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デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

2021年5月13日

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デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

2021年5月13日

コーヒーやお茶のパッケージなどで見かけるようになった「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」ですが、どれもカフェインの入っていない飲み物を指しているような印象を持つ人も多いのではないでしょうか。

本記事では、デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いを解説するとともに、おすすめコーヒー豆も紹介します。


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デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いを解説

デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

近年、需要が増えているデカフェコーヒーですが、カフェインレスや、ノンカフェインなど色々な呼び方がされています。

そこで気になるのが、デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインそれぞれに違いがあるのかどうか?ということ。

ブログにもこんなお問い合わせが来ます。

カフェインレスコーヒーって夜飲んでも眠れる?

カフェインレスコーヒーやデカフェって、違いはあるの?

妊娠中でもカフェインレスコーヒーって飲んでいいの?

美味しいカフェインレスコーヒーってある?

カフェインとは?カフェインの効果など

まず、そもそもカフェインとは何なのか?カフェインの効果などを解説します。

カフェインは「アルカノイド」という有機化合物の一種で覚醒作用や解熱鎮静作用があり、コーヒーや紅茶、緑茶など身近な食品に含まれ、親しまれています。

カフェイン効果の持続時間は摂取して30分後から7時間程度続くといわれていて、体質や体格によって時間は変わってきます。しかし、カフェインは取りすぎると副作用があり、めまい、動悸、興奮、震え、下痢、吐き気、胃痛などの健康被害をもたらすケースがあるので注意が必要です。

おもなカフェインの効果は以下のとおりです。

覚醒作用

カフェインの効果の1つとして覚醒作用があります。

仕事や勉強に集中したいとき、コーヒーや紅茶を飲んで頭をスッキリさせる、という人も多いのではないでしょうか。

眠気や疲労を感じたとき、脳内でアデノシンという物質がはたらきますが、カフェインを摂取することにより、アデノシンの働きを邪魔します。その結果眠気や疲労を感じにくくなります。

鎮痛作用

カフェインには血管を収縮させる作用があり、血管の拡張によって起こる頭痛を和らげる効果があります。そのため風邪薬や頭痛薬などにも含まれています。

しかし、ストレスや寒さなどで血流が停滞して起こる頭痛に関しては、カフェインによって悪化させてしまうことがあります。また、過度の摂取によって頭痛を引き起こすこともあります。

利尿作用

カフェインの摂取により、腎臓でおこなわれる水分の再吸収を抑制する働きがあります。

むくみ予防の効果も期待できる半面、体内に戻るはずの水分が尿として排出される量が増えてしまいますので、他の水分を取らないでいると、夏など特に脱水症状が出やすくなる可能性があります。

血管拡張作用

カフェインは脳の血管に関しては収縮させるほうに働きますが、手や足などの末梢血管には拡張させるほうに働きます。心臓の機能を活発にさせるといった作用もあるため、血行がよくなります。

交感神経刺激(基礎代謝促進)

カフェインを摂取すると基礎代謝が上がり、脂肪燃焼の元となる遊離脂肪酸がふえて脂肪燃焼効果が高まるという研究結果が出ています。

さらに、運動前にカフェインを摂取することでダイエットにも効果が期待できますが、たくさんカフェインを摂れば痩せるということではありませんので、適度に利用することが大切です。

胃酸分泌促進作用

カフェインには胃液の分泌を活発にする効果があります。そのため食後に適度に飲むと、消化を助ける作用があります。

しかし、胃酸過多など胃の調子が良くない場合は、胃液によって胃壁が荒れる原因となる場合がありますので、特に空腹時のブラックコーヒーは控えた方が良いとされています。

カフェインについて理解を深めたところで、次はデカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いを詳しく解説します。

デカフェとは?

デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

デカフェ「decaffeinated(略:decaf」とは、コーヒーやお茶などの本来カフェインを含んでいる食品からカフェインを取り除いたものを指します。

日本では除去率90%以上のものを「デカフェ」と表示するようになっていますが、ヨーロッパでは健康志向からデカフェの需要が高く、カフェイン残留量(豆)0.1%までカットしているなど、デカフェコーヒーの基準は国によって様々です。

コーヒーをつい何杯も飲みすぎてしまい、カフェインのデメリットが気になる人や、夜の睡眠時間の質を上げたい時、コーヒーが好きな妊婦さんのリラックスタイムなど、コーヒーを楽しみながらカフェインの効果を和らげたい時にデカフェはおすすめです。

カフェインレスとは?

「カフェインレス」とは、もともとカフェインの含有量が少ないものを指します。

「デカフェ」と同じような使い方をされていて、本来カフェインを含んでいる食品からカフェインを取り除いた「デカフェ」とあわせて、カフェインレスと呼ばれることもあります。日本ではまだ需要が少ないため、はっきりとした基準が設けられていません。

一般的には、カフェインを90%以上取り除いたコーヒーを「カフェインレスコーヒー」と言いますが、カフェイン残留率0.1%以下におさえた「限りなくゼロに近いコーヒー」もあります。

ノンカフェインとは?

「デカフェ」や「カフェインレスコーヒー」に微量のカフェインが含まれているのに対して、「ノンカフェイン」は、カフェインが全く含まれていません。

たんぽぽコーヒーや玄米コーヒーなどの、カフェインを含まない原料でできた「ノンカフェインコーヒー」は、コーヒーという名前ですが材料にコーヒーは使用されていません。それでもコーヒー独特の風味が楽しめるのが特徴です。

デカフェ・カフェインレスコーヒーの作り方

デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違い|おすすめコーヒー豆も紹介

デカフェ・カフェインレスコーヒーは、「カフェインを除去したコーヒー」だと分かったところで、次はデカフェ・カフェインレスコーヒーの作り方を解説します。

デカフェ、カフェインレスコーヒーの製造方法は、焙煎前のコーヒー生豆からカフェインを取り除く製法「脱カフェイン法」です。

脱カフェイン法はおもに次の4種類となります。

有機溶媒抽出

1900年代始めにドイツで開発された抽出法で、有機溶媒に豆を浸してカフェインを取り除きます。

カフェイン以外の成分も溶け出すため、コーヒー本来の味や風味が損なわれるデメリットがあります。また有機溶媒が豆に直接接触することから、人体への影響が懸念され日本では流通していません。

水抽出

1900年代中頃に開発された抽出法で、名前のとおりコーヒー豆を水に浸してカフェインを取り除きます。

有機溶媒抽出よりもコーヒーの風味が残りやすく、安全性が高い製法といえます。

超臨界二酸化炭素抽出

1970年代に開発された製法で、二酸化炭素に温度と圧力を加えてカフェインを取り除きます。

こちらも安全性が高く、コーヒーの風味が損なわれにくい抽出法として広く普及しています。

液体CO2(二酸化炭素)抽出法

コーヒー本来の香りや美味しさを残せる最新技術の脱カフェイン法です。

化学薬品は一切使用せずにカフェイン残留率を0.1%以下にすることが可能で、超臨界二酸化炭素抽出よりも「コーヒー本来の香ばしさ」や「美味しさ」を残せます。

コーヒーらしい味わいを残しつつ、カフェイン残留率を0.1%に抑えられることから、国内外でいま最も注目されている抽出法です。

デカフェ・カフェインレスコーヒーの味の特徴

コーヒーからカフェインを抜く過程で、苦味や渋みなどの、コーヒー独特の風味が失われることがあり、マイルドさやすっきりした味わいを感じると評価される一方、物足りないと感じる人もいるようです。

しかし、最近は新しい技術が用いられるようになり、本来のコーヒーと変わらない味を楽しめるようになっています。

カフェインの摂取量は1日どのくらいまで大丈夫?

健康な成人の場合は、1日のカフェイン摂取量が400mgまでだと体に悪影響がないとされています。

普段よく摂取される食品に含まれる、カフェイン量の目安が下記のようになっており、ドリップコーヒーなら1日に3杯程度です。

  • ドリップコーヒー 1杯(200cc)カフェイン量114mg
  • ココア・紅茶 1杯(200cc)カフェイン量60mg
  • ミルクチョコレート 1枚(50g)カフェイン量15mg

コーヒーだけではなく、高カカオチョコレートやエナジードリンクなど様々な食品にカフェインは含まれています。体質や体格によってもカフェインから受ける影響が違ってきますので、自分の体に合った楽しみ方をしていく必要があります。

また、アルコールとカフェインを一緒に摂取すると、カフェインの働きで酔いを感じにくくなり、アルコールを飲みすぎてしまうため、できるだけ一緒に飲まないように注意が必要です。

カフェインレスコーヒーのおすすめ4選

ここから、カフェインレスコーヒーのおすすめ4選を紹介します。

ノンカフェイン黒豆玄米珈琲

ノンカフェイン黒豆玄米珈琲

あしたるんるんラボ
ノンカフェイン黒豆玄米珈琲

長野県産の黒豆と玄米を使用したノンカフェイン黒豆玄米珈琲。

玄米の香ばしい香りと黒豆のまろやかな旨味が特徴。

ビタミンB1やビタミンB6、食物繊維やポリフェノールなど女性に嬉しい栄養素もたっぷり含まれています。

妊娠中や授乳中の方、お子様、カフェイン摂取を控えたい方におすすめのノンカフェインコーヒーです。

公式サイト

辻本珈琲 カフェインレスコーヒー デカフェコロンビア

良質なコロンビア産アラビカ種のコーヒー豆を100%使用しています。程よい苦味と豊かな香りが特徴で、酸味は抑えめなので苦手な人にもおすすめです。

カフェインレスコーヒーは香りが弱いものや、コクもサラッとしたものが多い中、コーヒーらしい香ばしさでクセが少なく、心地よい甘さで、コクも本格的な味わいです。

本格オーガニックカフェインレスコーヒー(デカフェ・有機)

ヤマサンのオーガニックカフェインレスコーヒーはカフェインを99.9%カットしたコーヒーで、メキシコ産のオーガニックコーヒー豆を使用しています。

品質にこだわっているので、より安心安全にコーヒーを楽しみたい人におすすめです。丁寧に中深煎りで焙煎していて、程よくコクが残るマイルドな味わいが楽しめます。

UCC おいしいカフェインレスコーヒー ドリップコーヒー

ブラジル産のアラビカ豆を100%使用していて、コーヒーの美味しさをそのままに、カフェインを97%カットしています。

酸味や苦味は少なく、スッキリ飲みやすくなっていて、豊かな香りと上質なコクのある味わいが楽しめます。美味しくてコスパも良いため、リピートしやすいです。

個包装タイプなので、どこでも手軽に楽しむことができます。

デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いをまとめると

今回は、デカフェ・カフェインレス・ノンカフェインの違いを解説してきました。

「デカフェ」や「カフェインレス」はカフェインを90%以上除去しているコーヒーを指します。しかし、飲みすぎてしまうとカフェイン摂取量が増えてしまうため、カフェインが含まれない「ノンカフェイン」を取り入れるのもおすすめです。

しかし、カフェイン入りのコーヒーも上手に付き合えば、覚醒効果など嬉しいメリットもたくさんあります。飲む時間や量を調節してコーヒーを楽しみましょう。

カフェイン入りコーヒー豆のおすすめ15商品は、こちらで紹介しているのでチェックしてみて下さい。


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  • この記事を書いた人

フラペチーノ山口(山口 誠一郎)

日本安全食料料理協会(​JSFCA)認定コーヒーソムリエ / 焙煎士。1,000種以上の通販コーヒーを飲む。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。TV出演。

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