コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

2022年1月10日

まとめ買いしたコーヒー豆の保存方法

コーヒー豆の福袋などを買うと、大量のコーヒー豆をどう保存するか?

この問題について、ちょっと考えるかと思います。

結論からいうと、まとめ買いした大量のコーヒー豆はアルミバッグに入れて冷凍保存するのがおすすめです。

今回僕が検証で使ったアイテムはこちらですが、冷凍庫の匂いが豆に移ることが一切なく、焙煎直後とほぼ同じ鮮度をキープしていました。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

1袋で250gまでのコーヒー豆がそのまま全部入ります。10袋入って税込999円なので、1袋あたり99円。

ダイソーなどでコーヒー豆の保存容器を検討されている方にもおすすめできるコスパの良さ。

洗って繰り返し使うのには向きませんが、内部が汚れないので1袋を何度か使い回せます。

コーヒー豆の鮮度が落ちないので、コーヒーオイルが豆からにじみ出てくることもないため、袋の内側がベタベタと汚れないのです。

 

コーヒー豆を買うお店によっては、すでにアルミバッグに入った状態で届くので、飲まない分はそのまま冷凍庫に保存しておいても良いです。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

▲こういう袋に入ったコーヒー豆なら、飲まない分は袋のまま冷凍庫に入れてOK。

ジップロックのようにチャック(ジッパー)がついている袋なら取り扱いも楽ですし、鮮度もほぼ落ちません。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

▲こういう袋に入ったコーヒー豆も、飲まない分は袋のまま冷凍庫に入れてOK。

袋の内側がアルミになっていて、直射日光を通さない。

このタイプの袋なら冷凍庫の匂いもコーヒー豆に移らないです。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

▲焙煎直後のコーヒー豆を入れても、豆から放出されるガスは5つの小さな穴から抜けていきます。

 

【比較してみた】

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器を紹介|焙煎後1ヶ月後の鮮度を比較

実際に、焙煎直後のコーヒー豆をキャニスター(100均で買えるガラス製の保存容器)に移し替えたものと、アルミバックに移し替えて冷凍保存したものを1ヶ月後にドリップしました。

2つのコーヒー豆の味や香り、豆の膨らみ具合(鮮度)を比較、検証しました。

また、ネットでよくみる「冷凍保存したコーヒー豆は常温に戻す?「解凍しなきゃダメ?」というテーマについても検証しました。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

焙煎後1ヶ月後のコーヒー豆の鮮度を比較

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

今回は、100均で購入したガラス製のキャニスター(常温保存)と、冒頭で紹介したジッパー付きのアルミバッグ(冷凍保存)で比較、検証を行います。

 

【比較、検証の条件など】

  • どちらも焙煎してから1ヵ月経過したコーヒー豆
  • どちらも焙煎後、容器は一切開封していない
  • 冷凍庫の開け閉めは、ほぼ毎日行なっていた
  • 冷凍したコーヒー豆は解凍せずに使う

 

まず、2つの豆の状態を見ていきましょう。

常温保存して1ヵ月経過したコーヒー豆は豆の表面に油が浮き出ている

まずはキャニスターに移し替えて常温保存したコーヒー豆。所々、豆がテカテカしています。

コーヒー豆に含まれる油分(コーヒーオイルと呼ばれる)が表面に浮き出ています。

焙煎してから時間が経過した深煎りコーヒーによく見られる光景です。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

こちらはアルミバックに移し替えて冷凍保存したコーヒー豆。

豆の表面がほとんどテカテカしておらず、コーヒーオイルが滲み出ていません。

コーヒー豆の見た目は焙煎直後とほぼ変わらないです。

驚いたのは、アルミバッグに移し替えて冷凍保存したコーヒー豆は、香りの強さが全然違うこと。

冷凍保存したコーヒー豆は、常温よりも香りが強い。

コーヒーらしい「香ばしさ」が強く感じられます。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器を紹介|焙煎後1ヶ月後の鮮度を比較

今度は、2つのコーヒー豆をペーパードリップします。

使用したコーヒー器具は次の通りです。

コーヒーのレビューに使用する器具

三洋産業cafecの「スリーフォードリッパー」と、同じく三洋産業cafecの「アバカフィルター」を使います。

ドリッパーは小さな1つ穴のタイプ。ケトルから出る湯量にかかわらず、お湯が一定の速度で落ちるようになっています。

メリタのアロマフィルターと同じく、誰が淹れても美味しくコーヒーが作れる構造です。

コーヒーを淹れる人の技術に味が左右されないので、レビュー向きの器具です。

フジローヤル小型高性能ミル みるっこDX R-220

使用するコーヒーミルは、フジローヤルの電動ミル「みるっこDX R-220」。

豆の挽き具合はペーパードリップに適した中挽きに設定します。

▼抽出環境

  • 使うコーヒー豆:20g
  • お湯の量:200cc
  • お湯の温度:85℃
  • コーヒー粉の蒸らし時間:1分
  • コーヒーの抽出時間:1分30秒

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器を紹介|焙煎後1ヶ月後の鮮度を比較

この写真で既にお気づきかもしれませんが、蒸らしの段階で冷凍保存したコーヒー豆の方が大きく膨らんでいます。

冷凍保存したコーヒー豆と常温保存したコーヒー豆の鮮度を比較してみた

こちらは冷凍保存したコーヒー豆。

蒸らすために少量のお湯を注ぐと、コーヒーの粉がモコモコと大きく膨らみます。

焙煎してから1ヵ月経過しているにもかかわらず、まるで焙煎直後にドリップしたような見た目です。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

こちらは常温保存したコーヒー豆です。

焙煎直後にキャニスターに移し替えて、そのキャニスターを一切開封することなく直射日光の当たらない日陰で1ヵ月間保存しました。

保存状態は決して悪くないですが、冷凍保存したコーヒー豆と比較して、膨らみが小さいことがわかるかと思います。

アルミバックに移し替えて1ヵ月間冷凍保存したコーヒー豆をハンドドリップしてみた

冷凍保存したコーヒー豆をドリップします。

お湯を注いだ瞬間、コーヒーの粉が大きく膨らみます。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

常温保存したコーヒー豆も、わずかに膨らみますが、冷凍保存したコーヒー豆と比較すると、ドームが小さいことが分かるかと思います。

冷凍・常温のコーヒー豆の味と香りを比較

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

最も気になるポイントは、コーヒーの味がどう違うか?だと思います。

どんなに鮮度が良く、豆が膨らんでも美味しくなければ意味がないです。

常温と冷凍、保存状態が異なる2つのコーヒーを同時に抽出して、飲み比べた感想をレビューします。

常温保存したコーヒー豆の味と香り

▼コーヒー豆を5段階評価

コーヒー豆を5段階評価

香り:2
コク:2
苦味:2
甘味:2
酸味:3

 

常温保存したコーヒーは、さっぱりした味わい。「フラットな味のコーヒー」という印象を受けます。

やや酸味が強く、前面に出ていますが、キャニスターに保存していたため「酸敗している」という印象はありません。

そのため、コーヒーを飲み進めても、口にへばりつくような酸味がなく、後味がスッキリしています。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

常温保存したコーヒーを約23度まで温度を下げて飲んでみます。

特に酸味が目立つなどもなく、淹れたてと同じく「あっさりした味わい」です。

キャニスターに移し替えて容器を1度も開けなかったので、コーヒー豆が空気に触れることなく、豆の酸化のスピードは緩やかだったように感じました。

密閉性がない「ビニール袋」などに入れてコーヒー豆を保存した場合、二週間も経過すると酸味が出始めるので、やはり密閉容器に移し替えて保存することは重要だといえます。

冷凍保存したコーヒー豆の味と香り

▼コーヒー豆を5段階評価

コーヒー豆の味と香りを5段階評価

香り:3
コク:3
苦味:2
甘味:3
酸味:3

 

こちらもすっきりしたコーヒーという印象ですが、常温で保存したコーヒー豆と比較して、旨みが濃いのが印象的です。

使用する豆の量、抽出時間、抽出器具などの条件を揃えていますが、冷凍保存したコーヒー豆の方が明らかに味が濃く感じられます。

また、コーヒーを飲み込んだ後に、香ばしい風味がふわっと鼻から抜けていくのを感じます。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

冷凍保存したコーヒーも、同じように約23度まで温度を下げて飲んでみます。

コーヒーの苦味、甘味、旨味などの輪郭がはっきりと感じ取ることができます。

つまり、コーヒーの熱が冷めても「おいしい」と感じます。

両者を飲み比べると、はっきりわかりますが、冷凍保存したコーヒーの方が濃厚な旨味があって美味しいです。

冷凍庫の匂いはコーヒー豆に移る?

冷凍保存したコーヒー豆に懸念される事は、「匂い移り」すること。

コーヒー豆をジップロックに入れて保存

以前、別の記事でコーヒー豆の保存方法による味や香りの違いを検証しました。

その際は、冷凍保存をする容器に「ジップロック」をチョイスしました。

これが最も一般的に使われている保存容器だと思いますが、結論として冷凍庫特有の匂いがコーヒー豆に移っていたのが気になりました。

コーヒー豆に「脱臭効果」があることは有名です。

実際にスターバックスのトイレでも、脱臭剤としてコーヒー豆のカスを使用しています。

スターバックスのトイレでもコーヒー豆を脱臭剤として使用

コーヒー豆には優れた脱臭効果がありますが、この脱臭効果が仇となって、冷凍庫の中の臭いをコーヒー豆が吸ってしまうのです。

そのため、ジップロックに入れたコーヒー豆からは、別の食品の匂いや、冷凍庫そのものの臭いが豆に移ることがあります。

これは、冷蔵庫に保存した場合も同じです。別の検証記事で検証しましたが、ジップロックは匂いを通します。

そのため、冷凍庫や冷蔵庫でのコーヒー豆保存には向きません。

※ジップロックで保存するなら、コーヒー豆専用の冷蔵庫や冷凍庫で保存することが望ましい。

そこまでやらないにしても、臭いを発する食品を入れないなどの配慮は必要。

※年式が古い冷蔵庫は、特有の匂いが内部に強く付着しているため、コーヒー豆のジップロック保存には向かない。

(冷蔵庫にはプラスチック製の合成樹脂が使われており、臭いが移ると取れにくくなる性質がある)

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

ですが、今回使用したアルミバッグは冷凍庫の中の香りが一切混じっておらず、純粋にコーヒーの香ばしい香りだけが感じられます。

これには感動しました。もっと早く出会いたかった。

ジップロック+冷凍保存で苦い経験をしたため、その後はコーヒー豆の冷凍保存を敬遠していました。

しかし今回の検証で、大量にまとめ買いしたコーヒー豆は冷凍保存するのがベストだと正直に感じました。

検証で使ったアルミバッグは最大250gのコーヒー豆が保存可能

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

今回の検証で使ったアルミバッグは、200gのコーヒー豆が一度に全部入ります。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

スターバックスのコーヒー豆は1袋で250グラム入っていますが、これも全部入ります。

豆を上手に入れるコツは、最初に袋を広げて自立させてから入れると良いです。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

250gを入れてジッパーを閉じると、ちょうどいい具合に袋がパンパンになります。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

このまま袋を平べったくして中の空気を外に排出し、冷凍保存すれば鮮度がほぼ落ちません。

また、平べったくすれば冷凍庫を圧迫することもなく、コンパクトに収納できるのも大きなメリットです。

コーヒー豆は冷凍保存をするとコンパクトに収納できる

▲空気を抜いて平べったくすると、省スペースで保管できる

鮮度を重視する方には、百均のキャニスターよりも今回紹介したアルミバッグが使いやすいかと思います。

外側は紙素材なので、洗って繰り返し使うには向きませんが、豆の鮮度が落ちにくいので、コーヒーオイルが内部に付着しません。

試しに、何度か繰り返してアルミバックを使いましたが、内部が汚れません。サラサラしています。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

▲何度か使い回したアルミバッグ

この保存容器は1袋で2〜3回は普通に使えるので、かなりコスパが良いです。

 

▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)

自家焙煎したコーヒー豆の保存袋に最適!

ガス抜きバルブ付きの袋を探していたところ行き着いた商品です。
丈夫そうでしっかりとした作りです。コーヒー豆200グラムは十分に保存できそうです。

自家焙煎したコーヒー豆を個人で保存するために使用します。

今まではジップロックを使っていましたが、しばらくすると油が浮いてきて再利用ができなくなってしましました。

コーヒー豆から出てくるガスが抜けるので繰り返しの利用ができそうです。

冷凍保存用

250g入ります。焙煎仕立ての豆なら冷凍で1ヶ月以上保存OK です。常温保存1週間よりも冷凍保存1ヶ月以上の方がいいというか、ほとんど鮮度がおちません。

水分が無いので解凍不要です。お試しください。

口を開けて内側から中を広げて自立させてから豆を入れましょう。でないと目いっぱい入りません。

素人には、ベストといえる保管方法

最近流行りの片手ナベ焙煎をしています。焙煎した100〜200gの豆の保管する入れ物を模索していました。

洒落たびん、缶などのケースは、どれも、焙煎直後の入れ物としては、不向きです。

空気が抜ける、一方向弁が必要。売っている豆の袋にも、あるでしょ。

あと、保存の条件として、光を通さない。などいろいろありますが、この袋は一通り全ての条件を満たしています。見た目も、見ようによっては、おしゃれだと思います。

自分で焙煎する方には、凄くおすすめです。

 

100gずつ小分けにして冷凍保存するなら、この小さい袋がおすすめ。

 

ここからはコーヒー豆の冷蔵、冷凍保存にまつわる「よくある 質問」「疑問」にお答えします。

冷蔵・冷凍保存したコーヒー豆、そのまま抽出して良い?

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器を紹介|焙煎後1ヶ月後の鮮度を比較

今回の検証では、冷凍庫から取り出したコーヒー豆をすぐに挽いてドリップしました。

この場合のデメリットとして一般的に言われている事は、おもに次の2つかと思います。

  1. 解凍した際に結露が発生して、コーヒー豆が湿気ってしまう
  2. 冷えたコーヒー豆を使うと、お湯の温度が適温より下がって、コーヒーの成分がうまく抽出されない

1に関しては、そもそも解凍しないので結露が発生しません。

2に関しても検証しました。味に大きな違いはないです。

結論として、冷凍したコーヒー豆は解凍しなくて大丈夫です。

ただし、冷凍したコーヒー豆は常温で放置せず、すぐに使うことをおすすめします。

放置すると、温度差で結露し、コーヒー豆が劣化する可能性があります。

必要なコーヒー豆を取り出して、すぐに冷凍庫にしまえば豆の劣化が防げます。

冷凍したコーヒー豆と常温のコーヒー豆、温度差はどれくらい?

もう結論は出ているので、興味のない方は読み飛ばしてください。

マニア向けの内容ですが、実際にコーヒー粉の温度を測ってみました。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

常温のコーヒー粉の温度は26度でした。

コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし

一方、冷凍保存したコーヒー粉の温度は17度でした。

常温保存のコーヒー粉と比較して、9度もの温度差があることが分かりました。

これだけの温度差があると、コーヒーの味にも影響を及ぼしそうな気がします。

実際に2つの温度のコーヒーを飲み比べました(同じコーヒー豆を使用)が、コーヒーの味に大きな影響はなかったです。

冷凍庫に入れたコーヒー豆は解凍しなくて良い

冷凍庫で保存したコーヒー豆は、常温のコーヒー豆と変わらず美味しく飲めます。

解凍しなくても美味しく飲めますが、気になる方は電子レンジでコーヒー豆を温めてください。

ラップをせず、600Wで20秒加熱すれば常温に戻ります。

冷凍したコーヒー豆を常温に早く戻すなら電子レンジを使う

▲冷凍したコーヒー豆を早く常温に戻すなら電子レンジも役立つ

ですが、普通に美味しいコーヒーが飲めれば良い、という方はレンジ不要。解凍不要です。

冷凍庫から出したコーヒー豆、そのまま常温で保管しても良い?

冷凍庫から出した豆をそのまま常温で保管しても良い?

冷凍庫から取り出したコーヒー豆を、再度密閉して保存するのが面倒な方は、そのまま常温で保管しても問題ありません。

ただ、これまでもお伝えしているように常温の方が早く劣化します。

そのため、1、2週間で飲み切れる量に小分けすると良いです。

冷凍したコーヒー豆の保存期間は?

冷凍したコーヒー豆の保存期間は?

冷凍保存したコーヒー豆をどれくらいの期間、美味しく飲めるのか?

以前検証しました。焙煎後3ヶ月のコーヒー豆でも美味しく飲めました。

焙煎豆を冷凍庫に入れるとコーヒー粉が膨らまない、という説もありますが、僕が行った検証では膨らみました。

この違いは、おそらく保存容器に依存するかと思います。

先ほどもお伝えしたように、一般的なジップロックは完全密閉ではない商品もあるため、どの保存容器にコーヒー豆を入れるか?が重要だと考えます。

今回僕が紹介した袋じゃなくても、同じような構造(一方向バルブがついていて、二酸化炭素ガスを外に放出し、外気の侵入を防げるもの)なら、どれでも良いかと思います。

僕が調べた限り、Amazonではこれが一番評判が良かったです。

実際に使ってみて、個人的には大満足の一品です。

コーヒー豆の冷凍保存、乾燥剤を入れた方が良い?

冷凍庫では室温の1/20程度の水蒸気しか存在しないため、乾燥剤は入れなくて良いです。

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