このブログでは、1,000種類以上の通販コーヒーを自腹で購入して、レビューしています。
早速ですが、「ストレートコーヒー豆が欲しい」という方は、味にこだわりがあり、品質が高いものを求めているのではないかと思います。
そこで今回は、コスパの良いコーヒー豆から、こだわり派の方向けの「高級コーヒー豆」など5つに絞って紹介します。
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ストレートコーヒーとブレンドコーヒーの違いは?
まず、ストレートとブレンドの違いを確認しておきます。
ストレートとは、一つの産地(ブラジルやコロンビアなど)から収穫された単一産地のコーヒー豆を指します。
「ブルーマウンテン」「エチオピア モカ」「ブラジル」などの銘柄が有名です。
ストレートコーヒーは産地ごとの特徴や個性、香りなど豆本来のおいしさをダイレクトに味わうことができます。
一方、ブレンドコーヒーは複数の産地のコーヒー豆を混ぜて作ったものを指します。
数種類のコーヒー豆を配合することで、それぞれの豆の持ち味を活かして、ストレートコーヒーでは表現できない「新しい風味」を作り出すことができます。
ストレートコーヒーとブラックコーヒーは別のもの
ブラックコーヒーとは、砂糖やミルクを混ぜないコーヒーを意味します。
反対の意味を持つ代表的なコーヒーは「カフェオレ」などが挙げられます。
先述したように、ストレートコーヒーはモカやブラジルなど1種類の豆だけを使用したコーヒーなので、ストレートとブラックは異なるものです。
ストレートコーヒーとシングルオリジンコーヒーの違い
単一産地の豆を使用した「ストレートコーヒー」には、ブラジル、コロンビアなどの国や、ブルーマウンテン、キリマンジャロなどのエリアの名前がつけられます。
それに対して、最近では「シングルオリジンコーヒー」が注目を集めています。
ストレートコーヒーは国やエリアだけでまとめられるため、誰がいつ、どんな場所で作ったコーヒーなのか分かりにくいという点があります。
そこで、シングルオリジンコーヒーは生産国やエリアに加え、生産者(農園)、豆の収穫時期、豆の品種、精製方法などの単位で1つの銘柄とします。
同じブラジルで生産されたコーヒーでも、農場ごとに土壌、日照時間、気温などが違います。
生産者はその土地に合わせた品種と生育方法で栽培しているため、農園ごとに個性豊かなコーヒーが生まれます。
コーヒーの品質が向上した近年では、国やエリアといった大きな単位のストレートコーヒーから、農園や生産者といった小さな単位のシングルオリジンコーヒーにも目が向けられています。
コーヒー豆の選び方
結論から言います。まずコーヒー豆選びは
- 信用できるお店を見つける
- 信頼できる情報元(比較サイト、著者など)を見つける
というのが、実はもっとも失敗が少ないと考えています。
Amazonで商品を買う時のように、コーヒー豆もレビューを見ながら検討すれば、大きく失敗することは少ないです。
※Amazonのように正直に書かれているレビューを参考にするのが望ましい。
もちろん、一般的に言われている「豆の産地で選ぶ方法」や、「焙煎度合いで選ぶ方法」も間違ってはいません。
しかし、この方法で豆を選ぶと、「スターバックスの中煎りコロンビアと、ドトールの中煎りコロンビアは同じような味」だと勘違いする方もいるかと思います。
例にあげた2つのお店は、目指すコーヒーの味が全く異なる(スタバはイタリアのエスプレッソに強い影響を受けています。ドトールは日本の喫茶店文化に馴染むコーヒー作りをしている)ため、同じコロンビアのストレートコーヒーでも、味は全然違います。
有名コーヒーチェーン・専門店の味の特徴
参考までに、有名コーヒーチェーン・専門店の味の特徴を簡単にお伝えします。
▼スターバックス
イタリアのエスプレッソに強い影響を受けています。全体的に深煎りが多く、スモーキーな風味が特徴。ラテに向いた味作りをしています。
▼タリーズ
同じシアトル系のスタバと味の系統は似ています。深煎りが多い。
▼澤井珈琲
ストレートコーヒーらしい「個性的な風味」は薄いが値段は安い。(欠点豆も多い)
▼丸山珈琲
商品ごとに個性的な風味が味わえます。100gあたり600円台〜。全体的に品質が高く、繊細な味が感じられます。
これから解説する「産地ごとの味の特徴」なども、参考程度に目を通してもらえれば良いです。
豆の産地で選ぶ
コーヒーは以下などの地域で生産され、国によって味の特徴があります。

コーヒー豆の産地ごとの味の特徴
■中南米
コロンビア、ブラジル、グァテマラなど中南米のコーヒーは、酸味と苦みのバランスがよく飲みやすいのが特徴。
数あるコーヒー生産国の中でも、設備投資が大きいグァテマラは高品質なコーヒーを大量に生産しています。
グァテマラでは95%以上の豆が水洗式(ウォッシュド)と呼ばれる処理で生産され、果実味のある甘み、酸味が出やすい傾向にあります。
同じようにボディ感が重いと言われるブラジル豆などよりも、グァテマラは個性を感じやすい銘柄が多いです。
■アフリカ
エチオピア モカ、イエメンのモカマタリ、タンザニアのキリマンジャロが有名です。
アフリカのコーヒーは、良質な酸味を含んだものが多く、軽い口当たりで華やかな香りが特徴です。
■アジア
インドネシアの「マンデリン」「トラジャ」が有名です。
苦みが強く、深いコクが特徴。また、香辛料のようなスパイシーさを感じる銘柄もあります。
焙煎度合いで選ぶ
焙煎度はコーヒーの味を決める重要なポイントです。
大きく浅煎り、中煎り、深煎りと3つありますが、迷ったら苦味と酸味のバランスが良い「中煎り」を選ぶと良いでしょう。
浅煎りは酸味が好きな方におすすめ。
コーヒー豆はフルーツの一種なので、焙煎が浅いとフルーツ由来の酸味を感じやすいです。
軽い味になるので、カフェオレよりもブラックで飲むのがおすすめ。
中煎りは市販のコーヒーに多く、定番の焙煎度合い。
酸味と苦みのバランスがよく、飲みやすいものが多いです。ブラックで飲むのがおすすめ。
深煎りはコク、甘み、ボディ感が強いコーヒーが好きな人におすすめ。
酸味がほとんどなく飲みやすいため、日本では古くから親しまれている焙煎度合いです。
ミルクを入れてカフェオレにする方にも、深煎りがおすすめです。
コーヒー豆とコーヒー粉の選び方
豆を選ぶメリット・デメリット
コーヒー豆は、粉よりも香り・風味が強いので、ミルやグラインダーをお持ちなら豆で購入することをおすすめします。
また、コーヒー粉(レギュラーコーヒーなど)より鮮度が落ちにくいため、焙煎したての豆を買えば最低でも1ヶ月はおいしく飲めます。
デメリットとしては、飲む度に豆を挽く手間がかかることが挙げられます。
しかし、ストレートコーヒーを求めるこだわり派の方には、ぜひ豆で挽きたてのコーヒーを味わって欲しいです。
粉を選ぶメリット・デメリット
コーヒー粉(レギュラーコーヒー)のメリットは、コーヒーミルやグラインダーが必要ないこと。
ドリッパー、ペーパーフィルターさえ用意すれば、どなたでも手軽に淹れたてのコーヒーが楽しめます。
手軽な反面、コーヒー粉は鮮度が落ちやすく、7日間ほどしか香り・風味を維持できません。
おすすめのストレートコーヒー豆5選
1:土居珈琲 人気銘柄セット|世界的に評価されるストレートコーヒー

▲人気銘柄セット 税込2,376円(200g)
価格 | ¥2,376 |
内容量 | 200g |
100g単価 | ¥1,188 |
1杯単価 | ¥118 |
豆の産地 | グアテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り |
送料 | 550円 |
いつ届く? | 焙煎日の翌日に出荷。最短2日後 |
風味特性(フレーバー) | ビターチョコレート・オレンジ |
創業から40年以上、多くのコーヒーファンに愛され続ける土居珈琲。
このお店は、農園の個性的な風味が楽しめる「シングルオリジン」をメインに取り扱っており、ここでしか味わえない「特別感のあるおいしさ」があります。
私は同店のコーヒー豆を15種類以上、購入しましたが正直どのストレートコーヒーを選んでもハズレがなく、「旨味と甘み」に満ちています。
人気銘柄セットに含まれる「グァテマラ カペティロ農園」は、コーヒーの品評会で3度にわたり1位を獲得しています。
実際に飲むと、その実績にふさわしい「上質な味わい」が感じられ、ビターチョコレートのような甘み、ほどよい苦み、マイルドな酸味のバランスが上品に整っています。
もう一つのシングルオリジン「エルサルバドル・ラ・レフォルマ農園」は、COE(カップ オブ エクセレンス。最高のコーヒーを決める品評会)に選ばれた銘柄です。
※COE入賞豆は100gあたり2000円以上で販売されることが多い高級品。
実際に飲むと、オレンジのような爽やかさと、口溶けのよいビターチョコレートのようなコクが口の中で上品に重なります。
■注文後に焙煎した豆が楽しめる
一般的なお店では、あらかじめ焙煎したコーヒー豆を発送しますが、土居珈琲ではコーヒー豆を注文後に焙煎してから自宅に届けてくれるため、鮮度が良いです。
新鮮な状態で届くため、最低でも1ヶ月は香り高い、美味しいコーヒーが楽しめます。
■欠点豆が一切ない

土居珈琲の豆は欠点豆が一切ない
さらに土居珈琲では、どの銘柄を購入しても豆が美しく均一に整っていて、風味を損ねる欠点豆が一切ありません。
ストレートコーヒーを求めるこだわり派の方には、一度は飲んで欲しい逸品です。
2:珈琲きゃろっと 初回限定お試しセット|3種類のストレートコーヒーが楽しめる

コーヒー豆3種 初回限定セット 2,138円(600g)送料無料
価格 | ¥2,138 |
内容量 | 600g |
100g単価 | ¥356 |
1杯単価 | ¥36 |
豆の産地 | グアテマラ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | 中深煎り・中煎り・深煎り |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 佐川急便にて、注文日から2営業日以内に出荷 |
風味特性(フレーバー) | チェリー・オレンジ・ビターチョコレート・はちみつ |
北海道に店舗を構える「珈琲きゃろっと」の初回限定セットは、なんと100g単価356円。
カルディ並の値段で専門店の味わいが楽しめます。正直、コスパの良さで選ぶならこのセットが堂々の1位です。
このセットは、3種類のコーヒー豆がそれぞれ200gずつ入って2,138円(全国 送料無料)

お湯を落とすと、粉がドーム状に大きく膨らむ。鮮度が良いことを示しています。
一杯あたり36円なので、スーパーやカルディの「激安コーヒー豆」と同じくらいの値段で、専門店ならではの「鮮度が良い、香り高いコーヒー」が楽しめます。
このお店でも、注文後に焙煎して届けてくれるので、写真のようにコーヒー粉がドリップ時にフワッと大きく膨らみます。
これは、コーヒー豆の鮮度が高いことを示しています。
とはいえ、あまりにも値段が安いので、豆の品質が低いと思われるかもしれません。
しかし、ここで扱う豆は、世界中に流通するコーヒー豆の中で「たった5%」しか採れない「スペシャルティコーヒー」です。
※COEとは「カップ・オブ・エクセレンス」の略。
先ほども述べましたが、このクラスの豆は100gで2,000円以上するのが一般的です。
上のエチオピア産コーヒー豆は68gで4,600円。
「正気か?」と思うかも知れませんが、スペシャルティコーヒーの中には、このような高価なコーヒー豆も普通に存在します。
このランクのコーヒーが初回限定とはいえ、きゃろっとでは100g 356円で飲めます。
値段が安い豆には、だいたい5〜10%程度の欠点豆が混入していますが、きゃろっとには欠点豆がほぼありません。(1%以下)
コスパの良いストレートコーヒー豆をお探しなら、まずこのセットをおすすめします。
さらに、この店は「味の決め手」ともいえる「焙煎」の全国大会で優勝しています。
高品質なコーヒー豆と、優れた焙煎技術を有し、さらに「世界に1台しか存在しない」というマシンで風味豊かなコーヒー豆を作ります。
このマシンは、intel(インテル)に携わっているエンジニアの技術の集大成といえる焙煎機です。
大量生産には向きませんが、大型マシンでは出せない「豆本来の個性的なフレーバー」が出せます。
同店で一番人気の「グァテマラ グアヤボ農園」は、ほどよい苦味と酸味、完熟チェリーのような「豊かな甘み」、深いコクが感じられます。
雑味がない分、豆本来の旨味が引き立っており、甘味や果実味の輪郭がくっきりとしているのが特徴的です。
「隙のない美味しさ」という表現は適切ではないかも知れませんが、「誰が飲んでもおいしいと感じるであろう」とさえ思える、飲み手を選ばない旨さがあります。
2品目は中煎りの「コスタリカ・モンテ・コペイ エル・エンシノ農園」。
このコーヒー豆を手がける農園は、先ほども軽く触れた、世界でもっとも権威ある国際品評会「カップオブエクセレンス(C.O.E)」で1位を受賞しています。
(ちなみに2位もこの農園の豆だった)
いかに、この農園で作られる生豆が高品質なのかを示す、とんでもない実績です。
また、この豆はコーヒーの旨味を引き出す「ハニープロセス」という、コスタリカ独自の製法で作られます。
ハニープロセスを経て精製されるコーヒー豆は、「柑橘系の香り」と「甘い酸味」が特徴で、世界中からオファーが殺到する現在もっとも注目されている製法のひとつです。
実際に飲んでみると、オレンジを思わせる芳醇な甘みが口に広がり、ほどよく華やかな風味が鼻腔をくすぐります。
甘味、酸味、苦味のバランスが絶妙に調和していて、それぞれが互いを引き立てあっている印象を受けます。
スペシャルティコーヒーの中には、「甘酸っぱいだけ」「紅茶のようなコーヒー」も多いですが、これは「ほど良い苦味」とコクがあり、コーヒーらしさをしっかり感じられるのです。
このコスタリカは、深煎りコーヒーが好きな方にもおすすめですし、「酸っぱくない、初めてのスペシャルティコーヒー」としてもおすすめの一品です。
3品目は私も大好きな「マンデリン ・スマトラタイガー深煎り」。
「深煎り」とは、簡単にいうと「よく焼いた豆」のこと。ステーキで言うところの「ウェルダン」で、苦味と甘味が際立ちます。
このマンデリンは、フルボディのナパ・ワインのような「濃厚な力強さ」「重量感のあるコク」が楽しめます。
苦味がやや前面に出ていますが、これがスッキリとキレが良く、嫌味が一切ないのです。
そのため、チョコレートケーキなどのスイーツとも相性が良く、様々なシーンで美味しく楽しめる一品です。
コーヒーの温度が下がってくると甘みが強まって、より一層「ふくよかな味わい」になります。
初回限定セットの内容は、コーヒー2種類×200gセットで2,138円(送料無料/全国)。
さらに、注文時に「くるべさ定期便」というサービスの仮申し込みをすると、「マンデリン」が200g付いてきます。
これで合計600gになります。公式通販ページにも記載されていますが、この定期便は即キャンセルできるため、実質無料で200gのコーヒーが手に入ります。
万が一、定期便をキャンセルし忘れたとしても、後から返品・返金できます。
(返品する際の送料だけ負担する形になります)
スーパーや市販のような安いストレートコーヒーをお求めなら、現状はこのお試しセットが最もおすすめです。
▼口コミ・評判・レビュー
「珈琲きゃろっと」さんの豆を挽いてきゃろっと式コーヒーの淹れ方をしたら冷めても雑味って言うの?
変な苦味がなくクリアな味のまんま。
珈琲らしいマンデリンが苦味を抑えたマイルドな味になって美味い
恵庭に「珈琲きゃろっと」という、ベラボーにうまいコーヒー煎れてくれるお店あるんですが、コロナのせいでいま喫茶店やってねぇんだよなぁ……。
1杯600円以上するけど、その価値はある。それくらいうまいコーヒー飲ませてくれる店。
3:TAILORED CAFE(テーラードカフェ)|自分にあったストレートコーヒーを選んでくれる
定期購入価格 | ¥2,805 |
コーヒー豆の量 | 300g |
100g単価 | ¥935 |
1杯単価 | ¥94 |
コーヒー豆の種類 | 12種類の豆から3種類選べる(お任せも可) |
焙煎度合い | 浅煎り・中煎り・深煎りお好みで |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 平日午前10:30までの注文は当日発送。 都内は翌日着、その他地域では2日ほど。 |
風味特性(フレーバー) | チェリー・オレンジ・ビターチョコレート・はちみつ |
無料のコーヒー診断で、自分の好みのコーヒー豆が届くTAILORED CAFE(テーラードカフェ)。
東京の麻布十番や渋谷に店舗を構え、高品質なスペシャルティコーヒーのみを取り扱います。

豆の状態が非常に良く、品質の高さがうかがえる
このお店は、「美味しいコーヒーが飲みたいけど、自分の好みが分からない」という方におすすめです。
先ほど軽く触れた無料のコーヒー診断結果から、好みに適した3種類の豆を届けてくれます。
もちろん、単品での購入も可能ですし、用意された12種類のコーヒー豆から好きな豆を選ぶことも可能です。
自分の好みがわからなければ、無料のコーヒー診断を行った後に、マッチしたコーヒー豆を3種類届けてくれます。
ここで、私のイチオシを3つ紹介します。
まずは深煎りの「インドネシア マンデリン」。
「スペシャルティコーヒーで深煎りかよ」と思われるかも知れません。
しかし、このマンデリンはフランス・ボルドー産ワインのような力強さと、スパイシーな風味を持つのが特徴です。
コーヒーの熱が冷めると、黒蜜を溶かしたような甘味が際立ちます。
どっしりとした苦味がありながら、ほどよい酸味を含んでいるため、後味の爽やかさも秀逸です。
深煎りコーヒーが好きな方なら、このマンデリンは必ず選んで欲しいです。きっと後悔はしないはず。
次におすすめなのが、中深煎りの「ブラジル プレミアムショコラ」。
「また深煎りかよ」とツッコミが入りそうですが、ビターチョコレート、カカオを思わせる「ほろ苦さ」と「甘い風味」が本当に心地よいのです。
私は浅煎りコーヒーも好きですが、このチョコレートのような味わいは、深煎りコーヒーで特に強く感じられ、「深煎りの醍醐味」だと思います。
ですが、ほどよく酸味もあり、コク、甘みのバランスが整った「上品な味わい」を感じることができます。
個人的には、マンデリンのような重量感のある味わいで好きですが、「毎日飲みたいと思うおいしさ」があるのは、このブラジル プレミアムショコラかも知れません。
マンデリンよりも軽やかな味わいで飲みやすく、選びやすいのです。
目覚めのコーヒー、休憩中に飲むコーヒー、休日にゆったりと過ごすコーヒーなど、どのシーンにおいても選びたくなる飲みやすさが秀逸です。
浅煎りなら、「エチオピア セラム ナチュラル」がおすすめです。
ペーパードリップして飲むと、まず最初に「蜂蜜を溶かしたような豊かな甘み」と、ほどよいコク、オレンジのような風味が口に広がります。
コーヒーが喉を通ると、柑橘系のフルーティーな余韻がふわっと香り、鼻腔をくすぐります。
エチオピアの浅煎りコーヒー豆は、「酸っぱいレモンのようなコーヒー」も世の中にはたくさん出回っています。
しかし、このエチオピアは浅煎りながらも酸味が控えめに感じられます。
甘味が強いため、相対的に酸味をあまり感じないのです。
また、エチオピア モカ特有の「華やかなフレーバー」が主張しすぎることなく、コーヒーの香ばしさと華やかさのバランスの良さも印象的です。
浅煎りコーヒーにありがちな「酸っぱさ」が一切ないのは、焙煎技術の高さもあってのこと。
ワンランク上の上質な浅煎りコーヒーを飲みたい方に、このエチオピアはおすすめです。
先ほど紹介した「マンデリン」と「ブラジルショコラ」と合わせてサブスク(定期便)で注文すれば単品で購入するより10%お得になり、送料も無料になります。
Amazon定期便と同じ感覚でいつでも解約できるので、とりあえず定期便を選んで、ちょっとでも安く買っておきましょう。
▼実際にサブスク注文した方の評判・口コミ・レビュー
旧 #COTTEA さんこと、#TAILOREDCAFE さんの無料試飲セットが届いたので早速テイスティング。マンデリンが一番好みと思って新規開拓はいつもマンデリンを試していたけど、ブラジルショコラもいいかも!
浅煎りタイプと聞くと酸味が強いイメージで普段はあまり選ばないのですが、実際に飲んでみると口当たりがとてもやわらかでフルーティー!
特に私の好みは「エチオピアセラム」。
とても華やかな香りがして、酸味が少しだけ抑えられており、冷めるとほんのりベリーの香りがします。
ルワンダニャルシザ CWSは、さらに上質な酸味があり、これもおいしい。
3種類とも私好みのコーヒーで、とても満足な香りと味で、診断結果は当たっている気がします。
4:シーロースターセレクトコーヒー 福袋セット|4種類のストレートコーヒーが楽しめる
価格 | ¥2,700 |
内容量 | 600g |
100g単価 | ¥450 |
1杯単価 | ¥45 |
豆の産地 | グアテマラ・ルワンダ・エチオピアなど |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 注文後7営業日以内に発送 |
風味特性(フレーバー) | チェリー・オレンジ・ビターチョコレート・はちみつ |
このお店も、鮮度の高い焙煎したてのコーヒー豆を工場直送で届けてくれます。
単品購入もできますが、いつでも解約できる定期便を選んで、10%割引で購入するのが良いです。(解約はマイページから可能。購入回数の縛りなし)
福袋というと「売れ残り」のイメージがありますが、このセットには希少価値の高い「スペシャルティコーヒー」だけが入っていて、100gあたり450円で楽しめます。
これが高いのか安いのか?分からないかも知れないので、まずは相場の価格表をご覧ください。
▼有名店のコーヒー豆の値段一覧
店名/商品名 | 値段/100g | 鮮度 | 欠点豆の数 |
丸山珈琲 グアテマラ ロヘール・エデルフォ深煎り |
965円 | ◯ | 少ない |
猿田彦珈琲 ルワンダ ムビュガ ナチュラル |
1,300円 | ◯ | なし |
ミカフェート グアテマラ サン ミゲル農園 |
1,031円 | ◯ | なし |
シーロースターセレクトコーヒー 福袋セット |
450円 | ◯ | なし |
私は上記のお店すべてでコーヒー豆を購入していますが、シーロースターはこれらの有名店と遜色ないクオリティだと感じています。
ただし、このセットは「ギフト対応」をしていないので、大切な方への贈り物には向きません。
ご自宅用に「ちょっ良いコーヒーをお得に飲んでみたい」という方には、非常におすすめ度の高い内容です。
同店の「グアテマラ」は、チェリーを思わせるすっきりとしたフルーティーさと、果実のような旨味が口の中で絶妙に絡み合います。
エチオピアは、持ち味である「華やかでフルーティーな酸味」と豊かな甘みがあります。
ほどよく苦味も感じられるので、酸味のあるコーヒーの中でも非常に「飲みやすい味わい」に仕上がっています。

ルワンダ カリシンビCWS
一番人気コーヒー豆「ルワンダ」は、Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)に選ばれた農園で栽培されています。
一口飲むと、コーヒーの最高峰「ブルーマウンテンNo.1」を彷彿とさせる「透明感のあるクリアな味わい」の中に、深みのあるコクと、舌にじわっと広がる甘味が印象的です。
世界が認める最高品質のスペシャルティコーヒー600gが、1杯あたり45円で楽しめるので、「いつもよりちょっと良いコーヒーを安く飲みたい」方におすすめです。
5:丸山珈琲|約30種類のストレートコーヒーから選べる
価格 | ¥2,805 |
コーヒー豆の量 | 300g |
100g単価 | ¥935 |
1杯単価 | ¥94 |
コーヒー豆の種類 | 12種類の豆から3種類選べる(お任せも可) |
焙煎度合い | 浅煎り・中煎り・深煎りお好みで |
送料 | ¥700〜 |
いつ届く? | 注文メールが届いた日の翌々日に発送 |
風味特性(フレーバー) | 8種類のフレーバーから選べる |
最後に紹介するのは、軽井沢に本店を構える有名なスペシャルティコーヒー専門店「丸山珈琲」。
堀口珈琲より少し後に、スペシャルティコーヒー専門店として創業して以来、日本全国のコーヒーファンに愛されているお店のひとつです。
同店はフルーツのように、その時期でもっとも美味しいストレートコーヒー(シングルオリジン)を取り扱うのが特徴です。
そのため、「同じコーヒー豆をずっと購入し続けたい」という方には向きませんが、いろんなフレーバーを試したい方にはおすすめです。
土居珈琲や、きゃろっとのように注文後の焙煎は行いませんが、豆の管理状態が良いためか鮮度はどれも良好です。
そして、どの銘柄を選んでも「豆本来の個性的な味わい」と「華やかな香り」を感じられるのが特徴です。
公式オンラインストアでは、エクセレント、フローラル、シトラス、ベリー、アフリカ、ハーモニー、ナッツ、チョコレートの8種類から、好きなフレーバーを選べます。
例えば、ナッツをような「香ばしい風味」を選ぶと、季節限定で販売されるホンジュラスや、ブラジルといったシングルオリジンから、好きな銘柄を選べます。
実際にドリップすると、芳ばしい香りとともに、キャラメルのような甘い香りが広がります。
一口飲むと、あらゆる味の要素がバランスよく均一に整っており、多くの人にとって飲みやすい味わいに仕上がっています。
甘みも十分に感じられ、日本中で長年愛されているのも納得の味わいが楽しめます。
丸山珈琲では、常時30種類前後のストレートコーヒーを取り扱っているので、たくさんの銘柄から好みの一品を探したい方におすすめです。
まとめ|こだわりのストレートコーヒーを楽しもう
今回は、おすすめのストレートコーヒー豆を5つ紹介し、ブレンドコーヒーとストレートコーヒーの違いなどを解説してきました。
ストレートコーヒーの魅力は、やはり「豆本来の個性的な味わい」を楽しめることでしょう。
味にこだわる本格派の方には、土居珈琲の人気銘柄セット(100g×2種類 ¥2,376)がおすすめです。
コスパ重視の方には、珈琲きゃろっとの初回限定3種類セット(200g×3種類 ¥2,138)がおすすめです。
▼1000種類以上のコーヒー豆から、本当においしい銘柄を厳選
【2023年版】本当に美味しいコーヒー豆おすすめランキング20選
ストレート・ブレンド問わず、本当においしいコーヒーをお探しの方におすすめの記事です。