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エルサルバドルコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介



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エルサルバドルコーヒーの特徴|味や香り、おすすめコーヒー豆も紹介

エルサルバドル産コーヒーは「ハニープロセス」と呼ばれる精製方法が主流で、その名の通り「蜂蜜のような甘み」が特徴です。

この甘みは中煎り〜深煎りでしっかり感じられます。深煎りにしてもフルーティーさが残るのも特徴です。

数あるエルサルバドル産コーヒーの中でおすすめの銘柄が、土居珈琲のエルサルバドル・ラ・レフォルマ農園です。

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コーヒーの産地エルサルバドルとは

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中央アメリカ中部に位置するエルサルバドルは、コーヒーの産地として有名なグアテマラ、ホンジュラスと接していて南は太平洋に面しています。

日本の四国よりちょっと大きいくらいの国土ですが、約660万人が暮らす中米でもっとも人口密度が高い国です。

まずは、エルサルバドルという国の特徴やコーヒーの栽培環境を解説します。

エルサルバドルの産地について

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エルサルバドルというコーヒーの産地は、熱帯性気候と火山地帯でコーヒーノキを高地栽培できる環境を有し、コーヒーの栽培に非常に適しています。

エルサルバドルの経済を支える基幹産業は農業。中でもコーヒー栽培はエルサルバドルを代表する農産物で、一時は中米一のコーヒー生産量でした。

そして、エルサルバドルは国家がコーヒー栽培に取り組んでいるのが特徴で、国が保有する「エルサルバドル国立コーヒー研究所」は、コーヒーに関する最新技術と知識、豊富な資料を有しています。

また、エルサルバドルは国の象徴とされる「国花」がコーヒーの花であるように、国としてコーヒー栽培に力を入れているのが特徴的です。

エルサルバドルにおけるコーヒー栽培の歴史

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エルサルバドルにおけるコーヒー栽培の歴史ですが、この国ではコーヒーのことを「エル・グラーノ・デ・オロ(el grano de oro)」と呼んでいました。

これは「黄金の豆 (the grain of gold)」を意味し、コーヒー豆はエルサルバドルの命運を左右するものでした。

もともと、エルサルバドルの主な輸出品目はインディゴ(藍(らん)のこと)でしたが、1880年代になるとコーヒーがインディゴの輸出量を上回ります。

1920年代〜1930年代には、コーヒーの輸出量は国全体の輸出量の90%を占めるまでに増えました。

世界大恐慌が起こった1930年代の世界的な不況により、コーヒーの価格は以前の3分の1に下がります。

これに伴って労働者の賃金も下がるか、あるいは解雇されました。この影響で農村部での失業者が急増し、コーヒー畑は耕作放棄されます。

しかし、エルサルバドルのコーヒー産業は世界大恐慌後も生き残り、再び繁栄します。

繁栄した背景には、エルサルバドル国家が農園に対して、コーヒーにおける精製方法に洗練された最新システムを導入したことも関係しています。

そして1970年代までに、エルサルバドルは世界で第4位のコーヒー輸出国へと成長します。

このように、エルサルバドルのコーヒー産業は成長しましたが、1969年にホンジュラスとの間で起こった「サッカー戦争」により、エルサルバドルの情勢は不安定に。

このような不安定な時期に、エルサルバドルに単身留学していたのが「コーヒーハンター」として知られるミカフェート(Mi Cafeto)の川島良彰氏です。

じつは、川島良彰氏の実家は「コーヒー乃川島」というコーヒー会社で、幼少の頃からコーヒーが身近にありました。

彼はコーヒーの勉強をするため、高校の卒業式を待たずに単身エルサルバドルに留学します。

そして、「エルサルバドル国立コーヒー研究所」という当時ブラジル、コロンビアのコーヒー研究所と並ぶ世界屈指のコーヒー研究所の門を叩き、唯一の研究生としてコーヒーについて学んでいた、というストーリーもあります。

エルサルバドル国立コーヒー研究所では、コーヒー豆の品質改良などが行われており、コーヒー豆の品種の一つである「パカラマ種」なども国立研究所から人工交配されたものです。

このように、エルサルバドルにおけるコーヒー栽培の歴史を見ると、国家をあげてのコーヒー産業に対する姿勢がうかがえます。

エルサルバドル産コーヒー豆の生産状況

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エルサルバドル産コーヒー豆の生産状況ですが、現在では農業生産の約30%がコーヒー豆で、輸出総額の50%がコーヒー豆です。

2018年のエルサルバドルのコーヒー年間生産量は80,167トンで、コーヒー生産国量ランキング17位です。

エルサルバドルの代表的なコーヒーの産地は首都のサンサルバドル州、サンタアナ州、ラリベルタ州、ウスルタン州などが挙げられます。

エルサルバドル産コーヒー豆の栽培環境

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エルサルバドル産コーヒー豆の栽培環境ですが、大きなコーヒー農園や機械を導入している農園は少なく、小規模農園が多いです。

エルサルバドルは火山地帯としても知られています。火山灰を含んだ土壌はミネラルが豊富で、コーヒーノキに栄養を与えられます。

日照量を調整する役割を担うシェードツリー(日陰木。その名の通り日陰を作るための背の高い樹木のことを指します)も、腐葉土となりコーヒーノキに栄養を届けます。

さらに、エルサルバドルは国土のほとんどが高地で標高が高いため、気温が上がり過ぎません。

コーヒーを栽培するにあたって、気温が高すぎると早熟や、収穫量が多くなり過ぎたり、樹の衰えや病気のリスクも増えます。

逆に気温が低すぎるとコーヒーの生育が遅れたり、収穫量が少なくなる可能性があります。

エルサルバドルは、コーヒー栽培に欠かせない「雨」も十分に降ります。

他国のコーヒー栽培に適した環境と同じように、エルサルバドルも雨期と乾期があるため、コーヒー豆を栽培する環境が良いのです。

エルサルバドル産コーヒー豆の等級・グレード

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エルサルバドル産コーヒー豆の等級・グレードについて解説します。

エルサルバドルでは、コーヒーが栽培された場所の「標高の高さ」で等級・グレードが決められます。

もっとも等級・グレードが高いコーヒーは、標高1200メートル以上で育てられた「ストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG/Strictly High Grown)。」

次に等級・グレードが高いコーヒーが標高900メートルから1200メートルの間で育てられた「ハイ・グロウン/High Grown (HG)」。

最後に、標高900メートルから500メートル未満の「セントラル・スタンダード/Central Standard(CS)」と続きます。

エルサルバドル産コーヒーに限らず、コーヒー豆は標高が高いほど高品質とされ、価格もSHGがもっとも高いです。

エルサルバドル産コーヒーの特徴

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ここから、エルサルバドル産コーヒーの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。

コーヒー産地ごとの味や香りの特徴が分かると、自分好みのコーヒー豆を選びやすくなるので、チェックしてみてください。

エルサルバドル産コーヒーの精製方法

エルサルバドル産コーヒーの精製方法は「ハニープロセス」が主流です。

コーヒーの精製とは、収穫されたコーヒーの果実からコーヒー豆(種子)を取り出す作業のこと。

種子をどの段階で乾燥させるかで、いくつかの精製方法に分かれますが、大きく2種類(ナチュラル/乾式)(ウォッシュド/水洗式)に分類されます。

ナチュラルはコーヒーの種子を取り出して、そのまま乾燥させる方式。

ウォッシュドは表面の皮を剥がしてから発酵させ「ミューシレージ」という粘液質を除去する方式。

エルサルバドルの「ハニープロセス」は、ミューシレージを残したまま乾燥させる「パルプドナチュラル」と呼ばれる精製法のひとつです。

なお、ミューシレージを中米では「ミエル」と呼び、ハニー(蜂蜜)のこともミエルと呼ぶため、このパルプドナチュラル精製されたコーヒーは「ハニープロセス」と呼ばれます。

エルサルバドル産コーヒーの味わい・香りの特徴

ハニープロセスされたエルサルバドル産コーヒーは、蜂蜜を思わせる甘い味わいが特徴です。また、明るい酸味とコク、マイルドな味わいが楽しめます。

エルサルバドル産コーヒーの香りは、果実感があるフルーティーさが特徴です。

エルサルバドル産コーヒーにはいくつかの品種があり、品種によって異なる味わいが楽しめるのも特徴です。

エルサルバドル産コーヒーの品種・種類

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ここから、エルサルバドル産コーヒーの品種・種類について解説します。

エルサルバドルで収穫されるコーヒーはおもに「ブルボン種」ですが、ほかにも複数の種類があります。

中には希少性が高い銘柄もあるので、エルサルバドルで収穫される様々なコーヒーの品種を紹介します。

品種や種類について理解を深めると、より自分好みのコーヒーを選びやすくなります。

ブルボン種

コーヒーはまず「アラビカ種」と「カネフォラ種(ロブスタ種)」の2つに分類されますが、エルサルバドルで栽培されるコーヒーは「アラビカ種」のみ。

その約70%が、アラビカ種の原種とされている「ブルボン種/Bourbon」という品種です。

ブルボン種のコーヒー豆は丸くて小粒ですが、濃厚なコクや芳醇な風味、マイルドな甘味が特徴です。

しかし、ブルボン種のコーヒーは病気にかかりやすく、木の剪定など手間もかかるため、たくさん収穫するのが難しい品種です。

エルサルバドルがコーヒー豆の品種改良に積極的な理由は、病気に強くて手間の少ないコーヒーを作って、生産効率を上げるためと言えます。

パーカス種

パーカス種はエルサルバドルを代表するコーヒーの品種で、ブルボン亜種から生まれた突然変異種です。

味や香りの特徴ですが、ブルボン種に似ていてコクが深く、豊かな風味、やさしい甘味が特徴です。

ブルボン種に比べてコーヒーの木が小ぶりで暑さに強いため、日陰を作ってコーヒーの木を守る「シェードツリー」が必要なく、通常の品種よりも多く植えられ、病虫害にも強い品種です。

そのため、たくさんの量を収穫できるのがパーカス種の特徴です。

パカマラ種

パカマラ種とは、エルサルバドル発祥の人工交配種です。

コーヒー豆が非常に大きく、ゲイシャ種を思わせる「香水のような香り」「爽やかな酸味」「ほのかな甘み」が特徴です。

エルサルバドルでブルボン種から生まれた突然変異種の「パーカス種」と、ブラジルでティピカから生まれた突然変異種の「マラゴジッペ種」を交配させ、それぞれの良い所を残した品種がパカマラ種です。

パカマラ種の品質の高さは世界中でも有名で、今では多くのコーヒー生産国で栽培されています。

ゲイシャ種

ゲイシャ種は、アラビカ種の突然変異した在来種の一つです。

ゲイシャ種の味や香りの特徴ですが、モカに似た「華やかな香り」「爽やかな酸味」「紅茶のようなフルーティーさ」が特徴です。

ゲイシャ種ならではの「透明感のある風味」は、ほかのコーヒーで感じられないため「ゲイシャフレーバー」とも呼ばれています。

世界中から注目を集めるゲイシャ種ですが病気に弱く、樹高が高いこともあって栽培が難しく、収穫量が少ないコーヒー豆です。

希少性と品質の高さから、スペシャルティコーヒーの頂点に立っている品種と言われるのがゲイシャ種です。

エルサルバドル産コーヒーの美味しい飲み方

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品種や種類について理解を深めたところで、次はエルサルバドル産コーヒーの美味しい飲み方を紹介します。

エルサルバドル産コーヒーは豆の焙煎度合いや、コーヒー豆の挽き具合、淹れ方によって様々な味わいが楽しめます。

おすすめの焙煎度合い

エルサルバドル産コーヒーのおすすめの焙煎度合いは、中煎り〜深煎り(ハイロースト〜フルシティローストです。

中煎りだと、特有の「蜂蜜のような優しい甘み」が感じられ、華やかな酸味もあって上品な味わいが楽しめます。

深煎りだと、ビターチョコレートのような甘みと、柑橘系フルーツの香りが特徴的なコーヒーが楽しめます。

おすすめの挽き具合

エルサルバドル産コーヒーのおすすめの挽き具合は、中挽きか中粗挽きです。

コーヒー豆を細かく挽くと雑味が出やすいため、ペーパードリップやネルドリップなら中挽きか中粗挽きがおすすめです。

おすすめの淹れ方

エルサルバドル産コーヒーのおすすめの淹れ方は、ペーパードリップかネルドリップ

ペーパードリップなら透明感のあるコーヒーになり、ハニープロセスならでは「やさしい甘み」が際立ちます。

ペーパードリップよりも手間がかかるものの、ネルドリップでは蜂蜜のような甘みが更に際立ちます。

【焙煎度別】エルサルバドルのおすすめコーヒー豆ランキング3選

ここから、エルサルバドルのおすすめコーヒー豆ランキング3選を焙煎度別に紹介します。

焙煎度が浅ければフルーティーな酸味が他の楽しめ、焙煎度が深いとコクがあるコーヒーが味わえます。

第1位:土居珈琲 エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園(深煎り)

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▲第1位:土居珈琲 エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園

土居珈琲の「エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園」は、オレンジやグレープフルーツのような柑橘系の香りと、ビターチョコレートのような甘みが特徴です。

コーヒーが冷めてくると蜂蜜のような優しい甘みが感じられます。

淹れたてから冷めるまでの間で2種類の味わいが楽しめるため、飲んでいて非常に面白さを感じるおすすめのコーヒーです。

このコーヒーは単品購入も可能ですが、土居珈琲で人気1位のコーヒー豆とセットになった「人気銘柄セット」がおすすめです。

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土居珈琲
エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園

公式サイト

第2位:bearscoffee本店 エルサルバドル/エルカルメン農園(中煎り)

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▲bearscoffee本店 エルサルバドル(エルカルメン農園)

bearscoffee本店のエルサルバドル(エルカルメン農園)は、チェリーのような甘みと爽やかな酸味、 力強いコクが特徴です。

ゲイシャ種にも似た華やかな香りがあり、カップオブエクセレンスなどの品評会・オークションでも高い評価を得ている注目の銘柄です。

豆のまま・コーヒー粉どちらでも届けてもらえるので、自分の環境にあった方法で注文できます。

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エルサルバドル(エルカルメン農園)

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第3位:自家焙煎珈琲やすらぎ エルサルバドル サンタリタ農園(中深煎り)

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▲自家焙煎珈琲やすらぎ エルサルバドル サンタリタ農園

自家焙煎珈琲やすらぎ エルサルバドル サンタリタ農園は、シティローストとフルシティローストの中間の「中深煎り」。

上品なフルーティー感とキャラメルや、ナッツのような風味、ハチミツのような甘い余韻が特徴的です。

サンタリタ農園は高品質のコーヒーを作ることで有名で、いま注目を集める農園の一つです。

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エルサルバドル産コーヒーの特徴まとめ

今回は、エルサルバドル産コーヒーの特徴について解説してきました。

エルサルバドル産コーヒーの精製方法は「ハニープロセス」が主流で、名前のとおり「蜂蜜のようなやさしい味わい」が特徴です。

数あるコーヒー豆の中でもおすすめの銘柄が、土居珈琲のエルサルバドル・ラ・レフォルマ農園です。

エルサルバドル産コーヒー以外にも、様々なおすすめのコーヒー豆を下記で紹介しています。

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