コーヒーブロガー山口です。
(@yamaguchicoffee)
32,400円のブルーマウンテンなど1,000種類以上の通販コーヒー豆を飲む僕が、サザコーヒーの豆「徳川将軍珈琲」を飲んだので、正直な感想を述べます。
同じコーヒー豆でも、抽出に使うコーヒー器具によって味が変わるため、
- ペーパードリップ
- フレンチプレス
- ネルドリップ
上記3つの抽出方法で飲んだ感想をレビューします。
サザコーヒーの豆「徳川将軍珈琲」
サザコーヒーの豆「徳川将軍珈琲」は公式ホームページで次のように紹介されています。
江戸幕末のフランス風珈琲。インドネシア産深煎り。
ベルベットのようなワイン、濃厚できめ細やかな甘さは最後まで続きます。たっぷりのミルクとの相性も抜群で、店舗では『将軍カフェオレ』としても人気のコーヒーです。サザコーヒー
徳川将軍珈琲はお湯の温度を80~85°Cで抽出することを推奨しています。
お湯の温度が設定できるケトルなら85°Cに設定できるものが多いです。
お湯の温度が高いと苦味を感じやすく、温度が低いと甘みを感じやすくなるので、お好みで温度を調節してください。
【温度設定できるコーヒー器具がない方へ】
「お湯の温度を簡単に85°Cにする方法」でやり方を説明しています。これが一番簡単です。
値段・容量
200g 1,500円(税込)
※100gあたり750円
コーヒー豆の状態
徳川将軍珈琲を開封すると、割れたり欠けたりのコーヒー豆が混じっていたので、取り除きます。
取り除くと焦げた味をできるだけ無くすことができます。僕は焦げが苦手なので取り除きますが、気にならない方はそのままでもOK。
また、ミルクを入れて飲む方も取り除かなくてOKです。
焙煎度合い
フレンチロースト
※焙煎度合いについては「コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説」をご覧ください。
コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説
コーヒー豆の種類
マンデリン・エチオピア
コーヒー豆の種類ごとの味の違いは、こちらで解説しています。
【一覧表あり】コーヒー豆の産地ごとの特徴を知って好みの種類を見つけよう!
徳川将軍珈琲を5段階評価
3つのコーヒー器具で飲み比べ
ペーパードリップ、フレンチプレス、ネルドリップの代表的な器具を3つ厳選し、順番に飲んでゆく。
ペーパードリップ
中挽きにした徳川将軍珈琲にお湯を落とすと、コーヒー粉がフワッと小さく膨らみ鮮度が低下していないことを示しています。
さっそく飲んでみると、ほどよい苦味と酸味が感じられ、バランスの良い味わいが楽しめます。
酸味のキレが非常に良くて飲みやすく、ほのかな苦味が余韻に残る。
特筆すべき美味しさがあるコーヒーと言うよりも、誰もが普通に美味しいと飲めるデイリーコーヒーという印象。
次はフレンチプレスで抽出して飲んでみます。
フレンチプレス
フレンチプレスで抽出して飲むと、くどさや嫌味がないキレの良い酸味と、ほどよい苦味が感じられるコーヒーに仕上がります。
豆本来のクルミのような風味が感じられ、いつもと違うコーヒーを楽しみたい時にはフレンチプレスで抽出するのがおすすめです。
最後にネルドリップして飲んでみます。
ネルドリップ
徳川将軍珈琲をネルドリップすると、コクと甘みが引き立ちます。
酸味が控えめになり、苦味もマイルドになって優しい味わいのコーヒーが楽しめます。
まとめ
さて、今回は「徳川将軍珈琲を飲んだ感想を正直に述べる」というテーマでした。
割れたり欠けたり、焦げているコーヒー豆も見られましたが、いざ飲んでみるとキレの良い味わいで、毎日飲むのに適した安定感のある美味しさが楽しめます。
ただ、100g750円というと高級コーヒー豆です。この値段を考えると、次は「別のコーヒー豆を買うかな」と正直に感じました。
これだけ強気な値段で売るなら、もう少しハンドピックを入念に行っていただき、焦げている不良豆を取り除いて欲しいと感じました。
そうすれば、より多くの人に愛されるコーヒー豆になると思います。
このブログでは日本全国のコーヒー豆をレビューしており、特に美味しかったコーヒー豆をこちらで紹介しています。