備えた一杯で、フルーティーな美味しさがあります。

ペーパードリップやネルドリップで抽出すれば、ショコラオランジュのような味わいが楽しめますし、フレンチプレスやエアロプレスで煎れると、アールグレイを思わせる風味が堪能できます。

抽出器具によって、ガラッと変わる味わいを楽しめるのが、鑑定士ブレンドの大きな魅力だと思います。

苦味はそこまで感じられず、とにかく甘味とコクが前面に出ています。グァテマラらしい明るい酸味がほどよく感じられ、バランスの良い味わいに仕上がっています。

今回紹介した5銘柄の中で、唯一の中煎りコーヒーですが、南蛮屋らしい香味と甘味は健在。これらに、グァテマラの明るい酸味と、モカのフルーティーで果実味あふれる味わいが絡んで、贅沢な味わいが楽しめます。

この鑑定士ブレンドは、南蛮屋で爽やかなコーヒー豆をお求めの方におすすめの一品です。

鑑定士ブレンドの通販ページ

まとめ

南蛮屋のコーヒー豆おすすめ5選を紹介しました。個人的な感想を交えながら、それぞれの魅力をお伝えしてきました。

一番最初に飲んでもらいたいのは、うまか珈琲です。名前のとおり旨味が詰まっています。

コーヒーの旨味とはなんぞや?という方に、旨味を知ってもらうためにも試して欲しいです。

コーヒーの甘味を楽しむなら、ブラジル 樹上完熟 ~ナカオ・セレクト(ブラジル ショコラ)。

コスパ重視ならスペシャルブレンド。バランスを重視するなら特上ブレンド。

華やかさ、フルーティーさを求めるなら鑑定士ブレンドがおすすめです。

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この記事では、酸っぱくないフルーティーなコーヒー豆や、酸味が少なくい飲みやすいコーヒー豆などを中心に紹介しており、100gあたり300円台で買えるコスパの良い商品も取り上げています。

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