このブログでは、1,000種類を超える通販コーヒーを購入して、レビューしています。
今回は、中挽きのコーヒー豆のおすすめ6銘柄をランキング形式で紹介します。また。豆を挽いてくれるお店も紹介します。
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なぜコーヒー豆を挽く必要があるのか?
コーヒー豆を挽く理由は、コーヒーの成分を抽出しやすくするためです。
極端に言うと、コーヒーを豆の状態のままお湯につけておいても、じわじわと抽出することはできます。
しかし、このやり方は時間がかかり、抽出が不十分になります。豆を粉状に細かくすることで、お湯と接する面を増やして成分を抽出しやすくします。
中挽きコーヒー豆の味は?
中挽きの粒度は「グラニュー糖とザラメの中間」ぐらいです。
ペーパードリップやサイフォン、ネルドリップ、フレンチプレスなど、時間をかけて抽出する方法でコーヒーを淹れるときに適した挽き方です。
お湯が接している時間が長い場合、豆を細かくしすぎると雑味が出やすくなってしまいますが、挽き方を少し粗めにした「中挽き」では、コーヒー豆の成分をしっかり抽出しながら、すっきりした後味が楽しめます。
ちなみに、ペーパードリップ用のコーヒー粉は一般的に「中細挽き」です。中細挽きは味がやや濃いめに出ます。
一方、中挽きはスッキリとしたクリアな味になります。
本記事では、最もポピュラーなペーパードリップで飲むことを想定し、中挽きと中細挽きを両方紹介します。
コーヒー豆の挽き方と美味しく飲める保存期間
コーヒーは豆から粉にすることで表面積が増えます。
表面積が増えるほど香り・風味が早く失われるため、基本的に「豆は飲む直前に挽く」のが良いです。
例えば、コショウもあらかじめ挽いてあるものより、食べる直前に挽く方がスパイシーな香り・風味が強く感じられます。
コーヒーも同じで、最初から挽いてあるものよりも、飲む直前に挽いた方が香り高く、風味が豊かです。
中挽きは、細挽きよりも表面積が少ないですが、やはり挽いた瞬間から香り・風味の成分が飛んでいくので、購入後はなるべく早く飲み切ることをおすすめします。
粉の保存期間は7日間ほど
コーヒー粉は7日間ほどで香り、風味が抜けていきます。
豆の状態なら30日程度はおいしく飲めますが、粉は劣化が早いです。
なるべく劣化を抑えるなら、粉を購入後、キャニスターやアルミバッグなどの密閉容器に移し替えて、空気に触れないように保存すると劣化しにくくなります。
冷凍保存する場合、臭い移りがしないアルミバッグに入れ替えて100〜200gくらいに小分けにして保存するのがおすすめ。
中挽きのコーヒー豆を購入後、すぐに移し替えて冷凍すれば劣化を防げます。
ただし、冷凍庫から出して1回分の豆を出す瞬間の結露が風味を落とします。出し入れの回数を減らすため、小分けにして保存すると味や風味が落ちにくいです。
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コーヒー豆の保存方法おすすめは?キャニスター、ジップロックで比較
コーヒー豆の挽き方は5種類|それぞれの特徴・適した抽出器具
コーヒーを抽出する器具は、それぞれコーヒー粉とお湯の接し方と、接する時間が違います。
効率よく抽出するために、器具に合わせて挽き目を変える必要があります。
器具と挽き方が合っていないと、豆の成分が充分に抽出されず薄い味のコーヒーになったり、逆に抽出過多でえぐみの強いコーヒーになることもあります。
コーヒー器具に合った粒度(りゅうど)を簡単に解説します。
▼極細挽き(ごくぼそびき)
エスプレッソマシンでの使用に適しています。エスプレッソは抽出時間が約20~30秒と短いのが特徴。
お湯とコーヒー粉の接する面を増やして、短時間でも効率良く抽出できます。
また、「イブリック」と呼ばれる器具で淹れるターキッシュコーヒー(トルコ式コーヒー)にも極細挽きが向いています。
▼細挽き(ほそびき)
水出しコーヒーに向いています。
ウォータードリッパー、専用のコーヒーポットなどを使った水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)は、水を使って抽出します。
コーヒーは温度が低いと成分を抽出しにくくなるため、効率よく成分を抽出するために細かく挽いた粉を使います。
▼中細挽き(ちゅうぼそびき)
もっともベーシックな粒度。ペーパードリッパーやコーヒーメーカーに適しています。レギュラーコーヒーとして市販されているコーヒー粉は中細挽きが一般的です。
▼中挽き(ちゅうびき)
ペーパードリップやサイフォン、ネルドリップ、フレンチプレスなど、じっくりコーヒーを抽出する器具に向いています。
▼粗挽き(あらびき)
金属フィルターなど目が粗いフィルターに適しています。
アウトドアで人気の器具「パーコレーター」は、コーヒー粉をセットするバスケットが金属製で目が粗く、火にかけて時間をかけて抽出します。
パーコレーターや目の粗い金属フィルターには、粗挽きがおすすめです。
中挽きコーヒー豆の選び方
産地ごとの特徴をチェック|味の傾向を知ろう
コーヒーは様々な地域で生産され、国によって味の特徴があります。

コーヒー豆の産地ごとの味の特徴
■中南米
コロンビア、ブラジル、グァテマラなど中南米のコーヒーは、酸味と苦みのバランスがよく飲みやすいのが特徴。
味のクセがないので、どれを選ぶか迷ったり、自分の好みがわからない初心者の方は中南米の中挽きコーヒー豆がおすすめです。
■アフリカ
エチオピア モカ、イエメンのモカマタリ、タンザニアのキリマンジャロが有名です。アフリカのコーヒーは良質な酸味を含んだものが多いです。
いずれも軽い口当たりで華やかな酸味、香りが特徴。フルーティーな中挽きコーヒーを飲みたい方におすすめです。
■アジア
インドネシアの「マンデリン」が有名です。苦みが強く、深いコクが特徴。また、香辛料のような独特な香りが感じられる銘柄もあります。
個性的な風味や味わいを楽しみたい方は、中挽きのマンデリンなどがおすすめです。
コーヒーの焙煎度で選ぶ
焙煎度はコーヒーの味を決める重要なポイントです。迷ったら、苦味と酸味のバランスが良い「中煎り」の中挽きコーヒーを選ぶと良いです。
浅煎りは酸味が好きな方におすすめ。
コーヒー豆はフルーツの一種なので、焙煎が浅いとフルーツ由来の酸味を感じやすいです。ブラックで飲むと、よりフルーツ感を味わえます。
中煎りは市販のコーヒーに多く、定番の焙煎度合い。
焙煎度で迷ったら中煎りがおすすめ。酸味と苦みのバランスがよく、飲みやすいものが多いです。ブラックで飲むのに適しています。
深煎りはコク、甘み、ボディ感が強いコーヒーが好きな人におすすめ。
酸味がほとんどなく飲みやすいため、日本では古くから親しまれている焙煎度合いです。ミルクを入れてカフェオレにする方にも深煎りがおすすめです。
コーヒー豆を中挽きで買える有名店一覧
日本全国にあるコーヒーチェーンでは、ほぼ全てのお店でコーヒー豆を中挽きにしてくれます。
ただし、それぞれのコーヒーショップで使ってるグラインダーが違うので、同じ「5番」といっても粗さが異なります。
どの抽出器具で淹れるかを伝えると「粒度が違う」といった間違いが起こりにくいです。
■スターバックス
スタバでは豆の挽き具合を13段階から選べます。
1は極細挽き、13が粗挽きです。かなり細かく指定できますが、粒度一つで味が変わってくるので、「HARIOのドリッパー」「カリタのドリッパー」など、使う器具を伝えると適した粒度で挽いてくれます。
なお、スタバではギフトでもらった豆(スタバの豆に限る)も持ち込めば挽いてくれます。
■カルディ
カルディでは豆の挽き具合を4段階から選べます。
4番が極細挽き、6番が細挽き、8番が中挽き、9番が粗挽きです。
なお、カルディでは豆を持ち込んでも挽いてくれません。(カルディの豆でも不可)
■タリーズ
タリーズでは豆の挽き具合を4段階から選べます。
エスプレッソ用(極細挽き)、水出しコーヒー用(中細挽き)、ペーパーフィルター用(中挽き)、フレンチプレス用(粗挽き)の4種類です。
タリーズではスタバのように番号での指定はしなくて良いので、どの器具で抽出するのかを伝えるだけでOK。
タリーズもスタバのように、コーヒー豆を持ち込めば挽いてくれますが、購入した店舗に限ります。(タリーズの豆に限る)
■ドトール
ドトールでは器具に適した豆の挽き方を指定できます。
例えば、HARIOのV60ドリッパーなら8番、カリタの3つ穴ドリッパーなら11番、コーヒーメーカー用なら12番など。
同じペーパーフィルターで使用する場合でも、非常に細かく豆の挽き方を指定できるので初心者の方にもおすすめです。
豆の持ち込みですが、ドトールでは店舗によってギフトでもらった豆を挽くかどうかの対応が異なります。お近くの店舗に確認しましょう。
■ジュピターコーヒー
イオンなどに入っているジュピターコーヒーでは、お手持ちのコーヒー器具に合わせて、店頭で豆を挽いてくれます。
ペーパードリップで飲む場合、同店では中細挽きを推奨していますが、よりすっきりした味が好みなら、中挽きを指定することも可能です。
中挽きコーヒー豆おすすめ6選
新鮮でおいしい中挽きコーヒー豆を6つ厳選しました。コスパの良い中挽きコーヒー豆から、ちょっと高級なコーヒーも紹介します。
1:珈琲きゃろっと|初回限定セット600g

コーヒー豆3種 初回限定セット 2,138円(600g)送料無料
価格 | ¥2,138 |
内容量 | 200g×3種類 |
100g単価 | ¥356 |
1杯単価 | ¥36 |
豆の産地 | グアテマラ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | 中深煎り・中煎り・深煎り |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 佐川急便にて、注文日から2営業日以内に出荷 |
風味特性(フレーバー) | チェリー・オレンジ・ビターチョコレート・はちみつ |
北海道に店舗を構える「珈琲きゃろっと」は、まず最初に試してほしい中挽きコーヒー豆です。
おすすめは2,138円で買える「初回限定セット」。100gあたり356円とカルディ並の値段ですが、より深い味わいと豊かな風味が楽しめます。
ここで中挽きコーヒーを買うと、最初から「バルブ付きのアルミバッグ」に入って届くので、飲まない分は袋のまま冷凍保存できるのがポイント。
(アルミバッグは冷凍庫の臭いが豆に移らない。長期保存に向いている)
▲バルブ。コーヒーから出る炭酸ガスを袋の外に排出し、外気の侵入を防ぐ。
安くてコスパが良い、おいしい中挽きコーヒー豆なら「これ一択」といっても過言ではありません。
きゃろっとは焙煎の全国大会で優勝した実績もあり、コーヒーチェーンでは味わえない「特別感のあるおいしさ」があります。
購入した中挽きコーヒー豆は、注文を受けてから焙煎するため、非常に鮮度が良い状態で届きます。
この初回限定セットは、一番人気のグァテマラ・グアヤボ農園と、もう1銘柄のコーヒーが200gずつ、合計400gで2,138円(送料無料/全国)。
さらに、初回限定セット注文時に「くるべさ定期便」というサービスの仮申し込みをすると、「マンデリン」が200g付いてきます。
公式通販ページに記載されていますが、この定期便は即解約できるため、実質無料で200gのコーヒーが手に入ります。
これで合計600gの中挽きコーヒー豆が2,138円で手に入ります。
100gあたりに換算すると356円。これは、カルディ や市販の中挽きコーヒーと同じくらいの価格です。
▼有名店の中挽きコーヒー豆の値段一覧
商品名 | 値段/100g | 鮮度 | 欠点豆の数 |
スターバックス グアテマラ アンティグア |
536円 | ▲ | 10%以下 |
タリーズ グァテマラ グラノ デ オロ農協 |
615円 | ▲ | 10%以下 |
カルディ グアテマラ ブルブハ農園 |
359円 | ▲ | 5%以下 |
珈琲きゃろっと グァテマラ・グアヤボ農園 |
356円 | ○ | 1%以下 |
※鮮度が良いほど香り高く、風味がある。
※欠点豆が多いと焦げた味がする、カビ臭い、渋みがあり口がザラザラ、キシキシするなどの悪影響を及ぼす。
カルディのグアテマラは、私が飲んだ10商品の中で一番クオリティが高い豆です。(ほとんどは欠点豆9%前後)
両者は値段がほとんど同じですが、きゃろっとには欠点豆がほぼありません。
▼実際に飲んだ方の口コミ・評判(ブログ等から抜粋)
「珈琲きゃろっと」さんの豆を挽いてきゃろっと式コーヒーの淹れ方をしたら冷めても雑味って言うの?
変な苦味がなくクリアな味のまんま。
珈琲らしいマンデリンが苦味を抑えたマイルドな味になって美味い
恵庭に「珈琲きゃろっと」という、ベラボーにうまいコーヒー煎れてくれるお店あるんですが、コロナのせいでいま喫茶店やってねぇんだよなぁ……。
1杯600円以上するけど、その価値はある。それくらいうまいコーヒー飲ませてくれる店。
このセットは、スーパー・市販並みの安い中挽きコーヒー豆で、おいしさを重視する方におすすめです。
2:土居珈琲|人気銘柄セット

▲人気銘柄セット 税込2,376円(200g)
価格 | ¥2,376 |
内容量 | 100g×2種類 |
100g単価 | ¥1,188 |
1杯単価 | ¥118 |
豆の産地 | グアテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り |
送料 | 550円 |
いつ届く? | 焙煎日の翌日に出荷。最短2日後 |
風味特性(フレーバー) | ビターチョコレート・オレンジ |
■味のレビュー
創業から40年以上、多くのコーヒーファンに愛され続ける土居珈琲。
私はこのお店のコーヒー豆を15種類ほど購入しましたが、どれを飲んでもハズレがなく、旨味と甘みに満ちています。
同店で人気1位の「グァテマラ カペティロ農園」は、コーヒーの品評会で3度にわたり1位を獲得していて、その実績にふさわしい「上質な味わい」が感じられます。
一口飲むと、ビターチョコレートのような甘み、ほどよい苦み、マイルドな酸味があり、今まで飲んだことがないような「高級感のある味わい」がとても印象的でした。
■焙煎したての中挽きコーヒー豆を自宅に届けてくれます。
土居珈琲でも、きゃろっとと同じく注文後焙煎。そのため鮮度が良く長期間おいしく飲めるのも嬉しいポイントです。
■欠点豆が一切ない

土居珈琲の豆は欠点豆が一切ない
コーヒー豆は美しく均一に整っていて、風味を損ねる欠点豆が一切ありません。生豆の品質自体が非常に高いことも土居珈琲の特徴なので、コーヒー通にも愛されています。
土居珈琲の豆を初めて試すなら、「人気銘柄セット」という2種類のコーヒーセットがおすすめ。
このセットには、グァテマラと、土居珈琲の人気商品「エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園」が入っています。
エルサルバドルは、主に柑橘系フルーツのような爽やかさが特徴。
ほどよい苦味とフルーティーな甘みがあり、グァテマラと味の方向性は違いますが、クセがなく飲みやすい一品です。
本当においしいコーヒーを飲んでみたい方に、自信を持っておすすめできます。
▼実際に飲んだ方の口コミ・評判(ブログ等から抜粋)
土居珈琲というオンラインのコーヒー屋さんが最高です
今日待ってたのはこれ!久しぶりに土居珈琲
ここの珈琲豆はほんとに美味しい。焙煎したその日のうちに発送してくれます。あああ美味しい…
土居珈琲のグァテマラ美味すぎる…後味良すぎて飲んだあと暫く幸せな気持ちで満たされるな…最近色々試してるけど圧倒的に好きだわ
3:チャンバーコーヒー プレミアムブレンド

チャンバーコーヒ「プレミアムブレンド」360g 税込2,138円(送料無料 / 全国)
定期購入価格 | ・通常 ¥3,240 ・初回 ¥2,138 ・2回目〜 ¥2,916(通常価格より10%OFF) |
定期サイクル | 月1回 |
定期便の縛り | なし |
解約方法 | メールor電話 |
内容量 | 360g(180g×2種類) |
100g単価 | ¥594 |
1杯単価 | ¥59 |
豆の産地 | ブラジル、ケニア、ジャマイカ等 |
焙煎度合い | 中深煎り・中煎りがメイン |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 注文後、当月または翌月の第1水曜日に発送。発送後2~3日ほどでお届け |
風味特性(フレーバー) | オレンジ・チョコレート・ストロベリーなど |
チャンバーコーヒーは、スターバックスの豆と同じくらいの予算でお考えの方におすすめです。
ここは、焙煎後10日以内のコーヒー豆(粉)が定期的に届く頒布会(はんぷかい)です。
簡単にいうとコーヒー豆のサブスクですが、解約はメール1通でいつでも可能。期間の縛りもないので気軽に注文できて、しかも安い。
この店は豆の品質に強いこだわりがあり、カップ・オブ・エクセレンス入賞農園のシングルオリジンや、ハイマウンテン(ブルーマウンテン指定エリア外の高地で育てられたブルーマウンテンの兄弟的な銘柄)なども届きます。
※カップ・オブ・エクセレンスとは、最高のコーヒーを決める世界で最も権威ある品評会。
ハイマウンテンは200g ¥3,000前後が相場なので、高級豆とお安く飲める点がとても気に入っています。
毎月必ず届く「プレミアムブレンド」は、注湯すると粉がふわっとドーム状に大きく膨らみ、鮮度の良さを示します。
ひとくち飲むと、黒蜜のようにコクのある甘みと、ストロベリーのような酸味が微かに感じられます。ほどよい酸味が味全体を上品に仕上げている印象を受けます。
さらに飲み進めていくと、ヘーゼルナッツのような香ばしく甘い余韻が感じられます。
後味にしつこさがなく、スッキリとした味わいで何度口をつけても飲み飽きない美味しさが、このコーヒーの特徴です。
また、味や風味を損ねる欠点豆がないため、コーヒー豆本来の「コク」「旨味」が際立っています。
チャンバーコーヒーは100gあたり594円なので、スタバの豆くらいの予算でお考えの方におすすめです。
4:シーロースターセレクトコーヒー|福袋セット
価格 | ¥2,700 |
内容量 | 600g |
100g単価 | ¥450 |
1杯単価 | ¥45 |
豆の産地 | グアテマラ・ルワンダ・エチオピアなど |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 注文後7営業日以内に発送 |
風味特性(フレーバー) | チェリー・オレンジ・ビターチョコレート・はちみつ |
注文後焙煎の新鮮なコーヒー豆が工場直送で届く「シーロースターセレクトコーヒー」。
この福袋は単品購入もできますが、いつでも解約できる「定期便」を選んで、10%割引で購入するのがおすすめ。(解約はマイページから可能。購入回数の縛りなし)
福袋というと「売れ残り」のイメージがありますが、希少価値の高い「スペシャルティコーヒー」だけしか使われておらず、それが100g 450円で楽しめます。
▼有名店のスペシャルティコーヒー豆の値段一覧
店名/商品名 | 値段/100g | 鮮度 | 欠点豆の数 |
丸山珈琲 グアテマラ ロヘール・エデルフォ深煎り |
965円 | ◯ | 1%以下 |
猿田彦珈琲 ルワンダ ムビュガ ナチュラル |
1,300円 | ◯ | なし |
ミカフェート グアテマラ サン ミゲル農園 |
1,031円 | ◯ | なし |
シーロースターセレクトコーヒー 福袋セット |
450円 | ◯ | なし |
上記のコーヒーを全部飲みましたが、シーロースターはこれらの有名店と遜色ないクオリティだと感じました。
ただし、このセットは「ギフト対応」していないので、大切な方への贈り物には向きません。
ご自宅用に「ちょっと良いコーヒーをお得に飲んでみたい」という方には、非常におすすめ度の高い内容です。

グアテマラ ナランハレス農園
同店の「グアテマラ ナランハレス農園」は、チェリーを思わせるすっきりとしたフルーティーさと、果実のような旨味が口の中で絶妙に絡み合います。
エチオピアは、持ち味である「華やかでフルーティーな酸味」と豊かな甘みがあります。
ほどよく苦味も感じられるので、酸味のあるコーヒーの中でも非常に「飲みやすい味わい」に仕上がっています。

ルワンダ カリシンビCWS
一番人気コーヒー豆「ルワンダ」は、Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)に選ばれた農園で栽培されています。
一口飲むと、コーヒーの最高峰「ブルーマウンテンNo.1」を彷彿とさせる「透明感のあるクリアな味わい」の中に、深みのあるコクと、舌にじわっと広がる甘味が印象的です。
世界が認める最高品質のスペシャルティコーヒー600gが、1杯あたり45円で楽しめるので、上質なコーヒーを安く飲みたい方におすすめです。
5:加藤珈琲店|コーヒー福袋2kg
価格 | ¥3,238 |
内容量 | 2kg(500g×4) |
100g単価 | ¥162 |
1杯単価 | ¥16 |
豆の産地 | ブレンド・コスタリカ・ホンジュラス・コロンビア |
焙煎度合い | 中深煎り・深煎り |
送料 | 無料 |
加藤珈琲店は、楽天で19,000件を超えるレビューがあり、常に1ページ目に表示される人気店です。
また、YAHOOのベストストアアワード ドリンク部門3位受賞という実績があり、楽天では13年連続でショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
▲楽天でコーヒー豆を探したことがあれば、一度は見たことがあるコーヒーショップかと思います。
楽天の激安コーヒー店「澤井珈琲」と並ぶ人気コーヒー豆ショップです。
私はどちらのお店でもコーヒー豆を購入して飲みましたが正直、加藤珈琲店の方が好みでした。
加藤珈琲店は欠点豆が少なく、値段が安い割に、ほどほどにおいしいコーヒーが飲めます。同店のコーヒーは苦味と酸味のバランスが良く、かすかに甘味もあります。
味はそこそこでいいから、安くて大容量の中挽きコーヒー豆を買いたい方におすすめ。
6:丸山珈琲|定番ブレンド
軽井沢に本店を構える有名なスペシャルティコーヒー専門店「丸山珈琲」。
このお店も、基本的にどれを選んでもハズレが無いので、苦味のあるコーヒーや酸味のあるコーヒーなど、約30種類から選べます。
全ての商品が中挽きに対応しています。
定番商品の「丸山珈琲ブレンド」をドリップすると、芳ばしい香りとともに、キャラメルのような甘い香りが広がります。
一口飲むと、苦味・酸味・甘みがバランスよく整っており、多くの人が飲みやすい味わいに仕上がっています。
注文後焙煎ではないので、鮮度はきゃろっと等に劣りますが、無難においしいコーヒーを買いたい方におすすめ。
スーパーで買える中挽きコーヒー豆でおすすめは?
スーパーやコンビニで見かける「UCC」「KEY COFFEE」などのメジャーな15のコーヒー豆・レギュラーコーヒー粉を過去にレビューしました。
中でも品質が高かった商品は「小川珈琲店 小川プレミアムブレンド」でした。
Amazon価格 | 内容量 | 100g単価 | 1杯(10g)単価 |
583円 | 180g | 324円 | 32円 |
豆の原産地 | 焙煎度 | ||
ブラジル、メキシコ、コロンビア、エチオピア | 浅煎り〜深煎りのブレンド |
15銘柄の中でもっとも香り、風味があり、雑味が少ない。味のバランスも整っていて、スーパーで購入できる中挽きコーヒーの中ではクオリティが高いです。
ただし、欠点豆が全体の7.3%とやや多いのがネック。粉の状態で買う場合、これらを取り除くことはできません。
欠点豆とは、カビ臭さ、焦げた味、酸っぱい味、渋みなどコーヒーに悪影響を及ぼすコーヒー豆のことです。

カビが生えた豆、虫食い豆、腐ったような見た目の発酵豆(黒豆)など
スーパー、コンビニなどで販売される市販のコーヒー豆には、写真のようなカビ豆、発酵豆などの欠点豆が混入しているのが一般的です。
先ほど紹介した6銘柄には、これらの欠点豆がないので、粉の状態でも安心して購入できます。
しかし、市販のコーヒーは、カビ豆などを取り除かないで出荷するメーカーがほとんどです。
コーヒーの美味しさは、必ずしも値段と比例するとは言えませんが、安いコーヒー粉には安いなりの理由があるのは事実です。(このような裏事情はあまり語られませんが)
上記を踏まえた上で、市販のコーヒーをお求めの方は「スーパーのコーヒー豆&粉おすすめランキング15選|微妙だった商品はこれ」をどうぞ。
「中挽きを使用」と書いてあるのに中細挽きを使ってはダメ?
Q:“中挽きを使用”と書かれているのに中細挽きを使ってはダメなんですか?
コーヒーメーカーに、「粗挽きか中挽きを使用してください」と書いてあります。使いたいコーヒー豆は中細挽きです。特に問題ないですか?中挽きと中細挽きで大きく変わることってありますか?
A:ペーパーフィルターを使うコーヒーメーカーなら問題ありません。抽出してみて味が濃いと感じたら、豆の量を減らして調節すれば良いです。
ただし、金属フィルターを採用しているコーヒーメーカーの場合、中細挽きのコーヒー粉を使うと微粉が混じってザラザラした舌触りになります。
その場合の対処法ですが、次のような器具で微粉を取り除くと良いです。
ダイソーで購入できるアルミ製の計量カップと茶こしと重ねた自家製「微粉セパレーター」です。
ここに中細挽きのコーヒー粉を入れて、手で数回叩くと微粉が落とせます。
微粉を取り除くとザラザラしないだけではなく、突き刺さるような苦味・えぐみも少なくなります。結果的に、透明感のあるおいしいコーヒーになります。
税込220円で中挽きコーヒーを美味しく飲める方法です。
まとめ|味・コスパのバランスを重視するなら、きゃろっとがおすすめ
今回は、「中挽きコーヒー豆おすすめ6選」という内容でした。
コスパの良い中挽きコーヒー豆をお求めなら、珈琲きゃろっとの「初回限定セット600g」をまずは試すのが良いかと思います。
味重視なら土居珈琲ですが、値段が高いのがネックなので、コーヒーギフトにおすすめ。
きゃろっとを試した方には、チャンバーコーヒー(100g ¥594)がおすすめ。
定期便で購入するタイプの商品ですが、初回だけ割引価格で購入して、合わなかったらすぐ解約することもできるので、損はしないと思います。
スターバックスの豆と同じくらいの値段で買えますが、チャンバーコーヒーは欠点豆1%以下で、豆の品質が非常に高いです。