Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

2022年4月22日

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Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

2022年4月22日

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

今回は、ノルウェーのオスロにある「Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)」というお店のコーヒー豆「Karogoto(カラゴト)」を通販でお取り寄せして飲んだ正直な感想をレビューします。

Tim Wendelboeとは、2004年のワールドバリスタ・チャンピオンシップの優勝者です。今回レビューするのは彼が焙煎したコーヒー豆です。

実際に飲んでみて「Karogoto」はどんな方におすすめなのか?値段に見合った価値を感じられるか?などを忖度なしで述べます。

※Karogoto含むTim Wendelboeのコーヒー豆3点セットを半額以下の3500円で譲ります。各200gちょっと、袋のままで計700g以上あります。4月下旬に届いた豆です。欲しい方は連絡ください。

たくさんのお問い合わせありがとうございました。お譲りが決定しました。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラムを掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

Karogotoとは

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

今回レビューするコーヒー豆を手がけるKarogoto wet mill(カロゴトファクトリー)は、ケニアのニエリ地区にあります。ここはケニアの中でも優良生産地区として知られ、完璧なスペシャルティコーヒーを生産する場所とも言われています。

日本だと有名どころでは「丸山珈琲」や、京都のスペシャルティコーヒー専門店「Kurasu」で取り扱っていました。

コーヒー豆の基本情報

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

レビューするコーヒー豆「Karogoto」の基本情報は次のとおり。

コーヒー豆の産地 ケニア(ニエリ地区カロゴト)
コーヒー豆の品種 アラビカ種(SL28, SL34, ルイル11 & バティアン)
農園の標高 1,500m~2,000m
精製方法 水洗式(ウォッシュド)
豆の等級・グレード 記載なし

 

値段は日本円で2,263円/250g(送料1,600円)

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

コーヒー豆の値段は日本円で2,263円、送料1,600円でした。

コーヒー豆は250g入っています。スタバと同じ量です。

100g単価 905円
配送料 1,600円

 

【参考】有名店のコーヒー豆の値段一覧

商品名 値段/100g 鮮度 欠点豆の割合
スターバックス
東京ロースト
537円 10%
カルディ
プレミアムブレンド
429円 7%
猿田彦珈琲
猿田彦フレンチ
900円 なし
珈琲きゃろっと
初回限定600gセット
356円(最安) ◎(注文後焙煎) なし
Tim Wendelboe
Karogoto
905円 なし

鮮度が良いほど香りが強く、風味が感じられます。欠点豆が多いと、コーヒーの味に悪影響を及ぼすことがあります。

 

焙煎度合いは浅煎り

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

「Karogoto」は酸味やフルーティーさが感じられる「ミディアムロースト」。

ミディアムローストは「アメリカンロースト」と呼ばれることもあります。

アメリカンコーヒーのように、コーヒーらしい苦みがほとんどなく、フルーティーな紅茶を飲んだ時のような甘酸っぱさがミディアムローストの特徴です。

 

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

煎りムラも少なく、全体的に均一に焙煎されています。海外輸送された豆なので割れたり欠けたりしているかと予想していましたが、国内の通販コーヒー豆と変わらず綺麗です。粒も揃っています。

 

Karogotoの感想・レビュー

コーヒーのレビューに使用する器具

コーヒー豆を飲んだ感想・レビューをします。ペーパードリップで抽出。

使用するコーヒー器具

  • CAFEC スリーフォードリッパー
  • CAFEC アバカ ペーパーフィルター
  • 月兎印ホーロー製ポット
  • みるっこDX R-220

抽出の環境・条件

  • 使うコーヒー豆:15g
  • 豆の挽き具合:中挽き
  • お湯の量:150cc
  • お湯の温度:85℃
  • コーヒー粉の蒸らし時間:1分
  • コーヒーの抽出時間:1分(トータル2分)

 

コーヒー豆を5段階評価
コーヒー豆を5段階評価 香り:3
コク:4
苦味:1
甘味:4
酸味:5

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

Karogotoをペーパードリップして飲んでみると、ストロベリーのような甘酸っぱさと、濃厚なコクが感じられます。浅煎りながらもコーヒーらしい香ばしさがしっかりと感じられ、味に奥行きがある。

前回飲んだ「Caballero」と同じく、1杯で満足できる重量感のある味わいで、これは旨味に満ちています。

爽やかさよりも濃厚さが前面に出ていて、舌にどっしりと残る感じがある。ガツンとくるフレーバーのコーヒーが好きな方におすすめします。

Tim Wendelboeの通販コーヒー豆「Karogoto」の正直な感想【忖度なしのレビュー】

コーヒーが20℃に冷めると、フルーツ感のある酸味がより強調されます。

ケニアのコーヒーの中でもKarogotoの味は「完璧」とまで言われますが、これはおそらくケニアらしい「ジューシーさ」が余すことなく楽しめる、ということかも知れません。

Karogotoは本気でフルーティーなフレーバーが前面にガッツリと出ていて、「ほんのり感じられる」なんて生温い味ではありません。

ただ人を選ぶコーヒーだと思います。酸味が苦手な方はまず飲むのは不可能なレベルです。レモンのような酸っぱさはありませんが、万人受けするコーヒーじゃないことは確かです。

 

このコーヒー豆がおすすめな人・おすすめしない人

こんな方におすすめです。

  • 浅煎りコーヒーが好きな方
  • フルーティーなコーヒーが好きな方
  • 世界的に有名なバリスタが焙煎したコーヒー豆を試してみたい方

おすすめしない人

  • 酸味のあるコーヒーが苦手な人

 

FAQ(よくある質問)

Q:コーヒー豆が美味しく飲める期間はどれくらいですか?

A:コーヒー豆は焙煎して3日後から2週間が最も「香り」「風味」が強く感じられる傾向にあります。時間が経つと香り成分が揮発しますが、品質上は2ヶ月ほど経過しても全く問題ありません。

Q:ほかのコーヒー豆でおすすめはありますか?

 

忖度なしで感想をまとめると

「Tim Wendelboe」というお店のコーヒー豆「Karogoto」を飲んだ正直な感想をレビューしました。

総評すると、浅煎りコーヒーが好きな方はかなり気に入るクオリティだと思います。ストロベリーのような味が口いっぱいに広がります。浅煎りコーヒーとは思えない重量感のある味わいですが、酸味も際立っています。

万人受けするコーヒーではない。飲む人を選ぶコーヒーです。

値段は100gあたり905円、送料は約1600円。ケニアのコーヒーが好きな人なら値段以上の価値を感じるでしょう。

 

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