コーヒー豆通販レビュー|珈琲倶楽部・田「倶楽部ブレンド」正直な感想
投稿日:2021年2月12日 更新日:
コーヒーブロガー山口です。
(@yamaguchicoffee)
32,400円のブルーマウンテンなど1,000種類以上の通販コーヒー豆を飲む僕が、「珈琲倶楽部・田」において注文数ナンバー1のコーヒー豆「倶楽部ブレンド」を飲んだ正直な感想を述べます。
同じコーヒー豆でも抽出器具によって異なる味が楽しめるため、今回はこちらの器具で飲んでレビューします。
- ペーパードリップ
- フレンチプレス
- ネルドリップ
コーヒー豆通販レビュー|珈琲倶楽部・田「倶楽部ブレンド」
珈琲倶楽部・田のコーヒー豆「倶楽部ブレンド」は、公式ホームページで次のように紹介されています。
実店舗売上No.1の実力豆!
炭火の深みとコクを追求した「倶楽部ブレンド」です。炭火で焙煎した豆の最大の特徴である深みとコクを生かしたブレンド
サントスニブラ(ブラジル)の豆をベースにしっかりとした
「THE SUMIBI」を体感できる味わい。
さっぱりとした和食の後に珈琲の世界に浸りたい、そんな貴方へ
値段・容量
- 単品購入:100g 800円(税込)
- セット購入:70g×3種類1,645円 (税+送料込)
コーヒー豆の状態
珈琲倶楽部・田の倶楽部ブレンドはアフターミックス(各コーヒー豆を別々に焙煎し後でブレンドする手法)が行われているのか、コーヒー豆の色が異なります。また割れたりかけたりしている欠点豆が多く、焦げている箇所もあります。
焦げているコーヒー豆を良豆と一緒にして抽出してしまうと嫌な苦味が出てしまうため、ブラックで飲むなら抽出前に取り除くとネガティブな味の要素を少なくすることができます。
ミルクを加えてカフェオレにして飲むなら焦げが旨味になるため、そのまま抽出して問題ありません。
焙煎度合い
※焙煎度合いについて、こちらで説明しています。
コーヒー豆の種類
ブラジル・コロンビア・他
コーヒー豆の種類ごとの味の違いは、こちらで説明しています。
倶楽部ブレンドを5段階評価
ペーパードリップ、フレンチプレス、ネルドリップで飲む
ペーパードリップ、フレンチプレス、ネルドリップの代表的な器具を3つ厳選し、順番に飲んでゆく。
※ネルフィルターは山形県コフィアの特製フィルターを使用。
ペーパードリップ
倶楽部ブレンドをペーパードリップして飲むと、口当たりは意外と軽く、コクも控えめでスッキリしたコーヒーという印象。
しかし、苦味だけはズシンと舌に重たくのしかかってきて「重量感」があります。
ブラジルコーヒーのキレの良い苦味とコロンビアのまろやかさが重なって、このような味になっているのだと思われます。
ただ、やはり焦げたような苦味が口に残る感じが個人的には気になるので、ペーパードリップをするならミルクを加えてカフェオレにするのがオススメです。
カフェオレにすると多少の焦げは旨みになります。
次はフレンチプレスで抽出して飲んでみます。
フレンチプレス
倶楽部ブレンドをフレンチプレスで飲むと、苦味が控えめになった分、焦げた味も感じにくくなります。
アーモンドのような風味が楽しめますが、若干トゲのある苦い余韻が残ります。カフェオレにすることを前提として作られたブレンドコーヒーなのかも知れません。
最後にネルドリップして飲んでみます。
ネルドリップ
倶楽部ブレンドをネルドリップで飲むと、クルミのような味わいが感じられ、ややクセのあった苦味もかなり控えめになりました。
これまででもっとも飲みやすいコーヒーでしたが、個人的には今回のレビューを通じて、炭火焙煎の難しさを再認識させられました。
まとめ
さて今回は、「コーヒー豆通販レビュー|珈琲倶楽部・田「倶楽部ブレンドの感想」というテーマでした。
今回飲んだ倶楽部ブレンドは、いずれの抽出方法でも苦味が強く、焦げた味わいが余韻に残るためブラックで飲むよりもカフェオレで飲むことをお勧めします。
スターバックスのコーヒー豆を思わせる味わいで好みは分かれそう。このコーヒー豆はスターバックスのコーヒー豆よりも値段が高いことがネックで100g800円は少々高い気がしました。
同じ深煎りコーヒー豆なら、同価格帯の「サルサワブレンド(ロクメイコーヒー)」や、土居珈琲の「バリアラビカ神山」「ブラジルアマレロ」、上質な炭火焙煎コーヒーを手掛ける高島屋珈琲のマンデリンなどを飲みたい。
※リンクをクリックすれば各コーヒー豆のレビューにジャンプします。
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