ジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆や、40年以上寝かせたコーヒー豆など色々飲んでいるコーヒーブロガー山口です。(@yamaguchicoffee)
今回は、コーヒー豆の通販サイト「珈琲問屋」の「インドネシア マンデリンビッグアチェ」を飲んだ正直な感想を述べます。
同じコーヒー豆でも抽出に使う器具によって味が変わるため、ペーパードリップやネルドリップなど3つの抽出方法で飲んで感想を述べます。
目次
珈琲問屋【インドネシア マンデリンビッグアチェ】
インドネシア マンデリンビッグアチェは、珈琲問屋で次のように紹介されている。
香り深く、ほのかにシトラスを感じる。
ライムやアップルのような酸味と
ビターチョコを連想し
濃厚で重みのあるしっかりとしたコク。
苦みと甘みのバランスが良く
上品で高級感あふれる一杯。出典:珈琲問屋
値段(税抜)
380円(生豆時100gの値段)
コーヒー豆の量
生豆時100g。焙煎後81g
コーヒー豆の種類
インドネシア
焙煎度合い
フルシティロースト
※焙煎度合いは「ライトロースト」から「イタリアンロースト」まで選択可能
コーヒー豆の状態
珈琲問屋の「インドネシア マンデリンビッグアチェ」は一見、粒も綺麗に揃っていて問題なさそうだ。
しかし、目を凝らすと表面が欠けた豆が確認できる。
味・香りを5段階でみる
インドネシア マンデリンビッグアチェを4つのコーヒー器具で飲み比べ
▲左から
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:17〜20g
- お湯の量:150cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
- 使うコーヒーポット:カリタ製ホーローポット
ハリオV60ドリッパー
中挽きにした珈琲問屋の「インドネシア マンデリンビッグアチェ」を、ハリオV60ドリッパーにセットして、お湯を静かに注いでいく。
湯に触れたコーヒー粉は小さくふわっと膨らむ。
深煎りコーヒーが適切な湯温で膨らむ場合、豆を焙煎してから時間がそこまで経過していないと考えて良い。
さっそく一口飲んでみると、焦げたような苦味が口を支配する。
スターバックスのような焦げた味とも異なり、今まで感じたことのないイガイガした苦味が強い。
この苦味のインパクトが強烈なため、ほかの味の要素が感じられない。
次はコーヒープレスで淹れてみよう。
コーヒープレス
粗挽きにした「インドネシア マンデリンビッグアチェ」をコーヒープレスで飲むと、かすかに酸味が感じられるようになった。
酸味と焦げた苦味が重なると、確かにライムのような苦酸っぱい味とも受け取れる。
次はネルドリップして飲んでみる。
ネルドリップ
粗挽きにした「インドネシア マンデリンビッグアチェ」をネルドリップして飲むと、焦げた苦味がマイルドになった。
これまでで一番飲みやすく、味のバランスが整った。
しかし、美味しいかと問われると素直に頷けない。
まとめ
さて、今回は珈琲問屋の豆「インドネシア マンデリンビッグアチェ」を3つの抽出方法で飲んでみた。
今回はフルシティローストで注文したが、焦げたようなイガイガした苦味が個人的には気になった。
それぞれのコーヒー器具で飲んだ感想は次のとおり。
- ペーパードリップで飲むと焦げた苦味が際立つ味わい。
- コーヒープレスで飲むとライムのような味わいにも感じられる。
- ネルドリップして飲むと苦味がマイルドになって飲みやすくなった。
【おすすめできるコーヒー豆か?】
ミルクやクリームを入れて飲むならともかく、ブラックで飲むのには適さない。
同価格帯のコーヒーなら、ドトールのカフェヨーロピアンもしくはマイルドブレンドを選びたい。
ドトールが近くにない場合、通販で購入できる「森のコーヒー」というオーガニックコーヒーがおすすめ。
こちらは、酸味と苦味のバランスが良く、飲みやすくてコスパが良いコーヒー豆だ。
実際に森のコーヒーを飲んだ感想と、お得に飲む方法を下記にまとめている。 続きを見る
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