【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

2021年5月1日

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【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

2021年5月1日

ホンジュラス産のコーヒーは、アフリカやアジアのコーヒーと比較して大人しいフレーバーのものが多く、飲みやすいのが特徴です。

本記事では、ホンジュラスコーヒーの特徴とおすすめを紹介します。

この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。1,000種以上の通販コーヒーをレビュー。

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ホンジュラスコーヒーの基本情報

ホンジュラスコーヒーの基本情報を簡単にまとめました。

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選
地域 中央アメリカ
味わい・香り チョコレート、キャラメル、
ナッツ、ライチ、青リンゴなど
コーヒー生産量 年間平均750万袋(世界第6位)
栽培品種 アラビカ種90% ロブスタ種10% リベリカ種0%
※ブルボン、カトゥーラ、ティピカ、
カトゥアイ、パーカス種など
精製方法 ウォッシュドが主流

ホンジュラスは、世界第6位の生産量を誇る、中米最大のコーヒー輸出国です。

味や香りの特徴は、チョコレートやキャラメルなどの甘いフレーバーのコーヒーが多く、酸味はマイルドなものが多いです。

ブルボンなど、高品質なアラビカ種のコーヒーを中心に栽培していて、ロブスタ種の割合は10%程度です。

 

ホンジュラスコーヒーの2つの特徴

1.チョコレートやキャラメルのような甘いフレーバー

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

ホンジュラスのコーヒーは、チョコレートやキャラメル、黒糖のような甘いフレーバーが特徴です。

浅煎り、中煎りのホンジュラスコーヒーは、ライチのような甘酸っぱさがありますが、主張が控えめな印象です。

酸味はマイルドで、全体的に味のバランスが良いコーヒーが多いです。

コーヒーをブレンドする際、コクや甘みを強くするためにホンジュラス産のコーヒーが使われることもあります。

 

2.水を使ってコーヒーチェリーを加工する(ウォッシュド精製)

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

ホンジュラスでは水を使って、完熟したコーヒーと熟していないコーヒーを選別します。

糖度の高い完熟コーヒーは底に沈み、熟していないものコーヒーは上に浮くので、欠陥のあるチェリーを取り除くことができます。

このように、水を使ってコーヒーを加工する工程を「ウォッシュド精製」といい、味が均一になる、クリアな味になる特徴があります。

 

6つのエリアでコーヒーが栽培される

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

sweetmariasから引用

ホンジュラスでは主に6つのエリアでコーヒーが栽培されます。

エリアごとの特徴を簡単にまとめました。

生産地 特徴
1.コパン(COPAN) 最も有名な地域。
チョコレートのような風味
2.オパラカ(OPALACA) 青リンゴのような甘み
3.モンテシージョ(MONTECILLO) ホンジュラスで最も多くのコーヒーを生産するエリア。
甘みが強い
4.コマヤグア(COMAYAGUA)
キャラメルのような味わい
5.エルパライソ(EL PARAISO)
ライチのようなフレーバー
6.アガルタ(AGALTA) チョコレートのような風味

 

また、近年は次の地域のコーヒーも注目されています。

生産地 特徴
7.サンタバルバラ(SANTA BERBARA) 黒糖のような甘みが強い
8.マルカラ(MARCARA) ナッツ、キャラメルのような
フレーバー

7の「サンタバルバラ」のコーヒーは特に美味しいため、国内外で高く評価されています。

 

ホンジュラスコーヒーの栽培品種は主に5つ

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

ホンジュラスでは主に5つのコーヒー品種が栽培されます。

品種 特徴
1.ブルボン種
世界中で人気の品種。
強い甘みと濃厚なコク
2.カトゥアイ種
軽い口当たりと
マイルドな風味
3.カトゥーラ種
ほんのり感じる甘み、
バランスのとれた味
4.ティピカ種
世界中で人気の品種。
複雑なフレーバーと甘い酸味
5.パーカス種
ナッツ、チョコレートのような
甘いフレーバー

 

ホンジュラスコーヒーは標高の高さでの等級が決まる

ホンジュラス産コーヒー豆の生産状況

ホンジュラスでは、コーヒーが栽培された標高の高さで等級が決まります。

  1. 標高600m~900m:CS(セントラル・スタンダード)
  2. 標高900m~1200m:HG(ハイ・グロウン)
  3. 標高1200m以上の:SHG(ストリクトリー・ハイ・グロウン)

標高の高い場所は昼夜の寒暖差が大きく、コーヒーがゆっくりと熟成します。

その結果、味の密度が増して糖度の高いコーヒーになります。

つまり、ホンジュラスでは甘いコーヒーが高く評価されると言えます。

 

ホンジュラスコーヒーのおすすめ5選

1.Tim Wendelboe Caballero(カバジェロ)

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

価格 2,262円
豆の量 250g
100g単価 905円
焙煎度合い 浅煎り

ノルウェーのオスロにあるショップ「Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)」。

2004年のワールドバリスタ・チャンピオンシップの優勝者が経営するお店です。

ホンジュラスのコーヒー豆を使った定番商品「Caballero(カバジェロ)」は、チェリーのような爽やかさと、チョコレートのような甘みが強いです。

また、重量感のあるコクが印象的です。

酸味はありますが、強い甘みとコクが酸味をマイルドにしていて、非常に飲みやすいです。

Tim Wendelboe
Caballero(カバジェロ カトゥアイ)

公式サイトを見る

 

2.27 COFFEE ROASTERS ホンジュラスお試しセット

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

価格 5000円
内容量 480g
100g単価 1042円
焙煎度合い 中煎り

神奈川のコーヒー専門店「27 COFFEE ROASTERS」。

ホンジュラスのコーヒー豆だけを自社コンテナで単独輸入する、「ホンジュラスコーヒーの専門店」です。

3種類のコーヒー豆は、どれも香ばしさと深いコク、チョコレートやライチのような甘みが感じられます。

冷めるとチョコレートのような美味しさが一層際立ちます

 

3.珈琲工房ひぐち ホンジュラス クラシック マルカラ

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

価格 1,404円
内容量 200g
100g単価 702円
焙煎度合い 中煎り

珈琲工房ひぐちの「ホンジュラス クラシック マルカラ」は、マイルドな苦味と青リンゴのような甘い酸味が特徴です。

クリーミーな質感で、フルボディのワインのような口当たりです。

 

4.加藤珈琲店 ホンジュラスHG

加藤珈琲店 ホンジュラスHG【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

価格 1,209円
内容量 200g
100g単価 605円
焙煎度合い 中煎り

加藤珈琲店のホンジュラスHGは、酸味はありますが全体的にマイルドな味わいです。ほのかに甘いフレーバーがあり、味のバランスのとれたコーヒーです。

お手頃価格でホンジュラスのコーヒーを試したい人におすすめです。

 

5.Post coffee(ポストコーヒー)ストリートレベル

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

価格 初回500円
2回目以降 1,598円/月額
(縛りなし)
内容量 135g
100g単価 370円
焙煎度合い 中煎り

コーヒーのサブスク「Post coffee」のホンジュラスコーヒーです。

チョコレートのような濃厚な甘みと、オレンジのような爽やかさがあります。

フルボディのコクがあり、一般的なホンジュラスコーヒーとは異なる重厚な味わいです。

浅煎り、中煎りコーヒーが好きな人におすすめです。

 

クーポンを使えば初回500円で試せる

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

下記のクーポンを使えば、初回500円で購入できます。

100gあたりに換算すると370円なので、カルディと同じくらいの値段で探している人におすすめです。

初回500円クーポン

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Copy

 

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3種お試しセット【初回500円】

公式サイトでクーポンを使う

 

ホンジュラスコーヒーの歴史

コーヒー栽培の歴史は19世紀末にスタート

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

ホンジュラスにおけるコーヒー栽培の歴史は、19世紀末にコーヒーノキの苗木を植栽した事から始まったと言われています。

栽培に好条件な環境を持つという条件は、隣国のグァテマラやニカラグアと同等でした。

しかし、ホンジュラスは交通手段などのインフラが整っていなかった事から、しばらくは国内のみでコーヒーを消費していました。

その後、交通機関の発達や生産量の増加に伴い、世界に名が知れ渡るコーヒーの名産地となりました。

 

1970年代にホンジュラスコーヒー研究所「IHCAFE」が設立される

【2023年版】ホンジュラスコーヒーのおすすめランキング5選

当初、ホンジュラスのコーヒーはブレンドのベースとしてのみ使用されていました。

しかし、1970年代にホンジュラス政府が設立したホンジュラスコーヒー研究所「IHCAFE」によって状況は一変します。

IHCAFEの主な活動は次の4つです。

  1. ホンジュラスコーヒーをプロモーション
  2. 農家に技術指導
  3. 機器を低金利ローンで利用できるよう支援
  4. 国立カッピングスクールを通じて、コーヒーの品質管理を行うホンジュラス人を訓練

2004年に最初のカップオブエクセレンス開催

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2004年、IHCAFEはホンジュラスコーヒーの人気と価値を高めるために、2004年にカップオブエクセレンスに参加します。

カップオブエクセレンス(COE)とは、コーヒーの業界で最も権威のある品評会です。

この品評会では、開催国内外のコーヒー専門家がカッピング評価を行い、入賞した豆は世界中のコーヒーショップが参加するオークションにかけられます。

最終審査で87点以上を獲得すれば入賞となります。

90点以上を獲得すればプレジデンシャル賞という、さらに大きな賞が与えられます。

2019年には6つの農園がプレジデンシャル賞を受賞し、ホンジュラスコーヒーの品質の高さを世界中に証明しました。

参考文献:allianceforcoffeeexcellence.orgcoffeebeancorralespressocoffeeguideperfectdailygrind

 

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