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コーヒーレビュー

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」を飲んだ正直な感想をレビュー

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

今回は「パオコーヒー(pao coffee)」というお店のコーヒー豆「コロンビア サンアグスティン」を飲んだ正直な感想を述べます。

パオコーヒーは、1985年(昭和62年)の創業以来、「良いコーヒー豆を煎りたてで、少しでも安く」をコンセプトにしているお店です。

コーヒー豆の値段は相場より若干安く、低価格で煎りたてコーヒー豆(粉)をAmazonや楽天、Yahoo!ショッピング、調布市つつじケ丘の実店舗で販売しています。

Googleの評判では「コーヒー不味くはないが、店員の態度が悪い」という口コミが数件見られました。

初心者の方がコーヒー豆のことを尋ねると、冷たい態度をされるようです。

焙煎機は「フジローヤル製の直火を使用」という情報がありますが、正確には不明です。

お店の特徴を簡単に紹介したところで、次はコーヒー豆の情報をチェックしていきます。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラムを掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

パオコーヒー/コロンビア サンアグスティン

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

パオコーヒーのコーヒー豆「コロンビア サンアグスティン」は、公式ホームページで次のように紹介されています。

香りは芳醇でやわらかく、豊かなコクと甘みをもった秀逸の一品。

古代文明跡として有名なサン・アグスティン村には、インディオの顔の石像がいくつもあり考古学的にも世界の不思議のひとつとされています。

じっくりと時間をかけて育てられた貴重なグルメコーヒー“SAN AGUSTIN”をご堪能ください。

引用:パオコーヒー コロンビア サンアグスティン 公式通販ページ(Amazon)

値段は1kg 3,388円(送料480円)

コロンビア サンアグスティンの値段は1kg 3,388円(税込)です。

※100gあたり=339円
※配送料:480円

※100g単位でも買えますが割高です。(410円。送料980円)

1kgで購入した場合、スタバや自家焙煎店の豆と比較して、安いコーヒー豆といえます。

▼有名店のコーヒー豆の値段一覧

商品名 値段/100g 鮮度 欠点豆の数
スターバックス
コロンビア
492円 10%
カルディ
コロンビア
429円 5%
猿田彦珈琲
恵比寿マイルド
800円 なし
丸山珈琲
丸山珈琲のブレンド
710円 なし
パオコーヒー
コロンビア サンアグスティン
339円(最安) ◎(注文後焙煎) なし

※鮮度が良いほど香り高く、風味がある。欠点豆が多いと焦げた味などの悪影響を及ぼす。

関連→スーパーで買える市販のコーヒー豆・粉おすすめランキング15選!飲みやすい商品はこれ

欠点豆なし

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

「コロンビア サンアグスティン」をパッケージから開封して、欠点豆と良豆を選別しました。

割れたり欠けたりしている欠点豆を探しましたが、一粒も見つかりませんでした。

なお、スタバなどのチェーン店だと欠点豆が10〜20%。自家焙煎店はピンキリですが、丸山珈琲や猿田彦珈琲では今回のように、ほとんど入っていないことが多いです。

※欠点豆が多いと、焦げた味、酸っぱい味、カビ臭い、潜在的な健康被害などの悪影響を及ぼす。

関連→コーヒーの欠点豆とは?種類と見分け方、どんな味か実際に飲んでみた

焙煎度合いは深煎り

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

「コロンビア サンアグスティン」は深いコクと苦味が特徴のフルシティロースト(深煎り)。

酸味が少ないので、日本では古くから親しまれている焙煎度合いです。

コーヒー豆をパッケージから開封すると、粒は比較的揃っていて、焼きムラも目立ちません。

関連→深煎りコーヒーおすすめ20選!イタリアの元バリスタが豆の選び方を解説

▼コーヒー豆の詳細情報

  • コーヒー豆の産地:コロンビア ウイラ県サン・アグスティン村
  • 農園の標高:1800m
  • コーヒー豆の品種:アラビカ種(ティピカ)
  • 精製方法: ウォッシュド(水洗式)
  • 豆の等級・グレード:記載なし

ティピカ種のコーヒーは、甘味ときれいな酸味が特徴です。

関連→高品質な味わいで人気のコーヒー品種「ティピカ」とは?特徴や歴史などを徹底解説

関連→アラビカ種とは?有名な16種類の品種の特徴を解説|味や香りが分かる

コロンビア サンアグスティンの感想・レビュー

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」を飲んだ正直な感想をレビューお湯を落とすと、コーヒー粉がドーム状にふわっと大きく膨らみ、豆の鮮度が良いことを示します。

カップに顔を近づけると、ローストナッツのような芳ばしい香りが感じられます。

ひと口飲むと、マイルドな苦味があり、コロンビアらしいまろやかな味わいがあります。

ほどよい苦味と優しい甘みがあります。酸味は少ないので、多くの人にとって飲みやすい味わいかと思います。

後味もすっきりしていて、口に残る嫌な苦味などもありません。

パオコーヒーの豆「コロンビア サンアグスティン」おすすめ?正直な感想

コーヒーの熱が冷めてくると、ナッツのような香ばしい風味が感じられます。

このコーヒーに特に悪い印象はないですが、個人的には深煎りらしいコク、甘み、旨みがもう少し欲しいところでした。

同じ価格帯のコーヒー豆と比較すると、100gあたり356円の「きゃろっと」に軍配が上がります。

関連→珈琲きゃろっとの初回限定セット1980円の感想を正直に述べる

▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)

速い、安価、新鮮が売り。しかし・・・

評価できる点は速いこと、煎りたてが来ること、値段がリーズナブルであることです。

一方、品質に関しては必ずしも満足ではありません。別の生豆専門店の店頭で焙煎してもらったサン・アグステインと直接比較をしてみると香り、コク共にはっきり劣ります。

従って、サン・アグスティンっぽいコーヒーを大量に安価で求めたい方にとっては良いお買い物だと思います。

少し深煎りなのでマイルドな感じ

ペーパードリップ、金属フィルター、フレンチプレス、モカエクスプレスで飲んでみましたが、完全な深煎りではないのでモカエクスプレス以外どれも美味しくいただけました。

僕個人としては、一人目の方のコメントに激しく同意します。

コロンビア サンアグスティンがおすすめな人・おすすめしない人

おすすめな人:サン・アグスティンっぽいコーヒーを大量に安価で買いたい方

おすすめしない人:サン・アグスティンを求める方

パオコーヒーのサン・アグスティンは鮮度がよく、欠点豆も取り除いていて、見た目は素晴らしいです。

値段も安いのであまり多くは求められませんが、1kgで3,388円出すなら、グラム単価は割高になっても別の豆を買う方が満足度は高いと思います。

また、味がやや薄めなので、ミルクを加えてカフェオレにするのには不向きです。

ミルクのコクにコーヒーが負けてしまいます。

関連→カフェオレ向きのコーヒー豆おすすめ5選|スタバ・カルディなど紹介

まとめ(総評)

「パオコーヒー」というお店のコーヒー豆「コロンビア サンアグスティン」を飲んだ正直な感想をレビューしました。

総評すると、鮮度もよく豆の状態も良いです。バランスの取れた味わいで飲みやすいです。

ですが、個人的には甘み、旨味がもう少し欲しいところでした。

同じくらいの値段で大量のコーヒー豆を買うなら、きゃろっとの初回限定セット(600g 2138円。グラム単価356円)がおすすめです。

実際に飲んだレビューはこちらをご覧ください。

関連→珈琲きゃろっとの初回限定セット1980円の感想を正直に述べる

76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】

今まで飲んできた通販コーヒー豆の一部

Amazonや楽天、有名ブランドなどのコーヒー豆76種類をお取り寄せして、実際に飲み比べました。

有名なスタバやカルディをはじめ、丸山珈琲やサザコーヒーなどの人気店の味わいを50段階で数値化し、ランキングの順位を決定しました。

この記事では、酸っぱくないフルーティーなコーヒー豆や、酸味が少なくい飲みやすいコーヒー豆などを中心に紹介しており、100gあたり300円台で買えるコスパの良い商品も取り上げています。

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