通販コーヒー豆のレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回は、実際に飲んだスタバの定番コーヒー豆15種類をランキング形式で紹介します。
比較検証は次の3点について行いました。
・甘みの強さ
・コクの強さ
・香りの良さ(焦げ臭くないか)
豆の選び方も詳しく紹介します。購入の際の参考にしてください。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
目次
- スタバのコーヒー豆の特徴
- スタバのコーヒー豆の選び方
- スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
- 新作コーヒー豆のレビューを時系列で紹介
- スタバ店舗でコーヒー豆の買い方
- スタバではコーヒー豆を無料で挽いてくれる(13段階から選べる)
- スタバで引換券を使う際のおすすめコーヒー豆は?
- プレゼントにおすすめのスタバコーヒー豆は?
- スタバのコーヒー豆はコストコやスーパーでも買える
- スタバのコーヒー豆は鮮度が悪い
- 鮮度が良いスタバの高品質コーヒー豆は「リザーブ店舗」「ロースタリー」で買える
- スタバのコーヒー豆を美味しく入れる方法
- スタバではコーヒー豆の保存容器も買える
- スタバのコーヒー豆が入っている袋はリメイクできる
- スタバのコーヒー豆の歴史
- あわせて読みたい
スタバのコーヒー豆の特徴
高品質な「アラビカ種」を100%使用
コーヒー豆の品種は大きく2つに分けられます。
一つは高品質な「アラビカ種」と呼ばれる品種。
もう一つは缶コーヒーなどに使われる「ロブスタ種」と呼ばれる品種です。
アラビカ種の中にも「ブルボン」「ティピカ」など、200以上の品種がありますが、スタバではアラビカ種を使っていると覚えておけばOKです。
アラビカ種のコーヒーは冷めても不味くならない、味わいが豊かなことが特徴です。
関連記事:アラビカ種とは?有名な16種類の品種の特徴を解説|味や香りが分かる
コーヒー豆は約20種類・値段は1320円〜1960円
スタバでは、「定番コーヒー豆(CORE COFFEE)」と毎月登場する「季節限定コーヒー豆(SEASONAL COFFEE)」あわせて常時20種類ほど取り扱います。
※スターバックスリザーブの豆を除く
値段は1320円〜1960円の間で販売されます。
すべて1袋250g入りで販売されます。
1杯あたり10gのコーヒーを使う場合、1袋で25杯のコーヒーが飲めます。
オンラインストアで購入する場合は送料220円かかります。
5,000円以上の商品を購入すれば送料無料になります。
100g〜量り売りにも対応(値段は529円〜)
スタバのコーヒー豆は100gから10g単位で量り売りに対応しています。
- 100g→購入できる
- 150g→購入できる
- 50g→購入できない
豆100gの買い方は、レジで「ハウスブレンドを100グラムください」を伝えればOKです。
値段は、一番安いハウスブレンドで100gあたり529円です。
なお、100gのコーヒーを買った場合、約10杯飲めます。
パッケージは付かない
量り売りで購入する場合、写真の紙袋で提供されます。
コーヒー豆の袋をリメイクしたい人や、袋をコレクションしている人は250gで購入してください。
スタバのコーヒー豆の選び方
焙煎度合いで選ぶ(スタバは深煎りが基本)
苦味と酸味のバランスは、上の画像の「焙煎度合い」で決まります。
焙煎による味の違い
- 浅煎り→酸味が強い。苦味が少ない。
- 中煎り→酸味と苦味のバランスが良い
- 深煎り→苦味が強い。酸味が少ない。
スタバでは次の3つから焙煎度合いを選べます。
- ブロンドロースト(浅煎り)
- ミディアムロースト(中煎り)
- ダークロースト(深煎り)
1.ブロンドローストは苦味が少ないコーヒーが好きな人向け
苦味が少ないコーヒーが好きならブロンドローストの豆を選びましょう。
代表的な銘柄は「ライトノートブレンド」などが挙げられます。
なお、基本的にスタバのブロンドローストに「フルーティーさ」はありません。
フルーティーなコーヒーは、スタバの高級ブランド「リザーブ店舗」もしくは「ロースタリー」で取り扱います。
関連記事:スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー
2.ミディアムローストはバランスが良いコーヒーが好きな人向け
ミディアムローストは、オーソドックスな味のコーヒーが多いです。
酸味は少ないので、どなたにも飲みやすいかと思います。
代表的な銘柄は「グァテマラ アンティグア」などが挙げられます。
3.ダークローストは酸味が少ないコーヒーが好きな人向け
酸味が少ないコーヒーが好きならダークローストを選びましょう。
コクと苦味が強いのが特徴。
カフェオレやラテなどミルク入りのコーヒーと相性が良いです。
代表的な銘柄は「スマトラ」などが挙げられます。
迷ったら一番人気のコーヒー豆「ハウスブレンド」から試す
スタバで一番人気のコーヒー豆は、ミディアムローストの「ハウスブレンド」です。
毎日飲みやすいコスパの良さ(1320円/250g)と、飲みやすい味が特徴です。
深煎りですがほどよく酸味もあり、味のバランスが良いコーヒーです。
ブラック、カフェオレ両方で楽しめるため日本で1番売れているコーヒー豆です。
自分の好みがわからない人は、まずハウスブレンドから試しても良いでしょう。
妊娠中や授乳中、夜飲むならデカフェコーヒー豆を選ぶ
スタバには、ハウスブレンドのカフェインを99%除去した「ディカフェ ハウスブレンド(1320円/250g)」が用意されています。
昔は深煎りの「ディカフェ コモドドラゴン」などもありましたが、現在は1種類だけです。
なお、通常のコーヒーはカフェイン含有量が189mg(Tall/350mlの場合)ですが、デカフェのハウスブレンド豆なら15mgに減少します。
妊娠中や授乳中の方や、夜飲むならデカフェハウスブレンドを選ぶと良いでしょう。
スタバのデカフェはコーヒーの味が強い
昔のデカフェコーヒーは、ケミカルな方法でカフェインを取り除いていたため風味が損なわれているものが一般的でした。
スタバのデカフェは水と二酸化炭素だけでカフェインを99%除去していて、コーヒーの味がしっかりと感じられます。
関連記事:カフェインレスコーヒー・デカフェおすすめ人気ランキング20選【管理栄養士監修】
豆の産地で選ぶ
コーヒーの味は産地によって、それぞれ特徴があります。
中南米(ラテンアメリカ)
ブラジルやコロンビア、グァテマラなどの中南米(ラテンアメリカ)は苦味と酸味のバランスが良く、飲みやすいものが多いです。
ブラジルは中庸的な味でコロンビアはマイルドな苦味、グァテマラは透明感のある味が特徴です。
どれか迷ったら、飲みやすい中南米のコーヒーをおすすめします。
アジア(インドネシア)
スマトラを生産する「インドネシア」は、スパイスのような風味とコクのある味が特徴です。
カフェオレなど、ミルクを使ったコーヒーと相性が良いです。
アフリカ
エチオピアやケニアなどのアフリカ産コーヒーは柑橘系の酸味が特徴です。
後味が爽やかなので、ブラックコーヒーが好きな人におすすめです。
関連記事:【一覧表あり】コーヒー豆の産地ごとの特徴を知って好みの種類を見つけよう!
スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
実際に飲んだ15商品をランキング形式で紹介します。
次の3項目の獲得ポイント数で順位付けします。(最高15点)
・甘みの強さ
・コクの強さ
・香りの良さ(焦げ臭くないか)
同点の場合は飲みやすさとコスパも考慮して順位付けします。
商品画像 | 味わい (タップで拡大) |
商品名(タップして レビューを見る) |
値段 100g単価 |
合計点数 特徴 |
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1位.グアテマラ アンティグア |
1540円 616円 |
8.1点 味のバランスが良い。透明感のある味 |
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2位.東京 ロースト |
1440円 576円 |
7.3点 味のバランス、鮮度が良い |
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3位.サイレン ブレンド |
1440円 576円 |
7.0点 香りが良い。味のバランスが良い |
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4位.スマトラ | 1540円 616円 |
6.9点 カフェオレにおすすめ |
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5位.ハウス ブレンド |
1,320円 528円 |
6.8点 味のバランスが良い |
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6位.エスプレッソ ロースト |
1440円 576円 |
6.8点 キレの良い苦味 |
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7位.パイクプレイス ロースト |
1,320円 576円 |
5.9点 ナッツの風味 |
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8位.コモド ドラゴン |
1440円 576円 |
5.3点 苦味に特化 |
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9位.ライトノート ブレンド |
1,320円 576円 |
5.2点 スモーキーさが控えめ |
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10位.エチオピア | 1,540円 616円 |
4.9点 普通。フルーティーさは一切ない |
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11位.ブレック ファーストブレンド |
1,320円 528円 |
4.3点 酸味が強い |
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12位.コロンビア | 1440円 576円 |
4.3点 鋭い苦みと強い酸味 |
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13位.ケニア | 1,540円 616円 |
3.6点 かなり酸味が強い |
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14位.カフェ ベロナ |
1440円 576円 |
3.2点 突出したスモーキーな苦味 |
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15位.フレンチ ロースト |
1,320円 528円 |
2.9点 炭のような味 |
1位.グアテマラ アンティグア
価格 | 1,540円/250g |
100g単価 | 616円 |
豆の産地 | グアテマラ |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
第1位は、100年の歴史を誇るアンティグア地方の農園で栽培されたコーヒーです。
グァテマラは国をあげてコーヒー産業に力を入れており、多額の設備投資をして高品質なコーヒーを作っています。
中でもアンティグア地方のコーヒーは品質が高いことで知られ、世界的にも高く評価されています。
ペーパードリップすると、キャラメルのような甘い香ばしさが漂います。
実際に飲むと、透明感のあるすっきりした味で、スタバ特有のスモーキー感が少ないです。
優しい苦味と程よい酸味のバランスが良く、洗練された味わいです。
一般的なブレンドコーヒーと同じくらい飲みやすく、クセがない「万人受けする商品」です。
後味もスッキリとキレが良く、スタバの中で最高品質のコーヒー豆です。
詳しくはスタバのコーヒー豆「グアテマラ・アンティグア」の感想を正直にレビューをご覧ください。
2位.東京ロースト
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | コロンビア、インドネシア |
精製 | ウォッシュド(水洗式)、セミウォッシュド(スマトラ式) |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
スターバックスリザーブロースタリー東京の誕生とともに生まれた新しいブレンドコーヒーです。
深みのあるインドネシア産の豆と中南米産の豆を合わせ、複雑な味わいを目指した商品です。
通常のスタバ店舗で販売される豆で唯一、国内焙煎されているため鮮度が高いことが特徴です。
特有のスモーキーな風味が控えめで、苦味と酸味のバランスがよく飲みやすいです。
すっきりした味なので、ブラックで飲むのがおすすめです。
詳しくはスタバのコーヒー豆「東京ロースト」の感想を正直にレビューをご覧ください。
3位.サイレンブレンド
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | ケニア、コスタリカ、その他 |
精製 | ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスミディアムロースト |
サイレンブレンドは、2021年7月14日(水)より全国の店舗で発売された新商品です。
ココアやシトラスの風味を表現し、水出しアイスコーヒーやエスプレッソにも合うようにローストされています。
ペーパードリップすると、カップからキャラメルのような香りが漂います。
実際に飲むと、カカオのようなほろ苦さとやや強めの酸味が口に広がります。
ドトールのブレンドのような一般的な中煎りコーヒーに近い味で、万人受けするタイプです。
わりとしっかりした酸味がありますが、マイルドで酸っぱさはないです。
後味のキレの悪さを除けば、スタバのブレンドの中ではトップクラスのクオリティ。
カカオ感とほどよい爽やかさのバランスが整っています。
関連記事:【スタバのコーヒー豆】サイレンブレンドの感想を正直に述べる
4位.スマトラ
価格 | 1,540円/250g |
100g単価 | 616円 |
豆の産地 | インドネシア |
精製 | スマトラ式(半水洗式) |
焙煎度合い | スターバックス ダークロースト |
一般的なフレンチローストに相当する深煎りのスマトラ。
インドネシアの豆だけを使っていて、シナモンやハーブのような豊かな風味を目指したコーヒーです。
実際に飲むと、ハーブやシナモンのような風味はかなり控えめで、スタバ特有の強いビターな味があります。
酸味はグッと抑えられていて、ガツンとくる苦味がメインの味なので、ミルクとの相性が良いです。
また、チョコレート系のスイーツやケーキとも相性が良いです。
さらに、スマトラはアイスコーヒーにも向いています。味が強いので氷が溶けても苦味がしっかり感じられます。
詳しくはスタバのコーヒー豆「スマトラ」の感想を正直にレビューをご覧ください。
5位.ハウスブレンド
価格 | 1,320円/250g |
100g単価 | 528円 |
豆の産地 | ラテンアメリカ |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
スターバックスの創業当初から販売されているコーヒー豆で、ナッツのような風味を表現した商品です。
毎日飲んでも飽きない味と、デイリーコーヒーとして購入しやすいコスパの良さが特徴です。
ドリップすると、ナッツやキャラメルのような香りが感じられます。
やや苦味が前面に出ていますが、全体的にバランスの良い味で万人受けする味です。
スタバのコーヒー豆の中でも安価なので、 コスパ重視の人に一番おすすめのコーヒー豆です。
詳しくはスタバのコーヒー豆「ハウスブレンド」の感想を正直にレビューをご覧ください。
6位.エスプレッソロースト
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | インドネシア、コスタリカ |
精製 | ウォッシュド(水洗式)、セミウォッシュド(半水洗式) |
焙煎度合い | スターバックス ダークロースト |
エスプレッソローストは、力強い味とキャラメルのような甘みを目指した商品です。
スターバックスラテ、キャラメルマキアートなど全てのエスプレッソドリンクに使われるコーヒー豆です。
実際に飲むと多少焦げたような苦味があるものの後味がすっきりしていて飲みやすいです。
ブラックでも飲めますが、ミルクを入れた方が断然飲みやすくおいしいです。
詳しくはスタバのコーヒー豆「エスプレッソロースト」の感想を正直にレビューをご覧ください。
7位.パイクプレイスロースト
価格 | 1,320円/250g |
100g単価 | 528円 |
豆の産地 | コロンビア、ブラジル |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
スターバックス発祥の地名を冠した、お店を代表するコーヒーです。
飲みやすさを重視し、 飲み飽きない美味しさを味わえるように作られています。
苦味が強く、甘味とコクは控えめですが、ナッツやアーモンドのような風味が豊かです。
苦い味を重視するならパイクプレイスロースト、甘さ・飲みやすさ重視なら同じ値段のハウスブレンドを選ぶと良いでしょう。
詳しくはスタバのコーヒー豆「パイクプレイスロースト」の感想を正直にレビューをご覧ください。
8位.コモドドラゴン
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | インドネシア、パプワニューギニア |
精製 | ウォッシュド、セミウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ダークロースト |
インドネシアとパプアニューギニアの豆をブレンドして、大地のような風味を表現した商品です。
スコーンやパウンドケーキとのフードペアリングを重視して作られていて、強い苦味が特徴です。
ドリップすると、ローストナッツのような香ばしさが漂います。
苦味に特化したコーヒーなので、人によっては飲みにくいと感じそうです。
ミルクやアーモンドミルクと合わせると非常に飲みやすくなります。
詳しくはスタバのコーヒー豆「コモドドラゴン」の感想を正直にレビューをご覧ください。
9位.ライトノートブレンド
価格 | 1,320円/250g |
100g単価 | 528円 |
豆の産地 | コロンビア、ブラジル |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ブロンドロースト |
「ライトノートブレンド」という商品名の通り、軽やかな味が特徴です。
焦げたような苦味が舌に刺さる感じがあり、その後に酸味が追随します。
やや飲みにくさはあるものの、スモーキーさが控えめで万人受けするタイプの商品です。
詳しくはスタバのコーヒー豆「ライトノートブレンド」の感想を正直にレビューをご覧ください。
10位.エチオピア
価格 | 1,540円/250g |
100g単価 | 616円 |
豆の産地 | エチオピア |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
フルーティーなコーヒーの代表ともいえる、エチオピアの「シダモ産」と「リム産」の豆をブレンドした商品です。
ビターチョコレートのようなコクと胡椒のようなスパイス感、柑橘系の風味を表現しています。
公式サイトではミディアムローストと記されていますが、実際はフレンチローストに相当する深煎りで、エチオピア特有の華やかさが見事にかき消されている印象でした。
詳しくはスタバのコーヒー豆「エチオピア」の感想を正直にレビューをご覧ください。
11位.ブレックファーストブレンド
価格 | 1,320円/250g |
100g単価 | 528円 |
豆の産地 | コロンビア |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
スタバのトップバリスタであるブラックエプロンの頂点「コーヒーアンバサダー」が推薦する商品です。
1日の始まりに飲んで欲しいという思いが込められていて、飲みやすさに定評のあるコロンビア産の豆をブレンドしています。
酸味が強く、コク深さに欠ける印象です。
しかし、スモーキーさは少ないのでスタバで爽やかなコーヒーを買いたい人は第一候補になるでしょう。
詳しくはスタバのコーヒー豆「ブレックファーストブレンド」の感想を正直にレビューをご覧ください。
12位.コロンビア
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | コロンビア |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
コロンビアは、ジューシーな酸味とナッツのような風味を目指した商品です。
実際は、鋭い苦みと強い酸味、雑味が複雑に絡み合っています。
焦げたトーストのような苦味があるので、人によっては飲みにくいと感じる可能性があります。
一般的なコロンビアコーヒーのような万人受けするタイプではありません。
詳しくはスタバのコーヒー豆「コロンビア」の感想を正直にレビューをご覧ください。
13位.ケニア
価格 | 1,540円/250g |
100g単価 | 616円 |
豆の産地 | ケニア |
精製 | ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
刺激的でエキゾチックな風味を目指して作られたケニア。
スタバのコーヒーの中でも非常に酸味が強く、どっしりとした苦味もありグレープフルーツのような味わいです。
詳しくはスタバのコーヒー豆「ケニア」の感想を正直にレビューをご覧ください。
14位.カフェベロナ
価格 | 1,440円/250g |
100g単価 | 576円 |
豆の産地 | インドネシア、ラテンアメリカ |
精製 | セミウォッシュド(スマトラ式)、ウォッシュド(水洗式)、 |
焙煎度合い | スターバックスダークロースト |
カフェベロナは、深い味わいとコクのある「ココアのような味」をイメージして作られたブレンドコーヒーです。
突出したスモーキーな苦味が印象的で、好みは分かれる味わいという印象です。
ネットでも「ローストがきつい」「苦みオンリー。超神水かと思った」などの口コミも見られますが、チョコレートケーキなど濃厚で味の濃いスイーツとの相性は本当に良いです。
デザートの甘みをコーヒーが流してくれてさっぱりします。
詳しくはスタバのコーヒー豆「カフェベロナ」を飲んだ感想を正直に述べるをご覧ください。
15位.フレンチロースト
価格 | 1,320円/250g |
100g単価 | 528円 |
豆の産地 | ブラジル、コロンビア、他 |
品種 | アラビカ種 |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | スターバックスダークロースト |
もっとも深く焙煎された「フレンチロースト」。
一般的には「イタリアンロースト」の方が焙煎レベルが上ですが、スターバックスではフレンチが最強です。
意外に思われるかもしれませんが、全国のスターバックスで首位争いをする売れ筋商品です。
実際に飲むと炭のような味がします。
チャコールコーヒーが好きな人に良いかもしれません。
好みがはっきりと分かれそうな味ですが、ミルクを入れると苦さが和らいで飲みやすくなります。
詳しくはスタバのコーヒー豆【フレンチロースト】の感想を正直にレビューをご覧ください。
新作コーヒー豆のレビューを時系列で紹介
期間や数量を限定して発売されるコーヒー豆を時系列で紹介します。
2022年12月26日発売:グアテマラ カシ シエロ2023
価格 | 1960円/250g |
100g単価 | 784円 |
豆の産地 | グァテマラ |
精製 | ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックス ミディアムロースト |
フローラルの香りやレモン、カカオニブを思わせる風味を目指して焙煎した「グアテマラ カシ シエロ」。
毎年登場する、スタバで人気のシングルオリジンです。
香りの強さ
シナモンやハーブを思わせる香りが感じられます。
スタバ特有のスモーキーな香りは控えめです。
甘み、コクの深さ(ボディの強さ)
フルボディのワインのようなコクがあります。
キャラメルのような甘みをほんのりと感じられます。
苦味、酸味のバランス
カカオのような苦味があり、酸味は控えめです。
苦味のキレが良く、しつこさをあまり感じません。
総評
野生的な風味が印象的なグァテマラです。
フルーティーさはほとんどなく、どっしりとした深煎りコーヒーという印象です。
ブラック、カフェオレどちらとも相性が良いです。
合計点数8.6ポイント。
1位のグァテマラ アンティグア(合計点数8.1ポイント)より美味しいと個人的には感じました。
2022年12月26日発売:スターバックス エルサルバドル アウアチャパン
価格 | 1780円/250g |
100g単価 | 712円 |
豆の産地 | エルサルバドル |
精製 | ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスブロンドロースト |
甘みのあるカシューナッツやシトラスを思わせる風味を目指した「エルサルバドル アウアチャパン」。
エルサルバドルの最西端にある「アウアチャパン」で栽培されたシングルオリジンです。
香りの強さ
チェリーのようなフルーティーな香りがほんのり感じられます。
スタバ特有のスモーキーな香りは控えめです。
甘み、コクの深さ(ボディの強さ)
フルボディのコクがあります。
甘みも多少ありますが、苦味の方が勝っていて相対的に控えめに感じられます。
苦味、酸味のバランス
どっしりとした苦味がありますが、後味はすっきりしていて、口にしつこさが残りにくいです。
酸味は少ないので、オーソドックスなコーヒーが好きな人に向いています。
総評
スタバのコーヒー豆の中では後味がすっきりしていて飲みやすく、ブラック・カフェオレどちらでも楽しめます。
定番コーヒー豆にはない華やかさがあります。
合計点数8.9ポイント。
1位のグァテマラ アンティグア(合計点数8.1ポイント)より美味しいと個人的には感じました。
クリスマスブレンド
価格 | 1780円/250g |
100g単価 | 712円 |
豆の産地 | コロンビア、インドネシア |
精製 | ウォッシュド(水洗式)、スマトラ式(半水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスダークロースト |
ハーブやスパイスを思わせる風味とほのかな甘みを目指した「クリスマスブレンド」。
中南米産のコーヒー豆と、インドネシア産の「エイジドスマトラコーヒー」をブレンドしていて、チョコレートのようななめらかな口あたりを表現しています。
ペーパードリップして飲むと、スタバのコーヒーならではの濃い味(スモーキーな味)が控えめで意外にも飲みやすいです。
苦味は控えめで、ほどよく酸味があり、バランスの取れた味わいが感じられます。
販売期間は例年11月1日〜12月25日までです。
関連記事:スタバのコーヒー豆【クリスマスブレンド】の感想を正直にレビュー
クリスマス ブロンドロースト
価格 | 1780円/250g |
100g単価 | 712円 |
豆の産地 | エチオピア、インドネシア、他 |
精製 | ナチュラル(乾燥式)、セミウォッシュド(半水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスブロンドロースト |
穏やかなローストで仕上げた、明るい味わいの「クリスマス ブロンドロースト」。
エチオピア、インドネシアなどのコーヒー豆を使って、コクのある味と華やかなフレーバーを表現しています。
ペーパードリップして飲むと、ツンと刺さるようなシャープな苦味が感じられますが、チェリーのようなフルーティーな風味もあります。
コクが控えめで、非常にすっきりした味わい。
どちらかというと酸味がメインの味わいですが、酸っぱいと感じることはありません。
スタバのコーヒー豆の中でもあっさりしていた飲みやすく、スタバ特有のスモーキーさも抑えられています。
販売期間は例年11月1日〜12月25日までです。
関連記事:スタバのコーヒー豆「クリスマスブロンドロースト」の感想を正直にレビュー
オータムブレンド
価格 | 1650円/250g |
100g単価 | 660円 |
豆の産地 | インドネシア、グアテマラ |
精製 | セミウォッシュド(半水洗式)、ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスダークロースト |
「オータムブレンド」は、インドネシアやグアテマラなどの豆をブレンドし、コクのある味とハーブのような風味を表現しています。
実際に飲むと、意外にもあっさりした味わいで酸味も感じられます。
焦げたような風味がありますが、キレが良いので嫌味がそこまで残りません。
甘みやコクは控えめです。
詳しくはスタバのコーヒー豆【オータムブレンド】の感想を正直にレビューをご覧ください。
販売期間は例年9月〜10月末までです。
スターバックス タンザニアルブマ
価格 | 1750円/250g |
100g単価 | 700円 |
豆の産地 | タンザニア |
精製 | ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | スターバックスミディアムロースト |
シングルオリジンシリーズの「タンザニア ルブマ」。
チョコレートやモルトのような甘みを目指して焙煎されています。
実際に飲むと、苦味と酸味のバランスが良くオーソドックスな味です。
タンザニア(キリマンジャロ)らしい透明感のあるクリアな味で、嫌味が少ないです。
ちょっと酸味があり、後味が爽やかなコーヒーが好きな人におすすめです。
※パッケージや公式ページには「ミディアムロースト」と記載がありますが、実際はフルシティローストに相当する深煎りです。
関連記事:【スタバのコーヒー豆】タンザニアルブマの感想を正直に述べる
アニバーサリーブレンド
価格 | 1650円/250g |
100g単価 | 660円 |
豆の産地 | インドネシア、パプアニューギニア |
精製 | セミウォッシュド、ウォッシュド |
焙煎度合い | SEASONAL FAVORITES |
アニバーサリーブレンドは、コモドドラゴンと同じくインドネシア、パプアニューギニアの豆をあわせた商品です。
スタバの創業を記念して作られたコーヒーで、深いコクとスパイシーな風味、複雑で力強い味を表現しています。
実際に飲むと、柔らかい苦味と焦げたトーストのような苦味が入り混じっていて、かすかな甘みも重なっています。
苦味が中心の味ですが、全体的にバランスが良く 万人受けするタイプのコーヒーです。
販売期間は例年9月〜11月頃です。
詳しくはスタバのコーヒー豆【アニバーサリーブレンド】の感想を正直にレビューをご覧ください。
サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ
価格 | 3,672円/250g |
100g単価 | 1,469円 |
豆の産地 | エチオピア |
精製 | ナチュラル |
焙煎度合い | SEASONAL FAVORITES |
定番商品の「エチオピア」とは異なる製法で作られた「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」。
甘みが強くなり、豆本来の香りが際立つ「ナチュラル(サンドライド)」という加工法で作られています。
イルガチェフェの特徴的なオレンジのような香りと、華やかな風味が漂います。
実際に飲むと、スモーキーなフレーバーもありますが、エチオピアらしい柑橘系のフレーバーが強く感じられます。
日本の自家焙煎店で買える深煎りのイルガチェフェに近い味で、フルーティーな浅煎りコーヒーが好きな人にもおすすめです。
詳しくはスタバのコーヒー豆「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の正直な感想をご覧ください。
カティカティブレンド
価格 | 1650円/250g |
100g単価 | 660円 |
豆の産地 | エチオピア、ケニア |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | SEASONAL FAVORITES |
カティカティブレンドは、アフリカの豆をあわせた季節限定のコーヒー豆です。
さわやかでフルーティーな味わいを目指し、華やかなエチオピアと柑橘系の風味を持つケニアの豆を使っています。
実際に飲むと、マイルドな甘酸っぱさと、ほのかな苦味のバランスが整っていて飲みやすいです。
スモーキーな風味も控えめで、水出しアイスコーヒー(コールドブリュー)にも向いています。
カティカティブレンドの販売期間は、例年5月〜8月頃のサマーシーズン期間中です。
詳しくはスタバのコーヒー豆「カティカティブレンド」の感想を正直にレビューをご覧ください。
グラビタスブレンド
価格 | 1,620円/100g |
販売場所 | ロースタリー東京の店舗限定で販売 |
豆の産地 | エチオピア、ホンジュラス、メキシコ |
精製 | 記載なし |
焙煎度合い | SEASONAL FAVORITES |
グラビタスブレンドは毎年、スタバの開発チームがその時期の飲みごろのシングルオリジンをベースに創り出すブレンドです。
リザーブブランドの最高級豆だけを使った、スタバで最も贅沢なブレンドコーヒーです。
オンラインストアでは販売されず、ロースタリー東京でのみ販売しています。
ペーパードリップすると、シナモンやハーブのような、スパイス感が漂います。
実際に飲むと、ビターチョコレートのような甘みが感じられ、重量感のある味です。
後味がすっきりしていて苦味のキレが良く、ブルーマウンテンを彷彿とさせる「透明感のあるクリアな味」が印象的です。
スタバ特有の「スモーキーさ」が少なく、どなたにも飲みやすい最高峰の商品です。
詳しくはスタバの高級コーヒー豆「グラビタスブレンド2022」正直な感想を述べるをご覧ください。
ウイスキーバレルエイジドコーヒー
価格 | 1,620円/100g |
販売場所 | ロースタリー東京の店舗限定で販売 |
豆の産地 | グァテマラ |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | SEASONAL FAVORITES |
ウイスキーバレルエイジドコーヒーは、 スターバックスリザーブロースタリー東京の店舗限定で通年販売されています。
サントリーのウイスキーと、グァテマラのスペシャルティコーヒーを使った商品です。
豆の品質(欠点豆の少なさ)はグラビタスブレンドよりも高く、スタバで最高レベルの品質です。
ペーパードリップすると、酔っ払ってしまいそうなほどの強いウイスキーの香りが漂います。
実際に飲むと、ウイスキーの味とコーヒーの味が口の中で複雑に絡みあい、奥行きを感じます。
コーヒーをごくんと飲み込むと、ウイスキーの甘い風味が鼻腔を抜け、口の中にもウイスキーの甘い余韻が残ります。
スタバ特有の力強い味とスモーキーな味とウイスキーが絶妙にマッチしています。
変化球的な商品ですが、スターバックスが誇る最高傑作の一つでしょう。
(一時期は完売して入手できなくなりました)
詳しくはスタバの高級コーヒー豆「ウイスキーバレルエイジドコーヒー」正直な感想を述べるをご覧ください。
スタバ店舗でコーヒー豆の買い方
店頭レジで購入
店内のショーケースに陳列されているコーヒー豆から、好きな商品を手に取ってレジに持っていけばOK。
すべて豆のままで売っているので挽く場合はレジで「挽いてください」と伝えれば良いです。
100グラム以上の量り売りで購入する場合、 購入する豆をレジに持っていき「これを100gください」と伝えれば良いです。
自分の好みがわからない人や、どの豆を買えば良いかわからない人は店員さんに相談して決めることもできます。
ドライブスルーで購入
スタバのコーヒー豆はドライブスルーでも購入できます。
ドライブスルーレーンを進み、マイクに向かって欲しいコーヒー豆の商品名を伝えればOKです。
量り売りや挽き売りも対応しています。
ただし、ドリンクやフードのようにメニューボードにはコーヒー豆が表示されないため、事前にどれを買うか決めておくと注文がスムーズに進み、行列ができません。
ゆっくり選びたい人は店内で選ぶことをおすすめします。
オンラインストアで購入
コーヒー豆はオンラインストアでも購入できます。
送料は220円。5,000円以上の商品を購入すれば送料無料になります。
オンラインストアでは基本的に「豆の状態(Whole Bean 250g)」での購入となります。
粉の状態では販売されていません。
粉も用意されている商品は「ハウスブレンド」と「パイクプレイスロースト」だけです。
スタバではコーヒー豆を無料で挽いてくれる(13段階から選べる)
店舗ではコーヒーを次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粉:ペーパードリップ用
- 粉:ネルドリップ用
- 粉:エスプレッソ用
- 粉:コーヒープレス用
- 粉:マキネッタ用
コーヒー豆、粉も同じ値段です。豆を挽くのに料金はかかりません。
上記のように器具ごとに指定できますが、スタバでは豆の挽き具合を1〜13番までの段階から選ぶこともできます。
1番は極細挽き、13番が粗挽きです。
こだわりの挽き方がある人は番号で指定すると良いでしょう。
ちなみに、お店で提供しているドリップコーヒーは10番(粗め)で挽いていますが、HARIOなど家庭用のペーパーフィルター用なら7番が適しています。
ただし使うドリッパーのメーカーや、ドリッパーのサイズによっても挽き方が異なります。
店員さんに「HARIOの2杯用ドリッパーを使っている」などと伝えれば適したメッシュサイズに挽いてくれます。
なお、スタバではギフト・プレゼントでもらった豆も持ち込めば無料で挽いてくれます。(スタバの豆に限る)
また、オンラインストアなどで間違えて「豆」を買ってしまった場合も、無料で後日挽いてもらうことが可能です。
スタバで引換券を使う際のおすすめコーヒー豆は?
コーヒー豆引き換えチケットを使う場合
飲みやすさ、香り高さを重視するなら「グアテマラ アンティグア」。
ミルクと相性が良いカフェオレ用の豆なら「スマトラ」がおすすめです。
コーヒー豆引き換えチケットとは
福袋に入っているコーヒー豆引き換えチケット。
赤い部分のバーコードを店員さんに提示すれば好きなコーヒー豆250gと引き換えられるというもの。
季節限定で販売されているブレンドや、シングルオリジンとは引き換えできません。
定番コーヒー豆から選ぶ必要があります。
リワードチケット
700円分の商品と交換できる「リワードチケット」は、すべてのコーヒー豆と引き換え可能です。
おすすめ商品は、毎月登場する季節限定のブレンドやシングルオリジンです。
100グラムの「量り売り」で購入すれば、季節限定のコーヒー豆やシングルオリジンでも700円前後なので、リワードチケットを上限金額700円をほぼ使い切ることができます。
ちなみに、スターバックスリザーブやロースタリー東京で販売される「高級コーヒー豆」も、リワードチケットと引換可能です。
関連記事:【スターバックスリワード】スタバのポイント制度「Starbucks Rewards」でスターを貯めて特典をもらおう!
プレゼントにおすすめのスタバコーヒー豆は?
飲みやすさ重視なら「グァテマラ アンティグア」
万人受けする「飲みやすさ」を重視するなら、グアテマラ アンティグアがおすすめです。
珍しいコーヒー豆をプレゼントするなら、ロースタリー東京限定で販売されている「ウイスキーバレルエイジド コーヒー」がおすすめです。
関連記事:スタバのコーヒー豆「ウイスキーバレルエイジドコーヒー」の感想を正直にレビュー
ギフト用のラッピングにも対応
スタバでは、コーヒー豆のギフトラッピングにも対応しています。
店舗ならサイズ別で3種類のコットンバックから選べます。
値段はSサイズ250円、Mサイズ350円、Lサイズ500円です。
オンラインストアのコットンバックは一律500円です。
バッグのほかに、メッセージを書き込めるペーパーカップ型のタグが無料で付属します。
スタバのギフトバッグはコーヒー豆だけ入れるには大きい
スタバのギフトバッグは、コーヒー豆だけを入れるにはサイズが大きすぎてスペースが余ります。
コーヒー豆の他に、タンブラーやマグカップなどのグッズも一緒に入れることをおすすめします。
スタバのコーヒー豆はコストコやスーパーでも買える
ハウスブレンドやパイクプレイスローストなどの一部商品は、全国のスーパーマーケットやコストコ、Amazonでも購入できます。
肝心の味ですが、結論から言うと店頭品と大差ないので、コスパ重視なら店舗以外で買った方がお得です。
使っている豆は店頭品と同じ、高品質の「アラビカ種」です。
店頭品との違いは「焙煎元」です。
スーパーマーケットやコストコのコーヒー豆は、「ハマヤ」という会社が焙煎しています。
ハマヤは、スタバと同じシアトル生まれの「シアトルズベストコーヒー」を運営している会社です。
実際に両者を飲み比べましたが、大きな違いはないです。
安くておいしいカフェオレ用のコーヒー豆を買うなら、コストコやAmazonで購入するのがおすすめです。
スタバのコーヒー豆は鮮度が悪い
焙煎日から1ヶ月以上は経過している
▲お湯を注いでも粉が膨らまない。鮮度が低下しているサイン。
スタバのコーヒー豆は「鮮度が悪い」と言われますが、本当なのでしょうか?
スタバのコーヒー豆は、アメリカで焙煎したものを約1ヶ月かけて日本へ船便で輸送しているため、最低でも焙煎してから1ヵ月は経過しています。
なお、中目黒の焙煎所兼カフェ「スターバックスリザーブロースタリー東京」がオープンした現在も、ほとんどのコーヒー豆をアメリカから船便で輸送しています。
もし、スタバで新鮮なコーヒー豆を購入するなら、スターバックスリザーブロースタリー東京に行って「焙煎したばかりのコーヒー豆はありますか?」と尋ねましょう。
「グラビタスブレンド」など、焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆を提供してくれます。
関連記事:スタバのコーヒー豆「グラビタスブレンド2022」の感想を正直にレビュー
賞味期限が切れても飲める
スタバのコーヒー豆に限らず、常温で置いておいて賞味期限が切れたコーヒー豆も飲めます。
コーヒー豆は基本的に放置しておいても腐ることがなく、「酸敗(さんぱい)」という状態になります。
これは、コーヒー豆に含まれる15%程度の油脂分(コーヒーオイル)が酸化して、味が劣化した状態を指します。
放置しておいたコーヒー豆でも、味が落ちるだけで飲用には問題ありません。
コーヒーの鮮度をキープする効率的な方法は?
スタバのコーヒー豆に限らず、鮮度をキープする方法として冷蔵庫や冷凍庫での保存方法もあります。
結論として「常温保存」がベターです。
本当はコーヒー豆を小分けにして冷凍保存するのが一番鮮度をキープできる方法です。
しかし、冷凍庫を頻繁に開閉するとコーヒー豆が結露し、逆に常温保存よりも味を劣化させるリスクがあります。
そのため、コーヒー豆は常温保存するのが鮮度を維持する上で一番無難です。
関連記事:コーヒー豆の冷凍におすすめの保存容器はこれ|解凍は必要なし
鮮度が良いスタバの高品質コーヒー豆は「リザーブ店舗」「ロースタリー」で買える
先ほども軽く触れましたが、スターバックスリザーブ店舗では、通常店舗で取り扱いがない「浅煎りのシングルオリジン」などが用意されています。
また、 ロースタリー東京では「グラビタスブレンド」など、素材にこだわった新鮮な豆(焙煎後3日など)が購入できます。
スタバのコーヒー豆を美味しく入れる方法
スタバのコーヒー豆を使って美味しく淹れる方法を紹介します。
レシピ
- 計量スプーン1杯分の豆を用意
- 中挽き(あっさり) or 中細挽きにする(濃い)
- ドリッパー内部の粉を揺すって平らにする(お湯の流れを均一にするため)
- 蒸らし1分、抽出1分、合計2分で150mlを抽出
- 完成
必ず用意したい道具は白いペーパーフィルターと茶漉しです。
白いペーパーフィルターを使う理由
白いフィルターを使う理由は、紙の匂いがコーヒーに付着しないためです。
(茶色いフィルターは紙の匂いが移ります。)
微粉を取り除くことで飲みやすくなる
どんなに高性能なグラインダーやミルを使っても必ず「コーヒーの微粉」が出ます。
微粉は刺さるような苦味や渋味など「雑味」の原因です。
スタバのコーヒー豆は苦味が強い商品が多いので、微粉を取り除くことで本当に飲みやすくなります。
中挽きにしたコーヒー粉を茶漉しでふるいにかければ、雑味の元となる「微粉」だけを取り除くことができます。
スタバのコーヒーを抽出する時は85℃前後のお湯がおすすめ
スタバのコーヒー豆は苦味が強いものが多いです。
実は、コーヒーを淹れるときにお湯の温度が高いと苦味が強くなります。
逆に、お湯の温度が低いと苦味を抑えることができます。
スタバのコーヒー豆を飲みやすくするなら、85℃前後のお湯を使うのがおすすめです。
お湯の温度を85℃前後まで一気に下げる方法
沸騰させたお湯を水通ししたコーヒーポットに移せば一気に85℃前後まで下がります。
スタバのコーヒーをドリップする時は「時間を計る」のがおすすめ
スタバのコーヒーをドリップする時は、時間を計ると味がブレないで安定します。
(ドリップに時間をかけすぎると過抽出になり、渋味やエグ味が増します)
もし、出来上がったコーヒーが苦かったり濃い場合は、コーヒーにお湯を加えてアメリカーノ風にすると良いです。
なお、コーヒー抽出の手順は次の動画も参考になります。
この「スリーフォードリッパー」の場合、腕を回す必要がありません。
一定の量でお湯を注ぐだけなので、簡単に味を安定させることができます。
スタバではコーヒー豆の保存容器も買える
スタバでは、コーヒー豆を保存する容器(キャニスター)も購入できます。
商品名:リユーザブルコーヒービーンバッグSオータムブレンド | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 9.3x6.0x20.0cm |
材質 | クラフト紙、EVA樹脂、磁石 |
スタバのコーヒー豆を量売りで購入する際に利用できる豆袋です。
PEVAという素材をバッグ内側に使っていて、汚れたときはよく絞った布で軽くふき取ることで、繰り返し利用できます。
最大300gの挽いていないコーヒー豆が収納できます。
商品名:リユーザブルコーヒービーンバッグMブラウン | |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 15.5x7.0x20.3cm |
材質 | クラフト紙、EVA樹脂、磁石 |
こちらも、先ほどのバッグと同じようにPEVAという素材を内側に使っていて繰り返し使えるタイプです。
最大600gの挽いていないコーヒー豆が入ります。
袋のまま冷凍できる保存容器なら1000円で買える「アルミバッグ」がおすすめです。
表面に何のコーヒー豆が入っているか書き込めます。
内部はアルミ製なので直射日光を通さず、冷凍庫内の匂いも豆に付着しません。
そして、スタバのコーヒー豆250gが1袋丸々入ります。
スタバのコーヒー豆が入っている袋はリメイクできる
使い終わったスタバのコーヒー豆袋は、ポーチやペンケース、バッグ、マスクケースなどにリメイクできます。
豆袋やダイソーで買える「貼れる布」などを使ってリメイクできます。
リメイクのやり方は次の動画が参考になります。
スタバのコーヒー豆の歴史
アメリカにおけるスペシャルティコーヒーの始祖
最後に、スタバのコーヒー豆の歴史を簡単に紹介します。
スターバックスは、アメリカにおけるスペシャルティコーヒーの始祖とも言える存在です。
厳密には、スターバックスの前身「Peet’s Coffee & Tea(ピーツコーヒー&ティー)」がそのきっかけになっています。
この企業は、当時のアメリカに高品質なアラビカ種を調達し、スペシャルティコーヒーという概念が世界に広めるきっかけを作りました。
Peet’s Coffee & Teaとは
「Peet’s Coffee & Tea」とは、浅煎りコーヒーが主流だった当時のアメリカに、エスプレッソや深煎りなどヨーロッパのコーヒー文化を持ち込んだシアトルのロースターです。
創業者はオランダ系アメリカ人のアルフレッド・ピート。
当時、高品質なアラビカ種の多くはヨーロッパで消費され、アメリカでは主に低品質なアラビカ種が流通していました。
そんな中、ピートはヨーロッパのような質の高い豆を調達し、甘くて美味しい深煎りコーヒーの存在をアメリカに広めるきっかけを作ります。
※実際に広めたのがスターバックスです。
深煎りへの強いこだわり
ピートには「コーヒーの風味を完全に引き出すには深煎り以外にない」という強い信念がありました。
※低品質な豆は深煎りに向かず、ただ焦げるだけ。
※深煎りに耐えうる高品質の豆をダークローストにすることで最高の風味になる、という意味。
スタバの創業者の一人「ジェラルドジェリー・ボールドウィン」は、ピートにこの信念を叩き込まれました。
その後、「スターバックスロースト(フルシティロースト)」という焙煎度合いが生まれ、浅煎りが主流だったアメリカのコーヒー文化に大きなムーブメントを起こします。
アルフレッド・ピートはスタバの祖父のような存在
スタバを急成長させた、現在のCEO「ハワードシュルツ(2022年4月4日に復帰)」は、 アルフレッド・ピートを「スターバックスを精神的に支えてきた祖父のような存在」と語っています。
実際、スタバが開業した1971年から1年間は、Peet’s Coffee & Teaから質の高いアラビカ種のコーヒー豆を仕入れていました。
質の高い豆を現地で買い付け
▲2022年5月にオープンしたグアテマラ アンティグアの店舗
その後、スタバは高品質な豆の発掘に力を注ぎます。
まだ世に知られていない「隠れた名品」を顧客に提供するため、コーヒー豆の現地買い付けを行います。
中でも代表的なコーヒーが「グアテマラ アンティグア」や、インドネシアの「スマトラ」です。
グアテマラ アンティグアは、スタバが追い求めた理想のコーヒー
グァテマラ国内の他の産地に比べ、アンティグア地方の豆は深いローストに耐え、香味を発揮する特徴があります。
まさに、スターバックスが求めるコーヒーそのものが「グアテマラ アンティグア」だったのです。
ちなみに、アンティグア地方のコーヒーは「世界最高品質」と言われ、偽物が出回るほど人気です。
2011年にStarbucks Coffeeから「Starbucks」に。コーヒーへのこだわりは無くなった?
2011年にスターバックスは、フラペチーノなど「コーヒーを使わないメニュー」を拡大することを決めます。
それに伴い、ブランド名をStarbucks Coffeeから「Starbucks」に変更し「Coffee」を削除しました。
この変更によってアメリカの顧客は激怒しましたが、ブランド名の変更には次の理由があります。
- 干ばつと気温の上昇により、コーヒー豆の価格が大幅に高騰
- これによって将来、従来のような質の高いコーヒーが供給できなくなる可能性がある
- そのような未来を見据えて、フラペチーノなどコーヒー以外のメニューを拡充
- これらに伴って社名をStarbucksに変更
世界的な気候変動により、従来のような質の高いコーヒーの供給が難しくなる可能性があることを2018年にハワードシュルツ氏が示唆しています。
ロゴや社名の変更に伴って、「コーヒーへのこだわりがなくなった」とも言われますが、「こだわりたくてもこだわれない状況になる可能性があるから変更した」とも解釈できます。
ハイグレードな生豆の買い付けが難しくなっている
事実、ブランド名を変更した2011年に、コーヒー生豆の価格が大幅に高騰しました。
スターバックスの創業から間もない1975年にも生豆の価格が大幅に高騰しましたが、この時期は店舗数が少なかったため品質を維持できたのだろうと推測できます。
2000年以前までは約1,000だった店舗数も、現在は32600店舗あります。(2020年時点)
このように世界的に出店数が増加し、豆の使用量も増えたことで、従来のようなハイグレードな豆を買い付けできなくなっています。
実際、2000年代前半までは、グァテマラ屈指のクオリティと言われる「サンタカタリーナ農園」の豆をスターバックスとPeet’s Coffeeで全量買い付けていましたが、現在スタバはサンタカタリーナ農園とは取引を停止しています。
※なお、現在は堀口珈琲(LCFグループ)が同農園の豆をほぼ全量買い付けています。
2013年にコスタリカの自社農園「ハシエンダ アルサシア」が誕生
2013年には、中米コスタリカにて自社農園の「ハシエンダ アルサシア農園」が誕生しました。
しかし、ここはコーヒーを生産する場所ではなく、コーヒーの未来を守るために作られた研究施設です。
先ほどもお伝えしたように、近年の気候変動による異常気象や、コーヒーの天敵とも言える「さび病」などが原因で、コーヒーの栽培が世界的に難しくなっています。
このような課題の解決方法を模索する場所が、ハシエンダ アルサシア農園です。
具体的には、耐病性の高いコーヒー品種の開発や、小規模農家が効率よく栽培できる品種の開発などの研究に取り組んでいます。
ここで得られた研究の成果を世界中のコーヒー生産者に無償で公開しており、コーヒーの未来を守ることに貢献しています。
2025年までに1億本のコーヒーノキを提供
スターバックスは、独自の基準を満たしたコーヒー農家に特別報酬を上乗せして支払うなど、契約農園に対してコーヒー生産をはじめ、様々なサポートを行っています。
また、さび病などの影響でコーヒー生産量が低下している国に対して、2025年までに1億本のコーヒーノキを提供すると発表しています。
この取り組みを「Starbucks One Tree for Every Bag」といい、実際に2016年までに2,500万本以上の木が寄付されています。
その後1年間で1,000万本の樹木を寄付するとし、取り組み開始から10年後の2025年までに1億本のコーヒーノキを寄付する見通しです。
この取り組みによって6,200以上の農家が新しいコーヒーの木を受け取ることができ、2,500ヘクタール以上の農地が再生される見通しです。
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僕が実際に飲んだ1,000種類以上から、本当に美味しかったコーヒー豆をおすすめしています。
総額100万円以上を使っている自腹レビューです。100g 700円前後のコーヒー豆を中心に紹介しています。
詳しくは「【2023年版】通販で買える美味しいコーヒー豆ランキング77選!おすすめ種類から選び方まで紹介」をどうぞ。
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【2023年版】通販で買える美味しいコーヒー豆ランキング77選!おすすめ種類から選び方まで紹介
また、コーヒー豆が安く買える「コーヒー豆の定期便(サブスク)ランキング」もまとめました。
サブスクは「縛り」があったりして、正直ぼったくりみたいな豆もありますが、ちゃんとお店を選べばかなりお得です。
まともな豆で初回限定50%OFF(縛りナシ)という良心的なお試しセットもあるので、詳しくレビューしています。
ちょっとでも安くコーヒー豆を買いたい人におすすめの内容です。