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マンデリンコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介

2021年5月24日

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マンデリンコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介

2021年5月24日

インドネシアで生産されるマンデリンコーヒーは、収穫量が少ないことから希少価値が高い人気のコーヒーです。

重厚なコクと苦みが特徴で、その希少価値からブルーマウンテンが有名になる以前は世界一のコーヒーと呼ばれていました。

本記事では、そんなマンデリンコーヒーの魅力に迫るとともに、マンデリンのおすすめコーヒー豆も紹介していきます。


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マンデリンコーヒーとは

マンデリンコーヒーの特徴

マンデリンコーヒーの産地について

マンデリンコーヒーの産地インドネシアは、世界でも有数のコーヒー豆生産国です。しかし、インドネシアで生産されるコーヒー豆の多くはロブスタ種という品種です。

マンデリンはロブスタ種と比較すると、わずか5%しか生産されていません。そのため、希少性の高さが際立っています。

マンデリンコーヒーの等級・グレード

マンデリンコーヒーの等級・グレードについて解説します。

マンデリンコーヒーには生産地域や農園、品種が特定出来る上質な「スーパーグレート」と、一般品「スタンダードグレート」の二種類があります。

スタンダードグレートはさらにグレード1(G1)~グレード6(G6)の等級があり、コーヒー豆の欠点数でグレードが決まります。

グレード1(G1)は、スタンダードグレートの中でも最高級のマンデリンコーヒーとなります。

マンデリンコーヒーの特徴

マンデリンコーヒーの特徴

ではここから、マンデリンコーヒーの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。

コーヒーの種類ごとの味や香りの特徴が分かると、自分好みのコーヒー豆を選びやすくなります。ぜひチェックしてみてください。

マンデリンコーヒーの精製方法

マンデリンコーヒーの精製方法は、スマトラ式です。

コーヒーの精製方法には一般的にウォッシュドと、ナチュラルがあります。

しかし、インドネシアは熱帯雨林地域のため雨量が多いです。一般的な精製方法だと、コーヒー豆が乾燥する前に濡れてしまい、カビが生える原因となっていました。

そこで考案された方法がスマトラ式です。

スマトラ式とはコーヒー豆を収穫後、果肉を取り除き水の中に浸けます。その後、一般的な方法だと果肉の周りにある粘質部分(ミューシレージ)を取り除きますが、スマトラ式ではミューシレージを取り除きません。

ミューシレージが付いたままの状態で乾燥を行いますが、完全には乾燥させません。

マンデリンコーヒーの味わい・香りの特徴

マンデリンコーヒーの味わいの特徴は、重厚さのあるコクとやや強めの苦みがあります。

重めの質感があるので、カフェオレにしてもマンデリンコーヒーがミルクに負けることなく、上手く調和されます。

香りの特徴は、ハーブやシナモンのような香りです。

一般的なコーヒー豆は深煎りすると、香りやエグみが出やすくなります。しかし、マンデリンコーヒーは深煎りしても香りが消えず、エグみも出にくいです。

深煎りが好まれる日本では、深煎りすると酸味が消えやすいという特徴も人気の理由の一つです。

マンデリンコーヒーは深煎りすることが多いですが、浅煎りするとユニークな風味が残り、柑橘系とスパイスを感じることが出来る鮮やかな酸味を持っています。

マンデリンコーヒーの希少性

コーヒー豆は大きく分けると、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3つに分類されます。

マンデリンコーヒーはアラビカ種に該当するコーヒー豆です。アラビカ種は風味と味わいがとても良いのですが、栽培するのに非常に手間がかかります。病気や虫、乾燥に弱いだけではなく、収穫量も少ないです。

インドネシアは世界でも有数のコーヒー産出国ですが、栽培されているコーヒー豆の約90%がロブスタ種です。アラビカ種はわずか10%程度であり、そのすべてがマンデリンコーヒーというわけではありません。

ただでさえ少ないアラビカ種の中でも、マンデリンコーヒーはインドネシアで栽培されているコーヒー豆全体の5%と言われています。

このような背景が、マンデリンの希少価値をさらに高くしていると言っても過言ではありません。特に最高品質のG1の人気は非常に高いです。

コーヒーの王様と言われるブルーマウンテンが有名になる前は、その希少価値の高さからマンデリンコーヒーが世界一のコーヒーと呼ばれていました。

マンデリンコーヒーの美味しい飲み方

マンデリンコーヒーの特徴

味わい・香りの特徴がわかったところで、次はマンデリンの美味しい飲み方を紹介します。

マンデリンは豆の焙煎度合いや、コーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。

おすすめの焙煎度合い

マンデリンのおすすめの焙煎度合いは、シティロースト、フルシティローストです。

深煎りの場合、マイルドな苦味とコク、濃厚な甘味が楽しめます。マンデリンならではの「重量感のあるおいしさ」を楽しめるおすすめの焙煎度合いです。

ちなみに、マンデリンは「苦い」というイメージが定着していますが、その理由は製造過程にあります。

コーヒー豆は収穫後に乾燥させるのですが、インドネシアでは乾燥に2~3日しかかけず、生乾きの状態で生豆として出荷されます。

その状態で焙煎すると、深めの焙煎にしないと豆の中まで火が通らないことから、自然と苦みが出るようになったのです。

つまりマンデリンは、もともと苦いというわけではなく、焙煎によってその個性を印象づけられたコーヒーです。

浅煎りのマンデリンコーヒーは苦みより酸味が際立ち、多くの方がイメージしているマンデリンとは異なる味わいが楽しめます。

おすすめの挽き具合

マンデリンコーヒー豆のおすすめの挽き具合は、抽出する器具によって異なります。

ペーパードリップやコーヒーメーカーで抽出する場合は中挽きがおすすめです。

マンデリンコーヒーの苦みを感じたい場合、極細挽きでエスプレッソマシーンやイブリックで抽出するのもおすすめです。

ウォータードリップで抽出する場合は、細挽きで行うと苦みとコクが際立ちます。

おすすめの淹れ方

マンデリンのおすすめの淹れ方は次の3種類です。

おすすめの飲み方1:ドリップ

コーヒーの淹れ方で最も一般的な方法がペーパードリップです。マンデリンコーヒーでも一番人気の淹れ方です。

市販のペーパーフィルターも簡単に購入できるので、気軽にコーヒーを淹れることが出来るのも魅力のひとつです。

コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉をフィルターの中に15グラム入れます。その時に、フィルターを軽く揺らしてコーヒー粉を平らにしておくとよいでしょう。

準備が出来たら、85度のお湯を少量注いで60秒蒸らします。その後は60秒でお湯を150cc注げば完成です。

おすすめの飲み方2:カフェオレ

マンデリンの苦みはミルクとの相性が抜群です。そのため、カフェオレで飲むのもおすすめです。

まずはマグカップにたっぷりのお湯を入れて、カップを温めましょう。ドリッパーに金属製のフィルターをセットしたら、ドリップコーヒーと同様にフィルターの中にコーヒー粉を8~12グラム入れます。少量のお湯で蒸らした後、お湯を3回に分けて少しづつ注ぎます。

カフェオレを作る時は、一般的なコーヒーだとミルクとの調和に負けてしまうため少し濃く淹れることが多いです。しかし、マンデリンコーヒーは重厚なコクとやや強い苦みが特徴です。

そのため、濃く淹れなくても十分ミルクと調和されますので、ドリップコーヒーと同じ濃さでも問題ありません。

最後に約60度に温めたミルクと、同量のコーヒーを温めたマグカップに入れて完成です。

お好みでコーヒーとミルクの比率は多少変更してもよいでしょう。

おすすめの飲み方3:水出しアイスコーヒー

雑味を減らしクリアな味わいになる水出しコーヒーなら、マンデリンコーヒーの良さをさらに引き出すことができます。

まずはコーヒーサーバーでコーヒー粉を入れてから、常温の水を400~500ミリリットルを注いでください。マドラーなどでよく混ぜた後、冷蔵庫で7~8時間冷やします。冷やしたコーヒーをペーパーフィルターで濾せば完成です。

水出しコーヒーは麦茶などを作る時に使用するピッチャーで作ることも可能です。

お茶用パックにコーヒー粉を100グラム入れたらピッチャーに入れて、水を1リットル注いでください。冷蔵庫で7~8時間冷やした後、コーヒー粉の入ったパックを取り出して完成です。

少し時間はかかりますが、雑味が少なくなって美味しいマンデリンコーヒーを飲むことが出来ます。

マンデリンコーヒーのおすすめコーヒー豆ランキング5選

ここから、マンデリンコーヒーのおすすめコーヒー豆を5つ紹介します。

今回は、Amazonなどの通販や市販で気軽に買えるマンデリンコーヒーをセレクトしました。

1位:珈琲きゃろっと マンデリン・スマトラタイガー

珈琲きゃろっとの初回限定セット1

珈琲きゃろっと
マンデリン・スマトラタイガー(深煎り)

市販の美味しいマンデリンを探している方におすすめ。※100gあたり約300円で飲めます。

この銘柄は単品だと1,890円ですが、初回限定セットと定期便を同時注文すると、マンデリン含むコーヒー豆600gセットで1,980円

定期便はコーヒー到着後キャンセル可。料金も一切かかりません。

※詳しいやり方は珈琲きゃろっと コーヒー豆3種 初回限定セットで解説しています。

単品とほぼ同額で3倍のコーヒーを楽しめるので大変お得です。

公式サイト

2位:自家焙煎珈琲マウンテン マンデリン・フレンチ

マンデリン・フレンチ

こちらのお店は厳格な生豆の選定、入念なハンドピックと品質管理を創業から一貫して守っています。

熟練した焙煎により渋みはゼロで、クリアな後味が特徴的です。

コーヒー袋にはアルミ蒸着を施したフィルムを使用しており、酸素や水蒸気などコーヒー豆の大敵から守った状態で届けてくれます。

フレンチローストで焙煎されているので、さらに深いコクと甘味のある苦みが加わっています。

3位:神戸ファクトリーナコーヒー マンデリン

マンデリンコーヒーの特徴

 

マンデリンをシティロースト(中煎り)で仕上げています。中煎りは苦みと酸味を控えてバランスが取れているため、飲みやすい焙煎となっています。

自然な味が特徴のマンデリンですが、しっかりとしたコクが調和して濃厚で芳醇な風味を感じることが出来ます。

中煎りらしくバランスが良く「これぞシティロースト」といった味わいで忘れがたい印象を残してくれるコーヒーです。

4位:サザコーヒー マンデリン

マンデリンコーヒーの特徴

力強い味わいで根強い人気があるサザコーヒーのマンデリン豆です。

まるで大地の中にジャスミンが香り、濃厚で濃密なチョコレートのようなボディ感と特徴的な味わいが人気です。

アルミ箔を使用した保存袋は中を覗いても光を通さない仕組みとなっています。そのため、コーヒー豆の鮮度の維持能力が格段にアップします。

5位:タソガレコーヒー マンデリンブレンド

マンデリンコーヒーの特徴

苦みとコクを中心とした味わいで、酸味が少なく独特な後味です。厳選されたアラビカ豆を100%使用し、深煎りでしっかりとしたコクと、奥行きのある味わいを楽しめます。

便利なドリップパックとなっており、飲みたいときに気軽にマンデリンコーヒーを楽しむことが出来ます。100パックの大容量で友人へのおすそ分けに便利です。

マンデリンコーヒーの特徴まとめ

今回は、マンデリンコーヒーの特徴について解説してきました。

マンデリンコーヒーはインドネシアで生産され、インドネシアの中でも全体の5%しか収穫されない希少価値が高いコーヒーです。

重厚なコクと苦みが特徴的で、ドリップはもちろんカフェオレや水出しコーヒーでも美味しく楽しめます。

ぜひご家庭やお仕事の合間などに、マンデリンコーヒーでゆったりしたひとときを過ごしてください。

マンデリンコーヒー以外にも、様々なおすすめコーヒー豆を下記で紹介しています。


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  • この記事を書いた人

フラペチーノ山口(山口 誠一郎)

日本安全食料料理協会(​JSFCA)認定コーヒーソムリエ / 焙煎士。1,000種以上の通販コーヒーを飲む。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。TV出演。

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