本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

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本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

今回は、実際に飲んだ本当においしいデカフェ豆・カフェインレスのコーヒー豆をランキング形式で10商品ご紹介します。

デカフェのコーヒー豆は近年、本当にクオリティが高くなっていて、もはやカフェイン入りのコーヒーと遜色ないくらい美味しいものが増えています。

特にスペシャルティコーヒー専門店のデカフェはコクと香りが強く、Amazonなどの品と比較して、香りの質(フルーティーさ、華やかさ)が全然違います。

本記事では豆の選び方や、カフェインの除去方法による味の違いなども紹介していきます。

この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。1,000種以上の通販コーヒーをレビュー。

デカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆の魅力

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

デカフェ(カフェインレスコーヒー)とは、カフェイン入りのコーヒー豆から、カフェインを90%以上除去したコーヒーを指します。

日本では明確な基準はありませんが、ヨーロッパでは「カフェイン含有量0.1%をデカフェと呼ぶ」など、カフェイン含有量が一定以下であることが定義されています。

なお、デカフェとはフランス語で「カフェインレス」の意味で、この2つは同じものです。

カフェインの摂取量に気を付ければ、妊婦さんや授乳中の方でも気軽に飲めるのが魅力です。

関連記事:デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

ノンカフェイン・カフェインフリーとの違い

穀物コーヒーのおすすめ人気ランキング10選【管理栄養士監修】

わずかにカフェインが含まれるデカフェと違い、ノンカフェイン・カフェインフリーと呼ばれるコーヒーにはカフェインが一切入っていません

例えば、玄米コーヒー穀物コーヒーはノンカフェインに分類されます。

ただし、これらは原材料がそもそもコーヒーではないので、味は「コーヒーっぽいもの」という印象です。

実際にAmazonで評判の良いものを取り寄せて色々飲みましたが、正直「うーん」という感じ。

コーヒーが好きな人だと、あまり満足できないかなと感じました。

カフェインを一切摂取したくない人なら、ノンカフェインの商品もアリですが、コーヒーの味を楽しみたい人にはデカフェを強くおすすめします

カフェインレスコーヒー豆3つの選び方

1.カフェインの除去方法で選ぶ

日本で販売されるデカフェコーヒー豆は、2つの方法でカフェインを取り除いています。

  1. 水を使う方法(ウォータープロセス)
  2. 水と二酸化炭素を使う方法(超臨界二酸化炭素抽出法)

デカフェが広く普及している海外ではウォータープロセスの方が美味しいと評価されています。

もう少し詳しく解説します。

1.水を使ってカフェインを除去する方法(ウォータープロセス)

デカフェ豆 作り方 (ウォータープロセス)

ウォータープロセスは、水を使ってコーヒー生豆からカフェインを取り除く方法です。

海外では一番人気があり、「コーヒーが最高の風味になる」と言われています。

実際に飲みましたが、デカフェと言われなければ気づかないくらい、コーヒーらしい香ばしさと深いコクがちゃんと感じられます。

ちなみに、ウォータープロセスには以下の2種類があります。

  1. マウンテンウォータープロセス
  2. スイスウォータープロセス

ウォータープロセスの元祖は、スイスで考案された「スイスウォータープロセス」です

スイスの方法に一工夫加え、さらにコーヒー本来の香りと味を保持したのが、メキシコDESCAMEX社の「マウンテンウォータープロセス」です。

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

▲DESCAMEX社で除去されたカフェインの結晶。

余談ですが、ウォータープロセスでカフェインを除去すると写真のような結晶になります。

管理人
炭酸飲料やエナジードリンクに再利用されます。

2.水と二酸化炭素でカフェインを除去する方法(超臨界二酸化炭素抽出法)

デカフェ豆 作り方 (超臨界二酸化炭素抽出法)

「超臨界二酸化炭素抽出法」は、スターバックスなどで採用されているカフェイン除去の方法です。

水と二酸化炭素を使って、カフェインを抽出する方法です。

既存の脱カフェイン手法のうち、もっとも豆に与える影響が少ないと言われています。

味に関しては、豆の品質や焙煎度合いも関係するので一概には言えませんが、海外ではウォータープロセスよりもあっさりした味になると言われています。

2.コーヒー豆の産地で選ぶ

コーヒー豆の産地ごとの味の特徴

コーヒー豆の産地ごとの味の特徴

デカフェのコーヒー豆も生産地によって味、香りが変わります。

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

中南米 酸味と苦みのバランスがよく、クセがないのが特徴。コロンビア、ホンジュラス、ブラジル、グァテマラなど。
アフリカ フルーティーな酸味が特徴。エチオピアモカ、タンザニアのキリマンジャロが有名。いずれも軽い口当たりで、柑橘系のジューシーな酸味がある。
アジア ハーブやスパイスのような香りと、重厚な味わい。インドネシアのマンデリン、スマトラが有名

3.焙煎度合いで選ぶ

コーヒーの焙煎度合い

コーヒーの苦味と酸味のバランスを決めるのが「焙煎度合い」です。

デカフェのコーヒー豆は基本的に「深煎り」か「中煎り」が多く、浅煎りはほとんど流通していません。

迷ったら、苦味と酸味のバランスが良い「中煎り」を選ぶと良いでしょう。

酸味が苦手な方や、パンチのある味が好きなら、深煎りがおすすめです。

カフェインレス・デカフェコーヒー豆おすすめ10選

1位〜3位をスペシャルティコーヒーを専門に取り扱う「ポストコーヒー」が占めていますが、正直ほかのコーヒー豆とは比較にならないくらい香りが強くて、本当にデカフェだと思えないクオリティです

おかげで夕食後に必ずコーヒーを飲むようになり、いつも3銘柄を必ず常備するほど、手放せない存在になってしまいました。

商品画像 商品名
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味わい
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購入先 値段
内容量
100g単価
産地
焙煎度合い
カフェイン除去方法
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 1位:ポストコーヒー
デカフェ チルブレンド
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 公式 500円
135g
370円(お得
コロンビア、メキシコ
中煎り
マウンテンウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 2位:ポストコーヒー
デカフェ メキシコ ハニー
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 公式 500円
135g
370円(お得
メキシコ
深煎り
マウンテンウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 3位:ポストコーヒー
デカフェ コロンビア
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 公式 500円
135g
370円(お得
コロンビア
深煎り
マウンテンウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 4位:土居珈琲デカフェ
ビヨンドベーシック
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 公式 1,512円
100g
コロンビア
深煎り
独自製法
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 5位:Tokyo Coffee
エチオピア オーガニック
カフェインレス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 Amazon 2,170円
200g
1,085円
エチオピア
深煎り
スイスウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 6位:odeカフェインレス
オーガニック スマトラ
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 Amazon 2,220円
200g
1,110円
インドネシア
深煎り
スイスウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 7位:銀河コーヒー
バリ神山デカフェ
無農薬栽培
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 Amazon 1,340円
150g
893円
インドネシア
中煎り
スイスウォータープロセス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 8位:イリー(illy)
デカフェ
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 Amazon 1,246円
250g
498円
ブラジル・エチオピア 他
深煎り
超臨界二酸化炭素抽出法
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 9位:スターバックス
ディカフェハウスブレンド
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 Amazon 1,940円
140g×2
693円
コスタリカ
深煎り
超臨界二酸化炭素除去法
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 10位:無印良品
カフェインレス
本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】 LOHACO 750円
200g
375円
ホンジュラス
中煎り
記載なし

ほかに、「澤井珈琲のデカフェコロンビア」なども飲みましたが、正直味がイマイチだったので取り上げていません。

また、今回は「豆」だけを紹介しているので、粉の状態でしか販売されていない「ライオンコーヒー」などは除外しています。

1位:ポストコーヒー デカフェ チルブレンド

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 初回500円
2回目以降 1,598円/月
容量 135g
100g単価 370円
焙煎度合い 中煎り
豆の産地 ホンジュラス
カフェイン除去方法 マウンテンウォータープロセス

ポストコーヒーは、毎月3種類のデカフェ豆を届けてくれる定期便(サブスク)です。

コーヒー診断によって、自分にマッチした豆が届くサービスで、デカフェだけを3種類届けてもらうことが可能です。

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

コーヒー診断の最後に「デカフェのみ」を選べばOK

このお店のデカフェはほぼ全部飲みましたが、正直「デカフェ」と言われなければ気づかないくらい美味しいです。

「デカフェ チルブレンド」は、柑橘系フルーツのような香りが特徴で、チョコレートのようなコクと甘みがあります。

ほどよい酸味と苦味のバランスが絶妙で、苦過ぎず、後味がさっぱりしています。

本当に「普通に美味しい中煎りコーヒー」という印象で、従来のデカフェに満足できなかった人でも「これは美味しい」と感じると思います。

管理人
浅煎りのデカフェコーヒー豆を探している人にもおすすめです

 

クーポンを使えば初回500円で試せる

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

ポストコーヒーのデカフェは、次のクーポンを使えば初回500円で購入できます。

100gあたり370円なので、カルディと同じくらいの予算で探している人におすすめです。

初回500円クーポン

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POST COFFEE(ポストコーヒー)
デカフェ3種セット【初回500円】

公式サイトでクーポンを使う

 

2位.ポストコーヒー デカフェ メキシコ ハニー

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 初回500円
2回目以降 1,598円/月
容量 135g
100g単価 370円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 メキシコ
カフェイン除去方法 マウンテンウォータープロセス

このデカフェは、ミルクチョコレートのような甘い香りが特徴です。

酸味は少なく、甘みとコクの強さが印象的で、どっしりした味わいのデカフェです。

「ハニー」という名前がついているだけあって、本当に蜂蜜のような甘みが感じられます。

POST COFFEE(ポストコーヒー)
デカフェ3種セット【初回500円】

公式サイトでクーポンを使う

 

3位.ポストコーヒー デカフェ コロンビア

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 初回500円
2回目以降 1,598円/月
容量 135g
100g単価 370円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 コロンビア
カフェイン除去方法 マウンテンウォータープロセス

ポストコーヒーの「デカフェコロンビア」は、カカオやナッツのような香りが感じられます。

実際に飲むと、チョコレートのような甘みと、フルボディのワインのようなコクがあります。

ほのかに酸味もあり、これが後味を爽やかにしています。

飲んでいて上品さを感じる非常に美味しいデカフェコーヒー豆です。

POST COFFEE(ポストコーヒー)
デカフェ3種セット【初回500円】

公式サイトでクーポンを使う

 

▼ポストコーヒーのデカフェは別記事で詳しくレビューしています

ポストコーヒーのデカフェ4種類の特徴と実飲レビュー

ポストコーヒーのデカフェ4種類をレビューをまとめました。 ポストコーヒーのデカフェは、「液体二酸化炭素抽出法」という新しい方法でカフェインを除去している豆もあります。 この方法は、「超臨界二酸化炭素抽 ...

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4位.土居珈琲デカフェ ビヨンドベーシック

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 1,512円
容量 100g
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 コロンビア
カフェイン除去方法 独自製法

土居珈琲は、レクサスの会員誌で「伝説の珈琲」として紹介されている、高級コーヒー豆のブランドです。

このお店のデカフェは、コロンビアの最高等級の豆を使っていて、チョコレートのような甘い香りが強いです。

フルボディのワインのような口当たりで、重量感があります。

1位〜3位のポストコーヒーと比較すると、香りの強さと華やかさは控えめですが、オーソドックスな飲みやすさがあります。

土居珈琲
デカフェビヨンド ベーシック

公式サイトを見る

 

5位.Tokyo Coffeeエチオピア オーガニック カフェインレス

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 2,170円
容量 200g
100g単価 1,085円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 エチオピア
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス

オーガニックコーヒーを専門に取り扱う東京コーヒーのデカフェは、「何杯飲んでも胸焼けしない」「気持ち悪くならない」ことを目指して作られています。

マイルドな酸味がほどよく感じられて、後味が爽やかで非常に飲みやすいです。

エチオピアらしい華やかさはそこまで感じませんが、Amazonで買えるデカフェの中ではかなり高品質な印象です。

 

6位.odeカフェインレス オーガニック スマトラ

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 2,220円
容量 200g
100g単価 1,110円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 インドネシア
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス

odeは、東京コーヒーが手がけるAmazon専門ブランドで、オーガニックコーヒーだけを手掛けます。

インドネシアのコーヒーらしいどっしりとしたコクと苦味、黒蜜のような甘みが特徴です。

酸味が少なくて、どなたにも飲みやすいスタンダードな味わいのデカフェです。

 

7位.銀河コーヒー バリ神山デカフェ 無農薬栽培

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 1,340円
容量 150g
100g単価 893円
焙煎度合い 中煎り
豆の産地 インドネシア
カフェイン除去方法 スイスウォータープロセス

「銀河コーヒー」は新鮮なコーヒー豆を届けるAmazonで人気のロースターです。

全体的にバランスの良い味わいで、マイルドな甘みとコク、苦味があり、ほどよく酸味も感じられます。

デカフェは苦味が強いコーヒー豆が多いですが、こちらは比較的さっぱりとした味で、何杯でも飲めるクリアな美味しさがあります。

 

8位.イリー(illy)デカフェ

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 1,246円
容量 250g
100g単価 498円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 ブラジル・エチオピア 他
カフェイン除去方法 超臨界二酸化炭素抽出法

イタリアの老舗コーヒーブランド「イリー」が手がけるデカフェです。

実際に飲むと、ナッツやカカオのような香りがあり、ミディアムボディのワインを思わせるコクがあります。

苦味が中心の味わいで、酸味は少ないので、どなたにも飲みやすいコーヒーです。

テイストはスタバのデカフェに似ていますが、本品はよりさっぱりした苦味で、スモーキーさは感じません。

 

9位.スターバックス ディカフェハウスブレンド

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 1,940円
容量 140g×2
100g単価 693円
焙煎度合い 深煎り
豆の産地 コスタリカ
カフェイン除去方法 超臨界二酸化炭素除去法

デカフェの中でも美味しいさに定評があるスタバのデカフェは、ナッツやカカオのような香りがあります。

また、お店で飲むコーヒーと同じく、スモーキーな香りがあり、熱いうちはカフェイン入りのハウスブレンドと変わらない美味しさです。

ただし、冷めてくると香りも風味も一気になくなるので、作り置きはしないで都度抽出するのがおすすめです。

 

10位.無印良品カフェインレス

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

価格 750円
容量 200g
100g単価 375円
焙煎度合い 中煎り
豆の産地 ホンジュラス
カフェイン除去方法 記載なし

無印のデカフェは、ナッツのような香りがありますが、スタバやイリーのデカフェと比較すると香りが弱いです。

甘みも少なく、全体的にあっさりしたデカフェですが、雑味がなく飲みやすいです。

強い味のコーヒーが好きな人は、倍量のコーヒー豆を使って抽出するのがおすすめです。

無印良品
カフェインレス

LOHACOを見る

 

カフェインレスコーヒー豆の美味しい淹れ方

コーヒーのレビューに使用する器具
カリタ 木製手動ミル
コーヒーの微粉を取り除く
お湯の温度を一気に10度近く下げる方法
お湯の温度を一気に10度近く下げる方法
美味しいコーヒーの淹れ方
スターバックス リザーブ/グラビタスブレンド ヴィンテージ2022
お湯を注ぐ
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Remove coffee dust
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カフェインレスコーヒーを入れる際に、バリスタの自分がコーヒーを抽出する際の手順や、気をつけていることをまとめました。

やること やる理由
沸騰させたお湯を常温のドリップ用ケトルに移し替える 湯温を90℃前後まで一気に下げる。沸騰直後のお湯を使うと、デカフェ特有の「刺さるような苦味」が出る
ケトル内のお湯は満水にする お湯の温度が下がりにくくなる。ケトル内のお湯が少ないと冷めやすい
サーバーとカップを湯通しして温めておく 冷めたままドリップするとコーヒーがぬるくなる。コーヒーは熱い方が香りが立ちやすい
コーヒー豆を中挽き〜中細挽きにする 中挽きだとさっぱり、中細挽きだと濃いめに。お好みで
粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、30〜60秒蒸らす 焙煎後1週間以内の豆なら60秒、それ以上なら30秒蒸らす。1週間以上の豆はガスの放出が少ないので60秒も蒸らす必要がない。
抽出量に達するまでドリップする カップ1杯分150ccなら1分、2杯分300ccなら2分を目安に。

上記で重要なところだけ、もう少し丁寧に解説します。

 

【1】沸騰したお湯を常温のケトルに移し替える

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

コーヒーの苦味と酸味のバランスは、お湯の温度でも変わります。

ずばり、酸味のないコーヒーが好きな方は、90℃前後のお湯を使いましょう。

沸騰したお湯をコーヒーポット(抽出に使うもの)に移し替えれば、お湯の温度が90℃前後まで一気に下がります。

なお、85℃以下のお湯で抽出すると苦味成分が溶けにくく、酸味が目立つようになります。

※できれば満水に近い状態にした方がお湯が冷めにくいです。

 

【2】デカフェコーヒー豆を中挽き〜中細挽きにする

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

デカフェコーヒー豆は中挽き〜中細挽きにするのがおすすめです。

コーヒーの粉が細かいほど苦味が出やすく、粗いほど苦味が出にくくなります。(相対的に酸味が強調される)

ペーパードリップやコーヒーメーカーで抽出する場合、中挽き〜中細挽きにするのが一般的です。

 

【3】30秒〜60秒コーヒーを蒸らす

本当に美味しいデカフェ豆・カフェインレスコーヒー豆おすすめ10選【2023年版】

新鮮なデカフェコーヒーにお湯を注ぐと、「炭酸ガス」が放出されます。

このガスが出ている間は、コーヒーに含まれる様々な成分を抽出しにくいため、動きが落ち着くまで待ちます。

この工程を一般的に「蒸らし」と言います。

蒸らしの際には、粉全体を湿らせるように注いで、30秒〜60秒蒸らします。

時間の目安ですが、焙煎から1週間以内のデカフェ豆なら、30秒では動きがおさまらないことがあるので60秒蒸らします。

焙煎から1週間以上経過した豆は、炭酸ガスがある程度抜けているため、30秒で問題ありません。

 

【4】時間を測りながら、お湯を注ぐ

EILONG ミニマル トラベルコーヒードリッパー

蒸らしが終わったら、抽出したい量に達するまでお湯を注ぎます。

抽出時間が早いと味がさっぱりして、ゆっくり抽出すると味が濃厚になります。

ただし、あまり抽出に時間をかけすぎると「過抽出」という状態になり、雑味が目立ちます。

抽出時間は、カップ1杯分(150cc)で1分。蒸らし時間と合わせて計2分を目安にすると良いでしょう。

300ml(2杯分)のコーヒーを抽出する場合は、抽出時間を倍にするだけで良いので計3分です。(抽出2分+蒸らし1分)

コーヒー抽出のやり方は次の動画も参考になります。

この動画で使用しているスリーフォードリッパーは、腕を回す必要がありません。

時間を測りながら一定の湯量を注ぐだけなので、簡単に味を安定させることができます。

デカフェ・カフェインレスコーヒー豆のよくある質問

カフェインレスコーヒー豆の選び方は?

  1. カフェインの除去方法
  2. コーヒー豆の産地
  3. 焙煎度合い

>>選び方を詳しく見る

 

76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】

今まで飲んできた通販コーヒー豆の一部

Amazonや楽天、有名ブランドなどのコーヒー豆76種類を実際に飲み比べました。

全部紹介すると長くなるので、上位20商品を抜粋して紹介しています。

▼ランキング結果を見る

【2023年版】本当に美味しいコーヒー豆おすすめランキング20選

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