国内焙煎を行っているわりに豆の鮮度が悪いというずさんな鮮度管理を行うタリーズコーヒーから、手軽にカフェインレスコーヒーを楽しめるデカフェ「エチオピアモカ」のドリップバッグが売っていたので買って飲んでみた。
タリーズジップス シングルサーブ デカフェ エチオピアモカ
こちらのコーヒーの正式名称は「タリーズジップス シングルサーブ デカフェ エチオピアモカ」と長い名前で、エチオピア タデGGハイランド農園産コーヒーを、「マウンテンウォーター製法」でデカフェ処理。
この方法は、天然水を使ってカフェインを除去する方法。カフェイン以外の旨み成分が残り飽和状態になっている水にコーヒー生豆を浸し、カフェインだけが溶け出す環境を作ることによってカフェインを抽出する。化学薬品を使わずにカフェインを除去できる安全性の高い製法である。
僕の経験からいうと、デカフェ処理をしたコーヒーは間違いなく風味が落ちる。
しかしタリーズのデカフェ「エチオピアモカ」は、このようなデカフェ処理をしても、豊かなアロマとなめらかな甘みが存分に楽しめる、簡便性の美味しいカフェインレスコーヒーだという。
1個(160円)でも販売されているし、8個入り(1200円)も販売されている。僕は今回、お試しで1個入りを購入。
抽出方法
- パッケージを開けて、ドリップバッグ本体上部のミシン目を手で切り取る。
- フックを左右に広げ、カップにセット。
- 240mlのお湯を数回に分けて注ぎ、3分待つ。
- ドリップバッグを取り出して完成。
▲パッケージを開けて、ドリップバッグ本体上部のミシン目を手で切り取る。このようにカップにセット。
▲240mlのお湯を数回に分けて注ぐ。
▲3分待つ。個人的にはバッグが浸っているのが生理的に嫌なのだが、これが正しい淹れ方のようだ。
▲完成。
タリーズのデカフェ「エチオピアモカ」を飲んでみた
タリーズのデカフェ「エチオピアモカ」を飲む前に、まず気になったのが、モカの華やかでフルーティーな香りがほとんどしないこと。
本当にエチオピアモカなのか?と疑いたくなるほど香りが弱い。そして一口飲んでみると苦味もなければモカ特有の爽やかな酸味も感じられない。コクも浅く甘みに至っては皆無だ。
僕はタリーズコーヒーが嫌いなわけじゃないが、コーヒーの味のがっかり感が半端じゃない。この一週間はレビューのためにタリーズに数千円を使っているが、これだけ悲しい思いをするとは思わなかった。
とりあえず現時点では無印良品のデカフェ(ドリップバッグ・1杯45円)のほうが美味しいコーヒーといえる。
スターバックスヴィアも1杯100円だが、味はゴールドブレンドと大差ない。可愛らしい缶が欲しければスタバもあり。
タリーズのデカフェに対する口コミ
タリーズってデカフェがまずいんだよな(どうでも良い)
翳河翔@学生プログラマー (@kakerigawa) 2018年5月9日
タリーズのデカフェ見事においしくない……焙煎日が古いのかなかなか抽出出来ないし
とおりもん (@shabtitori) 2018年4月11日
タリーズのコーヒーはデカフェに限らず、普通のコーヒー豆の購入も個人的にはおすすめしない。どれを飲んでもスターバックスと同等。ドトール以下の味だ。
僕がこれまで飲んできて本当に美味しいと感じたコーヒーは、別記事にランキング形式でまとめたのでコーヒー選びの参考になれば嬉しい。
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