本記事では、実際に飲んだ深煎りコーヒーおすすめ10商品をランキング形式で紹介します。
今回は、有名なショップの深煎りコーヒー豆や、Amazonや楽天で人気の深煎りコーヒー豆を中心に紹介します。
結論:1位はこちら
土居珈琲
小さな焙煎おためしセット
(200g 2,376円)
国際品評会1位のコーヒー豆
ビターチョコレートのようなほろ苦さと甘みがあり、他の深煎りコーヒー豆よりも強い「甘い香り」が印象的でした。
このお店では、焙煎後3日以内の新鮮な豆が届くため、香りが非常に強いです。
価格に見合った「上品な美味しさ」を味わえる、一番おすすめの深煎りコーヒー豆です。
コスパ重視の方におすすめ
珈琲きゃろっと
初回お試しセット
(600g 2,138円)
100gあたり356円
土居珈琲よりもコスパの良い深煎りコーヒー豆なら、自家焙煎コーヒー豆の「初回お試しセット」がおすすめです。
こちらも注文後に焙煎するため鮮度がよく、はちみつのような甘みが強いです。
カルディの深煎りコーヒー豆と同じくらいの予算でお探しなら「これ一択」です。詳細を見る
この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。1,000種以上の通販コーヒーをレビュー。
深煎りコーヒーおすすめランキング一覧表
商品画像 |
商品名(タップして レビューに飛ぶ) |
味わい・香り ※タップで拡大 |
値段 内容量 100gあたり |
販売先 | 焙煎度合い 鮮度 |
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1位:土居珈琲 小さな焙煎おためしセット |
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2,376円 200g 1,188円 |
公式 | フルシティロースト ★★★★★(最高評価:注文後焙煎) |
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2位:珈琲きゃろっと 初回お試しセット |
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2,138円 600g 356円(お得) |
公式 | シティ〜フレンチロースト ★★★★★ |
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3位:チャンバーコーヒー | ![]() |
2,138円 360g 594円 |
公式 | シティ〜フルシティロースト ★★★★☆(焙煎後8日以内) |
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4位:コフィノワ グァテマラ |
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1,150円 100g |
公式 | シティロースト ★★★★☆ |
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5位:成城石井 マンデリンブレンド |
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1,807円 500g 361円 |
Amazon |
フルシティロースト ★★★☆☆ |
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6位.パロットコーヒー タナトラジャ |
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1,396円 200g 698円 |
Amazon | フレンチロースト ★★★★★ |
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7位.サザコーヒー 徳川将軍珈琲 |
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1,453円 200g 727円 |
Amazon |
フレンチロースト ★★☆☆☆ |
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8位.東京コーヒー オーガニックブレンド |
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2,770円 400g 693円 |
Amazon |
フルシティロースト ★★★☆☆ |
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9位.カカシコーヒー キリマンジャロ |
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990円 150g 660円 |
Amazon |
シティロースト ★★★★★ |
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10位.南薫堂珈琲謹製 マンデリン |
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1,380円 200g 690円 |
Amazon |
フレンチロースト ★★★★☆ |
深煎りコーヒー4つの特徴
深煎りコーヒーの特徴は、「コクのある味わい」「コーヒー独特の苦味」を感じられることです。
コーヒー豆は生のままでは青臭いですが、焙煎することでチョコレート、キャラメルのようなビターな甘みが生まれます。
【1】コクが深い・ミルクと相性が良い(カフェオレ向き)
コーヒーの味わいの要素のひとつに「コク」があります。
コクの正体は「グルタミルバリルグリシン」という成分です。
この成分自体は無味ですが、熱を加えることで糖分や油分と結びつき、味わいに深みを感じさせる「コク」に変わります。
深煎りコーヒーは生豆に熱を加える時間が長いため、その分コクも深くなります。

【2】酸味が少ない
深煎りコーヒーは酸味が少ないため、中煎りや浅煎りと比較して、どなたにも飲みやすいのが特徴です。
そのため、好みがわからない方へのプレゼントにも深煎りコーヒーはおすすめです。
【3】スイーツと相性が良い
深煎りコーヒーの香ばしい苦味は、甘い食べ物をより一層引き立ててくれます。
ケーキやビスケットなどの焼き菓子を始め、チョコレートやクリームとも相性が良く、双方をよりおいしく味わうことができます。

深煎りコーヒー2つの選び方
深煎りコーヒーは豆の種類、産地、焙煎度合いによって異なる味わいが楽しめます。
ここから、美味しい深煎りコーヒーを選ぶためのポイントを解説します。
豆の産地で選ぶ
コーヒー豆の産地は「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道付近に集中しています。
大きく分けると中南米、アフリカ、アジアに分けられます。
コーヒー豆の味は産地だけでなく農園の管理や栽培方法、精製方法によっても左右されますが、ここでは産地ごとの味の大まかな特徴を紹介します。
産地ごとの特徴
- 中南米
苦味と酸味のバランスの取れた味わい - アフリカ産
フルーティーな酸味と甘みが特徴。苦味がマイルド。 - アジア産
ハーブ・スパイスのような風味、深いコク、穏やかな酸味が特徴。
迷ったらグァテマラ、コスタリカなど「中南米の深煎りコーヒー」をおすすめします。
4つの焙煎度合いから選ぶ
深煎りの焙煎度合いは以下の4種類から選べます。
シティロースト | ほどよい酸味、苦み、コクのバランスが良い |
フルシティロースト | 酸味が少なく、香ばしさ、苦み、コクが際立つ |
フレンチロースト | 苦みとコクが強く、酸味はほぼない。フレンチローストと相性の良いコーヒー豆は少なく、豆を選ぶ焙煎度合い |
イタリアンロースト | 濃厚な苦みとコク。近年では、ここまで深煎りにすることは少ない |
ブラックで飲む方にはシティ〜フルシティロースト、ミルクを入れて飲む方はフレンチローストがおすすめです。
なお、 エスプレッソ抽出する際はフルシティロースト、フレンチローストの豆を使うのが一般的です。
深煎りコーヒーおすすめランキング10選
1位.小さな焙煎おためしセット
価格 | 2,376円/100g×2種類 |
100g単価 | 1,188円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | フルシティロースト |
フレーバー | ビターチョコレート・オレンジ |
第1位のおすすめコーヒー豆は、土居珈琲(1971年創業)の「小さな焙煎」おためしセットです。
このセットに含まれる2種類のコーヒー豆は、どちらもチョコレートのような味とキャラメルのような甘い香りが強いのが特徴です。
苦味はマイルドなので、ミルクを入れずにブラックで飲んでほしい深煎りコーヒー豆です。
本当にチョコレートのような味わい
お湯を落とした瞬間に、粉が大きく膨らみます
ドリップした瞬間からキャラメルのような甘い香りが広がり、粉はドーム上に大きく膨らみます。
実際に飲むと、公式で「チョコレートの甘さ」と書かれているように、本当にチョコレートのような味がはっきりと感じられます。
ビターチョコレートのような濃厚な甘みがあり、ほんのりと感じる「酸味」が味全体を上品に仕上げている印象を受けます。
レクサス会員誌で「伝説の珈琲」として紹介
こちらのセットはレクサス、ヤナセの会員誌でも「伝説の珈琲」として紹介され、上質な味わいが高く評価されています。
実際に、今回飲んだ9種類のコーヒー豆と比較しても、「ここでしか味わえない特別感」を感じました。
あえて小さな焙煎機を使う。大型マシンでは出しにくい「味の立体感」が生まれる
土居珈琲では6台の小さな焙煎機を使用し、コーヒー豆の種類によって火力や時間を微調整しながら焙煎する「こだわり」があります。
焙煎の研究を40年にわたって行った結果、非効率的ともいえるこの方法が、もっとも豆の持ち味を最大限引き出せるといいます。
優れた焙煎技術によって生まれる「甘み」
コーヒーの甘みがピークに達するタイミングの見極めに関しても、土居珈琲のこだわりが垣間見えます。
コーヒーの甘みは、豆の品質に加え、焙煎の技術が大きく影響します。
甘みのピークを見極めるために土居珈琲が行っていることは、その豆をよく「見る」という至ってシンプルな方法です。
焙煎の間におこる「豆の変化」をよく見ることで、そのコーヒー豆の甘みを生かすために、どのタイミングで仕上げるべきなのかを見極めます。

世界中のお店から注目されるコーヒーも含まれる
このセットには、グァテマラのほかに中米「エルサルバドル」のコーヒー豆も含まれます。
「エルサルバドル・ラ・レフォルマ」は、濃厚な甘み、オレンジのような風味が特徴です。
ドリップすると、甘い香りが部屋中に広がります
この豆を作った農園は、その年で最高のコーヒー豆を決める「カップ・オブ・エクセレンス」を受賞し、世界中のお店から注目されています。
先ほど紹介した「グァテマラ」よりも爽やかな味なので、気分にあわせて飲み分けられます。
2位.珈琲きゃろっと 初回お試しセット
価格 | 2,138円/600g(200g×3) |
100g単価 | 356円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | パナマ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | シティ〜フレンチロースト |
フレーバー | オレンジ・チョコレート・はちみつ |
このセットには、世界で一番高価な「ゲイシャ種」で知られる「パナマのコーヒー豆」などが、たっぷり600g(60杯分)も入っています。
定価6,000円のコーヒー豆ですが、初回限定で2,138円で購入できます。(64%OFF)
味は正直、土居珈琲に劣りますが、それでもコスパ重視の方には自信を持っておすすめできる深煎りコーヒー豆です。
このセットには、カップオブエクセレンス(COE)で優勝した農園のコーヒーも含まれ、「はちみつのような甘みとコク」が印象的です。
カップオブエクレセンス1位「コスタリカ モンテ・コペイ」も200g入っています
この商品は、もともと200gのコーヒー豆が2種類入ったセットです。
しかし、特典として「マンデリン200g」を無料でもらえるため、合計600gになります。
セット内容 | |
パナマ | 味のバランスが良い |
コスタリカ | はちみつのような甘み |
マンデリン ※無料の特典 |
チョコレートのような甘み カフェオレとも相性が良い |
最後のマンデリンが「無料の特典」として初回お試しセットに同梱されます。
特典の受け取り方を簡単に説明します。
特典の受け取り方
初回お試しセット注文時に「くるべさ定期便」というコーヒー豆の定期購入サービスに案内されます。
定期便が不要なら後でキャンセルできるので、ひとまず仮予約して特典をもらいましょう。
お試しセット購入後、この画面が表示されるので「仮予約」する
公式サイトより引用
公式にも記載のとおり、実際に飲んでから定期購入するかどうか判断できるので、こちらは一切リスクがありません。
定期便が不要なら
以下の手順で定期便をキャンセルできます。
初回お試しセット注文後に、公式の「マイページ」から「解約」ボタンを押せばOKです。
キャンセルしても初回セットにマンデリンは同梱されるので、実質無料で200gのコーヒー豆がもらえてお得です。
「きゃろっと」の知名度は低いですが、焙煎の全国大会で優勝している実力派です。
ネットの口コミなどをみても、きゃろっとの評価は高く、実際に定期購入を3年継続している方もいるほど。
深煎りコーヒー好きなら、きっと満足できると思います。
同じ値段で買えるAmazonなどのコーヒー豆と比較して、甘みの強さ、コクの深さなど、すべての点で優れているコスパ最強のコーヒーです。
3位.チャンバーコーヒー プレミアムブレンド
価格 | 初回 2,138円/360g(180g×2種類) 2回目〜 2,916円/月額 |
100g単価 | 594円 |
鮮度 | ★★★★☆(焙煎後8日以内) |
豆の産地 | ブラジル、ケニア、ジャマイカなど |
焙煎度合い | シティロースト |
フレーバー | オレンジ・チョコレート・ストロベリーなど |
チャンバーコーヒーは、ブルーマウンテンのような「王道の高級コーヒー」をお得に飲みたい人におすすめです。
深煎りコーヒー専門のサブスクで、「希少価値の高いコーヒー豆」が届くのが特徴です。
スタバと同じくらいの値段で、高級コーヒー豆が飲める
チャンバーコーヒーは、スタバのコーヒー豆くらいの予算で探している人におすすめです。
この店のコーヒーは定期購入することで楽しめますが、「定期縛り」がなく、自由に解約できる気楽さが魅力です。
届くコーヒー豆は以下の通りです。
セット内容
- プレミアムブレンド(毎月届く)
- COE入賞農園のコーヒー豆
- ハイマウンテンなど
(ブルーマウンテンの兄弟的なコーヒー豆)
ちなみに、ハイマウンテンの一般的な値段は200g 5,000円前後です。
黒蜜のような甘みが強い
毎月届く「プレミアムブレンド」は、黒蜜のような甘みと、ストロベリーのような酸味がほのかに感じられます。
ハイマウンテンの味はブルーマウンテンに似ていて、力強いコクと香り、甘みのバランスが絶妙です。
100gあたりに換算すると594円なので、スタバのハウスブレンドと同じくらいの値段で、高品質な深煎りコーヒー豆を飲むことができます。
コーヒーの量も360gと多めなので、毎日1杯飲む方でも丸1ヶ月楽しめます。
4位.:コフィノワ グァテマラ
価格 | 1,150円/100g |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | グァテマラ |
焙煎度合い | シティロースト |
フレーバー | チョコレート、ワイン、ダージリン |
コフィノワは、東京の蔵前に実店舗があり、多くのコーヒーマニアに支持されている専門店です。
海外のテイスティング評価で87点以上のコーヒー豆だけを扱うお店で、中でも本当に美味しいのが「グァテマラ エルインヘルト」です。

実際に飲むと、赤ワインやビターチョコレート、ダージリン、オレンジなどの風味がはっきりと感じられます。
一口でこれだけ多彩なフレーバーを感じられる深煎りコーヒーはかなり少ないと思います。(この味はここでしか味わえない)
深煎りらしいコク深さと、フルーティーなフレーバーも味わいたい人におすすめのコーヒー豆です。
5位.成城石井マンデリンブレンド
価格 | 1,807円/500g |
100g単価 | 361円 |
鮮度 | ★★★☆☆ |
豆の産地 | インドネシア、コロンビア、他 |
焙煎度合い | フルシティロースト |
フレーバー | チョコレート |
成城石井のマンデリンブレンドは、Amazonで気軽に買える深煎りコーヒー豆の中ではコスパ最強です。
マンデリンといえば、ハーブや草、土、タバコのような香りが特徴と言われますが、そのような風味はほとんどありません。
つまり、マンデリンらしさは無いのですが、ほんのりチョコレートのような味がして美味しいです。
コーヒーが冷めても不味くならない(雑味をあまり感じない)ので、Amazonで買える300円台のコーヒー豆なら「これ一択」といっても過言ではありません。

6位.パロットコーヒー タナトラジャ
価格 | 2,692円/400g |
100g単価 | 698円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | フレンチロースト |
フレーバー | チョコレート、スパイス |
パロットコーヒーはAmazonで人気の自家焙煎コーヒー専門店です。
インドネシア産の「タナトラジャ」は、すっきりとした苦味とシナモンを思わせる「スパイス感」が特徴。
どこか「野生味」を感じるフレーバーで、特に男性に好まれそうな味わいだと感じました。
ブラックでも美味しいですし、カフェオレ用のコーヒー豆としてもおすすめです。
値段は400gで購入した方が割安ですが、200gでも購入できます。
7位.サザコーヒー徳川将軍珈琲
価格 | 1,453円/200g |
100g単価 | 727円 |
鮮度 | ★★☆☆☆ |
豆の産地 | インドネシア、エチオピア |
焙煎度合い | フレンチロースト |
フレーバー | スモーキー |
徳川将軍珈琲は、茨城のコーヒーチェーン「サザコーヒー」を代表する深煎りコーヒー豆です。
トラジャと同じインドネシア産のコーヒー豆と、華やかな「エチオピア」をブレンドしていて、重厚な苦味とほどよい酸味が特徴です。
豆の鮮度は低いので、そこまで香りは強くありませんが、コスパは悪くないです。
ブラックで飲むよりも、カフェオレ用のコーヒー豆としておすすめです。
8位.東京コーヒー オーガニックブレンド
価格 | 2,493円/400g |
100g単価 | 623円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | ペルー |
焙煎度合い | フルシティロースト |
フレーバー | はちみつ |
東京コーヒーは、Amazonで1000件以上のレビューがあり、星4つ以上を獲得する超人気店です。
ここでは、何杯飲んでも気持ち悪くならないコーヒーだけを取り扱い、そのほとんどが有機栽培された「オーガニックコーヒー」です。
お店の一番人気の深煎りコーヒー「オーガニックブレンド」は、ハチミツのような甘みと深いコクが特徴です。
ほどよく酸味もあるため、バランスの良い味わいが楽しめます。
コーヒー豆は400gで購入した方がお得ですが、200gで購入することも可能です。
9位.カカシコーヒー キリマンジャロ
価格 | 990円/150g |
100g単価 | 660円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | タンザニア |
焙煎度合い | シティロースト |
フレーバー | アーモンド、カカオ、ハチミツ |
カカシコーヒーは、Amazonで自家焙煎コーヒー豆を販売する人気ショップです。
深煎り仕上げのキリマンジャロは、カカオのような苦味とはちみつのような甘みが感じられます。
苦すぎることもなく、全体的にバランスが良いので、どなたにも飲みやすい深煎りコーヒー豆です。
10位.南薫堂珈琲謹製マンデリン
価格 | 1380円/200g |
100g単価 | 690円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | フレンチロースト |
フレーバー | チョコレート、クルミ |
南薫堂珈琲は、世田谷に実店舗があり、Amazonでもコーヒーを販売しているショップです。
お店で一番人気のマンデリンは、重厚な苦味、チョコレートのような香り、クルミのような風味があります。
テイストはスタバのコーヒー豆に似ていますが、本品のほうが甘みがあって飲みやすいと感じました。
(ブラック、カフェオレどちらにしても美味しいです。)
100g600円台なので、比較的コスパが良く、酸味がほとんどないので万人受けする深煎りコーヒー豆です。
コクや苦味を生かす深煎りコーヒーの飲み方
深煎りコーヒーはエスプレッソマシン、ハンドドリップ、フレンチプレスなど様々な方法で淹れることができます。
深煎りコーヒーは長い焙煎時間によって豆の細胞膜がもろくなっているため、コーヒーオイルが溶け出しやすいです。
コーヒーオイルは甘みや香りのもとなので、フレンチプレスで抽出すると、ペーパードリップとは異なるコクと濃厚な味が楽しめます。
ハンドドリップなら金属製のフィルターや目の粗いペーパーフィルターで抽出すると、いつもとは違った甘みとコクを引き出せます。
ここから、ハンドドリップで美味しい深煎りコーヒーを楽しむ方法を紹介します。
深煎りコーヒーの抽出に必要な道具
必須
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
あったほうがいいもの
- スケール(コーヒー豆の量を測るため)
- ストップウォッチ(抽出時間を測るため。スマホで代用可)
- ミル(挽きたてのコーヒー豆で淹れるため)
飲む直前に豆を挽くと、より一層香ばしさが感じられます。
ミルを持っておらず粉の状態で購入した方は、購入後に密閉容器に移し替えて空気に触れないように保存すると香ばしさを保つことができます。
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美味しい深煎りコーヒーを淹れるコツ(150ml抽出する場合)
- 白いフィルターを用意(紙の匂いがコーヒーに移らない)
- コーヒー豆(粉)15gを用意
- 30秒〜1分間、コーヒー粉を蒸らす(成分を抽出しやすくする)
- 75mlだけ抽出(コーヒーの旨味だけを取り出す)
- 残り75mlはお湯を注ぐ(濃いめのコーヒーをお湯で割る)
ドリップコーヒーで作る「アメリカーノ」のようなイメージです。
このレシピで淹れると、非常にクリアな深煎りコーヒーになり、雑味がなくなります。
雑味がない分、豆本来の甘みが引き立ち、より一層美味しく感じます。