本記事では、実際に飲んだ1000種類以上のコーヒー豆から、印象に残った美味しい中煎りコーヒー豆をランキングにまとめました。
前提として、中煎りコーヒーを検討している人は「味のバランスの良さ」を重視していると思うので、そのニーズに応えるコーヒー豆を選びました。
結論から言うと、一番おすすめなのは「チャンバーコーヒーのプレミアムブレンド」で、チョコレートのような甘い香りとアーモンドのような香ばしさが印象的でした。
また、2位のポストコーヒー(135g500円)は、パッケージを開けた瞬間に広がるフルーティーな香りと、雑味のないクリアな味、濃厚な甘みが秀逸でした。
中煎りコーヒーおすすめ一覧表
No | 商品画像 |
商品名 ※タップしてレビューへ |
味わい・香り ※タップで拡大 |
値段 内容量 100gあたり |
販売先 | 焙煎度合い 鮮度 香り+甘み+コクの合計 |
1 | ![]() |
チャンバーコーヒー プレミアムブレンド |
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2,138円 360g 594円 |
公式 | シティロースト ★★★★☆(焙煎後8日以内) 12.2点 |
2 | ![]() |
ポストコーヒー 3種お試しBOX |
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500円 135g 370円(お得) |
公式 | シティロースト ★★★★☆(焙煎後7日以内) 14.2点 |
3 | ![]() |
土居珈琲 手と手ConnectionPlan |
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7,560円 1kg 756円 |
公式 | シティロースト、フルシティロースト ★★★★★(注文後焙煎) 14.1点 |
4 | ![]() |
珈琲きゃろっと 初回お試しセット |
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2,138円 600g 356円 |
公式 | ハイロースト、シティロースト ★★★★★(注文後焙煎) 11.6点 |
5 | ![]() |
ブルーボトルコーヒー ベラドノヴァン |
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1782円 200g 891円 |
楽天 | ハイロースト ★★★★☆ 11.6点 |
6 | ![]() |
スパークコーヒー ダークブレンド |
![]() |
1000円 60g |
楽天 | シティロースト ★★★★☆ 11.2点 |
7 | ![]() |
ロクメイコーヒー お試し飲み比べセット |
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2160円 300g 720円 |
公式 | ハイロースト、シティロースト ★★★★☆ 11.1点 |
8 | ![]() |
カカシコーヒー キリマンジャロ |
![]() |
990円 150g 660円 |
Amazon | シティロースト ★★★★☆ 10.2点 |
9 | ![]() |
銀座パウリスタ 森のコーヒー |
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1,998円 400g 500円 |
楽天 |
シティロースト ★★★★☆ 9.9点 |
10 | ![]() |
assez COFFEE インドネシア スマトラ クリンチマウンテン |
![]() |
670円 100g |
Amazon | フルシティロースト ★★★★☆ 9.9点 |
上記の通り、味にそれぞれ差があるものの、コスパが良いコーヒー豆やAmazonギフトや楽天ポイントが使える商品など、いろんな方のメリットを考えてランキングをまとめました。
ですが、本気で美味しさだけを重視するなら1〜3位までの中煎りコーヒー豆がダントツでおすすめです。
なお、他のランキングサイトでは、スタバのハウスブレンド(深煎り。苦い)、カカシコーヒーのイルガチェフェ(浅煎り。酸味かなり強い)などが紹介されていますが、実際は好みが分かれる味なので注意が必要です。
この記事を書いた人:山口 誠一郎
イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋にコラムを掲載。1,000種以上の通販コーヒーをレビュー。
中煎りコーヒー2つの選び方
中煎りコーヒーを選ぶ際にチェックしておくと良いポイントは2つです。
- コーヒー豆の産地(味の方向性がわかる)
- 焙煎度合い(苦味と酸味のバランスがわかる)
コーヒー豆の産地をチェックする
コーヒーの産地は大きく中南米(ラテンアメリカ)、アフリカ、アジアに大別できます。
産地によって味わい、香りが変わるため、チェックしておくと味のイメージがつきやすいです。
中南米
ブラジル、グァテマラ、コロンビア、コスタリカなどの中煎りコーヒーは苦味と酸味のバランスが良く、万人受けする飲みやすさが特徴です。
中でも上品な香りのグァテマラや、甘みが強いコスタリカが人気です。
オーソドックスな飲みやすさを重視するなら、中南米の中煎りコーヒー豆がおすすめです。
アフリカ
アフリカのコーヒーは、コーヒー発祥の地としても知られる「エチオピア(モカ)」「イルガチェフェ」「キリマンジャロ」などが有名です。
アフリカの中煎りコーヒーは柑橘系のフレーバーが特徴で、お店によっては「中煎り」と記載されていても結構酸味が強いことがあります。
そのため、アフリカ産の中煎りを買うときは「シティロースト」か、もう1段階上の焙煎度合いの「フルシティロースト」を買うと「酸っぱくて飲めない」という失敗が少ないです。
アジア
アジアの中煎りコーヒーは「マンデリン(スマトラ)」「トラジャ」「パプアニューギニア」が有名です。
日本でも人気のマンデリンは、土や草原を思わせる野性的な風味や、シナモンのようなスパイス感が特徴です。
若干クセのある風味ではあるものの、酸味の少ないコーヒー豆が多く、マニアックなファンに長年愛される産地です。
焙煎度合いで選ぶ
色が黒いほど酸味が少なく苦味が強い。明るいほど酸味とフルーティーさが増す
コーヒーの苦味と酸味のバランスは、生豆を炒る「焙煎(ばいせん)」という工程によって決まります。
上記のように、焙煎度合いは8段階ありますが、中煎りはハイロースト、シティローストのことを指します。
一部では、ミディアムローストも中煎りに分類されていますが、ほとんどの場合でかなり酸味が強いので注意が必要です。

中煎りコーヒーおすすめランキング10選
1位.チャンバーコーヒー プレミアムブレンド
価格 | 初回 2,138円/360g(180g×2種類) 2回目〜 2,916円/月額 |
100gあたり | 594円 |
鮮度 | ★★★★☆(焙煎後8日以内) |
豆の産地 | ブラジル、ジャマイカなど |
焙煎度合い | シティロースト |
第1位のチャンバーコーヒーは、ブルーマウンテンのような「王道の高級コーヒー」をお得に飲みたい人におすすめです。
苦味と酸味のバランスがよく、オーソドックスな飲みやすさがあります。
スタバと同じくらいの値段で、高級コーヒー豆が飲める
チャンバーコーヒーは、スタバのコーヒー豆くらいの予算で探している人におすすめです。
毎月1回、このプレミアムブレンドと中煎りのストレートコーヒーが届きます。
セット内容
- プレミアムブレンド(毎月届く)
- COE入賞農園のコーヒー豆
- ハイマウンテンなど
(ブルーマウンテンの兄弟的なコーヒー豆)
ちなみに、ハイマウンテンの一般的な値段は200g 5,000円前後です。
毎月1つは新しい中煎りコーヒーが楽しめるので、飲み飽きることがありません。
黒蜜のような甘みが強い
毎月届く「プレミアムブレンド」は、黒蜜のような甘みと、ストロベリーのような酸味が微かに感じられます。
ハイマウンテンの味はブルーマウンテンに似ていて、力強いコクと香り、甘みのバランスが絶妙です。
100gあたりに換算すると594円なので、スタバのハウスブレンドと同じくらいの値段で、高級コーヒー豆をお得に飲むことができます。
コーヒーの量も360gと多めなので、毎日1杯飲む方でも丸1ヶ月楽しむことができます。
2位.ポストコーヒー初回500円お試しBOX
値段 | 初回500円/45g×3種類 2回目〜 1,598円/月 |
100gあたり | 370円(お得) |
鮮度 | ★★★★☆(焙煎後7日以内) |
豆の産地 | グァテマラ、ブラジル、コスタリカ、コロンビアなど |
焙煎度合い | シティロースト |
ポストコーヒーは、全国のコーヒー専門店から、好みにマッチした中煎りコーヒーが届くショップです。
ポスト投函されるので受け取る必要がなく、今なら初回限定500円なのでコスパが良いです。
実際に飲みましたが、焙煎したての豆なので鮮度がよく、パッケージを開けた瞬間に完熟フルーツのような甘い香りが広がります。
ここで扱うコーヒー豆は冷めても美味しくて、淹れたてより甘みが強く感じられるのが印象的です。
また、デカフェも非常にクオリティが高く、コーヒーの風味が損なわれていないことに驚きました。
クーポンの使い方
公式サイトの「コーヒー診断をスタート」をタップ
クーポンコードを入力すれば1598円→500円に
初回500円クーポン
coffee-t7yp9w
関連記事:ポストコーヒーの正直なレビュー。口コミや評判どおり美味しい?
3位.土居珈琲「手と手ConnectionPlan」
値段 | 7,560円/1kg 「すべての手と手」という一番コスパの良いコース |
100gあたり | 756円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | グァテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ケニアなど |
焙煎度合い | シティロースト、フルシティロースト |
第3位は、1971年創業の土居珈琲が手がける「手と手」という定期便です。
完熟した甘いコーヒー豆だけが届き、本当にチョコレートやキャラメルのような風味がハッキリと感じられました。
中煎り〜深煎りが届きますが、突出した苦味や酸味がないので、誰もが「旨い」と感じる、分かりやすい美味しさが特徴です。
ドリップ時の「甘い香り」が本当に強く、玄関先まで広がるので、家に帰ってきた時に「カフェに来たような気持ち」になります。
※香りはずっと残るわけじゃありませんが1日はカフェ気分を味わえます。
抽出を終えた「コーヒーかす」ですらチョコレートのような香りで驚きました。
レクサス会員誌で「伝説の珈琲」として紹介
レクサス、ヤナセの会員誌でも「伝説の珈琲」として紹介され、上質な味わいが高く評価されています。
また、土居珈琲ではコーヒー豆を注文後に炒るため、鮮度が高く、甘い香りが非常に強いのが特徴です。
この定期便では、コーヒー豆が毎回3〜5種類届きます。
希望にあわせて毎月・2ヶ月ごと・3ヶ月ごとに届けてもらうことが可能です。
結論から言うと「すべての手と手」という200g×5種類のコースを3ヶ月ごとに届けてもらうのが一番コスパが良いです。
1回の料金 | 100gあたり | 1ヶ月あたり | |
小さな3つの手と手 100g×3 | 4,428円 | 1,476円 | 4,428円 |
3つの手と手 200g×3 |
5,076円 | 846円 | 2,538円 |
小さな手と手 100g×5 |
5,940円 | 1,188円 | 3,546円 |
すべての手と手 200g×5 |
7,560円 | 756円 | 2,268円 |
※1ヶ月あたり=月に300g飲む計算(1杯10g×30日)
上記のとおり、「すべての手と手」のセット内容を1ヶ月あたりに換算すると2,268円です。
1回でコーヒー豆が1kg届くので、3ヶ月は購入する必要がありません。

土居珈琲
手と手ConnectionPlan
関連記事:土居珈琲の定期便「手と手」の本音レビューと口コミ評判まとめ
4位:自家焙煎コーヒー専門店きゃろっと 初回お試しセット
価格 | 2,138円/200g×3種類 |
100gあたり | 356円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | パナマ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | ハイロースト、シティロースト |
このセットには、ゲイシャ種のコーヒーで知られる「パナマ」などの中煎りコーヒーが60杯分入っています。
定価6,000円のコーヒー豆ですが、初回限定で2,138円で購入できます。(64%OFF)
ずばり、カルディと同じくらいの予算で考えている人に一番おすすめです。

また、カップオブエクセレンス(COE)で優勝した農園のコーヒーも含まれ、ここでしか味わえない「はちみつのような甘みとコク」が印象的です。
もともとは200gのコーヒー豆2種類(合計400g)のセットです。
しかし、特典としてコーヒー1種類を無料でもらえるため、合計600gになります。
セット内容 | |
パナマ | 味のバランスが良い |
コスタリカ | はちみつのような甘み |
マンデリン ※無料の特典 |
チョコレートのような甘み カフェオレとも相性が良い |
最後のマンデリンが「無料の特典」として初回お試しセットに同梱されます。
特典の受け取り方を画像付きで説明します。
特典の受け取り方
初回限定セット注文時に「くるべさ定期便」というサービスに案内されます。
お試しセット購入後、この画面が表示されるので「仮予約」する
定期便が不要なら後で公式サイトでキャンセルできます。
ひとまず仮予約して特典をもらいましょう。
公式サイトより引用
定期便が不要なら以下の手順で定期便をキャンセルできます。
解約しても初回セットにマンデリンは同梱されるので、実質無料で200gのコーヒー豆がもらえます。
楽天やAmazonで有名な高コスパ商品と比較して甘みの強さ、味わいの深さなど、すべての点で優れているコスパ最強のコーヒーです。

5位.ブルーボトルコーヒー ベラドノヴァン
価格 | 1782円/200g |
100gあたり | 891円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | エチオピアなど |
焙煎度合い | ハイロースト |
ブルーボトルコーヒーは、焙煎後48時間以内の豆しか取り扱わない、新鮮さを重要視するショップです。
この「ベラドノヴァン」 は、お店で一番人気の中浅煎りコーヒーで、柑橘系フルーツのような香りが非常に強いです。
実際に飲むと「香料が入っているの?」と思うくらい強いオレンジの風味が感じられます。
酸味はありますが、それを包み込むような濃厚な甘みがあり、正直チェーン店のコーヒーとは思えないクオリティで驚きました。
ブルーボトルコーヒー
ベラ・ドノヴァン
6位.スパークコーヒー ダークブレンド
価格 | 1,000円/60g |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | ブラジル、インドネシア 、エチオピア |
焙煎度合い | シティロースト |
スパークコーヒーは仙台にあるコーヒー豆の専門店で、焙煎技術を競う全国大会ではファイナリストに選出された実績があります。
お店を代表するダークブレンドは、甘く香ばしい風味と華やかな酸味が特徴です。
全体的にバランスがよく、非常に飲みやすい中煎りコーヒー豆です。
ダークブレンドを単品で購入することもできますが、はじめての方に向けたセットが送料込み1000円で用意されているので、まずはこちらをおすすめします。
今回飲んだダークブレンドと、お店で一番人気の「スパークブレンド」2種類のおすすめコーヒー豆がセットになっています。
スパークコーヒー
お試しセット
7位:ロクメイコーヒー お試し飲み比べセット
価格 | 2160円/100g×3種類 |
100gあたり | 720円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | エチオピアなど |
焙煎度合い | ハイロースト、シティロースト |
ロクメイコーヒーは、焙煎大会で優勝した奈良県のショップです。
初めて購入する人に向けた「お試し飲み比べセット」には、フルーティーな中浅煎りコーヒー豆などが3つ入っています。
お店を代表する「ロクメイブレンド」は、ストロベリーのような風味があり、浅煎りの「エチオピア イルガチェフェ」は、ブルーベリーやストロベリーのような甘酸っぱさがあります。
気分転換におすすめの「サルサワブレンド」は、マイルドな苦味とオレンジのような味わいが感じられます。
気分に応じて味を変えることができますし、この美味しさで100g720円なのでかなりコスパが良いです。
ロクメイコーヒー
お試し飲み比べセット
8位:カカシコーヒー キリマンジャロ
価格 | 990円/150g |
100gあたり | 660円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | タンザニア |
焙煎度合い | シティロースト |
このキリマンジャロは、カカオのような優しい苦味と蜂蜜のような甘みが感じられます。
コーヒーを飲み込むと、ナッツのような香ばしい風味が鼻から抜けていきます。
味にクセがなく、苦味と酸味のバランスが良いので飲みやすいです。
カカシコーヒー
キリマンジャロ
9位:銀座パウリスタ 森のコーヒー
価格 | 1,998円/400g |
100gあたり | 500円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | ブラジル |
焙煎度合い | シティロースト |
パウリスタは、芥川龍之介が常連だった老舗で、ブラジルのコーヒーを日本で流行らせたお店の一つです。
お店で1番人気の「森のコーヒー」は、苦味と酸味のバランスが良く、オレンジのような風味もかすかに感じられます。
オーソドックスな味でクセがないですし、値段的にもリーズナブルで買い求めやすいコーヒー豆セットです。
銀座パウリスタ
森のコーヒー
10位:assez COFFEE インドネシア スマトラ クリンチマウンテン
価格 | 670円/100g |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | シティロースト |
assez COFFEE(アッシーコーヒー)はAmazonで人気のショップです。
このマンデリンは、ハーブのような香りが豆の状態でも強く漂います。
実際に飲むと、シナモンや黒胡椒を思わせるスパイシーな味があり、「これぞマンデリン」という王道の味わいが楽しめます。
ちなみに、このお店でリピート購入すると、特典としてコーヒー豆を無料で増量してもらえます。
assez COFFEE
インドネシア スマトラ クリンチマウンテン
中煎りコーヒーの特徴と2つの魅力
中煎りコーヒーは酸味、苦み、コクのバランスが良く、万人受けする飲みやすいものが多い傾向にあります。
浅煎りコーヒーのフルーティーさと、深煎りコーヒーのコク深さの両方が楽しめるため、日本では古くから親しまれている焙煎度合いです。
国内に流通しているレギュラーコーヒーなども中煎りの商品が最も多く出回っています。
ここから中煎りコーヒーの味の特徴を詳しく解説していきます。
1:甘味を感じやすい
コーヒーの味は大きく分けて「苦み」「酸味」「コク」「甘み」「香り」の5つに分類できます。
コーヒーの甘みは中煎り〜深煎りでピークに達するため、チョコレートや完熟フルーツのような味が楽しめます。
2:豆本来の個性的な風味が楽しめる
コーヒーの香りの元になる成分は800種類以上あることが解明されています。
お湯を注いだ瞬間に広がる豊潤な「アロマ(香り)」や、口に含んだ時に感じる美味しさは、焙煎だけでなく生豆の品質が大きく影響します。
中煎りはフルーツ由来の酸味や甘みを感じやすく、その土地ならではのフレーバーなど、豆の個性を感じやすい特徴があります。
中煎りコーヒーを美味しく淹れるコツ
必要な道具
近年では、自宅でハンドドリップしてコーヒーを淹れるスタイルが浸透しています。
この方法は、自分好みの味に調整しやすく粉の状態よりも香り高く本格的なコーヒーを味わえるのが魅力です。
ここでは、ハンドドリップでコーヒーを淹れるということを想定し、必要な道具を簡単に紹介します。
必須アイテム
- 白いペーパーフィルター
- コーヒードリッパー
あったら良いもの
細口のドリップポット
※狙った味にしやすいです。
ペーパーフィルターは漂白された白いフィルターを推奨します。(パルプの匂いがコーヒーに移ることを防ぐためです)
ドリップポット、ケトルは細く注げるものであれば自由に選んで構いません。
ミルに関しては、粒子を均一に挽けることが重要になってきます。
やはり電動ミルが勝りますが、いつも一人分だけ淹れる方は手動ミルでも問題ありません。
中煎りコーヒーを美味しく淹れるポイント
1.挽き目は中挽きがおすすめ
粉砕した豆の粒度が細かくなるほど、コーヒーの成分が出やすくなります。
中挽きなら後味もスッキリして飲みやすいコーヒーに仕上がりやすいです。
2.微粉を取り除く
微粉とは極端に細かい粒子のことです。
この微粉がコーヒーのえぐみや粉っぽさの原因になります。
微粉を取り除く「セパレーター」もネット通販で購入できますか、100均で買える茶こしでも代用できます。
微粉を取り除く前と後では、味がクリアになっていることに気づくはずです。
雑味も個性の一部でもありますが、あまりに心地よくない嫌な苦味を感じたときは微粉を取り除くことをおすすめします。
3.抽出時間を測る

抽出時間を計ってお気に入りの味を見つけよう。100均のストップウォッチで計ってもOK。
抽出時間を計ることで毎回同じ味のコーヒーを簡単に淹れることができます。
抽出時間を調節することで、好みの味に仕上げやすくメリットもあります。
おすすめのレシピは次の通り。
- 15gのコーヒー豆を使用
- 挽いた粉にお湯をかけて1分蒸らす
- 1分かけて150mlを抽出
- 完成
もし、このレシピで味が濃いと感じたら、お湯割りにして味を調節してください。
時間を計る器具は、スマホのストップウォッチ機能でも問題ありません。
中煎りコーヒーのよくある質問
中煎りコーヒーおすすめランキングTOP3は?
コスパ良い順の中煎りコーヒーおすすめランキングTOP3は?
76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】
Amazonや楽天、有名ブランドなどのコーヒー豆76種類を実際に飲み比べました。
全部紹介すると長くなるので、上位20商品を抜粋して紹介しています。
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